JPH0734780B2 - 単一種食品の選別展示方法、並びに、単一種食品の供給ラック - Google Patents

単一種食品の選別展示方法、並びに、単一種食品の供給ラック

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JPH0734780B2
JPH0734780B2 JP61238552A JP23855286A JPH0734780B2 JP H0734780 B2 JPH0734780 B2 JP H0734780B2 JP 61238552 A JP61238552 A JP 61238552A JP 23855286 A JP23855286 A JP 23855286A JP H0734780 B2 JPH0734780 B2 JP H0734780B2
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達司 上島
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上島珈琲株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コーヒー等のように味覚が種々に異なる単一
種食品を展示して販売するために用いる単一種食品の選
別展示方法、並びに、単一種食品の供給ラックに関す
る。
〔従来の技術〕
食品は一般に缶や袋や瓶などの容器に収納された状態で
商品化され、販売展示されるが、該食品がコーヒー等で
ある場合には、単一種であっても味覚が種々に異なるの
で、前記容器には食品の味覚毎に視認識別可能なラベル
が装着されており、かつその味覚表示も何等かの形で行
われているのが普通である。そして、消費者はそのラベ
ルや表示に基づいて自分の好みの味覚を有する食品を選
択購入することにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、かかる食品が多種にわたって多数展示されて
いるスーバーマーケット等においては、前記ラベルや表
示だけで消費者が多数の食品の中から自分の好みの味覚
を有する食品を選択するのは面倒であるという問題があ
った。
そこで、スーパーマーケット等においては、同一または
類似の味覚を有する食品を可能な限り相隣る状態として
展示するとといった対策を講じてはいるが、かかる対策
だけでは上述の如き問題の充分な解決手段とは成り得な
かった。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、上
述の如き問題の充分な解決手段となり得る単一種食品の
選別展示方法、並びに、単一種食品の供給ラックを提供
することを特徴とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために講じた本第1発明の技術手段
は、種々に異なる複数の味覚要素を有した単一種食品の
選別展示方法において、下記[イ]〜[ハ]に記載の構
成を備えたことである。
[イ]味覚要素の定性的特徴によって展示箇所を複数群
に分けると共に、その各群を視認により相互に識別可能
な表現で区別する。
[ロ]前記区分された各群に含まれる食品の展示箇所
を、各味覚要素毎の定量的な味覚度数によって複数組に
分ける。
[ハ]前記各組を各味覚要素毎の要素の度数大小が視認
識別可能な表示板で区別展示する。
また、本第2発明の単一種食品の供給ラックにおいて
は、下記[イ]及び[ロ]に記載の構成を備えたことで
ある。
[イ]単一種食品を複数群に区分して展示可能な複数の
棚状の展示スペースを備えている。
[ロ]前記展示スペースには、各スペース毎に味覚要素
の定性的特徴を視認により相互に識別可能な表現で区別
する表示手段を備えている。
[ハ]前記区分された各展示スペースには、各味覚要素
毎の定量的な味覚度数の大小が視認識別可能な表示板を
設けてある。
〔作用〕
上記の本発明方法または本発明装置によって単一種食品
が展示されている場合には、消費者は、そのままでは識
別困難な多数の単一種食品の中から、味覚要素の好みに
よって、すなわち味覚要素の定性的特徴を知ってまず第
1の選択を行うことができ、さらに、その味覚要素の程
度、すなわち味覚度数の大小によって第2の選択を行う
ことができる。
〔発明の効果〕
従って、本発明方法または本発明装置によれば、コーヒ
ーのように種々に異なる微妙な味覚を有していて、多量
の商品の中から選択すること自体が困難な単一種食品
を、前記味覚要素の定性的特徴と味覚要素の度数を知る
ことで、消費者各自の好みに応じて比較的正確に、かつ
容易に選択し易いという利点がある。
また、販売者側でも、単一種食品が細かく区分けされて
いる状態で販売状況の推移を見ることができるので、在
庫管理や仕入れ状況の把握を行い易い点でも有利であ
る。
〔実施例〕
以下、本発明についてコーヒー販売の場合を例にとって
説明する。
第1図は本発明による食品(コーヒー)展示状態を示す
ものである。図に示すように、複数段を有する販売展示
棚(1)には味覚が種々に異なるコーヒー(2)…が陳列展示
されている。そして、前記販売展示棚(1)の前面には、
コーヒーの味覚要素(具体例を挙げれば、「ハイグレー
ドで上品な口あたりのタイプ」、「マイルドな口あたり
のタイプ」「まろやかな苦味と豊かなコクのタイプ」、
「上品な酸味のきいたタイプ」等、大小の区別ができな
い味覚要素)及び味覚度数(具体例を挙げれば、「苦
味」、「酸味」等、大小の区別ができる味覚度数)が表
現された表示板(3)(第2図参照)が取り付けられてい
る。
前記表示板(3)は、その表示面の地(3a)が前記味覚要素
毎に色彩によって色分けされ、もって味覚要素によった
分けられた複数群の各群が視認識別可能に区別されてい
る。
例えば、前記具体例に準じて説明すれば、「ハイグレー
ドで上品な口あたりのタイプ」をレッドとし、「マイル
ドな口あたりのタイプ」をグリーンとし、「まろやかな
苦味と豊かなコクのタイプ」をブラウンとし、「上品な
酸味のきいたタイプ」をイエローとすることによって色
彩による色分けが行われて区別されている。尚、前記色
分けの基本表示(基本的な説明)は、第1図に示すよう
に販売展示棚(1)の上方の目につき易い部分に掲げられ
た基本表示板(4)の表示面に図示されている。更に、前
記表示板(3)の表示面の中央には味覚分析シール(3b)が
貼布されており、該味覚分析シール(3b)には前記味覚度
数の大小が棒グラフによって表示され、もって味覚度数
の大小によって分けられた複数組の各組が視認識別可能
に区別されている。また、前記表示板(3)の表示面の側
部には販売店のプライスシール(3c)も貼布されている。
そして、夫々の表示板(3)が取り付けられた展示棚(1)に
は、該表示板(3)によって表示された味覚を有するコー
ヒー(2)が陳列されている。尚、同一または類似の味覚
を有するコーヒー(2)が可能な限り相隣状態となるよう
に、前記表示板(3)は展示棚に取り付けられている。
かくしてコーヒー(2)が展示されている場合には、消費
者は、多数のコーヒー(2)の中から味覚要素を示す前記
表示板(3)の表示面の地(3a)の色彩に基づいて第1の選
択を行った上で、味覚度数の大小を示す前記味覚分析シ
ール(3b)の棒グラフに基づいて第2の選択を行うことに
より、きめの細かい選択を容易に行えるようになる。
〔別実施例〕
[1]上述の実施例においては、コーヒー(2)を味覚要
素によって分けた複数群の各群を、表示板(3)の表示面
の地(3a)の色彩によって視認識別可能に区別するものと
したが、前記各群を、表示板(3)の表示面の地(3a)の色
彩以外の色(具体的には、明度または彩度)によって視
認識別可能に区別してもよく、また前記の各群を、表示
板(3)の形態(具体的には、大きさや表面凹凸等)によ
って視認識別可能に区別してもよい。
[2]上述の実施例においては、前記各群のコーヒー
(2)を味覚度数の大小によって更に分けた複数組の各組
を、味覚分析シール(3b)に表示された棒グラフによって
視認識別可能に区別することとしたが、前記各組を、味
覚分析シール(3b)に棒グラフ以外のグラフ(例えば、円
グラフや帯グラフ等)を表示することによって視認識別
可能に区別してもよく、また前記各組を、味覚分析シー
ル(3b)に数値やレーダーチャートやマッププロット(分
布図)等を表示することによって視認識別可能に区別し
てもよい。
更には、前記各組を、味覚分析シール(3b)の順次的な色
(例えば、明度や彩度)による色分けによって視認識別
可能に区別してもよい。尚、順次的な色によって色分け
する場合において、複数種の味覚度数を表現したいとき
には、前記色分けを複数回行う必要が生じるのはいうま
でもない。
[3]上述の実施例においては、食品がコーヒー以外の
食品(例えば、日本茶や紅茶や酒類等)であっても本発
明が適用できるのはいうまでもない。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明にかかる単一種食品の選別展示方法、並び
に、単一種食品の供給ラックの実施例を示し、第1図は
その実施状態を示す斜視図、第2図は表示板を示す斜視
図である。 (1)……供給ラック、(2)……コーヒー、(3)……表示
板、(4)……基本表示板。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種々に異なる複数の味覚要素を有した単一
    種食品の選別展示方法であって、下記[イ]〜[ハ]に
    記載の構成を備えていることを特徴とする単一種食品の
    選別展示方法。 [イ]味覚要素の定性的特徴によって展示箇所を複数群
    に分けると共に、その各群を視認により相互に識別可能
    な表現で区別する。 [ロ]前記区分された各群に含まれる食品の展示箇所
    を、各味覚要素毎の定量的な味覚度数によって複数組に
    分ける。 [ハ]前記各組を各味覚要素毎の要素の度数大小が視認
    識別可能な表示板で区別展示する。
  2. 【請求項2】前記単一種食品がコーヒーである特許請求
    の範囲第1項に記載の単一種食品の選別展示方法。
  3. 【請求項3】前記複数群の各群を相互に区別する視認識
    別可能な表現は、色による区別表現である特許請求の範
    囲第1項に記載の単一種食品の選別展示方法。
  4. 【請求項4】前記複数群の各群を相互に区別する視認識
    別可能な表現は、形態による区別表現である特許請求の
    範囲第1項に記載の単一種食品の選別展示方法。
  5. 【請求項5】前記複数群の各群を相互に区別する視認識
    別可能な表現は、文字による区別表現である特許請求の
    範囲第1項に記載の単一種食品の選別展示方法。
  6. 【請求項6】前記複数群の各群を相互に区別する視認識
    別可能な表現は、モチーフによる区別表現である特許請
    求の範囲第1項に記載の単一種食品の選別展示方法。
  7. 【請求項7】前記複数組の各組の度数大小を区別する視
    認識別可能な表示板の表現は、グラフによる区別表現で
    ある特許請求の範囲第1項に記載の単一種食品の選別展
    示方法。
  8. 【請求項8】前記複数組の各組の度数大小を区別する視
    認識別可能な表示板の表現は、数値による区別表現であ
    る特許請求の範囲第1項に記載の単一種食品の選別展示
    方法。
  9. 【請求項9】前記複数組の各組の度数大小を区別する視
    認識別可能な表示板の表現は、レーダーチャートによる
    区別表現である特許請求の範囲第1項に記載の単一種食
    品の選別展示方法。
  10. 【請求項10】前記複数組の各組の度数大小を区別する
    視認識別可能な表示板の表現は、マッププロットによる
    区別表現である特許請求の範囲第1項に記載の単一種食
    品の選別展示方法。
  11. 【請求項11】前記複数組の各組の度数大小を区別する
    視認識別可能な表示板の表現は、順次的な色による区別
    表現である特許請求の範囲第1項に記載の単一種食品の
    選別展示方法。
  12. 【請求項12】種々に異なる複数の味覚要素を有した単
    一種食品の供給ラックであって、下記[イ]〜[ハ]に
    記載の構成を備えていることを特徴とする単一種食品の
    供給ラック。 [イ]単一種食品を複数群に区分して展示可能な複数の
    棚状の展示スペースを備えている。 [ロ]前記展示スペースには、各スペース毎に味覚要素
    の定性的特徴を視認により相互に識別可能な表現で区別
    する表示手段を備えている。 [ハ]前記区分された各展示スペースには、各味覚要素
    毎の定量的な味覚度数の大小が視認識別可能な表示板を
    設けてある。
  13. 【請求項13】前記単一種食品がコーヒーである特許請
    求の範囲第12項に記載の単一種食品の供給ラック。
  14. 【請求項14】前記複数群の各群を相互に視認識別可能
    な表現で区別する表示手段は、色による区別表示である
    特許請求の範囲第12項に記載の単一種食品の供給ラッ
    ク。
  15. 【請求項15】前記味覚度数の大小を区別する視認識別
    可能な表示板には、グラフによる区別表現が表示されて
    いる特許請求の範囲第12項に記載の単一種食品の供給ラ
    ック。
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