JP3068990B2 - ディジタル再生装置 - Google Patents

ディジタル再生装置

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JP3068990B2
JP3068990B2 JP5224653A JP22465393A JP3068990B2 JP 3068990 B2 JP3068990 B2 JP 3068990B2 JP 5224653 A JP5224653 A JP 5224653A JP 22465393 A JP22465393 A JP 22465393A JP 3068990 B2 JP3068990 B2 JP 3068990B2
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DCC(ディジタル・
コンパクト・カセット)デッキ等の音楽データのディジ
タル再生装置に係り、特に、選曲時に曲名を表示するデ
ィジタル再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DCCテープには、音声データがPCM
データとして記録されていると共に、好みの曲を容易に
サーチできるように、曲番および曲の先頭であることを
示すマーカー(スタート・マーカー、スタートID)が
記録されている。
【0003】サーチには、ダイレクト選曲、飛び越し選
曲、Aタイムサーチがある。
【0004】ダイレクト選曲は、曲番を操作キーで指定
することにより、マーカー部分に記録されている曲番を
読み取りながら曲を捜し出すものである。
【0005】飛び越し選曲は、現在の再生している曲の
位置からの相対位置、すなわち、「何曲先の曲」か、ま
たは「何曲手前の曲」かを指定することにより、サーチ
中に検出した曲の先頭の数をカウントして曲を捜し出す
ものである。
【0006】Aタイムサーチは、曲の先頭の絶対時間、
つまり、DCCテープの先頭からの経過時間であるAタ
イムを指定することにより、サーチ中に読み取ったAタ
イムと指定した曲のAタイムとを比較しながら曲を捜し
出すものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、ある曲をサーチした場合、その曲名が表示さ
れないので、曲名を確認できないという問題点を有して
いる。
【0008】そこで、DCCテープから曲名を読み出し
て、メモリーに予め記憶させることにより、サーチ時に
指定された曲の曲名を表示する構成が考えられる。以
下、このサーチ方法を「曲名表示による選曲」と呼ぶこ
とにする。
【0009】なお、曲名に関する文字情報は、プリレコ
ーディングされたDCCテープの場合、主情報エリアに
連続的に記録されており、生のDCCテープの場合、ユ
ーザーにより補助情報エリアに記録され得る。
【0010】しかしながら、曲名表示による選曲を行う
場合、曲名を記憶するために多くのメモリーが必要にな
るという新たな問題を招来する。
【0011】仮に、一文字を8ビットのキャラクターコ
ードで指定し、曲名の文字数を最大12文字とし、曲番
(8ビットとする)も記憶する場合を考えると、一曲当
たり8×13=104ビットのメモリーが必要になる。
したがって、一つのDCCテープに記録されている曲数
を最大で99とすれば、104×99=10296ビッ
トのメモリーが必要になる。
【0012】DCCテープには、実際には99曲も記録
されていないとしても、実用上30〜40曲分の文字情
報を記憶するメモリーが必要になる。このため、マイク
ロコンピューターに内蔵されているメモリーだけでは不
足し、専用のメモリーが必要になるという新たな問題を
招来する。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るデ
ィジタル再生装置は、上記の課題を解決するために、
番と曲番に対応した曲の情報とが記録された記録媒体か
情報を読み取り、読み取った情報をメモリーに記憶
し、サーチしたい曲の曲番、サーチしたい曲の曲番と現
在再生中の曲の曲番との差、または、記録媒体上におけ
るサーチしたい曲の記録位置を示す絶対時間のいずれか
を指定することにより、サーチしたい曲の情報をメモリ
ーから読み出して表示し、その曲を再生するディジタル
再生装置であって、上記メモリーは、M曲分の情報を記
憶可能なものであり、メモリーに情報を記憶可能な曲数
および再生中の曲の曲番に応じてメモリーに記憶する
情報の最小曲番および最大曲番を決定し、最小曲番から
最大曲番までの範囲内の曲番に対応した曲の情報を記録
媒体から読み取ってメモリーに記憶させる制御手段が備
えられていることを特徴としている。
【0014】請求項2の発明に係るディジタル再生装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1記載のディ
ジタル再生装置において、上記制御手段は、さらに曲の
総数も考慮してメモリーに記憶する情報の最小曲番およ
び最大曲番を決定するようになっていることを特徴とし
ている。
【0015】請求項3の発明に係るディジタル再生装置
は、上記の課題を解決するために、請求項2記載のディ
ジタル再生装置において、上記の曲の情報が、曲名であ
り、上記のメモリーには、M曲分の曲番と曲番に対応し
た曲名とを記憶する第1領域と、曲の総数を記憶する第
2領域と、再生中の曲の曲番を記憶する第3領域と、第
1領域に記憶する曲の最小曲番を記憶する第4領域と、
第1領域に記憶する曲の最大曲番を記憶する第5領域
と、最小曲番および最大曲番を計算したときの再生中の
曲の曲番を記憶する第6領域とが設けられていることを
特徴としている。
【0016】請求項4の発明に係るディジタル再生装置
は、上記の課題を解決するために、請求項2記載のディ
ジタル再生装置において、上記の曲の情報が、曲名であ
り、上記のメモリーには、M曲分の曲名を記憶する第1
領域と、曲の総数を記憶する第2領域と、再生中の曲の
曲番を記憶する第3領域と、第1領域に記憶する曲の最
小曲番を記憶する第4領域と、第1領域に記憶する曲の
最大曲番を記憶する第5領域と、最小曲番および最大曲
番を計算したときの再生中の曲の曲番を記憶する第6領
域と、最小曲番または最大曲番に対応した曲名を記憶し
ている第1領域におけるアドレスを記憶する第7領域が
設けられていることを特徴としている。
【0017】請求項5の発明に係るディジタル再生装置
は、上記の課題を解決するために、請求項2記載のディ
ジタル再生装置において、上記の曲の情報が、曲名であ
り、上記制御手段が、さらに、現在再生中の曲の曲名を
メモリーの特定アドレスに記憶させるものであり、上記
のメモリーには、M曲分の曲名を記憶する第1領域と、
曲の総数を記憶する第2領域と、再生中の曲の曲番を記
憶する第3領域と、第1領域に記憶する曲の最小曲番を
記憶する第4領域と、第1領域に記憶する曲の最大曲番
を記憶する第5領域と、最小曲番および最大曲番を計算
したときの再生中の曲の曲番を記憶する第6領域とが設
けられていることを特徴としている。
【0018】
【作用】請求項1の構成によれば、メモリーに情報を記
憶可能な曲数Mおよび再生中の曲の曲番に応じてメモリ
ーに記憶する情報の最小曲番および最大曲番を決定しメ
モリーに記憶する情報を変更する制御手段を備えたの
で、全曲の関連情報をメモリーに記憶させなくても、表
示情報による選曲を実現できる。すなわち、少ないメモ
リーで表示情報による選曲を実現できる。
【0019】請求項2の構成によれば、上記制御手段
が、さらに曲の総数も考慮してメモリーに記憶する情報
の最小曲番および最大曲番を決定するようになっている
ので、記録されていない曲番がメモリーに割り当てられ
ることがなくなり、メモリーの無駄をなくすことができ
る。
【0020】請求項3の構成によれば、メモリーに情報
を記憶可能な曲数M、再生中の曲の曲番、および記録媒
体に記録されている曲の総数に応じてメモリーに記憶す
る曲名の最小曲番および最大曲番を決定し、最小曲番か
ら最大曲番までの範囲内の曲番に対応した曲の情報を記
録媒体から読み取ってメモリーに記憶させる制御手段を
備えたので、全曲の曲番および曲名をメモリーに記憶さ
せなくても、曲名表示による選曲を実現できる。すなわ
ち、少ないメモリーで曲名表示による選曲を実現でき
る。
【0021】請求項4の構成によれば、メモリーに情報
を記憶可能な曲数M、再生中の曲の曲番、および記録媒
体に記録されている曲の総数に応じてメモリーに記憶す
る曲名の最小曲番および最大曲番を決定し、最小曲番か
ら最大曲番までの範囲内の曲番に対応した曲の情報を記
録媒体から読み取ってメモリーに記憶させる制御手段を
備えたので、全曲の曲番および曲名をメモリーに記憶さ
せなくても、曲名表示による選曲を実現できる。しか
も、最小曲番または最大曲番に対応した曲名を記憶して
いる第1領域におけるアドレスを記憶する第7領域を設
けたので、サーチする曲番に対応する曲名が記憶されて
いるアドレスを計算で求めることが可能になる。これに
より、メモリーに曲番を記憶させなくて済む。したがっ
て、より少ないメモリーで曲名表示による選曲を実現で
きる。
【0022】請求項5の構成によれば、メモリーに情報
を記憶可能な曲数M、再生中の曲の曲番、および記録媒
体に記録されている曲の総数に応じてメモリーに記憶す
る曲名の最小曲番および最大曲番を決定し、最小曲番か
ら最大曲番までの範囲内の曲番に対応した曲の情報を記
録媒体から読み取ってメモリーに記憶させる制御手段を
備えたので、全曲の曲番および曲名をメモリーに記憶さ
せなくても、曲名表示による選曲を実現できる。しか
も、現在再生中の曲の曲名をメモリーの特定アドレスに
記憶するので、サーチする曲番に対応する曲名が記憶さ
れているアドレスを計算で求めることが可能になる。こ
れにより、メモリーに曲番を記憶させなくて済む。した
がって、さらに少ないメモリーで曲名表示による選曲を
実現できる。
【0023】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図12
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0024】本実施例のDCCデッキは、図1に示すよ
うに、ヘッド11を使ってDCCテープ(記録媒体、図
示されていない)から読み出された信号を、再生アンプ
(AMP)/イコライザー(EQ)/信号検出器12、
復調器13に通することによりディジタル信号に復調
し、デコーダー14にて情報を解読するようになってい
る。
【0025】解読された情報の内、音声データはDA
(ディジタル−アナログ)変換器15でDA変換され、
LPF(ローパスフィルター)16を通された後、オー
ディオ出力となる。
【0026】解読された情報の内、曲番および曲名がマ
イクロコンピューター1(制御手段)に内蔵されたメモ
リー1aにストアされる。
【0027】メモリー1aには、図2(a)に示すよう
に、19個の曲の曲番と曲名が記憶される。1つの曲に
は13バイトが割り当てられる。1つの曲番には1バイ
トが割り当てられ、1つの曲名には12バイトが割り当
てられる。各曲はアドレスA1 〜A19のいずれかに対応
している。
【0028】メモリー1aには、この他、同図(b)に
示すように、5個の変数が記憶される。各変数には1バ
イトが割り当てられる。5個の変数とは、現在再生中の
曲の曲番N、基準曲番N0 、DCCテープに記録されて
いる曲数MA、メモリー1aに記憶する最小曲番MS、
メモリー1aに記憶する最大曲番MLのことであり、後
述するように、最小曲番MS、最大曲番MLは、曲番N
および曲数MAからマイクロコンピューター1により計
算される。
【0029】記録を行う場合、オーディオ信号はLPF
17に通された後、AD(アナログ−ディジタル)変換
器18でAD変換され、エンコーダー19にて符号化さ
れる。それから、変調器20、記録アンプ21に送ら
れ、ヘッド11によりDCCテープに記録されるように
なっている。
【0030】上記の構成において、曲名表示による選曲
が行われる。すなわち、キー2を使って飛び越し選曲を
指示すると、曲番で指定した曲名がメモリー1aから読
み出され、表示装置3に表示される。これにより、曲名
を容易に確認できる。
【0031】本実施例では、現在再生中の曲の曲番Nに
応じて、メモリー1aに記憶する曲番および曲名を移動
させるようになっている。これにより、メモリー1aの
容量を増加させることなく、曲名表示による選曲が可能
になる。
【0032】以下、曲番および曲名をメモリー1aにス
トアする手順および、曲名表示による選曲の方法につい
て説明する。
【0033】DCCデッキにDCCテープをローディン
グすると、図3のフローチャートにしたがって、メモリ
ー1aに記憶すべき曲が決定される。
【0034】ステップ1として(以下、ステップをSと
略す)、まず、現在再生中の曲の曲番Nが読み取られ
る。それから、曲番Nが10以下であるかどうか判定さ
れる(S2)。
【0035】曲番Nが10以下の場合、現在の再生中の
曲から9曲後の曲の曲番は19以下となるので、最小曲
番MSに1がセットされ、最大曲番MLに19がセット
される(S3)。そして、メモリー1aのアドレスA1
〜A19には、図4(a)に示すように、それぞれ最小曲
番MSから最大曲番MLが記憶されると共に、曲番に対
応する曲名が記憶される(S8)。
【0036】S2で、曲番Nが11以上の場合、現在の
再生中の曲から9曲前の曲の曲番はN−9になり、9曲
後の曲の曲番はN+9になるので、最小曲番MSにN−
9がセットされ、最大曲番MLにN+9がセットされる
(S4)。N=15の場合、メモリー1aのアドレスA
1 〜A19には、図4(b)に示すように、それぞれ最小
曲番MSから最大曲番MLが記憶されると共に、曲番に
対応する曲名が記憶される(S8)。
【0037】曲番および曲名がメモリー1aに記憶され
た後、曲番Nを基準曲番N0 としてストアする(S
9)。次の曲が再生されるとき曲番Nが変化するので、
最小曲番MSおよび最大曲番MLを再計算するとき基準
曲番N0 が必要になる。
【0038】なお、曲数MAが分かっている場合、S4
とS8との間にS5〜S7を追加すれば、メモリー1a
の無駄をなくすことができる。
【0039】すなわち、S5で、曲数MAが分かってい
るかどうかを判定し、曲数MAが分かっている場合に
は、S6で、最大曲番MLが曲数MAより大きいかどう
かを判定する。そして、最大曲番MLが曲数MAより大
きい場合、最大曲番MLに曲数MAをセットし、最小曲
番MSに(MA−18)をセットする(S7)。これに
より、記録されていない曲番がメモリー1aに割り当て
られることがなくなる。
【0040】例えば、図4(b)において、MA=22
とし、S5〜S7を実行すると、同図(c)のメモリー
1aのマップが得られる。
【0041】再生中に曲番Nが変化した場合、あるい
は、早送り/巻き戻しにより曲番Nが大きく変化した場
合、図5のフローチャートにしたがって、メモリー1a
の割り当てが変更される。
【0042】再生中、常に再生曲番Nを読み取る(S1
1)。曲番Nが最大曲番MLより大きくなった場合、ま
たは、曲番Nが最小曲番MSより小さくなった場合、S
2(図3のA1)にジャンプする(S12,S13)。
そして、最小曲番MSおよび最大曲番MLの再設定が行
われる。
【0043】曲番Nが最小曲番MSから最大曲番MLま
での範囲内であれば、曲番Nと基準曲番N0 との差、す
なわち、曲番Nの変化量kを求める(S14)。それか
ら、変化量kが0かどうかを判定する(S15)。
【0044】S15で、k=0の場合、後述する曲名を
記憶するルーチン(図6)を実行する。
【0045】S15で、k≠0の場合、変化量kが正で
あるかどうかが判定される(S18)。変化量kが正
(>0)の場合、曲番MSからMS+k−1に対応する
アドレスのメモリー1aに記憶されていた曲名を削除、
すなわち、空白にし、曲番ML+1からML+kを新た
にメモリー1aに記憶させる(S24)。それから、最
小曲番MSをMS+kに変更し、最大曲番MLをML+
kに変更する(S25)。そして、基準曲番N0 に曲番
Nをセットし(S51)、後述する曲名を記憶するルー
チン(図6)を実行する。
【0046】S18で、変化量kが負(<0)の場合、
すなわち、手前の曲に移動した場合、曲番Nが10を越
えている(つまり、11以上である)かどうかを判定す
る(S19)。曲番Nが10を越えている場合、変化量
kに−kをセットする(S31)。曲番ML−(k−
1)からMLに対応するアドレスのメモリー1aに記憶
されていた曲名を削除し、それらのアドレスのメモリー
1aに曲番MS−kからMSを記憶させる(S32)。
それから、最小曲番MSをMS−kに変更し、最大曲番
MLをML−kに変更する(S33)。そして、基準曲
番N0 に曲番Nをセットし(S51)、後述する曲名を
記憶するルーチン(図6)を実行する。
【0047】S19で、曲番Nが10を越えていない場
合、曲番1〜19を記憶させればよい。このため、変化
量kにMS−1をセットし(S41)、上記のS32の
処理を行う。
【0048】なお、曲数MAが分かっている場合、S1
5とS18との間にS16、S17を追加すれば、処理
が簡素化する。
【0049】すなわち、S15で、k≠0の場合、曲数
MAが分かっているかどうかを判定する(S16)。曲
数MAが分かっている場合、曲数MAが19以下である
かどうかを判定する(S17)。曲数MAが19以下で
ある場合、後述する曲名を記憶するルーチン(図6)を
実行する。S16で曲数MAが分かっていない場合、ま
たは、S17で曲数MAが19以下でない場合、S18
の処理を行う。
【0050】また、曲数MAが分かっている場合、S1
8とS24との間にS21〜S23を追加すれば、メモ
リー1aの無駄をなくすことができると共に、処理が簡
素化する。
【0051】すなわち、S18で、k>0の場合、曲数
MAが最大曲番MLを越えているかどうかを判定する
(S21)。曲数MAが最大曲番MLを越えている場
合、変化量kが曲数MAと最大曲番MLとの差より小さ
いかどうかを判定する(S22)。変化量kが曲数MA
と最大曲番MLとの差より小さい場合、S24の処理を
行う。変化量kが曲数MAと最大曲番MLとの差より小
さくない場合、変化量kに曲数MAと最大曲番MLとの
差をセットし(S23)、変化量kをMA−MLに抑
え、S24の処理を行う。これにより、メモリー1aの
無駄をなくすことができる。
【0052】S21で、曲数MAが最大曲番MLを越え
ていない場合、すなわち、MA≦MLの場合には、修正
は不要であるから、後述する曲名を記憶するルーチン
(図6)を実行する。
【0053】次に、曲名を記憶するルーチンについて、
図6に基づいて説明する。
【0054】再生中、曲番(L)および、曲番(L)に
対応した曲名(LT)を読み取る(S61)。それか
ら、曲番(L)が最小曲番MSと最大曲番MLとの間に
あるかを判定する(S62、S63)。曲番(L)が最
小曲番MSと最大曲番MLとの間にある場合、曲名(L
T)を曲番(L)に対応するアドレスのメモリー1aに
記憶する(S64)。曲番(L)が最小曲番MSと最大
曲番MLとの間にない場合、S11(図5のB)にジャ
ンプする。
【0055】通常の再生では、曲番Nは+1ずつ変化し
て行くから、変化量kは+1である。この場合における
メモリー1aの割り当ての変化の一例を図7(a)〜
(c)に示す。
【0056】再生中の曲番Nが15であったとすると、
最小曲番MSは6、最大曲番MLは24になる(同図
(a))。
【0057】曲番Nが16に変化すると、最小曲番MS
に対応するアドレスA1 のメモリー1aの内容をML+
1=24+1=25に修正し、曲番MSに対応する曲名
を削除する。それから、最小曲番MSにMS+1=6+
1=7をセットし、最大曲番MLにML+1=24+1
=25をセットする。そして、アドレスA1 のメモリー
1aに最大曲番MLに対応する曲名を記憶させる(同図
(b))。このように、本実施例では、メモリー1a内
での情報の移動は行わない。
【0058】同様に、曲番Nが17に変化すると、最小
曲番MSに対応するアドレスA2 のメモリー1aの内容
をML+1=27に修正し、曲番MSに対応する曲名を
削除する。それから、最小曲番MSにMS+1=8をセ
ットし、最大曲番MLにML+1=26をセットする。
そして、アドレスA2 のメモリー1aに最大曲番MLに
対応する曲名を記憶させる(同図(c))。
【0059】早送りまたは巻き戻しにより変化量kが1
を越えた場合におけるメモリー1aの割り当ての変化の
一例を図8(a)〜(b)に示す。
【0060】曲番Nが15(同図(a))から18(同
図(b))へ変化すると、k=18−15=3となる。
最小曲番MSに対応するアドレスA1 のメモリー1aの
内容をML+1=25に修正し、曲番MSに対応する曲
名を削除する。同様に、MS+1=7に対応するアドレ
スA2 のメモリー1aの内容をML+2=26に修正
し、曲番MS+1に対応する曲名を削除する。同様に、
MS+2=8に対応するアドレスA3 のメモリー1aの
内容をML+3=27に修正し、曲番MS+2に対応す
る曲名を削除する。
【0061】すなわち、k=3の場合、MS,MS+
1,MS+2=(MS+k−1)の3ヶ所に対応するア
ドレスA1 〜A3 のメモリー1aの内容を修正する。そ
れから、最小曲番MSにMS+k=6+3=9をセット
し、最大曲番MLにML+3=24+3=27をセット
する。そして、曲名を記憶させる。
【0062】k=5の場合、MSからMS+k−1=M
S+4までの5ヶ所に対応するアドレスA1 〜A5 のメ
モリー1aの内容を修正する。
【0063】変化量kが負の場合におけるメモリー1a
の割り当ての変化の一例を図8(b)〜(c)に示す。
【0064】曲番Nが18(同図(b))から12(同
図(c))へ変化すると、k=12−18=−6とな
る。最大曲番ML=27に対応するアドレスA3 のメモ
リー1aの内容をMS−1=9−1=8に修正し、曲名
を削除する。同様に、曲番ML−1=26に対応するア
ドレスA2 のメモリー1aの内容をMS−2=9−2=
7に修正し、曲名を削除する。以下、順次、修正および
削除を行い、最後に、曲番ML−(k−1)=27−
(6−1)=22に対応するアドレスA17の内容をMS
−k=9−6=3に修正し、曲名を削除する。それか
ら、最小曲番MSにMS−k=9−6=3をセットし、
最大曲番MLにML−k=27−6=21をセットす
る。そして、曲名を記憶させる。
【0065】変化量kが負の場合であって、曲番Nが1
0以下の場合におけるメモリー1aの割り当ての変化の
一例を図8(c)〜(d)に示す。
【0066】曲番Nが12(同図(c))から8(同図
(d))へ変化すると、k=8−12=−4となる。曲
番Nが8であるので、kにMS−1=3−1=2をセッ
トする。したがって、内容の修正はk箇所、すなわち2
カ所だけでよい。最大曲番ML=21に対応するアドレ
スA16のメモリー1aの内容をMS−1=3−1=2に
修正し、曲名を削除する。同様に、曲番ML−1=20
に対応するアドレスA15のメモリー1aの内容をMS−
2=3−2=1に修正し、曲名を削除する。それから、
最小曲番MSにMS−k=MS−(MS−1)=1をセ
ットし、最大曲番MLにML−k=ML−(MS−1)
=ML−MS+1=19をセットする。そして、曲名を
記憶させる。すなわち、最小曲番MSは常に1にセット
され、最大曲番MLは常にML−MS+1にセットされ
る(ML−MSはメモリー1aの容量を設定したときに
決まっており、本実施例では18である)。
【0067】図3、図5および図6に示したルーチン
は、ループになっており、再生中、実行され続ける。
【0068】次に、メモリー1aを用いた曲名表示によ
る選曲について、図9のフローチャートに基づいて説明
する。
【0069】キー2(図1)を使ってダイレクト選曲を
指示し、サーチしたい曲番Tを指定するか、あるいは、
飛び越し選曲、Aタイムサーチを指示し、サーチしたい
曲番Tを間接的に指定する(S71)と、曲番Tが最小
曲番MSから最大曲番MLまでの範囲内にあるかどうか
が判定される(S72,S73)。曲番Tが最小曲番M
Sから最大曲番MLまでの範囲内にある場合、曲番Tに
対応する曲名がマイクロコンピューター1によりメモリ
ー1aから読み出され、表示装置3に表示される(S7
4)。曲名がまだ入手できていないとき、空白が表示さ
れる。曲番Tが最小曲番MSから最大曲番MLまでの範
囲内にない場合も、空白が表示される(S75)。
【0070】S74またはS75の後、サーチを開始す
る(S76)。すなわち、マイクロコンピューター1は
メカニズムを制御し、サーチしたい曲に向かって早送り
またを巻き戻しを行う。S77では、サーチする曲の変
更要求があるかどうかを判定する。サーチする曲の変更
要求がある場合、S71に戻る。サーチする曲の変更要
求がない場合、サーチしている曲の曲頭が見つかったか
どうかを判定する(S78)。サーチしている曲の曲頭
が見つかった場合、サーチを完了する(S79)。そし
て、S11(図5のB)にジャンプし、再生を行う。サ
ーチしている曲の曲頭が見つからなかった場合、S77
に戻る。
【0071】なお、サーチを開始するS76で、MUT
E(ミュート)をオンにし、サーチを完了するS79
で、MUTEをオフにすれば、サーチ中、邪魔な音を出
さないようにできる。
【0072】以上の実施例では、曲番と曲名を併せて1
3バイトのメモリー1aの領域を1つの曲に割り当てた
が(図2)、図10に示すように、最小曲番MSを記憶
しているアドレスを示すポインターMSPを記憶するた
めに1バイトのメモリー1aの領域を設けることによ
り、各アドレスの曲番を計算で求めることができる。こ
のため、曲番を記憶するメモリー1aの領域をなくすこ
とができる。すなわち、メモリー1aを節約することが
できる。
【0073】これを実現するためには、上記のS8(図
3)に処理「MSP←1」を追加し、S24(図5)に
処理「MSP←MSP+k」を追加し、S32に処理
「MSP←MSP−k」を追加し、曲番を記憶する処理
を省略すればよい。ただし、MSP+k>19のとき
は、MSP+k−19をポインターMSPにストアし、
MSP−k<1のときは、MSP−k+19をポインタ
ーMSPに保持することが必要である。
【0074】また、図11および図12に示すように、
再生中の曲番Nを常にメモリー1aの特定アドレス(例
えば、中央のアドレスA10)に記憶するように、曲名を
移動させれば、ポインターMSPが不要になる。これに
より、さらにメモリー1aを節約することができる。
【0075】なお、上記特定アドレスは、メモリー1a
のどこに配置してもよい。
【0076】以上の実施例では、DCCデッキにおける
曲名表示による選曲について説明したが、音声データと
共に曲番および曲名が記録された記録媒体を用いるディ
ジタル再生装置およびディジタル記録再生装置に本発明
を広く応用できる。
【0077】本発明の一実施例に係るDCCデッキは、
DCCテープから読み取った曲名をメモリー1aに記憶
し、サーチしたい曲の曲番T、サーチしたい曲の曲番T
と現在再生中の曲の曲番Nとの差、または、DCCテー
プ上におけるサーチしたい曲の記録位置を示す絶対時間
のいずれかを指定することにより、サーチしたい曲の曲
名をメモリー1aから読み出して表示し、その曲を再生
するDCCデッキであって、DCCテープに記録されて
いる曲の総数MAおよび再生中の曲の曲番Nに応じてメ
モリー1aに記憶する曲名の最小曲番MSおよび最大曲
番MLを計算しメモリー1aに記憶する曲名を変更する
マイクロコンピューター1が備えられており、上記のメ
モリー1aには、19曲分の曲番と曲番に対応した曲名
とを記憶する第1領域と、曲の総数MAを記憶する第2
領域と、再生中の曲の曲番Nを記憶する第3領域と、第
1領域に記憶する曲の最小曲番MSを記憶する第4領域
と、第1領域に記憶する曲の最大曲番MLを記憶する第
5領域と、最小曲番MSおよび最大曲番MLを計算した
ときの再生中の曲の曲番、すなわち基準曲番N0 を記憶
する第6領域とが設けられている構成である。
【0078】これによれば、DCCテープに記録されて
いる曲の総数MAおよび再生中の曲の曲番Nに応じてメ
モリー1aに記憶する曲名の最小曲番MSおよび最大曲
番MLを計算しメモリー1aに記憶する曲名を変更する
マイクロコンピューター1を備えたので、全曲の曲番お
よび曲名をメモリー1aに記憶させなくても、曲名表示
による選曲を実現できる。すなわち、少ないメモリー1
aで曲名表示による選曲を実現できる。
【0079】本発明の他の実施例に係るDCCデッキ
は、DCCテープから読み取った曲名をメモリー1aに
記憶し、サーチしたい曲の曲番T、サーチしたい曲の曲
番Tと現在再生中の曲の曲番Nとの差、または、DCC
テープ上におけるサーチしたい曲の記録位置を示す絶対
時間のいずれかを指定することにより、サーチしたい曲
の曲名をメモリー1aから読み出して表示し、その曲を
再生するDCCデッキであって、DCCテープに記録さ
れている曲の総数MAおよび再生中の曲の曲番Nに応じ
てメモリー1aに記憶する曲名の最小曲番MSおよび最
大曲番MLを計算しメモリー1aに記憶する曲名を変更
するマイクロコンピューター1が備えられており、上記
のメモリー1aには、19曲分の曲名を記憶する第1領
域と、曲の総数MAを記憶する第2領域と、再生中の曲
の曲番Nを記憶する第3領域と、第1領域に記憶する曲
の最小曲番MSを記憶する第4領域と、第1領域に記憶
する曲の最大曲番MLを記憶する第5領域と、最小曲番
MSおよび最大曲番MLを計算したときの再生中の曲の
曲番、すなわち基準曲番N0 を記憶する第6領域と、最
小曲番MSまたは最大曲番MLに対応した曲名を記憶し
ている第1領域におけるアドレスを示すポインターMS
Pを記憶する第7領域が設けられている構成である。
【0080】これによれば、DCCテープに記録されて
いる曲の総数MAおよび再生中の曲の曲番Nに応じてメ
モリー1aに記憶する曲名の最小曲番MSおよび最大曲
番MLを計算しメモリー1aに記憶する曲名を変更する
マイクロコンピューター1を備えたので、全曲の曲番お
よび曲名をメモリー1aに記憶させなくても、曲名表示
による選曲を実現できる。しかも、最小曲番MSまたは
最大曲番MLに対応した曲名を記憶している第1領域に
おけるアドレスを示すポインターMSPを記憶する第7
領域を設けたので、サーチする曲番に対応する曲名が記
憶されているアドレスを計算で求めることが可能にな
る。これにより、メモリー1aに曲番を記憶させなくて
済む。したがって、より少ないメモリー1aで曲名表示
による選曲を実現できる。
【0081】本発明のさらに他の実施例に係るDCCデ
ッキは、DCCテープから読み取った曲名をメモリー1
aに記憶し、サーチしたい曲の曲番T、サーチしたい曲
の曲番Tと現在再生中の曲の曲番Nとの差、または、D
CCテープ上におけるサーチしたい曲の記録位置を示す
絶対時間のいずれかを指定することにより、サーチした
い曲の曲名をメモリー1aから読み出して表示し、その
曲を再生するDCCデッキであって、DCCテープに記
録されている曲の総数MAおよび再生中の曲の曲番Nに
応じてメモリー1aに記憶する曲名の最小曲番MSおよ
び最大曲番MLを計算しメモリー1aに記憶する曲名を
変更し、かつ、現在再生中の曲の曲名をメモリー1aの
特定アドレスに記憶するマイクロコンピューター1が備
えられており、上記のメモリー1aには、19曲分の曲
名を記憶する第1領域と、曲の総数MAを記憶する第2
領域と、再生中の曲の曲番Nを記憶する第3領域と、第
1領域に記憶する曲の最小曲番MSを記憶する第4領域
と、第1領域に記憶する曲の最大曲番MLを記憶する第
5領域と、最小曲番MSおよび最大曲番MLを計算した
ときの再生中の曲の曲番、すなわち基準曲番N0 を記憶
する第6領域とが設けられている構成である。
【0082】これによれば、DCCテープに記録されて
いる曲の総数MAおよび再生中の曲の曲番Nに応じてメ
モリー1aに記憶する曲名の最小曲番MSおよび最大曲
番MLを計算しメモリー1aに記憶する曲名を変更し、
かつ、現在再生中の曲の曲名をメモリー1aの特定アド
レスに記憶するマイクロコンピューター1を備えたの
で、全曲の曲番および曲名をメモリー1aに記憶させな
くても、曲名表示による選曲を実現できる。しかも、現
在再生中の曲の曲名をメモリー1aの特定アドレスに記
憶するので、サーチする曲番に対応する曲名が記憶され
ているアドレスを計算で求めることが可能になる。これ
により、メモリー1aに曲番を記憶させなくて済む。し
たがって、さらに少ないメモリー1aで曲名表示による
選曲を実現できる。
【0083】
【発明の効果】請求項1の発明に係るディジタル再生装
置は、以上のように、M曲分の情報を記憶可能なメモリ
ーを用い、メモリーに情報を記憶可能な曲数Mおよび再
生中の曲の曲番に応じてメモリーに記憶する情報の最小
曲番および最大曲番を決定し、最小曲番から最大曲番ま
での範囲内の曲番に対応した曲の情報を記録媒体から読
み取ってメモリーに記憶させる制御手段を備えたので、
全曲の関連情報をメモリーに記憶させなくても、表示情
報による選曲を実現できる。すなわち、少ないメモリー
で表示情報による選曲を実現できるという効果を奏す
る。
【0084】請求項2の発明に係るディジタル再生装置
は、以上のように、上記制御手段が、さらに曲の総数も
考慮してメモリーに記憶する情報の最小曲番および最大
曲番 を決定するようになっているので、記録されていな
い曲番がメモリーに割り当てられることがなくなり、メ
モリーの無駄をなくすことができる。
【0085】請求項3の発明に係るディジタル再生装置
は、以上のように、上記の曲の情報が、曲名であり、上
記のメモリーには、M曲分の曲番と曲番に対応した曲名
とを記憶する第1領域と、曲の総数を記憶する第2領域
と、再生中の曲の曲番を記憶する第3領域と、第1領域
に記憶する曲の最小曲番を記憶する第4領域と、第1領
域に記憶する曲の最大曲番を記憶する第5領域と、最小
曲番および最大曲番を計算したときの再生中の曲の曲番
を記憶する第6領域とが設けられているので、全曲の曲
番および曲名をメモリーに記憶させなくても、曲名表示
による選曲を実現できる。すなわち、少ないメモリーで
曲名表示による選曲を実現できるという効果を奏する。
【0086】請求項4の発明に係るディジタル再生装置
は、以上のように、上記の曲の情報が、曲名であり、上
記のメモリーには、M曲分の曲名を記憶する第1領域
と、曲の総数を記憶する第2領域と、再生中の曲の曲番
を記憶する第3領域と、第1領域に記憶する曲の最小曲
番を記憶する第4領域と、第1領域に記憶する曲の最大
曲番を記憶する第5領域と、最小曲番および最大曲番を
計算したときの再生中の曲の曲番を記憶する第6領域
と、最小曲番または最大曲番に対応した曲名を記憶して
いる第1領域におけるアドレスを記憶する第7領域が設
けられているので、全曲の曲番および曲名をメモリーに
記憶させなくても、曲名表示による選曲を実現できる。
しかも、最小曲番または最大曲番に対応した曲名を記憶
している第1領域におけるアドレスを記憶する第7領域
を設けたので、サーチする曲番に対応する曲名が記憶さ
れているアドレスを計算で求めることが可能になる。こ
れにより、メモリーに曲番を記憶させなくて済む。した
がって、より少ないメモリーで曲名表示による選曲を実
現できるという効果を奏する。
【0087】請求項5の発明に係るディジタル再生装置
は、以上のように、上記の曲の情報が、曲名であり、上
記制御手段が、さらに、現在再生中の曲の曲名をメモリ
ーの 特定アドレスに記憶させるものであり、上記のメモ
リーには、M曲分の曲名を記憶する第1領域と、曲の総
数を記憶する第2領域と、再生中の曲の曲番を記憶する
第3領域と、第1領域に記憶する曲の最小曲番を記憶す
る第4領域と、第1領域に記憶する曲の最大曲番を記憶
する第5領域と、最小曲番および最大曲番を計算したと
きの再生中の曲の曲番を記憶する第6領域とが設けられ
ているので、全曲の曲番および曲名をメモリーに記憶さ
せなくても、曲名表示による選曲を実現できる。しか
も、現在再生中の曲の曲名をメモリーの特定アドレスに
記憶するので、サーチする曲番に対応する曲名が記憶さ
れているアドレスを計算で求めることが可能になる。こ
れにより、メモリーに曲番を記憶させなくて済む。した
がって、さらに少ないメモリーで曲名表示による選曲を
実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るDCCデッキの構成を示す概略の
構成図である。
【図2】図1のDCCデッキのメモリーの割り当てを示
す説明図である。
【図3】図1のDCCデッキにDCCテープをローディ
ングしたとき、メモリーに記憶すべき曲を決定するプロ
セスを示すフローチャートである。
【図4】図1のDCCデッキのメモリーに記憶される曲
名を示す説明図である。
【図5】図1のDCCデッキにおいて、再生中に曲番が
変化したときのメモリーの割り当を変更するプロセスを
示すフローチャートである。
【図6】図1のDCCデッキにおいて、メモリーに曲名
を記憶するプロセスを示すフローチャートである。
【図7】再生中に曲番が変化したとき、図2のメモリー
に記憶されている曲名の変化の一例を示す説明図であ
る。
【図8】再生中に曲番が変化したとき、図2のメモリー
に記憶されている曲名の変化の他の例を示す説明図であ
る。
【図9】図1のDCCデッキにおいて、メモリーを用い
た曲名表示による選曲を行うプロセスを示すフローチャ
ートである。
【図10】図1のDCCデッキのメモリーの他の割り当
て示す説明図である。
【図11】再生中に曲番が変化したとき、図10のメモ
リーに記憶されている曲名の変化の一例を示す説明図で
ある。
【図12】再生中に曲番が変化したとき、図10のメモ
リーに記憶されている曲名の変化の他の例を示す説明図
である。
【符号の説明】 1 マイクロコンピューター(制御手段) 1a メモリー 2 キー 3 表示装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲番と曲番に対応した曲の情報とが記録さ
    れた記録媒体から情報を読み取り、読み取った情報をメ
    モリーに記憶し、サーチしたい曲の曲番、サーチしたい
    曲の曲番と現在再生中の曲の曲番との差、または、記録
    媒体上におけるサーチしたい曲の記録位置を示す絶対時
    間のいずれかを指定することにより、サーチしたい曲の
    情報をメモリーから読み出して表示し、その曲を再生す
    るディジタル再生装置であって、上記メモリーは、M曲分の情報を記憶可能なものであ
    り、 メモリーに情報を記憶可能な曲数M および再生中の曲の
    曲番に応じてメモリーに記憶する情報の最小曲番および
    最大曲番を決定し、最小曲番から最大曲番までの範囲内
    の曲番に対応した曲の情報を記録媒体から読み取って
    モリーに記憶させる制御手段が備えられていることを特
    徴とするディジタル再生装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段が、さらに曲の総数も考慮し
    てメモリーに記憶する情報の最小曲番および最大曲番を
    決定するようになっていることを特徴とする請求項1記
    載のディジタル再生装置。
  3. 【請求項3】上記の曲の情報が、曲名であり、 上記のメモリーには、M曲分の曲番と曲番に対応した曲
    名とを記憶する第1領域と、曲の総数を記憶する第2領
    域と、再生中の曲の曲番を記憶する第3領域と、第1領
    域に記憶する曲の最小曲番を記憶する第4領域と、第1
    領域に記憶する曲の最大曲番を記憶する第5領域と、最
    小曲番および最大曲番を計算したときの再生中の曲の曲
    番を記憶する第6領域とが設けられていることを特徴と
    する請求項2記載のディジタル再生装置。
  4. 【請求項4】上記の曲の情報が、曲名であり、 上記のメモリーには、M曲分の曲名を記憶する第1領域
    と、曲の総数を記憶する第2領域と、再生中の曲の曲番
    を記憶する第3領域と、第1領域に記憶する曲の最小曲
    番を記憶する第4領域と、第1領域に記憶する曲の最大
    曲番を記憶する第5領域と、最小曲番および最大曲番を
    計算したときの再生中の曲の曲番を記憶する第6領域
    と、最小曲番または最大曲番に対応した曲名を記憶して
    いる第1領域におけるアドレスを記憶する第7領域が設
    けられていることを特徴とする請求項2記載のディジタ
    ル再生装置。
  5. 【請求項5】上記の曲の情報が、曲名であり、 上記制御手段が、さらに、現在再生中の曲の曲名をメモ
    リーの特定アドレスに記憶させるものであり、 上記のメモリーには、M曲分の曲名を記憶する第1領域
    と、曲の総数を記憶する第2領域と、再生中の曲の曲番
    を記憶する第3領域と、第1領域に記憶する曲の最小曲
    番を記憶する第4領域と、第1領域に記憶する曲の最大
    曲番を記憶する第5領域と、最小曲番および最大曲番を
    計算したときの再生中の曲の曲番を記憶する第6領域と
    が設けられていることを特徴とする請求項2記載のディ
    ジタル再生装置。
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