JP3069611B2 - ディジタル信号のサブバンド符号化を使用するディジタル伝送システム - Google Patents

ディジタル信号のサブバンド符号化を使用するディジタル伝送システム

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JP3069611B2
JP3069611B2 JP2143303A JP14330390A JP3069611B2 JP 3069611 B2 JP3069611 B2 JP 3069611B2 JP 2143303 A JP2143303 A JP 2143303A JP 14330390 A JP14330390 A JP 14330390A JP 3069611 B2 JP3069611 B2 JP 3069611B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は送風機と受信機を有するディジタル伝送シス
テムに関し、ディジタル音声信号のように所与のサンプ
リング速度Fsを有するディジタル信号のサブバンド符号
化(subband coding)のために送信機はコーダーを含み
かつ受信機はデコーダーを含み、コーダーはサンプリン
グ速度を低減したいくつかのMサブバンド信号を発生す
るようディジタル信号に感応し、コーダーはディジタル
信号帯域を周波数とともに増大する帯域数m(1≦m≦
M)の連続サブバンドに分割し、デコーダーはディジタ
ル信号の複製を構成するようM個のサブバンド信号に感
応し、このデコーダーはサンプリング速度を増大させる
とともにサブバンドを併合(merge)しディジタル信号
帯域とするディジタル伝送システムに関する。
本発明はまた伝送システムに使用する送信機と受信
機、送信機に使用するコーダー、受信機に使用するデコ
ーダー、コーダーに使用する分析フィルタ(analysis f
ilter)、デコーダーに使用する合成フィルタ(synthes
is filter)、及びこの送信機と受信機を備えるディジ
タル音声信号記録装置あるいはディジタル音声信号再生
装置にも関連している。
(背景技術) サブバンド符号化システムはエム・イー・クラスナー
(M.E.Krasner)の論文、「可聴システムの知覚的要求
に基づくスピーチ信号の臨界帯域コーダー・ディジタル
符号化(The critical BandCoder−Diginal encoding o
f speech signals basedon the perceptual requiremen
ts of tha auditorysystem)」、Proc.IEEEICASSP80、
第1巻、頁327−311、1980.4.9−11から既知である。こ
の既知のシステムにおいて、多数のサブバンドのスピー
チ信号の細分(subdivision)が使用され、それらの帯
域幅は各周波数範囲の人間可聴システム(human audito
ry system)の臨界帯域の帯域幅にほぼ対応している
(クラスナーの論文の第2図と比較せよ)。この細分は
音響心理学的実験(psycho acoustic experiments)に
基づいて、量子化が人間可聴システムの雑音マスキング
曲線を考慮する場合に(この曲線は臨界帯域の中央の単
一トーンにより臨界帯域の雑音をマスクするしきい値を
示しており、クラスナーの論文の第3図と比較された
い)そのようなサブバンドで量子化雑音がこのサブバン
ド内の信号によって最適にマスクされることが期待でき
るという理由で選ばれている。
(発明の開示) 本発明の目的は、以下のようなディジタル伝送システ
ムを提供することである。すなわち、伝送媒体を介して
送信機と受信機の間で伝送される情報を全てほぼ同じ帯
域幅を有するサブバンドに分割し、かつ受信機側で再構
成された信号で折り返し歪(aliasing)のために実際に
は歪が起こらないように構成され、しかもここで使用さ
れるコーダーとデコーダーが計算時間と必要な回路の複
雑性とに関して非常に効率的なディジタル伝送システム
を提供することである。
本発明によるディジタル伝送システムは、 送信機と受信機とを有するディジタル伝送システムで
あって、ディジタル音声信号のような所与のサンプリン
グ速度Fsを有するディジタル信号のサブハンド符号化の
ために前記送信機はコーダーを含みかつ前記受信機はデ
コーダーを含み、前記コーダーは、前記ディジタル信号
に応じてサンプリング速度を低減したM個のサブバンド
信号を発生し、前記コーダーは、当該ディジタル信号帯
域を周波数とともに増大する帯域番号m(1≦m≦M)
の連続サブバンドに分割し、前記デコーダーは、前記M
個のサブバンド信号に応じて前記ディジタル信号の再生
信号を構成し、前記デコーダーは、サンプリング速度を
増大させてそれらサブバンドを併合して当該ディジタル
信号帯域とするディジタル伝送システムであって、 前記コーダーは、分析フィルタ手段と1の信号処理ユ
ニットとを有し、前記分析フィルタ手段は、少なくとも
1つの入力を有し、各々が1つの入力と2つの出力を有
するM個の分析フィルタを有し、前記M個の分析フィル
タの2M個の出力は、サンプリング速度Fs/Mを持つ2M個の
出力信号を供給するよう前記分析フィルタ手段の2M個の
出力に結合されており、各分析フィルタは、その入力に
供給された信号に2つの異なるフィルタリングを施し、
かつ当該2つの出力のうちの対応する1つにその入力信
号の当該2つの異なるフィルタリングをされたバージョ
ンの各々を供給するように適応されており、当該2M個の
フィルタ出力の各々1つは、信号処理ユニットの2M個の
入力のうちの対応する1つに結合され、前記処理ユニッ
トは、前記M個のサブバンド信号を供給するべく前記コ
ーダーのM個の出力に結合されたM個の出力を有し、前
記信号処理ユニットは、M個の出力の各々に出力信号を
供給するように適応され、その2M個の入力に印加された
少なくともいくつかの入力信号の結合を当該出力信号と
し、前記デコーダーは、他の信号処理ユニット合成フィ
ルタ手段とを有し、前記他の信号処理ユニットは、前記
M個のサブバンド信号を受信するM個の入力と2M個の出
力とを有し、前記合成フィルタ手段は、2つの入力と前
記デコーダーの出力に結合された1つの出力を各々が有
するM個の合成フィルタを有し、前記他の信号処理ユニ
ットは、その2M個の出力の各々に出力信号を発生するよ
う適応され、そのM個の入力に供給された少なくともい
くつかの入力信号の結合を当該出力信号とし、前記他の
信号処理ユニットの出力の各ペアーは、前記M個の合成
フィルタの対応する1つのものの2個の入力のペアーに
結合され、各合成フィルタは、1つの出力を有し、各合
成フィルタは、当該2つの入力に供給された2つの信号
に異なるフィルタリングを施しかつその出力にその2つ
のフィルタリングをされた信号の結合を供給するよう適
応され、前記合成フィルタの各出力は、サンプリング速
度Fsを有する前記ディジタル信号の再生信号を供給する
ために前記合成フィルタ手段の出力に結合可能であり、
前記コーダーは、当該ディジタル信号帯域をほぼ等しい
帯域幅を有する連続サブバンドに分割するよう適応され
る、ディジタル伝送システムにおいて、 前記分析フィルタ及び合成フィルタの各々の係数は、
当該サブバンドの帯域幅の半分に略等しい帯域幅を持つ
低域通過フィルタ特性を有する標準フィルタの係数から
導かれ、 前記分析フィルタ及び合成フィルタの係数は、奇数個
の係数を有する標準フィルタから導かれ、 Mは、偶数であり、 前記標準フィルタの係数の数を前記分析及び合成フィ
ルタの各々の乗算係数の数に等しくするために、前記標
準フィルタの係数の配列に1つ以上のゼロを追加する、 ことを特徴としている。
本発明による手段は、計算が送信機の分析フィルタの
前に第1ユニットの形をしたサンプル速度低減器(samp
le rate decreaser)を配列すること及び受信機の合成
フィルタの後に第2ユニットの形をしたサンプル速度増
加器(sample rate increaser)を配列することにより
大いに簡単化でき、従って計算は低いサンプリング速度
で信号に適用されるという認識に基づいている。
さらに、分析フィルタ及び合成フィルタの係数を、奇
数個の係数を有する標準フィルタから得ることは、当該
処理ユニット(及び他の処理ユニット)の係数における
良好な対称性があるという点で、当該処理ユニット(及
び他の処理ユニット)における計算を著しく減らすこと
になる。
エム・ジー・ベランジャー(M.G.Bellanger)等の刊
行物は、「多相回路網によるディジタルフィルタリン
グ:サンプル速度変更とフィルタバンクへの適用(Digi
tal filtering by polyphase network:application to
sample−rate alteration and filter banks)」、IEEE
Trans.on ASSP、第24巻、第2号、1976年4月、頁109
−114は、多数のフィルタによりディジタル信号が多数
のサブバンドに分割され、上記のフィルタがサンプル速
度低減器により先行されているシステムを開示している
ことに注意すべきである。このような構成は、これらの
フィルタにおける信号処理が減少したサンプリング速度
を有する信号に適用できることでフィルタ中の計算を簡
単化している。
しかしこの既知のシステムの送信機は、実質的に等し
い帯域幅のサブバンドを発生せず、すなわちこれは、当
該既知のシステムの最低サブバンドは別の帯域幅の半分
の帯域幅を有していることから言える。さらに、この既
知のシステムのフィルタ及び処理ユニットは、フィルタ
が既知のシステムのように1つではなくそれらの入力に
供給された信号に2つの異なるフィルタリングを適用し
ていることで本発明によるシステムのフィルタ及び処理
ユニットとは異なっている。このことは本発明によるフ
ィルタと処理ユニットの間の情報転送の内容を既知のシ
ステムのものの2倍にしている。フィルタのフィルタ係
数の適当な選択ならびに送信機側と受信機側で処理ユニ
ットの適当な構成を選択することにより、これは折り返
し歪(アライアシング)による任意の歪が実際に無くな
る受信機側の再構成信号を実現することを可能にしてい
る。これとは反対に、たとえフィルタと処理ユニットを
最適な構成にしても、既知のシステムの再構成信号は常
に折り返し歪を受ける。
さらに、特開昭61−177015号公報には、分析フィルタ
手段及び信号処理ユニットを有するコーダと、他の信号
処理ユニット及び合成フィルタを有するデコーダとが開
示されていることも注記すべきである。この既知のコー
ダ及びデコーダは、請求項に記載したコーダー及びデコ
ーダとは異なる。何となれば、かかる既知のものにおい
ては、Mが偶数でかつ標準フィルタにおける係数の数が
奇数である場合に分析フィルタ又は合成フィルタの乗算
値をどのように得るかという点に関する情報が全く与え
られていないからである。
分析フィルタと合成フィルタの種々の実施例が可能で
ある。
1つの実施例において、送信機側のシステムは、各分
析フィルタは、等しい遅延(T)を有する遅延セクショ
ンの直列配列を有し、このフィルタの入力は、第1遅延
セクションの入力に結合され、前記直列配列の少なくと
もいくつかの奇数番目の遅延セクションの出力は、第1
信号結合ユニットの対応する入力に結合され、前記直列
配列の少なくともいくつかの偶数番目の遅延セクション
の出力は、第2信号結合ユニットの対応する入力に結合
され、前記第1及び第2信号結合ユニットの出力は、当
該フィルタの第1及び第2出力にそれぞれ結合されるこ
とを特徴としている。
奇数番目の遅延セクションの出力は、前記第1信号結
合ユニットの入力にのみ結合され、偶数番目の遅延セク
ションの出力は、前記第2信号結合ユニットの入力に結
合されることが好ましい。
別の1実施例において、このシステムは、各分析フィ
ルタは、等しい遅延(2T)を有する遅延セクションの2
つの直列配列を有し、このフィルタの入力は、各直列配
列における第1遅延セクション及び少なくともいくつか
の別の遅延セクションの入力に結合され、前記2つの直
列配列の出力は、それぞれ当該フィルタの第1及び第2
出力に結合され、前記直列配列における前記遅延セクシ
ョンの遅延の半分に等しい遅延(T)を有する別の遅延
セクションは、当該フィルタの入力から前記第2出力へ
の信号通路に結合され、前記別の遅延セクションは、当
該フィルタの入力から前記第1出力への信号通路に含ま
れていない、ことを特徴としている。
受信機側において、このシステムは、各合成フィルタ
は、等しい遅延(2T)を有する遅延セクションの2つの
直列配列を有し、このフィルタの第1及び第2入力は、
それぞれ当該第1及び第2直列配列の第1遅延セクショ
ンの入力に結合され、前記第1直列配列の少なくともい
くつかの遅延セクションの出力は、信号結合ユニットの
対応する入力に結合され、前記第2直列配列の少なくと
もいくつかの遅延セクションの出力は、信号結合ユニッ
トの対応する入力に結合され、当該信号結合ユニットの
出力は、当該フィルタ出力に結合され、前記直列配列の
遅延セクションの遅延の半分に等しい遅延(T)を有す
る別の遅延セクションは、当該フィルタの前記第2入力
から当該フィルタの出力への信号通路に結合され、この
別の遅延セクションは、当該フィルタの第1入力から当
該フィルタの出力への信号通路には含まれていないこと
を特徴としている。
別の1実施例において、このシステムは、各合成フィ
ルタは、等しい遅延(T)を有する遅延セクションの直
列配列を有し、当該フィルタの第1入力は、当該直列配
列の少なくともいくつかの奇数番目の遅延セクションの
入力に結合され、当該フィルタの第2入力は、当該直列
配列の少なくともいくつかの偶数番目の遅延セクション
の入力に結合され、最後の遅延セクションの出力は、当
該フィルタの出力に結合されていることを特徴としてい
る。
当該第1のフィルタ入力は、奇数番目の遅延セクショ
ンの入力にのみ結合され、当該第2のフィルタ入力は、
偶数番目の遅延セクションの入力にのみ結合されている
ことが好ましい。
送信機の信号処理ユニットと受信機の別の処理ユニッ
トの種々の実施例もまた可能である。
1つの実施例において、前記信号処理ユニットは、M
個の信号結合ユニットを有し、その各々は、当該信号処
理ユニットのM個の出力の対応する1つに結合された出
力を有し、 各信号処理ユニットに対して、当該処理ユニットの2M
個の入力の少なくともいくつかの入力は、対応する乗算
ユニットを介してその信号結合ユニットの対応する入力
に結合されていることを特徴としている。
受信機側の対応する別の信号処理ユニットは、前記他
の信号処理ユニットは、2M個の信号結合ユニットを有
し、その各々は、当該処理ユニットの2M個の出力の対応
する1つに結合された出力を有し、 各信号結合ユニットに対して、当該処理ユニットのM
個の入力の少なくともいくつかの入力は、対応する乗算
ユニットを介してその信号結合ユニットの対応する入力
に結合されている。
送信機側において、このシステムは、各分析フィルタ
の2つの出力は、対応する信号増幅ユニットを介して当
該信号処理ユニットのそれらの対応する入力にそれぞれ
結合され、双方の増幅ユニットは、同じ複素値(comple
x value)によりそれらの入力に供給された信号を増幅
するよう適応されていることを特徴としている。
前記複素値は、異なる分析フィルタに結合された増幅
ユニットに対して異なっていることが好ましい。
その上、当該処理ユニットの各出力は、信号増幅ユニ
ットと実値決定器(value determinator)との直列配列
を介して前記コーダーの対応する出力に結合され、前記
信号増幅ユニットは、複素値によってその入力に供給さ
れた信号を増幅するよう適応されている。
受信機側において、このシステムは、前記他の信号処
理ユニットの出力の各ペアーの2つの出力は、対応する
信号増幅ユニットを介して合成フィルタのそれらの対応
する入力にそれぞれ結合され、双方の増幅ユニットは、
同じ複素値によりそれらの入力に供給された信号を増幅
するよう適応されることを特徴としている。
前記複素値は、異なる合成フィルタに結合された増幅
ユニットに対して異なっていることが好ましい。
その上、前記コーダーのM個の入力は、信号増幅ユニ
ットを介して前記他の処理ユニットのM個の入力のうち
それらの対応する1つに結合され、当該信号増幅ユニッ
トは、別の複素値によりその入力に供給された信号を増
幅するよう適応されている。
以下、添付図面を参照していくつかの実施例とともに
本発明をさらに詳しく説明する。
(実施例) 第1図は、ディジタル伝送システムのブロック線図を
示している。このシステムは、所与のサンプリング速度
Fsを有するディジタル入力信号INを受信する第1ユニッ
ト3の入力2に連結された入力端子1を有している。第
1ユニットは4.1から4.MのM個の出力を有し、そこでは
出力信号U1からUMが利用可能である。第1ユニット3
は、その入力2に印加された入力信号INに因数Mだけサ
ンプル速度を減少するよう適応されている。第1ユニッ
ト3の機能は第2図を参照して後で説明されよう。M個
の分析フィルタ6.1から6.Mが存在し、各分析フィルタm
は1からMまで動く第1ユニット3.mのM個の出力の対
応する1つ(4.m)に連結された入力5.mを有している。
各分析フィルタ6.mは2つの出力7.maと7.mbを有してい
る。各分析フィルタ(6.m)はその入力(5.m)に印加さ
れた信号(Um)に2つの異なるフィルタリングを適用
し、かつその入力信号(Um)の2つの異なるフィルタさ
れたものの各々を2つの出力(7.maと7.mb)の対応する
ものに供給するよう適応されている。分析フィルタの構
造と機能は第3図,第4図,第10図を参照して後で説明
されよう。2M個のフィルタ出力7.1a,7.1b,7.2a,7.2b,
…,7.ma,7.mb,…,7Ma,7Mbの各々1つは信号処理ユニッ
ト9の2M個の入力8.1,8.2,…,8M,8M+1,…,8.2Mの対応
する1つに連結されている。処理ユニット9はそのM個
の各出力に異なる出力信号を供給するよう適応されてお
り、出力信号はその2M個の入力に印加された少なくとも
いくつかの入力信号の結合である。
信号処理ユニット9の構造と機能は第7図と第8図を
参照して後で説明されよう。信号処理ユニット9は、M
個のサブバンド信号S1からSMをそのM個の出力に供給
し、各サブバンドSmは、処理ユニット9のM個の出力の
対応する1つ(10.m)で利用可能である。
入力1に印加されてかつサンプリング速度Fsを有する
入力信号INはFs/2に等しい帯域幅を占有する。因数Mに
よる信号帯域幅の分割は、サブバンドB1からBMの帯域幅
が全てFs/2に等しく(第10c図を見よ)、第1図のS1
サブバンドB1に存在する信号のダウンサンプルされたも
のであり、S2はサブバンドB2に存在する信号のダウンサ
ンプルされたものに等しい等々であることを意味してい
る。
必要なら、M個のサブバンド信号には、例えば(示さ
れていない)付加量子化装置(quantizer)でさらなる
処理を施すことができ、この装置における(適応)量子
化はビット速度の著しい低減を実現するためにこれらの
信号に適用できる。例えばそのような量子化装置の実例
は公開欧州特許出願第289,080号(特願昭第63−102,877
号)に見いだすことができる。
上述の信号処理は送信システムの送信機側で遂行され
る。このようにシステム中の送信機は参照記号3,6.1か
ら6.M及び9を持つ素子と、もし存在するなら量子化装
置とを少なくとも含んでいる。
送信機で発生された信号は第1図の参照記号11により
示された伝送媒体を介して受信機に供給される。これは
受信機側で可能なエラー訂正を行うために、必要な信号
の別のチャネル符号化を適用しよう。伝送媒体11を介す
る伝送は例えば無線放送チャネルのような無線伝送の形
であり得る。しかし、別の媒体もまた可能である。光フ
ァイバあるいは光ディスクを介する光伝送、あるいは磁
気記録担体を介する伝送も想定できる。
M個のサブバンドに存在する情報は第1図に示された
ように伝送媒体を介して並列に伝送でき、あるいは直列
に伝送できる。その場合に、時間圧縮技術として並列デ
ータストリームを直列データストリームに変換すること
が送信機側に必要であり、そして直列データストリーム
を並列データストリームに変換する時間伸張技術が受信
機側で必要とされ、従って、M個のサブバンド信号S1
らSMは別の処理ユニット13のM個の入力12.1から12.Mの
各々1つに印加できる。処理ユニット13は、2M個の出力
14.1ないし14.2Mを有する。別の信号処理ユニット13は
その2M個の出力の各々に1つの出力信号を発生するよう
適応され、出力信号はそのM個の入力に印加された少な
くともいくつかの入力信号の結合である。
別の信号処理ユニット13の構造と機能は第7図と第9
図を参照して後で説明されよう。別の処理ユニット13の
14.1と14.2のような出力のペアーはM個の合成フィルタ
16.1から16.Mの対応するものの1つの15.1aと15.1bのよ
うな入力のペアーに連結される。各合成フィルタ16.mは
1つの出力17.mを有している。合成フィルタは2つの入
力に印加された2つの信号に異なるフィルタリングを適
用し、かつそれらの出力に2つのフィルタリングされた
信号の結合を供給するよう適用される。合成フィルタの
構造と機能は第5図,第6図及び第10図を参照して後で
説明されよう。各合成フィルタ(16.m)の出力(17.m)
は第2ユニット19のM個の入力18.1から18.Mの対応する
1つ(18.m)に連結される。第2ユニットの出力20は伝
送システムの出力端子21に連結される。第2ユニット19
の機能は第2図を参照して後で説明されよう。
システム中の受信機は少なくとも参照記号13,16.1か
ら16.M及び19を参照する素子を含んでいる。
もしサブバンド信号が送信機側で量子化されるなら、
対応する逆量子化装置(dequantizer)が受信機で必要
であろう。そのような逆量子化装置は別の信号処理ユニ
ット13の前に連結すべきである。そのような逆量子化装
置の実例はまた前述の欧州特許出願第289,080号に見い
だすことができる。受信機側における信号処理は、信号
U1からUMまでが合成フィルタ16.1から16.Mまでの出力に
存在し、かつ再構成された信号OUTが出力端子21に存在
する(理想的な場合には入力端子1に印加された入力信
号INに等しい)ことが必要である。
第2図は第1及び第2ユニット3,19の機能をそれぞれ
示している。入力端子1に印加された信号INは時間の関
数として第2a図に与えられている。
第2a図は入力信号INが構築されるサンプルを示してい
る。それはサンプルの振幅ではなくサンプルの時間位置
のみを示している。サンプルは1/Fsに等しい時間間隔T1
だけ離れて位置している。このように入力信号のサンプ
リング速度はFsに等しい。第2図の例では、Mは8に等
しいと仮定されている。第2b図から第2i図に与えられた
信号は(ここでも、振幅ではなくて時間位置のみが与え
られている)ユニット3の出力4.1から4.8のそれぞれに
存在する信号U8からU1を示している。ユニット3は事実
それが8個の出力に連続仮想ブロツク(consecutive im
aginary block)を繰り返して含む8サンプルを毎回分
配しており、これについては第8図のコミュテーター
(commu−tator)3を見られたい。
第2図から、ユニット3のM個の出力で利用可能な出
力信号はサンプリング速度Fs/Mを有していることは明ら
かである。出力信号のサンプルはMT1に等しい時間間隔
Tだけ離れて位置している。
第2ユニット19の出力信号OUTの再構成は後で説明さ
れよう。ユニット19も、コミュテーターとして考えら
れ、すなわちそれはM個の入力18.1から18.8の各々を出
力20に循環的に連結する。この場合、入力18.1から18.M
でこの順序で次々に起こり、かつコミュテーター19によ
り出力20に印加される。これは第9図のコミュテーター
19によりさらに明確に示されている。
第1ユニットはまた異なるやり方で構成されることが
でき、すなわち遅延ラインを用い、この遅延ラインに沿
って正しい位置にタップを設けることにより構成され
る。これらのタップはサンプリング速度を正しい値に落
とすデシメーター(decimator)の入力に連結されてい
る。
第1ユニットと分析フィルタとを組み合わせることも
可能であり、特に現在の技術でよく知られているよう
に、分析フィルタの遅延ライン(の一部分)に第1ユニ
ットの遅延ラインを使用することにより可能である。
事実同じ理由は第2ユニット19でも有効である。この
場合、補間器(interpolator)がサンプル速度増大を実
現するために必要である。
第3図は、分析フィルタ6.mの第1の実施例を示して
いる。第1図の入力5.mに等しい分析フィルタの入力30
は等しい遅延Tを有する遅延セクションの直列配列31に
連結されている。奇数遅延セクション32.1,32.3,…,32.
nの出力は第1信号結合ユニット33の入力に連結されて
いる。偶数遅延セクション32.2,32.4,…,の出力は第2
信号結合ユニット34の入力に結合されている。第1及び
第2結合ユニット33,34の出力はそれぞれ分析フィルタ
6.mの第1及び第2出力35.1,35.2を形成している。それ
らはそれぞれ第1図の出力7.mb,7.maに等しい。フィル
タ6.mの入力30は乗算ユニット36.1を介して第2信号を
形成してユニット34の入力に連結されている。この乗算
ユニットはその入力に印加された信号(サンプル)を因
数a0mで乗算する。奇数遅延セクションの出力は乗算ユ
ニット36.2,36.4,…,36.n−1,36.n+1を介して信号結
合ユニット33の入力に連結されている。それらは各乗算
ユニットに印加された信号(サンプル)を各因数a1m,a
3m,…,anmで乗算する。偶数遅延セクションの出力は乗
算ユニット36.3,36.5,…,36.nを介して信号結合ユニッ
ト34の入力に連結されている。それらはそれらの各入力
に印加された信号(サンプル)を各因数a2m,a4m,…で乗
算する。信号結合ユニットのさらに一般的な定義では、
これらの乗算ユニットは信号結合ユニットに含まれてい
ると考えることができる。この場合、信号結合ユニット
は入力に印加された信号の和算(summation)を実現す
るのみならず、それらはこれらの信号の加重結合(和
算)を実現する。その場合、乗算ユニットは零に等しい
因数aimを有し、遅延セクションから上記の乗算ユニッ
トを含む信号結合ユニットまでの連続は不要になること
は明らかである。さらに、上記の乗算ユニットが1に等
しい因数aimを有する場合、乗算ユニットが不要にな
り、従って連結が直列連結であることは明らかである。
第4図は、分析フィルタの別の実施例を示している。
たとえ第4図のフィルタの回路構成が第3図のフィルタ
の回路構成とは異なっていても、それはいくつかの条件
が整合する場合に同じ機能と同じフィルタリングを遂行
できる。第4図のフィルタは等しい遅延(2T)を有する
遅延セクションの2つの直列配列40と41を含んでいる。
フィルタの入力30は乗算ユニット42.1から42.p−1を介
して直列配列40の遅延セクションの入力に連結され、か
つ乗算ユニット42.pを介してフィルタの出力35.2と連結
されている。それは直列配列40がp−1個の遅延セクシ
ョン44.1から44.p−1を含むことを意味している。フィ
ルタの入力30はさらに乗算ユニット43.1から43.q−1を
介して直列配列41の遅延セクションの入力に連結され、
かつさらに乗算ユニット43.qを介してフィルタの出力3
5.1と連結されている。それは直列配列41がq−1個の
遅延セクション45.1から45.q−1を含むことを意味して
いる。乗算ユニット42.1から42.pはそれらの入力信号を
それぞれ因数b1m,b2m,…,bpmで乗算する。乗算ユニット
43.1から43.qはそれらの入力をそれぞれ因数c1m,…,cqm
で乗算する。信号結合ユニット46.1から46.p−1は直列
配列40の遅延セクション44.1から44.p−1の出力に連結
されている。信号結合ユニット47.1から47.q−1は直列
配列41の遅延セクション45.1から45.q−1の出力に連結
している。結合ユニット47.q−1の出力は直列配列の遅
延セクションの遅延の半分に等しい遅延Tを有する付加
遅延セクション48を介してフィルタ出力35.1に連結され
ている。遅延セクション48はもし遅延セクションが入力
30から出力35.2への信号通路に含まれていないなら、入
力30から出力35.1への信号通路のどこかに備えることが
できる。
乗算ユニットが1あるいは0に等しい乗算因数を有す
る場合に第3図を参照して述べられたことはもちろんこ
の場合にも有効である。後者の場合、b2mが零であると
仮定すると、これはまたさもなければ関連乗算ユニット
42.2の出力に連結される対応する信号結合ユニット46.1
がまた不要にできることを意味している。これは遅延セ
クション44.1が遅延セクション44.2に直接接続される
か、あるいはそれらが4Tの遅延を有する遅延セクション
に結合できることを意味している。
ある条件の下で、第4図のフィルタは第3図のフィル
タと同様に機能し、かつ入力信号で同じフィルタリング
を実現する。この条件は p=q=(n+1)/2,bpm=a0m,cqm=a1m, bp−1.m=a2m,cq−1.m=a3m,…,b1m= an−1.m及びc1m=anm である。この場合、nは奇数であると仮定されている。
しかし、もしnが偶数であると、第3図の結合ユニット
34への連結の数は結合ユニット33への連結の数より1だ
け大きい。その場合の条件は以下のようになる。
q=p−1=n/2,bpm=a0m,cqm=a1m, bp−1.m=a2m,cq−1.m=a3m,…,b1m=anm 及びc1m=am−1.m 第3図のフィルタの乗算ユニット36.n+1を含む連結
が(ここでNは偶数である)直列配列31の出力から信号
結合ユニット34への連結であることに注意されたい。
第5図は2つの入力501と50.2及び1つの出力51を有
する合成フィルタ16.mを示してい。この入力は第1図の
15.maと15.mbに等しく、出力は第1図の出力17.mに等し
い。合成フィルタは等しい遅延2Tを有する遅延セクショ
ンの2つの直列配列52と53を含んでいる。このフィルタ
16.mはさらに信号結合ユニット54と、配列の遅延セクシ
ョンの遅延の半分に等しい遅延Tを有する付加遅延セク
ション55を含んでいる。入力50.1と50.2は乗算ユニット
56.1と57.1を介して信号結合ユニット54の入力にそれぞ
れ連結されている。直列配列52はp−1個の遅延セクシ
ョン58.1から58.p−1を含んでいる。これらの遅延セク
ションの出力は対応する乗算ユニット56.2から56.pを介
して結合ユニット54の対応する入力に連結されている。
乗算ユニット56.1から56.pはそれらの入力信号を因数d
1mからdpmでそれぞれ乗算する。直列配列53はq−1個
の遅延セクション59.1から59.q−1を含んでいる。これ
らの遅延セクションの出力は対応する乗算ユニット57.2
から57.qを介して結合ユニット54の対応する入力に連結
されている。乗算ユニット57.1から57.qはそれらの入力
信号を因数e1mからeqmでそれぞれ乗算する。結合ユニッ
ト54の出力60はフィルタ出力51に連結されている。遅延
セクション55は入力50.2と直列配列53の入力との間に含
まれている。さらに一般的には、遅延セクション55は入
力50.1から出力51への信号通路に含まれないように入力
50.2から出力51への信号通路のどこかに含むことができ
る。
送信機側のm番目のフィルタが第3図のフィルタ6.m
である場合に、フィルタ16.mが入力50.1と50.2に印加さ
れた2つの信号に受信機側で正しいフィルタリングを適
用するために、以下の条件に整合しなければならない。
p=q−(n+1)/2,d1m=a0m,e1m=a1m, d2m=a2m,e2m=a3m,…,dpm=an−1.m及びeqm=anm 再びnは奇数と仮定されている。前に説明されたのと同
様に、nが偶数であると、条件は以下のようになること
が見いだせる。
q=p−1=n/2,d1m=a0m,e1m=a1m, d2m=a2m,e2m=a3m,…,eqm=an−1.m 及びdpm=anm 第6図は16.m′により示された合成フィルタ16.mの別
の実施例を示している。このフィルタは等しい遅延Tを
有する遅延セクション66.1から66.nの直列配列65を含ん
でいる。入力50.1は乗算ユニット67.2,67.4,…,67.n+
1を介して偶数遅延セクションの入力に連結されてい
る。このようにnは奇数と考えられている。入力50.2は
乗算ユニット67.1,67.3,…,67.mを介して奇数遅延セク
ションの入力に連結されている。送信機側のm番目のフ
ィルタが第3図のフィルタ6mである場合、受信機側でフ
ィルタ16.m′に対して入力50.1から50.2に印加された信
号に正しいフィルタリングを遂行するために、乗算ユニ
ット67.1から67.n+1がそれらの入力信号を乗算する係
数は第6図に与えられたようでなければならない。この
ようにこれらの係数はそれぞれanm,an−1.m,…,a2m,a
1m,a0mに等しい。
第3図のフィルタ6.mに対する係数a0mからanmの選択
は第10図を参照してさらに説明されよう。
第10c図は(Fs/2)Hzに広がるディジタル信号のフィ
ルタ帯域を示している。全フィルタ帯域は等しい帯域幅
Fs/2MのM個のサブバンドB1からBMに分割されている。
第10a図はフィルタ特性H(f)とサブバンドの帯域幅
の半分に等しい帯域幅FBを有する仮想あるいは標準低域
通過フィルタを示している。第10b図は時間の関数とし
ての低域通過フィルタH(f)のインパルス応答を示し
ている。このインパルスの応答は等しい時間間隔T1=1/
Fsだけ離れたインパルスのアレイの形をしている。イン
パルス応答は時間間隔t=0,T1,2T1,…におけるインパ
ルスの振幅を示す値h0,h1,h2,…のアレイによって特性
化されている。
第10d図から第10g図はいかにフィルタ6.1から6.Mの乗
算ユニットの乗算因数が標準低域通過フィルタH(f)
のインパルス応答を使用して得られるかを示している。
フィルタ6.1から6.Mの乗算ユニット36.1の乗算因数(第
3図を参照)であるa01からa0mは、それぞれh0からhM-1
に等しいかが分かる。フィルタ6.1から6.Mの乗算ユニッ
ト36.2の乗算因数(第3図を参照)である因数a11からa
1MはそれぞれhMからh2M-1に等しく、因数a21からa2M
それぞれ−h2Mから−h3M-1に等しく、因数a31からa3M
それぞれ−h3Mから−h4M-1に等しい等々であり(特に第
10d図のフィルタを参照)、このフィルタはさらに小さ
いビットに作用する。標準フィルタH(f)は奇数個の
インパルスを有する。これはフィルタが奇数個の係数
h0,h1,h2,…を有することを意味している。この利点は
後で明確になろう。
第7図は、処理ユニット9の一実施例を示している。
処理ユニット9はX個の信号結合ユニット70.1から70.X
を含んでいる。信号処理ユニット9のY入力71.1から7
1.Yは対応する乗算ユニット72.11から72.1Yを介して結
合ユニット70.1の対応する入力に連結されている。処理
ユニットのY入力もまた対応する乗算ユニット72.21か
ら72.2Yを介して結合ユニット70.2の入力に連結されて
いる。これは全ての他の結合ユニット70.xに進み、ここ
でxは1からXまで動く。これはy番目の入力71.yが対
応する乗算ユニット72.xyを介してx番目の結合ユニッ
ト70.xに連結されることを意味し、ここでyは1からY
まで動く。Yが2Mに等しく、XがMに等しいことは明ら
かであろう。入力71.1から71.2Mはその順序で第1図の
入力8.1から8.2Mに対応する。出力74.1から74.Mはその
順序で第1図の出力10.1から10.Mに対応する。乗算ユニ
ット72.11から72.1Y,72.21から72.2Y,72.31から72.3Y,
…,72.X1から72.XYは、それらの入力をそれぞれ因数α
11からα1Y21からα2Y31からα3Y,…,αx1から
αXYで乗算する。因数αxyは以下の式を使用して計算で
きる。
ここで φ=(−1)x-1π(x−1/2){(1/2)−(y−
1)/DIV2/M} である。
既に述べてきたように、第10b図の標準フィルタH
(f)のインパルス応答は奇数個のインパルスを有し、
そして奇数個の係数を有する。
第7図はまた受信機側の別の処理ユニット13の構造と
機能を説明するために使用されよう。その場合、YはM
に等しく、Xは2Mに等しい。この場合、入力71.1から7
1.Mはその順序で第1図の入力12.1から12.Mに対応し、
そして出力74.1から74.2Mはその順序で第1図の出力14.
1から14.2Mに対応する。処理ユニット13の因数αxyは以
下の式を使用して計算できる。
ここで、第10b図のインパルス応答H(f)の奇数個
の係数に対して φ′=(−1)y-1π(y−1/2){(1/2)−(x−
1)DIV2/M} である。
送信機側と受信機側の処理ユニットにこれらの係数α
xyを使用することにより、実際にどんな折り返し歪も完
全に回避する伝送システムを実現できる。事実これはま
た標準フィルタの周波数伝達関数に課せられた帯域幅制
限を必要とする。上記のフィルタの遷移帯域幅(transi
tion bandwidth)がFs/4Mを越えるべきではないことが
好ましい。処理ユニット9の係数に対して数値例が表I
に与えられ、別の処理ユニット13の係数に対して表IIに
与えられ、ここでMは第10b図のインパルス応答H
(f)が奇数個の係数を有するという仮定とともに8に
等しい。表IIIは8個の分析フィルタ6.mの対応するフィ
ルタ係数を含んでいる。対応する合成フィルタ16.mの係
数は表IIIの係数から導け、それは第5図と第6図を参
照して説明される。さらに、表IVとVは処理ユニット9
と別の処理ユニット13の係数αxyを与え、表VIは8個の
分析フィルタ6.mの係数αを与え、この場合、それらの
係数は、偶数個の係数を含む標準フィルタH(f)のイ
ンパルス応答から得られたものである。表IとIIから、
標準フィルタが奇数個の係数を有する状態で、処理ユニ
ットの係数に大きな対称性の存在することは明らかであ
る。1つの表の大多数の係数はお互いに等しいか、ある
いはその符号のみが異なっている。これにより、乗算能
力の大いなる低減が可能となる。標準フィルタが偶数個
の係数を有する状態に対してこれは表IV及びVと反対で
ある。ここで表IV及びVにおいて係数はお互いにかなり
異なっている。
既に説明されたように、表IIIはインパルス応答関数
で奇数個のインパルスを有する標準フィルタから導かれ
たフィルタ係数を含んでいる。これは1入力インパルス
の印加により127個のインパルスを発生し、そのフィル
タが127個のフィルタ係数を含むフィルタである。しか
し、この表は128個の係数を含んでいる。これは第1係
数h0として1個の零を付加して実現されたものである
(表IIIのα01の値を参照)。表VIは偶数(128)の係数
を有する標準フィルタから得られたものである。双方の
場合において、標準フィルタのインパルス答は対称であ
る。それは中央値の周りに対称的に位置している2つの
係数がそれらの符号を除いて等しいことを意味してい
る。奇数個の場合には、この中央値はインパルスh64
時間位置にある。このことはh1(=α0.2)がh127(=
α16.8)に等しく、h2(=α0.3)がh126(=α16.7
に等しく、h3(=α0.4)がh125(=α16.6)に等し
く、h4(=α0.5)がh124(=α16.5)に等しく、h
5(=α0.6)がh123(=α16.4)に等しく、h6(=α
0.7)がh122(=α16.3)に等しく、h7(=α0.8)がh
121(=α16.2)に等しく、h8(=α1.1)がh120(=α
16.1)に等しく、h9(=α1.2)がh119(=α15.8)に
等しく、…、といったことを意味している。全ての符号
は、それらの符号はと別である。α8.1であるh64は孤立
しており、これについては表IIIを見よ。偶数個の場合
の中央値は、h63とh64の間の丁度中間に位置している。
このことはh0(=α0.1)がh127(=α16.8) に等しく、h1(=α0.2)がh126(=α16.7) に等しく、h2(=α0.3)がh125(=α16.6) に等しく、h3(=α0.4)がh124(=α16.5) に等しく、h4(=α0.5)がh123(=α16.4) に等しく、h5(=α0.6)がh122(=α16.3) に等しく、h6(=α0.7)がh121(=α16.2) に等しく、h7(=α0.8)がh120(=α16.1) に等しく、h8(=α1.1)がh119(=α15.8) に等しく、…、h63(=α7.8)h64 (=α8.1)に等しい、というところまで続くことを意
味している。
全ての等号は、それらの符号とは別である。
奇数個の係数を持つ標準フィルタについて上に説明し
たように、もし標準フィルタの係数の数と分析(及び合
成)フィルタに必要な係数αの数との間に1より大きい
相違が存在するなら、零を外側から始めてかつ内側に向
かって進むよう対称的に付加すべきである。
第8図は入力信号を8個のサブバンド信号に分割する
送信機の一実施例を示している。分析フィルタ6.1の出
力7.1aと7.1bは対応する増幅ユニット80.1と81.1の入力
にそれぞれ連結されている。増幅ユニット80.1と81.1は
双方のユニット80.1と81.1に対して同じである複素因数
k1でそれらの入力信号を増幅する。これらのユニット8
0.1と81.1の出力は処理ユニット82の入力85.1と85.9に
それぞれ連結されている。フィルタ6.2の出力7.2aと7.2
bは対応する増幅ユニット80.2と81.2の入力にそれぞれ
連結されている。それら双方はその入力信号を複素因数
k2で増幅する。これらのユニットの出力は処理ユニット
82の入力85.2と85.10に連結されている。同様に、全て
の別のフィルタ出力は対応する増幅ユニット80.3,81.3,
…,80.8,81.8を介して処理ユニット82の入力85.3,85.1
1,85.4,85.12,…,85.8,85.16に連結されている。同じフ
ィルタ6.mの出力に連結された増幅ユニットはそれらの
入力信号を同じ複素値kmで増幅する。複素値kmは以下の
式に等しい。
km=exp[j(m−1)π/2M] 処理ユニット82は、入力85.1から85.16に印加された1
6個の入力信号に2M(=16)点IFFT(逆高速フーリエ変
換:Inverse Fast Fourier Transform)を遂行する。そ
のような処理ユニットの構造はエイ・ダブリュウ・エム
・バンデンエンデン(A.W.M.van den Enden)とエヌ・
エイ・エム・ベルホックス(N.A.M.Verhoeckx)の著
書、「離散的時間信号処理:序論(Discrete−time sig
nal processing:an introduction)」、プレンティス・
ホール社(特に第5.7章、頁143−151を参照された
い)、のようなディジタル信号処理の教科書から一般に
既知である。16点IFFTは16個の出力を有している。最初
のM(=8)個の出力のみが使用されよう。これらの出
力は一般にブロック82の低周波出力と関連している。こ
れらの出力86.1から86.8は対応する増幅ユニット83.1か
ら83.8それぞれ及び実値決定デバイス(real value det
ermining device)84.1から84.8それぞれを介して、伝
送媒体11に連結されている端子10.1から10.8それぞれに
連結されている。増幅ユニット83.1から83.8はそれらの
入力信号を複素値V1からV8でそれぞれ増幅している。こ
の複素値Vmは以下の式に等しい。
Vm=expjβ ここでβは適当に選択する必要があり、かつ9′に
よって示された破線ブロツク内の回路の振る舞いが第7
図及び表Iあるいは表IVを参照して表された回路の振る
舞いと等しいように選択されなければならない。第8図
の処理ユニットの利点は、それがH(f)の偶数個並び
に奇数個の係数に対する第7図を参照して説明されたよ
うな機能を実現できる。その場合、値βのみが異なる
ように選ばれる必要がある。一般に、複素値はmの異な
る値に対してお互いに異なっている。
第9図は第8図の送信機と協働できる受信機の一実施
例を示している。端子12.1から12.8は対応する増幅ユニ
ット90.1から90.8それぞれを介して処理ユニット91の第
1M(=8)入力92.1から92.8にそれぞれ連結されてい
る。これらの増幅ユニットは因数V1′からV8′でそれぞ
れ入力信号を増幅する。処理ユニット91は2M(=16)点
FFTを遂行する。そのようなユニットの構造はバンデン
エンデン等の前述の本に見いだすことができる。そのよ
うなユニットは16個の入力を有している。これは値零が
処理ユニット91の第2M(=8)入力92.9から92.16に印
加されることを意味している。2つの出力のペアー、9
3.1と93.9,93,2と93.10,…,93,8と93.16は対応する増幅
ユニット94.1と95.1、94.2と95.2、…,94.8と95.8を介
してそれぞれ対応するフィルタ16.1,16.2,…,16.8にそ
れぞれ連結されている。増幅ユニット94.mと95.mはkm
の等しい複素値km′でそれらの入力信号を増幅する。
複素値km′は以下の式に等しい。
km′=exp[−j(m−1)/2M] 複素値Vm′は以下の式に等しい。
Vm′=exp(−jβ′) ここでβ′は適当に選ぶ必要があり、かつ破線によ
って示されたブロック13′内の回路の振る舞いが第7図
と表IIあるいは表Vを参照して説明された回路の振る舞
いと等しいように選択すべきである。第9図の別の処理
ユニットの利点は、それがH(f)の偶数個並びに奇数
個の係数に対する第7図を参照して説明されたような機
能を実現できることである。この場合、値β′のみが
異なるように選ばれる必要がある。
第11図は9″によって示された第1図の信号処理ユニ
ット9の別の実施例を再び示している。処理ユニット
9″はスイッチング手段100とM個の信号結合ユニット
を有し、その最初の2つのみが示され、かつそれぞれ参
照記号102と103を有している。処理ユニット9″の入力
8.1から8.2Mはスイッチング手段100の2M個の入力に連結
されている。これらの手段100は出力101を有し、それは
全ての信号結合ユニットの入力に連結されている。結合
ユニット102と103の入力104と105への連結のみが与えら
れている。M個の結合ユニットの出力は処理ユニット
9″の出力10.1から10.Mである。各結合ユニットは乗算
ユニット106、2M個の累積位置を有するメモリ107、加算
器108及び累算レジスタ109を有している。
スイッチング手段100は出力101で直列に、2M個の入力
8.1から8.2Mで多少同時に起こる2M個のサンプルのブロ
ックのサンプルを毎回1出力に各サンプルを配列するよ
う適応されている。結合ユニット102と103のメモリ107
の内容は第11図に与えられている。上記のメモリに含ま
れた乗算因数α11からα1.2M及びα21からα2.2Mは第7
図の処理ユニット9の対応する因数に等しい。処理ユニ
ット9及び9″はもちろんそれらの入力に印加された信
号に同じ処理を遂行しなければならない。メモリ107は
スイッチング手段100がユニット106の入力112に入力8.1
で起こるサンプルを供給する場合、因数α11を乗算ユニ
ット106の入力111に供給するように制御される。レジス
タ109の内容はこの瞬間に零であり、従って、乗算の後
で結果がレジスタ109に蓄積される。次に、入力82で起
こるサンプルは入力112に印加され、因数α12はユニッ
ト106の入力111に印加され、そしてそれらはお互いに乗
算される。
加算器108により、加算器108の入力113に印加された
この乗算の結果はレジスタ109の内容に加算され、それ
は加算器108の入力114に印加され、そしてレジスタ109
に蓄積される。
この処理はメモリ107に含まれた2M個の全ての因数で
乗算するよう続けられる。さらにこの処理はユニット10
3のような別の結合ユニットで並列に遂行される。
2M番目の乗算の後、この乗算はレジスタの内容に加算
される。得られた内容はそれを付加バッファメモリ110
に蓄積することにより出力10.1に供給される。次に、レ
ジスタ109の内容は零に設定され、そして2M個の乗算の
次のサイクルが開始できる。別の処理ユニット12が同様
に立ちあげられることは明らかである。第11図のユニッ
ト102のような2M個の信号結合ユニットを備えるそのよ
うな処理ユニットは、メモリ107がユニット103のメモリ
107に対してM個の因数α11からα1.Mあるいはα21から
α2.Mを含むことで異なっている。さらに、スイッチン
グ手段100はそれらがM個の入力12.1から12.Mを有し、
かつ直列にかつ出力101にM個の入力12.1から12.Mで多
少同時に起こるM個のサンプルを1入力で各サンプルに
毎回配列する点で異なっている。さらに、レジスタ109
はM番目の乗算の後で零に設定される。
第12図と第13図は、磁気記録媒体を介する伝送を示し
ている。第12図はディジタル信号記録装置を示し、これ
は第1図に示されたような送信機を含んでいる。この装
置はさらにM個の入力121.1から121.Mを有する記録手段
120を含み、その各々は信号処理ユニット9のM個の出
力の対応する1つに連結されている。この装置は少なく
とも1つの磁気記録ヘッド123により磁気記録担体122の
入力1に印加すべきディジタル音声信号を記録するため
のものである。
記録手段120は記録手段のRDATタイプのものであり
得、これは磁気テープの形をした記録担体上にお互いに
次々に位置している傾斜トラック(slant tracks)に信
号s1からsMを記録するヘリカル走査記録原理(helical
scoanrecrding principle)を使用している。その場
合、記録手段120に対して入力121.1から121.Mまで印加
された信号の並直列変換を実現する手段が組み込まれる
ことが必要であろう。
記録手段120はまた記録手段のSDATタイプのものであ
り得、ここで記録すべき信号s1からsmはいくつかのトラ
ックにわたって分割され、並列にかつ記録担体の長手方
向に位置している上記トラックの数は必ずしもMに等し
い必要はない。またこの場合に、例えばもしトラックの
数がMより少ないなら、信号の並直列変換を実現する必
要があろう。
RDAT及びSDATタイプの記録手段はよく知られた技術で
あり、かつ例えば、ジェー・ワトキンソン(J.Watkinso
n)の「ディジタル音声技術(The art of digital audi
o)」、フォーカル出版(Focal press)、ロンドン、19
88年に見いだすことができる、従ってこれ以上の説明は
必要でない。
第13図はディジタル再生装置を示し、これは第1図に
示されたような受信機を含んでいる。この装置はさらに
M個の出力125.1から125.Mを有する再生手段124を含
み、その各々は別の信号処理ユニット13の入力12.1から
12.Mの1つに連結されている。
この装置は第12図の装置により記録媒体122上に記録
されるディジタル信号を再生するためのものである。従
って、再生手段124は少なくとも1つの読み取りヘッド1
26を備えている。再生手段はRDATあるいはSDATタイプの
再生手段であり得る。RDATタイプあるいはSDATタイプの
再生手段の形をした再生手段のこれ以上の説明について
は、前述のジェー・ワトキンソンの本を参照されたい。
本発明はここに開示された実施例に限定されない。本発
明は本発明に関連しない点で示された実施例から異なる
実施例にも等しく適用される。一例として、本発明は未
公開オランダ国特許出願第8902769号(特願昭第
号)及び第8901032号(特願第89−290,126号)に記載
されたような装置にも等しく適用でき、そこでは少なく
とも2つの信号が複合信号に結合され、伝送され、かつ
受信機側で少なくとも2つの信号に分解されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ブロック線図の形で本発明による伝送システ
ムの1実施例を示し、 第2図は、第1ユニットによるサンプル速度増大の実現
を示し、 第3図と第4図は、システムの分析フィルタの2つの実
施例を示し、 第5図と第6図は、システムの合成フィルタの2つの実
施例を示し、 第7図は、送信機の信号処理ユニットあるいは受信機の
別の信号処理ユニットの1実施例を示し、 第8図は、システムの送信機の別の実施例を示し、 第9図は、システムの受信機の別の実施例を示し、 第10図は、受信機の分析フィルタの係数の導出を示し、 第11図は、送信機の処理ユニットあるいは受信機の別の
処理ユニットの別の例を示し、 第12図は、ティジタル信号記録装置を示し、 第13図は、ディジタル信号再生装置を示している。 (符号の説明) 1……入力端子 2……入力 3……第1ユニットあるいはコミュテーター 4.1〜4.M……出力 5.1〜5.M……入力 6.1〜6.M……分析フィルタ 7.1a〜7.Ma,7.1b〜7.Mb……出力 8.1〜8.2M……入力 9,9′,9″……信号処理ユニット 10.1〜10.M……出力 11……伝送媒体 12.1〜12.M……入力 13,13′……(別の)処理ユニット 14.1〜14.2M……出力 15.1a〜15.Ma,15.1b〜15.Mb……入力 16.1〜16.M……合成フィルタ 17.1〜17.M……出力 18.1〜18.M……入力 19……第2ユニットあるいはコミュテーター 20……出力 21……出力端子 30……入力 31……直列配列 32.1〜32.n……奇数遅延セクション 33……第1信号結合ユニット 34……第2信号結合ユニット 35.1……第1出力 35.2……第2出力 36.1〜36.n+1……乗算ユニット 40,41……直列配列 42.1〜42.p……乗算ユニット 43.1〜43.q……乗算ユニット 44.1〜44.p−1……遅延セクション 45.1〜45.q−1……遅延セクション 46.1〜46.p−1……信号結合ユニット 47.1〜47.q−1……信号結合ユニット 48……遅延セクション 50.1,50.2……入力 51……出力 52,53……直列配列 54……信号結合ユニット 55……遅延セクション 56.1〜56.p……乗算ユニット 57.1〜57.q……乗算ユニット 58.1〜58.p−1……遅延セクション 59.1〜59.q−1……遅延セクション 60……出力 65……直列配列 66.1〜66.n……遅延セクション 67.1〜67.n+1……乗算ユニット 70.1〜70.X……信号結合ユニット 71.1〜71.Y……Y入力 72.11〜72.XY……乗算ユニット 80.1〜80.8,81.1〜81.8……増幅ユニット 82……処理ユニット 83.1〜83.8……増幅ユニット 84.1〜84.8……実値決定デバイス 85.1〜85.16……入力 86.1〜86.8……出力 90.1〜90.8……増幅ユニット 91……処理ユニット 92.1〜92.16……入力 93.1〜93.16……出力 94.1〜94.8……増幅ユニット 95.1〜95.8……増幅ユニット 100……スイッチング手段 101,102……信号結合ユニット 104,105……入力 106……乗算ユニット 107……メモリ 108……加算器 109……累積レジスタ 110……バッファメモリ 111,112,113,114……入力 120……記録手段 121.1〜121.M……入力 122……記録担体 123……磁気記録ヘッド 124……再生手段 125.1〜125.M……出力 126……読み取りヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 999999999 コーニンクレッカ フィリップス エレ クトロニクス エヌ ヴイ オランダ国5621 ベーアー アインドー フェン フルーネバウツウェッハ1 (72)発明者 ジャン ベルナール ロル フランス国 35512 スソン‐セヴィニ ュ リュ デュ クロ クルテル ベペ 59 (72)発明者 イヴ フランソワ デエリ フランス国 35512 スソン‐セヴィニ ュ リュ デュ クロ クルテル ベペ 59 (72)発明者 ジャン イヴ ルド フランス国 35512 スソン‐セヴィニ ュ リュ デュ クロ クルテル ベペ 59 (56)参考文献 特開 昭61−177015(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 14/00 - 14/06 G11B 21/10

Claims (37)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信機と受信機とを有するディジタル伝送
    システムであって、ディジタル音声信号のような所与の
    サンプリング速度Fsを有するディジタル信号のサブバン
    ド符号化のために前記送信機はコーダーを含みかつ前記
    受信機はデコーダーを含み、前記コーダーは、前記ディ
    ジタル信号に応じてサンプリング速度を低減したM個の
    サブバンド信号を発生し、前記コーダーは、当該ディジ
    タル信号帯域を周波数とともに増大する帯域番号m(1
    ≦m≦M)の連続サブバンドに分割し、前記デコーダー
    は、前記M個のサブバンド信号に応じて前記ディジタル
    信号の再生信号を構成し、前記デコーダーは、サンプリ
    ング速度を増大させてそれらサブバンドを併合して当該
    ディジタル信号帯域とするディジタル伝送システムであ
    って、 前記コーダーは、分析フィルタ手段と1の信号処理ユニ
    ットとを有し、前記分析フィルタ手段は、少なくとも1
    つの入力を有し、各々が1つの入力と2つの出力を有す
    るM個の分析フィルタを有し、前記M個の分析フィルタ
    の2M個の出力は、サンプリング速度Fs/Mを持つ2M個の出
    力信号を供給するよう前記分析フィルタ手段の2M個の出
    力に結合されており、各分析フィルタは、その入力に供
    給された信号に2つの異なるフィルタリングを施し、か
    つ当該2つの出力のうちの対応する1つにその入力信号
    の当該2つの異なるフィルタリングをされたバージョン
    の各々を供給するように適応されており、当該2M個のフ
    ィルタ出力の各々1つは、信号処理ユニットの2M個の入
    力のうちの対応する1つに結合され、前記処理ユニット
    は、前記M個のサブバンド信号を供給するべく前記コー
    ダーのM個の出力に結合されたM個の出力を有し、前記
    信号処理ユニットは、M個の出力の各々に出力信号を供
    給するよう適応され、その2M個の入力に印加された少な
    くともいくつかの入力信号の結合を当該出力信号とし、
    前記デコーダーは、他の信号処理ユニットと合成フィル
    タ手段とを有し、前記他の信号処理ユニットは、前記M
    個のサブバンド信号を受信するM個の入力と2M個の出力
    とを有し、前記合成フィルタ手段は、2つの入力と前記
    デコーダーの出力に結合された1つの出力を各々が有す
    るM個の合成フィルタを有し、前記他の信号処理ユニッ
    トは、その2M個の出力の各々に出力信号を発生するよう
    適応され、そのM個の入力に供給された少なくともいく
    つかの入力信号の結合を当該出力信号とし、前記他の信
    号処理ユニットの出力の各ペアーは、前記M個の合成フ
    ィルタの対応する1つのものの2個の入力のペアーに結
    合され、各合成フィルタは、1つの出力を有し、各合成
    フィルタは、当該2つの入力に供給された2つの信号に
    異なるフィルタリングを施しかつその出力にその2つの
    フィルタリングをされた信号の結合を供給するよう適応
    され、前記合成フィルタの各出力は、サンプリング速度
    Fsを有する前記ディジタル信号の再生信号を供給するた
    めに前記合成フィルタ手段の出力に結合可能であり、前
    記コーダーは、当該ディジタル信号帯域をほぼ等しい帯
    域幅を有する連続サブバンドに分割するよう適応され
    る、ディジタル伝送システムにおいて、 前記分析フィルタ及び合成フィルタの各々の係数は、当
    該サブバンドの帯域幅の半分に略等しい帯域幅を持つ低
    域通過フィルタ特性を有する標準フィルタの係数から導
    かれ、 前記分析フィルタ及び合成フィルタの係数は、奇数個の
    係数を有する標準フィルタから導かれ、 Mは、偶数であり、 前記標準フィルタの係数の数を前記分析及び合成フィル
    タの各々の乗算係数の数に等しくするために、前記標準
    フィルタの係数の配列に1つ以上のゼロを追加する、 ことを特徴とするディジタル伝送システム。
  2. 【請求項2】前記分析フィルタ手段は、前記ディジタル
    信号のサンプルを受信するための、前記コーダーの入力
    に結合された入力と、サンプリング速度Fs/Mを持つM個
    の出力信号を供給するM個の出力とを有する第1ユニッ
    トを有し、前記第1ユニットは、各ブロックのm番目の
    サンプルがm番目の出力に供給されるように、ディジタ
    ル化された入力信号のM個のサンプルの連続ブロックで
    起こるM個のサンプルを毎回そのM個の出力に供給する
    よう適応され、このM個の出力の各々は、M個の分析フ
    ィルタの対応する1つの入力に結合され、 前記合成フィルタ手段は、前記合成フィルタのM個の出
    力に結合されたM個の入力と前記合成フィルタ手段の出
    力に結合された1つの出力とを有する第2ユニットを有
    し、前記第2ユニットは、M個のサンプルがそのM個の
    入力に存在する度毎に、m番目の入力で受信した信号が
    連続ブロックにおいてm番目の位置に位置づけられるよ
    うに、M個のサンプルの連続ブロックの1つのブロック
    で順次M個のサンプルを配列するよう適応され、当該ブ
    ロックが、その出力に供給される、ことを特徴とする請
    求項1に記載のディジタル伝送システム。
  3. 【請求項3】各分析フィルタは、等しい遅延(T)を有
    する遅延セクションの直列配列を有し、このフィルタの
    入力は、第1遅延セクションの入力に結合され、前記直
    列配列の少なくともいくつかの奇数番目の遅延セクショ
    ンの出力は、第1信号結合ユニットの対応する入力に結
    合され、前記直列配列の少なくともいくつかの偶数番目
    の遅延セクションの出力は、第2信号結合ユニットの対
    応する入力に結合され、前記第1及び第2信号結合ユニ
    ットの出力は、当該フィルタの第1及び第2出力にそれ
    ぞれ結合されることを特徴とする請求項1又は2に記載
    のシステム。
  4. 【請求項4】各分析フィルタは、等しい遅延(2T)を有
    する遅延セクションの2つの直列配列を有し、このフィ
    ルタの入力は、各直列配列における第1遅延セクション
    及び少なくともいくつかの別の遅延セクションの入力に
    結合され、前記2つの直列配列の出力は、それぞれ当該
    フィルタの第1及び第2出力に結合され、前記直列配列
    における前記遅延セクションの遅延の半分に等しい遅延
    (T)を有する別の遅延セクションは、当該フィルタの
    入力から前記第2出力への信号通路に結合され、前記別
    の遅延セクションは、当該フィルタの入力から前記第1
    出力への信号通路に含まれていない、ことを特徴とする
    請求項1又は2に記載のシステム。
  5. 【請求項5】奇数番目の遅延セクションの出力は、前記
    第1信号結合ユニットの入力にのみ結合され、偶数番目
    の遅延セクションの出力は、前記第2信号結合ユニット
    の入力に結合されていることを特徴とする請求項3に記
    載のシステム。
  6. 【請求項6】前記遅延セクションの出力は、乗算ユニッ
    トを介して前記第1又は第2信号結合ユニットの対応す
    る入力に結合されていることを特徴とする請求項3又は
    4に記載のシステム。
  7. 【請求項7】当該フィルタ入力は、乗算ユニットを介し
    て前記第2信号結合ユニットの入力に結合されているこ
    とを特徴とする請求項3,5又は6に記載のシステム。
  8. 【請求項8】当該フィルタ入力は、乗算ユニットを介し
    て前記遅延セクションの入力に結合されていることを特
    徴とする請求項4に記載のシステム。
  9. 【請求項9】乗算ユニットの出力は、信号結合ユニット
    の第1入力に結合され、前記信号結合ユニットの第2入
    力は、前記2つの直列配列の一方の遅延セクションの出
    力に結合され、前記信号結合ユニットの出力は、その直
    列配列の次の遅延セクションの入力に結合されているこ
    とを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  10. 【請求項10】当該フィルタ入力は、第1及び第2信号
    通路を介してそれぞれ第1及び第2出力に結合され、こ
    れら第1及び第2信号通路は、各々乗算ユニットを含
    み、かつ前記第1及び第2直列配列にそれぞれ並列に接
    続されていることを特徴とする請求項4,8又は9に記載
    のシステム。
  11. 【請求項11】各合成フィルタは、等しい遅延(2T)を
    有する遅延セクションの2つの直列配列を有し、このフ
    ィルタの第1及び第2入力は、それぞれ当該第1及び第
    2直列配列の第1遅延セクションの入力に結合され、前
    記第1直列配列の少なくともいくつかの遅延セクション
    の出力は、信号結合ユニットの対応する入力に結合さ
    れ、前記第2直列配列の少なくともいくつかの遅延セク
    ションの出力は、信号結合ユニットの対応する入力に結
    合され、当該信号結合ユニットの出力は、当該フィルタ
    出力に結合され、前記直列配列の遅延セクションの遅延
    の半分に等しい遅延(T)を有する別の遅延セクション
    は、当該フィルタの前記第2入力から当該フィルタの出
    力への信号通路に結合され、この別の遅延セクション
    は、当該フィルタの第1入力から当該フィルタの出力へ
    の信号通路には含まれていないことを特徴とする請求項
    1又は2のいずれか1つに記載のシステム。
  12. 【請求項12】各合成フィルタは、等しい遅延(T)を
    有する遅延セクションの直列配列を有し、当該フィルタ
    の第1入力は、当該直列配列の少なくともいくつかの奇
    数番目の遅延セクションの入力に結合され、当該フィル
    タの第2入力は、当該直列配列の少なくともいくつかの
    偶数番目の遅延セクションの入力に結合され、最後の遅
    延セクションの出力は、当該フィルタの出力に結合され
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステ
    ム。
  13. 【請求項13】当該第1のフィルタ入力は、奇数番目の
    遅延セクションの入力にのみ結合され、当該第2のフィ
    ルタ入力は、偶数番目の遅延セクションの入力にのみ結
    合されていることを特徴とする請求項12に記載のシステ
    ム。
  14. 【請求項14】前記第1及び第2直列配列の遅延セクシ
    ョンの出力は、乗算ユニットを介して前記信号結合ユニ
    ットの対応する入力に結合されていることを特徴とする
    請求項11に記載のシステム。
  15. 【請求項15】当該第1及び第2のフィルタ入力はさら
    に、乗算ユニットを介して当該信号結合ユニットの対応
    する入力に結合されていることを特徴とする請求項11又
    は14に記載のシステム。
  16. 【請求項16】当該フィルタ入力は、乗算ユニットを介
    して当該遅延セクションの入力に結合されていることを
    特徴とする請求項12又は13に記載のシステム。
  17. 【請求項17】信号乗算ユニットの出力は、信号結合ユ
    ニットの第1入力に結合され、当該信号結合ユニットの
    第2入力は、当該直列配列の遅延セクションの出力に連
    結され、当該信号結合ユニットの出力は、当該直列配列
    の次の遅延セクションの入力に結合されていることを特
    徴とする請求項16に記載のシステム。
  18. 【請求項18】当該第2フィルタ入力は、信号通路を介
    して当該フィルタ出力に結合され、この信号通路は、乗
    算ユニットを含み、かつ当該直列配列に並列に接続され
    ていることを特徴とする請求項12,13,16又は17に記載の
    システム。
  19. 【請求項19】前記信号処理ユニットは、M個の信号結
    合ユニットを有し、その各々は、当該信号処理ユニット
    のM個の出力の対応する1つに結合された出力を有し、 各信号処理ユニットに対して、当該処理ユニットの2M個
    の入力の少なくともいくつかの入力は、対応する乗算ユ
    ニットを介してその信号結合ユニットの対応する入力に
    結合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    のシステム。
  20. 【請求項20】前記他の信号処理ユニットは、2M個の信
    号結合ユニットを有し、その各々は、当該処理ユニット
    の2M個の出力の対応する1つに結合された出力を有し、 各信号結合ユニットに対して、当該処理ユニットのM個
    の入力の少なくともいくつかの入力は、対応する乗算ユ
    ニットを介してその信号結合ユニットの対応する入力に
    結合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    のシステム。
  21. 【請求項21】各分析フィルタの2つの出力は、対応す
    る信号増幅ユニットを介して当該信号処理ユニットのそ
    れらの対応する入力にそれぞれ結合され、双方の増幅ユ
    ニットは、同じ複素値によりそれらの入力に供給された
    信号を増幅するよう適応されていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載のシステム。
  22. 【請求項22】前記複素値は、異なる分析フィルタに結
    合された増幅ユニットに対して異なっていることを特徴
    とする請求項21に記載のシステム。
  23. 【請求項23】当該処理ユニットの各出力は、信号増幅
    ユニットと実値決定器との直列配列を介して前記コーダ
    ーの対応する出力に結合され、前記信号増幅ユニット
    は、複素値によってその入力に供給された信号を増幅す
    るよう適応されていることを特徴とする請求項21又は22
    に記載のシステム。
  24. 【請求項24】前記他の信号処理ユニットの出力の各ペ
    アーの2つの出力は、対応する信号増幅ユニットを介し
    て合成フィルタのそれらの対応する入力にそれぞれ結合
    され、双方の増幅ユニットは、同じ複素値によりそれら
    の入力に供給された信号を増幅するよう適応されること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
  25. 【請求項25】前記複素値は、異なる合成フィルタに結
    合された増幅ユニットに対して異なっていることを特徴
    とする請求項24に記載のシステム。
  26. 【請求項26】前記デコーダーのM個の入力は、信号増
    幅ユニットを介して前記他の処理ユニットのM個の入力
    のうちそれらの対応する1つに結合され、当該信号増幅
    ユニットは、別の複素値によりその入力に供給された信
    号を増幅するよう適応されることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のシステム。
  27. 【請求項27】別の複素値は、互いに異なっていること
    を特徴とする請求項23又は24に記載のシステム。
  28. 【請求項28】それらの入力信号に乗算する増幅因数が
    1に等しいそれらの増幅ユニットは、不要であることを
    特徴とする請求項6ないし10及び14ないし20のうちいず
    れか1つに記載のシステム。
  29. 【請求項29】その入力信号に乗算する増幅因数が0に
    等しい増幅ユニットを含む結合が不要であることを特徴
    とする請求項6ないし10及び14ないし20のうちいずれか
    1つに記載のシステム。
  30. 【請求項30】信号処理ユニットは、スイッチング手段
    とM個の信号結合ユニットとを有し、当該信号処理ユニ
    ットの2M個の入力の各々は、前記スイッチング手段の2M
    個の入力の対応する1つに結合され、前記スイッチング
    手段は、当該M個の信号結合ユニットの各々の入力に結
    合された1つの出力を有し、各信号結合ユニットは、乗
    算ユニットと2M個の記憶位置を有するメモリと加算器と
    累算レジスタとを有し、当該信号結合ユニットの入力と
    前記メモリの出力とは、前記乗算ユニットの第1及び第
    2入力にそれぞれ結合され、前記乗算ユニット及び前記
    累算レジスタの出力は、前記加算器の第1及び第2入力
    にそれぞれ結合され、前記加算器は、前記レジスタの入
    力に結合された出力を有し、m番目の信号結合ユニット
    の当該レジスタの出力は、当該信号処理ユニットのm番
    目の出力に結合され、前記スイッチング手段は、その出
    力にその2M個の入力の各々を循環的に結合するように適
    応してその2M個の入力に生じる2M個のサンプルのブロッ
    クでのサンプルの度に各入力の1サンプルをその出力に
    直列に供給し、前記メモリは、2M個の乗算因数を有し、
    前記メモリは、当該2M個の乗算因数をその出力に循環的
    に供給するよう適応して前記スイッチング手段がその出
    力にブロック内の当該2M個のサンプルのうちのi番目の
    サンプルを供給する場合にi番目の乗算因数がその出力
    に供給されるようにし(iは1から2Mまで動く)、前記
    加算器及び累算レジスタは、前記累算レジスタに含まれ
    た内容にi番目の乗算の結果を加算するよう適応され、
    前記累算レジスタは、2M番目の乗算ステップの後で得ら
    れたその内容を当該信号結合ユニットの出力に供給しそ
    の後にその内容を零に設定するよう適応される、ことを
    特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
  31. 【請求項31】前記他の信号処理ユニットは、スイッチ
    ング手段と2M個の信号結合ユニットとを有し、前記他の
    信号処理ユニットのM個の入力の各々は、前記スイッチ
    ング手段のM個の入力の対応する1つに結合され、前記
    スイッチング手段は、2M個の信号結合ユニットの各々の
    入力に結合された1つの出力を有し、各信号結合ユニッ
    トは、乗算ユニットとM個の記憶位置を有するメモリと
    加算器と累算レジスタとを有し、当該信号結合ユニット
    の入力と前記メモリの出力とは、前記乗算ユニットの第
    1及び第2入力にそれぞれ結合され、前記乗算ユニット
    及び前記累算レジスタの出力は、前記加算器の第1及び
    第2入力にそれぞれ結合され、前記加算器は、前記レジ
    スタの入力に結合された出力を有し、i番目の信号結合
    ユニットの当該レジスタの出力は、前記他の信号処理ユ
    ニットのi番目の出力に結合され(iは1から2Mまで動
    く)、前記スイッチング手段は、その出力とそのM個の
    入力の各々を循環的に結合するよう適応してそのM個の
    入力に生じるM個のサンプルのブロックでのサンプルの
    度に各入力の1サンプルをその出力に直列に供給し、前
    記メモリは、M個の乗算因数を有し、前記メモリは、そ
    の出力に当該M個の乗算因数を循環的に供給するよう適
    応して前記スイッチング手段がその出力にブロック内で
    のM個のサンプルのうちのm番目のサンプルを供給する
    場合にm番目の乗算因数がその出力に供給されるように
    し、前記加算器及び累算レジスタは、前記累算レジスタ
    に含まれた内容にm番目の乗算の結果を加算するよう適
    応され、前記累算レジスタはさらに、M番目の乗算ステ
    ップの後に得られたその内容を当該信号結合ユニットの
    出力に供給しその後にその内容を零に設定するよう適応
    される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシス
    テム。
  32. 【請求項32】ディジタル信号を伝送する送信機であっ
    て、ディジタル音声信号のような所与のサンプリング速
    度Fsを有するディジタル信号のサブバンド符号化のため
    にコーダーを含み、前記コーダーは、前記ディジタル信
    号に応じてサンプリング速度を低減したM個のサブバン
    ド信号を発生し、前記コーダーは、当該ディジタル信号
    帯域を周波数とともに増大する帯域番号m(1≦m≦
    M)の連続サブバンドに分割し、 前記コーダーは、分析フィルタ手段と1の信号処理ユニ
    ットとを有し、前記分析フィルタ手段は、少なくとも1
    つの入力を有し、各々が1つの入力と2つの出力を有す
    るM個の分析フィルタを有し、前記フィルタの2M個の出
    力は、サンプリング速度Fs/Mを持つ2M個の出力信号を供
    給するよう前記分析フィルタ手段の2M個の出力に結合さ
    れており、各分析フィルタは、その入力に供給された信
    号に2つの異なるフィルタリングを施し、かつ当該2つ
    の出力のうちの対応する1つにその入力信号の当該2つ
    の異なるフィルタリングをされたバージョンの各々を供
    給するように適応されており、当該2M個のフィルタ出力
    の各々1つは、信号処理ユニットの2M個の入力のうちの
    対応する1つに結合され、前記処理ユニットは、前記M
    個のサブバンド信号を供給するべく前記コーダーのM個
    の出力に結合されたM個の出力を有し、前記信号処理ユ
    ニットは、M個の出力の各々に出力信号を供給するよう
    適応され、その2M個の入力に印加された少なくともいく
    つかの入力信号の結合を当該出力信号とし、前記コーダ
    ーは、当該ディジタル信号帯域をほぼ等しい帯域幅を有
    する連続サブバンドに分割するよう適応される、送信機
    において、 前記分析フィルタの各々の係数は、当該サブバンドの帯
    域幅の半分に略等しい帯域幅を持つ低域通過フィルタ特
    性を有する標準フィルタの係数から導かれ、 前記分析フィルタの係数は、奇数個の係数を有する標準
    フィルタから導かれ、 Mは、偶数であり、 前記標準フィルタの係数の数を前記分析フィルタの各々
    の乗算係数の数に等しくするために、前記標準フィルタ
    の係数の配列に1つ以上のゼロを追加する、 ことを特徴とする送信機。
  33. 【請求項33】デコーダを有するディジタル信号を受信
    する受信機であって、当該ディジタル信号は、当該ディ
    ジタル信号帯域をサンプリング速度の低減化とともに略
    等しい帯域幅のサブバンドに分割することによりM個の
    サブバンド信号に送信の際に符号化されたものであり、
    前記デコーダーは、前記M個のサブバンド信号に応じて
    前記ディジタル信号の再生信号を構成し、前記デコーダ
    ーは、サンプリング速度を増大させてそれらサブバンド
    を当該ディジタル信号帯域に併合する受信機であって、 前記デコーダーは、信号処理ユニットと合成フィルタ手
    段とを有し、前記信号処理ユニットは、前記M個のサブ
    バンド信号を受信するM個の入力と2M個の出力とを有
    し、前記合成フィルタ手段は、2つの入力と前記デコー
    ダーの出力に結合された1つの出力を各々が有するM個
    の合成フィルタを有し、前記信号処理ユニットは、その
    2M個の出力の各々に出力信号を発生するよう適応され、
    そのM個の入力に供給された少なくともいくつかの入力
    信号の結合を当該出力信号とし、前記信号処理ユニット
    の出力の各ペアーは、前記M個の合成フィルタの対応す
    る1つのものの2個の入力のペアーに結合され、各合成
    フィルタは、1つの出力を有し、各合成フィルタは、当
    該2つの入力に供給された2つの信号に異なるフィルタ
    リングを施しかつその出力にその2つのフィルタリング
    をされた信号の結合を供給するよう適応され、前記合成
    フィルタの各出力は、サンプリング速度Fsを有する前記
    ディジタル信号の再生信号を供給するために前記合成フ
    ィルタ手段の出力に結合可能である、受信機において、 前記合成フィルタの各々の係数は、当該サブバンドの帯
    域幅の半分に略等しい帯域幅を持つ低域通過フィルタ特
    性を有する標準フィルタの係数から導かれ、 前記合成フィルタの係数は、奇数個の係数を有する標準
    フィルタから導かれ、 Mは、偶数であり、 前記標準フィルタの係数の数を前記合成フィルタの各々
    の乗算係数の数に等しくするために、前記標準フィルタ
    の係数の配列に1つ以上のゼロを追加する、 ことを特徴とする受信機。
  34. 【請求項34】ディジタル音声信号のような所与のサン
    プリング速度Fsを有するディジタル信号のサブバンド符
    号化を行うコーダーであって、前記コーダーは、前記デ
    ィジタル信号に応じてサンプリング速度を低減したM個
    のサブバンド信号を発生し、前記コーダーは、当該ディ
    ジタル信号帯域を周波数とともに増大する帯域番号m
    (1≦m≦M)の連続サブバンドに分割し、前記コーダ
    ーは、分析フィルタ手段と信号処理ユニットとを有し、
    前記分析フィルタ手段は、少なくとも1つの入力を有
    し、各々が1つの入力と2つの出力を有するM個の分析
    フィルタを有し、前記フィルタの2M個の出力は、サンプ
    リング速度Fs/Mを持つ2M個の出力信号を供給するよう前
    記分析フィルタ手段の2M個の出力に結合されており、各
    分析フィルタは、その入力に供給された信号に2つの異
    なるフィルタリングを施し、かつ当該2つの出力のうち
    の対応する1つにその入力信号の当該2つの異なるフィ
    ルタリングをされたバージョンの各々を供給するように
    適応されており、当該2M個のフィルタ出力の各々1つ
    は、信号処理ユニットの2M個の入力のうちの対応する1
    つに結合され、前記処理ユニットは、前記M個のサブバ
    ンド信号を供給するべく前記コーダーのM個の出力に結
    合されたM個の出力を有し、前記信号処理ユニットは、
    M個の出力の各々に出力信号を供給するよう適応され、
    その2M個の入力に印加された少なくともいくつかの入力
    信号の結合を当該出力信号とし、前記コーダーは、当該
    ディジタル信号帯域をほぼ等しい帯域幅を有する連続サ
    ブバンドに分割するよう適応される、コーダーにおい
    て、 前記分析フィルタの各々の係数は、当該サブバンドの帯
    域幅の半分に略等しい帯域幅を持つ低域通過フィルタ特
    性を有する標準フィルタの係数から導かれ、 前記分析フィルタの係数は、奇数個の係数を有する標準
    フィルタから導かれ、 Mは、偶数であり、 前記標準フィルタの係数の数を前記分析フィルタの各々
    の乗算係数の数に等しくするために、前記標準フィルタ
    の係数の配列に1つ以上のゼロを追加する、 ことを特徴とするコーダー。
  35. 【請求項35】ディジタル信号帯域を略等しい帯域幅に
    分割することによりディジタル信号をサブバンド符号化
    することにより得られたM個のサブバンド信号を復号化
    するデコーダであって、前記デコーダーは、前記M個の
    サブバンド信号に応じて前記ディジタル信号の再生信号
    を構成し、前記デコーダーは、サンプリング速度を増大
    させてそれらサブバンドを当該ディジタル信号帯域に併
    合し、前記デコーダーは、信号処理ユニットと合成フィ
    ルタ手段とを有し、前記信号処理ユニットは、前記M個
    のサブバンド信号を受信するM個の入力と2M個の出力と
    を有し、前記合成フィルタ手段は、2つの入力と前記デ
    コーダーの出力に結合された1つの出力を各々が有する
    M個の合成フィルタを有し、前記信号処理ユニットは、
    その2M個の出力の各々に出力信号を発生するよう適応さ
    れ、そのM個の入力に供給された少なくともいくつかの
    入力信号の結合を当該出力信号とし、前記信号処理ユニ
    ットの出力の各ペアーは、前記M個の合成フィルタの対
    応する1つのものの2個の入力のペアーに結合され、各
    合成フィルタは、1つの出力を有し、各合成フィルタ
    は、当該2つの入力に供給された2つの信号に異なるフ
    ィルタリングを施しかつその出力にその2つのフィルタ
    リングをされた信号の結合を供給するよう適応され、前
    記合成フィルタの各出力は、サンプリング速度Fsを有す
    る前記ディジタル信号の再生信号を供給するために前記
    合成フィルタ手段の出力に結合可能である、デコーダに
    おいて、 前記合成フィルタの各々の係数は、当該サブバンドの帯
    域幅の半分に略等しい帯域幅を持つ低域通過フィルタ特
    性を有する標準フィルタの係数から導かれ、 前記合成フィルタの係数は、奇数個の係数を有する標準
    フィルタから導かれ、 Mは、偶数であり、 前記標準フィルタの係数の数を前記合成フィルタの各々
    の乗算係数の数に等しくするために、前記標準フィルタ
    の係数の配列に1つ以上のゼロを追加する、 ことを特徴とするデコーダ。
  36. 【請求項36】請求項32に記載の送信機を有し、記録担
    体にディジタル音声信号を記録するディジタル音声信号
    記録装置において、 M個の入力を有する記録手段をさらに有し、当該M個の
    入力の各々1つは、前記処理ユニットのM個の出力の対
    応する1つに結合され、前記記録手段は、そのM個の入
    力に供給されたM個のサブバンド信号を前記記録担体の
    トラックに書き込むよう適応されていることを特徴とす
    るディジタル音声信号記録装置。
  37. 【請求項37】請求項33に記載の受信機を有し、記録担
    体からディジタル音声信号を再生するディジタル音声信
    号再生装置において、 M個の出力を有する再生手段をさらに有し、当該M個の
    出力の各々1つは、前記処理ユニットのM個の入力の対
    応する1つに結合され、前記再生手段は、前記記録担体
    のトラックから前記M個のサブバンド信号を読み取るよ
    う適応されていることを特徴とするディジタル音声信号
    再生装置。
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