JP3068767U - 園芸植物用吊下げフック - Google Patents

園芸植物用吊下げフック

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JP3068767U
JP3068767U JP1999008446U JP844699U JP3068767U JP 3068767 U JP3068767 U JP 3068767U JP 1999008446 U JP1999008446 U JP 1999008446U JP 844699 U JP844699 U JP 844699U JP 3068767 U JP3068767 U JP 3068767U
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plant
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JP1999008446U
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聡 藤吉
英幸 藤吉
美香 藤吉
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聡 藤吉
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 紐を針金や茎からほどくことなく、紐の
長さを調節することができ、植物の茎を吊るした状態で
栽培することができる園芸植物用吊下げフックを提供す
る。 【解決手段】 一端部が園芸植物の茎に巻き付けられる
紐4の他端部を掛止可能かつ植物から延びる紐4を縦方
向へ巻取り可能な巻取り部2と、巻取り部2の両側縁部
1a,1bの縦方向対向端1e,1fから両側縁部1
a,1bの縦方向中央へ向かって屈曲するフック部3と
を備え、フック部3を植物の上方で掛け止めることによ
って、植物の茎を吊るすことが可能である。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は、トマトやメロン等の園芸植物の栽培に使用する園芸植物用吊下げフ ックに関する。
【従来の技術】
ハウス栽培では、トマトやメロン等の果実が地面に接触することを防ぐため、 植物の茎を吊るして栽培することがある。植物の茎を吊るす一例としては、植物 の茎に紐の一端部を巻き付け、紐の他端部をハウスの上部に張られた針金に結び 付けることがある。植物を吊るすことで、植物に着果した果実と地面との接触を 防ぎ、果実が病気や害虫に冒されることを防止している。
【考案が解決しようとする課題】
紐で吊るされた植物は、成長するにつれて茎が次第に地面に近づいて行くので 、植物の成長に合わせて茎と針金との間に延びる紐の寸法を短くしなければなら ない。紐を短くするには、紐を針金または茎からほどき、短い寸法の紐を再び針 金に結び付けたり、茎に巻き付けなければならないので手間を要する。 本考案の課題は、植物が成長しても紐を針金や茎からほどくことなく、紐の長 さを調節することができ、植物の茎を吊るした状態で栽培することができる園芸 植物用吊下げフックを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明に係る園芸植物用吊下げフックは、互いに 並行して縦方向へ延びる両側縁部および互いに並行して横方向へ延びる両端縁部 を有し、一端部が園芸植物の茎に巻き付けられる紐の他端部を掛止可能かつ前記 植物から延びる前記紐を前記縦方向へ巻取り可能な巻取り部と、前記巻取り部に おける両側縁部の少なくとも一方に形成され、前記両側縁部の縦方向対向端の少 なくとも一方から前記縦方向中央へ向かって屈曲するフック部とから構成されて いることを特徴とし、前記フック部を前記植物の上方で掛け止めることによって 、前記植物の茎を吊るすことが可能である。 本考案の実施の態様の一例としては、前記紐の他端部を掛止可能な掛止孔また はスリットが、前記巻取り部に形成されている。 本考案の実施の態様の他の一例としては、前記両側縁部の縦方向対向端それぞ れが、前記両端縁部よりも前記縦方向外方へ延出している。 本考案の実施の態様の他の一例としては、前記両側縁部の前記縦方向中央の位 置で前記両端縁部と平行して横方向外方へ突出する軸が、前記両側縁部のいずれ か一方に形成され、前記両端縁部の一方の側へ偏倚した位置で前記軸の反対方向 へ突出する案内棒が、前記両側縁部の他方に形成されている。
【考案の実施の形態】
添付の図面を参照して、本考案に係る園芸植物用吊下げフックの詳細を説明す ると、以下のとおりである。 図1,2は、園芸植物用吊下げフック1の斜視図であり、図1では、紐4がフ ック1の巻取り部において縦方向に巻き取られ、紐4の一端部が案内棒6に結び 付けられた状態で示し、図2では、フック1の巻取り部2から紐4をほどいた状 態で示す。フック1は、紐4を縦方向に巻き取ることができる縦長の巻取り部2 と、2つのフック部3とから構成されている。 巻取り部2は、互いに並行して縦方向へ延びる両側縁部1a,1bと、互いに 並行して横方向へ延びる両端縁部1c,1dとを有し、両側縁部1a,1bの縦 方向対向端1e,1fが両端縁部1c,1dよりも縦方向外方へ延出している。 巻取り部2における一方の側縁部1aには、側縁部1aの縦方向中央の位置で、 両端縁部1c,1dと平行して横方向外方へ突出する軸5が形成され、他方の側 縁部1bには、両端縁部1c,1dの一方の側へ偏倚した位置で、軸5の延びる 方向に対して反対の方向へ突出する案内棒6が形成されている。巻取り部2には 、図2に示すように、紐4の他端部を掛止することが可能な掛止孔7が形成され 、片結びされた紐4の他端部が掛止孔7に挿通された状態で掛止孔7に掛け止め られている。 フック部3は、巻取り部2の側縁部1aに形成され、側縁部1aの縦方向対向 端1eそれぞれから縦方向外方へ延び、その延びた先端部がフック1の横方向外 方へ向かうとともに、軸5の方向へ向かって屈曲している。 図3は、園芸植物のうちのトマト9の栽培を例としたフック1の使用状態図で ある。トマト9の主茎9aには、フック1から延びる紐4の一端部が巻き付けら れ、フック1の巻取り部2に紐4が巻き取られている。フック1は、フック部3 の一方がトマト9の上方に張られた針金8に掛け止められている。トマト9は、 その主茎9aが紐4に支えられて起立している。トマト9が成長するとトマト9 の主茎9aが次第に地面に近づいて行くが、紐4をフック1の巻取り部2に巻き 取ることで、トマト9の主茎9aを地面に接触させないようにすることができる 。 フック1では、巻取り部2における両側縁部1a,1bの縦方向対向端1e, 1fが両端縁部1c,1dよりも縦方向外方へ延出しているので、巻取り部2に 紐4が何重にも巻き付けられたとしても、両側縁部1a,1bの縦方向対向端1 e,1fが障害となり、紐4が巻取り部2から脱落してしまうことがない。 フック1の巻取り部2に紐4を巻き取るには、たとえば、左手の親指と人差し 指でフック1の軸5を支持し、右手の親指と人差し指でフック1の案内棒6を支 持する。案内棒6を円を画くように回し、軸5を中心としてフック1を時計方向 と反時計方向とのいずれかへ回転させることで、巻取り部2に紐4を巻き取った り、巻き取られた紐4をほどいたりすることができる。 紐4のみでトマト9を吊るす場合では、トマト9の成長に伴って、紐4をトマ ト9の主茎9aまたは針金8からほどき、紐4の長さを短くして再びトマト9の 主茎9aに紐4を巻き付けるか、針金8に紐4を結び付けなくてはならないが、 このフック1では、フック1を回転させて紐4をフック1の巻取り部2に巻き取 ったり、ほどいたりするだけなので、紐4の長さの調節に手間がかからない。 トマト9の主茎9aが針金8よりも上方へ延びた場合には、フック1を針金8 の左右いずれかの方向へ移動させ、トマト9の主茎9aを傾けた状態で栽培する ことができる。ゆえに、針金8を作業者の手の届かないような上部に張る必要が ない。 図4は、図1とは異なる態様のフック1の斜視図である。フック1は、縦長の 巻取り部2と、フック部3とから構成されている点において図1のそれと同一で ある。図4では、フック部3が巻取り部2における側縁部1aの縦方向対向端1 eから縦方向外方へ延び、その延びた先端部が巻取り部2の一側面の側と他側面 の側との互いに異なる方向へ向かうとともに、側縁部1aの縦方向中央へ向かっ て屈曲している。巻取り部2における一方の端縁部1cには、縦方向内方へ延び るスリット10が形成され、片結びされた紐4の他端部がスリット10に掛け止 められている。 フック1に形成されるフック部3の数は1つでもよいが、巻取り部2における 両側縁部1a,1bの少なくとも一方の縦方向対向端1e,1fに2つ形成され ていることが好ましい。側縁部1aの縦方向対向端1eに2つのフック部3を形 成することで、フック1を半回転させる毎にフック部3を針金8に掛け止められ るので、フック部3を1つ形成したものと比較し、フック1の両端縁部1c,1 dの間の寸法毎に紐4の長さを調節することができる。 フック部3は、横方向内方へ向かうとともに、両側縁部1a,1bの縦方向中 央へ向かって屈曲していてもよく、フック部3の屈曲する方向について特に限定 はない。また、巻取り部2における両側縁部1a,1bの縦方向対向端1e,1 fそれぞれに合計4つのフック部3が形成されていてもよい。 フック1の材質についても特に限定はないが、長期の使用において劣化が少な く、フック1の軽量化を図ることができるプラスチックを用いることが好ましい 。フック1の大きさについても限定はなく、栽培する植物の種類によって大きさ を適宜選ぶことができる。 紐4の材質についても特に限定はないが、植物の茎を傷めることが少ない布製 、柔軟なプラスチック製のものを使用することが好ましい。
【考案の効果】
本考案に係る園芸植物用吊下げフックによれば、植物の成長に合わせて、紐を フックの巻き取り部に巻き取るだけで、植物の茎を地面に接触させないようにす ることができる。紐を植物の針金や茎からほどき、再び紐を針金に結び付けたり 、植物に巻き付けたりする必要がなく、手間がかからない。 フックは、巻取り部における両側縁部の縦方向対向端が両端縁部よりも縦方向 外方へ延出しているので、巻取り部に紐が何重にも巻き付けられたとしても、紐 が巻取り部から脱落してしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】紐を巻取り部に巻き取った状態で示す園芸植物
用吊下げフックの斜視図。
【図2】紐を巻取り部からほどいた状態で示すフックの
斜視図。
【図3】フックの使用状態図。
【図4】図1とは異なる態様のフックの斜視図。
【符号の説明】
1 園芸植物用吊下げフック 1a,1b 両側縁部 1c,1d 両端縁部 1e,1f 縦方向対向端 2 巻取り部 3 フック部 4 紐 5 軸 6 案内棒 7 掛止孔 9 トマト(園芸植物) 10 スリット

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに並行して縦方向へ延びる両側縁部
    および互いに並行して横方向へ延びる両端縁部を有し、
    一端部が園芸植物の茎に巻き付けられる紐の他端部を掛
    止可能かつ前記植物から延びる前記紐を前記縦方向へ巻
    取り可能な巻取り部と、前記巻取り部における両側縁部
    の少なくとも一方に形成され、前記両側縁部の縦方向対
    向端の少なくとも一方から前記両側縁部の縦方向中央へ
    向かって屈曲するフック部とを備え、前記フック部を前
    記植物の上方で掛け止めることによって、前記植物の茎
    を吊るすことが可能な園芸植物用吊下げフック。
  2. 【請求項2】 前記紐の他端部を掛止可能な掛止孔ま
    たはスリットが、前記巻取り部に形成されている請求項
    1記載のフック。
  3. 【請求項3】 前記両側縁部の縦方向対向端それぞれ
    が、前記両端縁部よりも前記縦方向外方へ延出している
    請求項1または請求項2記載のフック。
  4. 【請求項4】 前記両側縁部の前記縦方向中央の位置
    で前記両端縁部と平行して横方向外方へ突出する軸が、
    前記両側縁部のいずれか一方に形成され、前記両端縁部
    の一方の側へ偏倚した位置で前記軸の反対方向へ突出す
    る案内棒が、前記両側縁部の他方に形成されている請求
    項1ないし請求項3いずれかに記載のフック。
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