JPS6016941Y2 - 衣服の着用時期表示用ラベル - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は衣服の好ましい着用時期が一目で判別し得る表
示ラベルに関するものである。

即ち、本考案は円盤状の基紙の中央部に着用時期を明示
する着用季節表示部を設け、その外周に該着用季節表示
部を囲繞するように角度表示部を設けて該角度表示部に
好適な着用期間を線状に表示するように構成され、例え
ば商品に直接貼着したり、包装袋等に貼着するラベルと
して、或にはタグの形状にして商品に吊下げて取付は使
用することで、購買者には商品選択に便宜が得られ、ま
た販売者或いは流通段階において商品管理等に大きな便
益をもたらすことが可能である。

以下に本考案を実施例により図面と共に説明する。

図において１は円盤状をなした基紙であり、該基紙１の
表面に大小二個の円を描いて、小さい円の内部を着用季
節表示部２とし、該小さい円を除いた大きい内部を１２
分割して角度表示部３とし、さらにこれらの角度表示部
３の外側に１２分割の各区画に対応させて１月から１２
月に至る月産を表示しである。

そして、着用季節表示部２に図面に示すように着用に適
した季節を文字で明確に表示する。

一方、角度表示部３には着用季節表示部２の表示に対応
する月産の区画については肉太の曲線でもって所望色に
着色４を施こして表示する。

この着色４は例えば四季によって互いに色調を変えるこ
とで視覚的に一段と判別し易く、かつ明確にすることが
できる。

さらに全シーズン着用できるものでは前記四季の色調と
は別の色を使用するようにする。

即ち、春用はＡ色、夏用はＢ色、私用は０色、冬用はＤ
色、そして全シーズン用はＥ色を用いるといったように
色分けして表示することが望ましい。

なおラベルとして使用する場合は、ラベルの基紙１裏面
に接着剤を塗布し離型紙に貼着しておけば使用時にラベ
ルを離型紙より剥して包装袋、紙箱等に貼着するのみで
表示が可能となる。

次に本考案のラベルの使用例を説明する。

第２図に示したものは商品Ｇ（シャツ）が透明な包装袋
Ｆに収容されており、包装袋Ｆの表面左下隅にラベラＬ
を貼着しである。

また第３図に示したものは商品Ｇを収容した紙箱にの表
面適宜個所にラベルＬを貼着しである。

これら第２図並びに第３図に示すものはラベルＬの表示
によって商品Ｇを一々取出すことなしに着用時期を明確
に知ることができる。

さらに、第４図に示したものは本考案のラベルを吊下げ
タッグＴとして商品Ｇ（セータ）に直接取付けた使用例
である。

商品が豊富で殆んどオールシーズン使用されるものもあ
るセータ類等に使用すれば商品選択に大きな便宜となり
得るものである。

以上述べたように、本考案の衣服の着用時期表示ラベル
は第１図に例示したもののように、結局のところ、精々
へ種類程度準備すればすべての着用好適時期を十分に表
示することができて、購買者には商品選択が着用時期を
誤まることなく適確になし得るのは勿論のこと、購入し
た後にもこのラベルを活用して着用時期を間違えること
なく着用することができる。

また、販売者や流通段階の商品管理や在庫管理、さらに
は製造過程の生産管理にも有効に活用することができる
といったように多用性をも有するものである。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の実施例に係わるもので第１図はラベルの平
面図、第２図乃至第４図は使用例を示す斜視図である。 １・・・・・・基紙、２・・・・・・着用季節表示部、
３・・・・・・月産表示部、４・・・・・・着色、Ｌ・
・・・・・ラベル。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 円盤状をなす基紙の中央部に着用季節表示部を設けると
   共に該着用季節表示部の周りに角度表示部を設け、該角
   度表示部には着用季節表示部の表示に対応させて着色等
   による表示をなすようにしたことを特徴とする衣服の着
   用時期表示用ラベル。