JP3068537U - クリップ - Google Patents

クリップ

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JP3068537U
JP3068537U JP1999008178U JP817899U JP3068537U JP 3068537 U JP3068537 U JP 3068537U JP 1999008178 U JP1999008178 U JP 1999008178U JP 817899 U JP817899 U JP 817899U JP 3068537 U JP3068537 U JP 3068537U
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JP1999008178U
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Inventor
勝久 森
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森製紐株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで量産性がよく、美観に優れたクリ
ップを得る。 【解決手段】 一対の挟持片2a,2bを有するクリッ
プ本体1を備えたクリップにおいて、該クリップ本体1
に、樹脂を硬化させてなる装飾部5を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、物品を挟持することによって所定の状態に保持したり、被係止部に 着脱自在に係止して物品を吊り下げたりするクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種クリップは、一対の挟持片を有するクリップ本体を備えており、 前記両挟持片によって、例えば、複数枚の紙を積み重ねた状態で保持したり、衣 服に前記両挟持片を係止させて手袋等を吊り下げたりしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のクリップは、物品を挟持することによって所定の状 態に保持したり、被係止部に着脱自在に係止して物品を吊り下げたりする機能性 に対して配慮はなされているが、美観が劣るという問題がある。
【0004】 そこで、クリップ本体に人工宝石等の装飾部材を装着することが考えられるが 、前記装飾部材は、前記装飾部材を所望の形状に成形する工程と、成形された装 飾部材を接着する工程とが必要になり、量産性が悪く、コスト高になるという問 題がある。
【0005】 本考案は上記問題に鑑み、低コストで量産性がよく、美観に優れたクリップを 提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載のクリップは、一対の挟持片2a, 2bを有するクリップ本体1に、樹脂を硬化させてなる装飾部5を設けたもので ある。
【0007】 したがって、クリップ本体1に樹脂を硬化させて装飾部5を設けるようにした ため、クリップ本体1に機能性に加えて装飾性をもたせることができる。
【0008】 また、請求項2記載のクリップは、前記装飾部5は、光反応硬化性樹脂を滴下 し光を照射して硬化させたものである。
【0009】 したがって、液状の光反応硬化性樹脂、例えば、エポキシ樹脂をクリップ本体 1に適量に滴下し、光(紫外線)を照射させることによって前記樹脂を硬化させ 、クリップ本体1に装飾部5を固着させることができる。よって、装飾部5の成 形工程とクリップ本体1への接着工程が同一工程で行われ、低コストで量産性が よく、生産性に適したクリップ本体1が得られる。
【0010】 さらに、請求項3記載のクリップは、前記装飾部5は、湾曲突面部を有するも のである。
【0011】 したがって、前記装飾部5が湾曲突面部を有するため、クリップ本体1に立体 感がでると共に、照明の光の照射によって光沢がでる。
【0012】 また、請求項4記載のクリップは、クリップ本体1にシール8が貼着され、該 シール8の表面に樹脂からなる装飾部5を設けたものである。
【0013】 したがって、クリップ本体1に貼着されたシール8の表面に樹脂からなる装飾 部5を設けたため、シール8に光沢が加わると共に、シール8の表面の損傷を防 止でき、シール8の表面に施されている絵柄、図柄、記号等をアピールでき、宣 伝効果が向上し、購買意欲をそそることになる。
【0014】 さらに、請求項5記載のクリップは、クリップ本体1にホットスタンプ9が施 され、該ホットスタンプ9が施された箇所に樹脂からなる装飾部5を設けたもの である。
【0015】 したがって、クリップ本体1におけるホットスタンプ9が施された箇所に樹脂 からなる装飾部5を設けたため、ホットスタンプ9によって施された絵柄、図柄 、記号等の損傷を防止すると共に、アピールできる。
【0016】 また、請求項6記載のクリップは、クリップ本体1に、金粉10が混入された 樹脂からなる装飾部5を設けたものである。
【0017】 したがって、クリップ本体1に、金粉10が混入された樹脂からなる装飾部5 を設けたため、金粉10によってクリップ本体1がきらびやかに、しかも、艶や かに見え、よりデザイン性が向上する。
【0018】 さらに、請求項7記載のクリップは、クリップ本体1に、透明あるいは半透明 の装飾部5を設けたものである。
【0019】 したがって、クリップ本体1に、透明あるいは半透明の装飾部5を設けたため 、例えば、クリップ本体1にシールやホットスタンプが施されている場合、シー ルやホットスタンプの絵柄、図柄、記号等がよく見える。
【0020】 また、請求項8記載のクリップは、クリップ本体1に、着色された樹脂からな る装飾部5を設けたものである。
【0021】 したがって、装飾部5に着色された樹脂を使用することによって、クリップ本 体1の外観上の見栄えもよくなり、美観が向上し、機能性に加えて装飾性にも優 れた商品価値の高いクリップ本体1が得られる。
【0022】 さらに、請求項9記載のクリップは、請求項7又は8記載の前記樹脂が光反応 硬化性樹脂である構成としたものである。
【0023】 また、請求項10記載のクリップは、クリップ本体1に、樹脂を固着する座部 4を設けたものである。
【0024】 したがって、樹脂を固着する座部4を設けることによってクリップ本体1に対 して樹脂を固着しやすくなる。
【0025】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図1〜図4を参照して説明する。
【0026】 先ず、本考案の一実施形態を示した図1(イ)および図1(ハ)において、1 は樹脂製のクリップ本体であり、一対の挟持片2a,2bと、該両挟持片2a, 2bの基部に回転自在に支持された操作片3と、前記挟持片2aの表面に形成さ れた凸円弧状の座部4と、該座部4に、紫外線加工方法により固着された座部4 と略同形状のエポキシ樹脂からなる装飾部5とを有している。
【0027】 そして、図1(イ)の状態は、両挟持片2a,2bの閉塞状態を示し、前記操 作片3が両挟持片2a,2bに係止して、前記両挟持片2a,2bの閉塞状態が 保持されている。次に、操作片3を図1の係止位置から解除方向に回転すると、 図1(ロ)に示すように、前記両挟持片2a,2bの閉塞状態が解除される。
【0028】 次に、前記装飾部5の形成方法について説明する。クリップ本体1の挟持片2 aの座部4に液状の光反応硬化性樹脂、例えば、エポキシ樹脂を適量に滴下する と、前記座部4にエポキシ樹脂が表面張力によって留まる。この状態で光(紫外 線)を一分間照射してエポキシ樹脂を硬化させ、自然乾燥又は70度の加熱を行 い、前記エポキシ樹脂からなる装飾部5を挟持片2aの座部4に固着させる。こ の場合、前記装飾部5は表面張力によって湾曲突面部を有しており、光の照射に よって光沢がでる。さらに、前記装飾部5は、無色透明あるいは半透明であって もよく、着色してもよい。
【0029】 このように、クリップ本体1の挟持片2aの座部4に滴下した光反応硬化性樹 脂に光を照射するだけで簡単に装飾部5を形成することができる。しかも、クリ ップ本体1に装飾部5を固着することによって、クリップ本体1の美観が向上す る。
【0030】 なお、前記実施形態の場合、無色透明や半透明の装飾部5、あるいは着色され た装飾部5としたが、図2に示すように、挟持片2aにシール8を貼着し、該シ ール8の表面に装飾部5を設けてもよく、この場合、シール8を装飾部5によっ て保護できる。
【0031】 さらに、図3に示すように、挟持片2aに、顔料を加熱型によって樹脂に押印 するホットスタンプ9を施し、該ホットスタンプ9を施した箇所に装飾部5を設 けてもよく、この場合、シール8と同様に、ホットスタンプ9を施した箇所を保 護できると共に、ホットスタンプ9によって施された絵柄、図柄、記号等が目立 つようになる。
【0032】 また、図4に示すように、前記エポキシ樹脂に金粉10を混入するようにして もよく、この場合、金粉10によってクリップ本体1がきらびやかに、しかも、 艶やかに見える。
【0033】 なお、前記装飾部5の形状は、図1〜図4に示す形状には限定されるものでは なく、円形、楕円、角形、星形状、凹状等であってもよい。要するに、装飾部5 の形状は、クリップ本体1に装飾性を持たせることができる形状であればよい。
【0034】 また、前記座部4は凸円弧状としたが、凹部からなる座部4であってもよい。 要するに、前記座部4は、液状の光反応硬化性樹脂を滴下した際に、該樹脂を滴 下した箇所に滞溜すればよく、前記凸円弧状や凹部に限定されるものではない。 そして、座部4を形成する箇所は、クリップ本体1の両挟持片2a,2b、操作 片3のいずれの箇所であってもよい。さらに、前記装飾部5は、クリップ本体1 の両挟持片2a,2b、操作片3の一部あるいは全面に設けてもよい。
【0035】 さらに、クリップ本体1の形状も、図示に限定されるものではなく、クリップ としての機能を有する形状であればよい。すなわち、物品を挟持することによっ て所定の状態に保持したり、被係止部に着脱自在に係止して物品を吊り下げたり できる形状であればよい。
【0036】
【考案の効果】
以上のように、本考案の請求項1記載のクリップは、クリップ本体に、樹脂を 硬化させて装飾部を設けるようにしたため、クリップ本体に機能性に加えて装飾 性をもたせる効果がある。
【0037】 また、請求項2記載のクリップは、クリップ本体に、光反応硬化性樹脂を滴下 し光を照射して硬化させて前記装飾部を設けたため、人工宝石等の装飾部材とは 異なり、装飾部の成形工程とクリップ本体への接着工程とが同一工程で行うこと ができ、量産性を向上するのに有効である。
【0038】 さらに、請求項3記載のクリップは、前記装飾部が湾曲突面部を有するため、 クリップ本体1に立体感がでると共に、照明の光の照射によって光沢がでて美観 が向上する。
【0039】 また、請求項4記載のクリップは、クリップ本体に貼着されたシールの表面に 光反応硬化性樹脂からなる装飾部を設けたため、シールの印刷物が一際目立つよ うになると共に、シールの表面の損傷を防止でき、シールの表面に印刷されてい る絵柄、図柄、記号が人目につきやすくなり、宣伝効果を奏する。
【0040】 さらに、請求項5記載のクリップは、クリップ本体におけるホットスタンプの 押印箇所に光反応硬化性樹脂からなる装飾部を設けたため、ホットスタンプによ って施された絵柄、図柄、記号が引き立たされ、アピールするのに有効である。
【0041】 また、請求項6記載のクリップは、クリップ本体に、金粉が混入された光反応 硬化性樹脂からなる装飾部を設けたため、金粉によってクリップ本体がきらびや かに、しかも、艶やかに見える効果がある。
【0042】 さらに、請求項7記載のクリップは、クリップ本体に、透明あるいは半透明の 樹脂からなる装飾部を設けたため、例えば、クリップ本体にシールやホットスタ ンプが施されている場合、シールやホットスタンプの絵柄、図柄、記号がよく見 える効果がある。
【0043】 また、請求項8記載のクリップは、さらに、クリップ本体に、着色された樹脂 からなる装飾部を設けたため、クリップ本体に色彩感や光沢が加わり、外観上の 見栄えもよく、装飾性および美観が向上する。
【0044】 さらに、請求項9記載のクリップは、請求項7又は8記載の装飾部を光反応硬 化性硬化樹脂によって構成したため、美観の向上に加えて生産性もよくなる。
【0045】 また、請求項10記載のクリップは、前記クリップ本体に、樹脂を固着する座 部を設けたため、クリップ本体への樹脂の固着が容易になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)はクリップ本体に光反応硬化性樹脂から
なる装飾部を設けた本考案のクリップの閉塞状態を示し
た図、(ロ)は開放状態を示した図、(ハ)はA−A線
矢視断面図である。
【図2】クリップ本体に貼着されたシールの表面に光反
応硬化性樹脂からなる装飾部を設けた本考案のクリップ
を示した図である。
【図3】クリップ本体にホットスタンプが施された箇所
に光反応硬化性樹脂からなる装飾部を設けた本考案のク
リップを示した図である。
【図4】金粉を混入した光反応硬化性樹脂からなる装飾
部をクリップ本体に設けた本考案のクリップを示した図
である。
【符号の説明】
1…クリップ本体、2a…挟持片、2b…挟持片、4…
座部、5…装飾部、8…シール、9…ホットスタンプ、
10…金粉。

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の挟持片(2a,2b)を有するク
    リップ本体(1)を備えたクリップにおいて、該クリッ
    プ本体(1)に、樹脂を硬化させてなる装飾部(5)を
    設けたことを特徴とするクリップ。
  2. 【請求項2】 前記装飾部(5)は、光反応硬化性樹脂
    を滴下し光を照射して硬化させてなることを特徴とする
    請求項1記載のクリップ。
  3. 【請求項3】 前記装飾部(5)は湾曲突面部を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のクリップ。
  4. 【請求項4】 一対の挟持片(2a,2b)を有するク
    リップ本体(1)を備えたクリップにおいて、該クリッ
    プ本体(1)にシール(9)が貼着され、該シール
    (9)の表面に樹脂からなる装飾部(5)を設けたこと
    を特徴とするクリップ。
  5. 【請求項5】 一対の挟持片(2a,2b)を有するク
    リップ本体(1)を備えたクリップにおいて、該クリッ
    プ本体(1)にホットスタンプ(10)が施され、ホッ
    トスタンプ(10)が施された箇所に樹脂からなる装飾
    部(5)を設けたことを特徴とするクリップ。
  6. 【請求項6】 一対の挟持片(2a,2b)を有するク
    リップ本体(1)を備えたクリップにおいて、該クリッ
    プ本体(1)に、金粉(8)が混入された樹脂からなる
    装飾部(5)を設けたことを特徴とするクリップ。
  7. 【請求項7】 一対の挟持片(2a,2b)を有するク
    リップ本体(1)を備えたクリップにおいて、該クリッ
    プ本体(1)に、透明あるいは半透明の樹脂からなる装
    飾部(5)を設けたことを特徴とするクリップ。
  8. 【請求項8】 一対の挟持片(2a,2b)を有するク
    リップ本体(1)を備えたクリップにおいて、該クリッ
    プ本体(1)に、着色された樹脂からなる装飾部(5)
    を設けたことを特徴とするクリップ。
  9. 【請求項9】 前記樹脂が光反応硬化性樹脂であること
    を特徴とする請求項7又は8記載のクリップ。
  10. 【請求項10】 前記クリップ本体(1)に、樹脂を固
    着する座部(4)を設けたことを特徴とする請求項1乃
    至8記載のクリップ。
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