JP3067965B2 - パワーステアリング装置 - Google Patents

パワーステアリング装置

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JP3067965B2 JP6297714A JP29771494A JP3067965B2 JP 3067965 B2 JP3067965 B2 JP 3067965B2 JP 6297714 A JP6297714 A JP 6297714A JP 29771494 A JP29771494 A JP 29771494A JP 3067965 B2 JP3067965 B2 JP 3067965B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホイールローダなどの
産業用車両に設けられる、パワーステアリング装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパワーステアリング装置
としては、たとえば図3,図4に示すものがある。すな
わち、図3は油圧回路を示し、ハンドル20を直進位置に
した状態では、オービット式の圧油供給器{以下、オー
ビットロール(登録商標)と称す}21内の切換弁部22の
スプール23がC位置となり、圧油は各ステアリングシリ
ンダ24,25に供給されない。
【0003】そして、ハンドル20を直進位置から左回転
すると、上記スプール23がC→L位置に切り換わり、油
圧ポンプ26からの圧油はステアリング優先流量調整弁27
を通りオービットロール21に流れ込む。さらに、圧油
は、メータリング部28およびスプール23を通って、第1
シリンダ24のテイル側と第2シリンダ25のロッド側とに
流れ込む。これとともに、第1シリンダ24のロッド側と
第2シリンダ25のテイル側との圧油はスプール23を通っ
て回収タンク29に流れ込む。そして、上記シリンダ24,
25に所定量の圧油が供給されて車輪が所定角度切り換わ
ると、スプール23がL→C位置に切り換わり、シリンダ
24,25への圧油の供給が停止される。
【0004】また、ハンドル20を右回転した場合は、ス
プール23がC→R位置に切り換わり、圧油が、第2シリ
ンダ25のテイル側と第1シリンダ24のロッド側とに流れ
込むとともに、第2シリンダ25のロッド側と第1シリン
ダ24のテイル側との圧油は回収タンク29に回収される。
【0005】図4において上記オービットロール21の作
動を説明すると、ハンドル20を左回転した場合、ステア
リングシャフト31を介してスプール23が回転するため、
このスプール23はスリーブ33に対し相対的に変位する。
これにより、油路が開通して、Pポート34から流入した
圧油(点線矢印A)は切り換えられたスリーブ33の油
孔、スプール23の油溝そしてスリーブ33の油孔を通って
ハウジング35の油路からメータリング部28へ送られロー
タ36を回転する。ロータ36の回転によって吐出される圧
油(一点鎖線矢印B)は切換弁部22へ送られ、スリーブ
33およびスプール23を経てLポート37から、第1シリン
ダ24のテイル側と第2シリンダ25のロッド側とに流れ込
む。これとともに、第1シリンダ24のロッド側と第2シ
リンダ25のテイル側との圧油(二点鎖線矢印C)は排出
されてRポート38に戻り、スリーブ33およびスプール23
を経てTポート39から流出する。
【0006】ここで、上記のようにロータ36が回転する
とドライブシャフト40およびスリーブ33が共に回転す
る。すなわち、ハンドル20を回してスプール23を回転す
ると、このスプール23に追従してスリーブ33が同じ量だ
け回転してスプール23の変位を無くし、以て、切換弁部
22の油路が全閉する。これにより、ハンドル20の回転角
の分だけロータ36が回転して、このロータ36によって押
しのけられた圧油がシリンダ24,25へ送られることにな
る。
【0007】また、ハンドル20を右回転した場合、ロー
タ36が逆回転し、ロータ36の吸い込みおよび吐出が逆に
なる。これにより、圧油はRポート38からシリンダ24,
25へ流れ、シリンダ24,25から排出された圧油はLポー
ト37へ戻る。
【0008】また、車両のエンジン停止などにより油圧
ポンプ26が停止して圧油が供給されなくなると、オービ
ットロール21は緊急手動かじ取り装置となる。すなわ
ち、スプール23は所定角度回転すると、クロスピン41に
ぶつかり、クロスピン41はドライブシャフト40を介して
ロータ36を回転させ、メータリング部28はシリンダ24,
25へ油を送るハンドポンプとして動作する。
【0009】また、上記ハンドル20には、回転操作を容
易にするためのノブ42が設けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式によると、油圧ポンプ26が停止した際にも、オ
ービットロール21を回し、各シリンダ24,25を動作させ
ることができるが、実際には相当な力でハンドル20を回
す必要があり、普通の人の力ではハンドル20を回すこと
ができない恐れがあった。
【0011】本発明は上記問題を解決するもので、油圧
ポンプが停止した際にも普通の人の力で車輪の換向を行
うことができるパワーステアリング装置を提供すること
を目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に第1発明におけるパワーステアリング装置は、ロータ
リ式の切換弁を使用し、前記切換弁のスプールの回転角
の分だけロータを回転 させ、このロータによって押しの
けられた、油圧ポンプから供給される圧油を、前記切換
弁の下流側に接続され車輪の換向角度を切り換えるステ
アリングシリンダへ送りだし、前記油圧ポンプが停止し
て圧油が供給されなくなると、前記ステアリングシリン
ダへ油を送るハンドポンプとして動作する圧油供給器を
有する、産業用車両に設けられるパワーステアリング装
置であって、ステアリングシャフトとともに回動される
第1歯車と、この第1歯車より歯の数が多く、この第1
歯車に噛合する第2歯車と、前記第1歯車の回転軸に連
結され、前記油圧ポンプの停止時に離れる第1クラッチ
と、この第1クラッチにより上記第1歯車に接続されて
回動する第3歯車と、前記第2歯車の回転軸に連結さ
れ、前記油圧ポンプの停止時に継がる第2クラッチと、
この第2クラッチにより前記第2歯車に接続されて回動
するとともに、前記第3歯車と噛合する第4歯車を設
け、この第4歯車の回転軸を前記切換弁のスプールに連
結したことを特徴とするものである。
【0013】また第2発明に於けるパワーステアリング
装置は、ロータリ式の切換弁を使用し、前記切換弁のス
プールの回転角の分だけロータを回転させ、このロータ
によって押しのけられた、油圧ポンプから供給される圧
油を、前記切換弁の下流側に接続され車輪の換向角度を
切り換えるステアリングシリンダへ送りだし、前記油圧
ポンプが停止して圧油が供給されなくなると、前記ステ
アリングシリンダへ油を送るハンドポンプとして動作す
る第1圧油供給器を有する、産業用車両に設けられるパ
ワーステアリング装置であって、前記油圧ポンプより圧
油が供給され、前記第1圧油供給器とともに前記ステア
リングシリンダに並列接続される、第1圧油供給器と同
じ構成で小容量の第2圧油供給器と、ステアリングシャ
フトとともに回動される第1歯車および第2歯車と、前
記第1歯車に第1無端回動体を介して接続される第3歯
車と、前記第2歯車に第2無端回動体を介して接続され
る第4歯車と、前記第3歯車の回転軸に連結され、前記
油圧ポンプの停止時に離れる第1クラッチと、前記第4
歯車の回転軸に連結され、前記油圧ポンプの停止時に継
がる第2クラッチを設け、前記第1クラッチの回転軸を
前記第1圧油供給器の切換弁のスプールに連結し、前記
第2クラッチの回転軸を前記第2圧油供給器の切換弁の
スプールに連結したことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】上記第1発明の構成により、油圧ポンプが駆動
している間は、ハンドルによりステアリングシャフトが
回転すると、この回転力は第1歯車、第1クラッチ、第
3歯車、および第4歯車を介して切換弁のスプールへ伝
達され、切換弁のスプールの回転角の分だけロータが回
転され、このロータによって押しのけられた圧油がステ
アリングシリンダに供給され、車輪が左右方向に切り換
えられる。また、油圧ポンプが停止した場合、ハンドル
によりステアリングシャフトが回転すると、この回転力
は第1歯車、第2歯車、第2クラッチ、および第4歯車
を介して切換弁のスプールへ伝達され、スプールは所定
角度回転すると、圧油供給器はハンドポンプとして動作
して、油がステアリングシリンダに供給され、車輪が左
右方向に切り換えられる。このとき、第2歯車の歯の数
が第1歯車より多いことから、小さな力でスプールが回
転される。
【0015】また上記第2発明の構成により、油圧ポン
プが駆動している間は、ハンドルによりステアリングシ
ャフトが回転すると、この回転力は第1歯車、第1無端
回動体、第3歯車、および第1クラッチを介して第1
油供給器の切換弁のスプールへ伝達され、第1圧油供給
器の切換弁のスプールの回転角の分だけロータが回転さ
れ、このロータによって押しのけられた圧油がステアリ
ングシリンダに供給され、車輪が左右方向に切り換えら
れる。また、油圧ポンプが停止した場合、ハンドルによ
りステアリングシャフトが回転すると、この回転力は第
2歯車、第2無端回動体、第4歯車、および第2クラッ
チを介して第2圧油供給器の切換弁のスプールへ伝達さ
れ、スプールは所定角度回転すると、第2圧油供給器
ハンドポンプとして動作して、油がステアリングシリン
ダに供給され、車輪が左右方向に切り換えられる。この
とき、第2圧油供給器は小容量で小さなトルクで回動す
ることから、小さな力でスプールが回転される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来例の図3,図4の構成と同一の構成
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0017】図1は、本発明の一実施例における産業車
両のパワーステアリング装置のギヤ機構を示し、ステア
リングシャフト31とオービット式の圧油供給器{以下、
オービットロール(登録商標)と称す}21内の切換弁部
22のスプール23を接続する機構として設けられる。な
お、オービットロール21以下の油圧回路は従来例と同様
である。
【0018】図示するように、ステアリングシャフト31
に同軸でステアリングシャフト31とともに回動される第
1歯車1を設け、この第1歯車1より歯の数が多く、こ
の第1歯車1に噛合する第2歯車2を設けている。ま
た、第1歯車1の回転軸1Aに、あるいはステアリングシ
ャフト31に連結され、油圧ポンプ26の動作信号により継
がり、油圧ポンプ26の停止信号により離れる第1クラッ
チ3を設け、この第1クラッチ3により第1歯車1に接
続されて回動する第3歯車4を設けている。さらに第2
歯車2の回転軸2Aに連結され、油圧ポンプ26の動作信号
によりに離れ、油圧ポンプ26の停止信号により継がる第
2クラッチ5を設け、この第2クラッチ5により第2歯
車2に接続されて回動するとともに、第3歯車4と噛合
する第4歯車6を設け、この第4歯車6の回転軸6Aを、
オービットロール21内の切換弁部22のスプール23に連結
している。なお、第1歯車1と第2歯車2の減速比は大
きくしている。また、油圧ポンプ26の停止信号の代わり
に、油圧ポンプ26の停止信号とエンジンの停止信号の論
理和の信号を使用してもよい。
【0019】上記構成による作用を説明する。油圧ポン
プ26が駆動している間は、ハンドル20によりステアリン
グシャフト31が回転すると、この回転力は第1歯車1、
第1クラッチ3、第3歯車4、および第4歯車6を介し
て切換弁部22のスプール23へ伝達され、オービットロー
ル21の切換弁部22が開き圧油がステアリングシリンダ2
4,25に供給され、車輪が左右方向に切り換えられる。
【0020】また、油圧ポンプ26が停止した場合、ハン
ドル20によりステアリングシャフト31が回転すると、こ
の回転力は第1歯車1、第2歯車2、第2クラッチ5、
および第4歯車6を介して切換弁部22のスプール23へ伝
達され、スプール23は所定角度回転すると、オービット
ロール21はハンドポンプとして動作して、油がステアリ
ングシリンダ24,25に供給され、車輪が左右方向に切り
換えられる。このとき、第2歯車の歯の数が第1歯車よ
り多く、減速比が大きいことから、小さな力でスプール
23が回転される。
【0021】このように、エンジン停止、油圧ポンプ26
故障などにより油圧ポンプ26が停止して圧油が供給され
なくなった場合にでも、小さな力でスプール23を回転で
き、よって普通の人の力で車輪の換向を行うことがで
き、安全な運転を続行でき、危険を回避することができ
る。
【0022】本発明の他の実施例を図2に示す。図2
は、図1のギヤ機構に代わる機構を提供するものであ
る。従来の第1オービットロール21に、さらにこの第1
オービットロール21より小容量のオービット式の第2圧
油供給器{以下、第2オービットロール(登録商標)と
称す}11を設けている。なお、この第2オービットロー
11は、ステアリング優先流量調整弁27とステアリング
シリンダ24,25間に第1オービットロール21と並列に接
続され、いずれかのオービットロール21,11が作動され
てもステアリングシリンダ24,25へ圧油が供給される。
【0023】また、ステアリングシャフト31に同軸でス
テアリングシャフト31とともに回動される第1歯車12と
第2歯車13を設けている。この第1歯車12にチェーンな
どの第1無端回動体14を介して接続される第3歯車15を
設け、また第2歯車13にチェーンなどの第2無端回動体
16を介して接続される第4歯車17を設け、第3歯車15の
回転軸15Aに連結され、油圧ポンプ26の動作信号により
継がり、油圧ポンプ26の停止信号により離れる第1クラ
ッチ18を設け、第4歯車17の回転軸17Aに連結され、油
圧ポンプ26の動作信号によりに離れ、油圧ポンプ26の停
止信号により継がる第2クラッチ19を設け、第1クラッ
チ18の回転軸18Aを第1オービットロール21の切換弁部
22のスプール23に連結し、第2クラッチ19の回転軸19A
を第2オービットロール11の切換弁部22のスプール23に
連結している。
【0024】上記構成による作用を説明する。油圧ポン
プ26が駆動している間は、ハンドル20によりステアリン
グシャフト31が回転すると、この回転力は第1歯車12、
第1無端回動体14、第3歯車15、および第1クラッチ18
を介して第1オービットロール21の切換弁部22のスプー
ル23へ伝達され、オービットロール21の切換弁部22が開
き圧油がステアリングシリンダ24,25に供給され、車輪
が左右方向に切り換えられる。
【0025】また油圧ポンプ26が停止した場合、ハンド
ル20によりステアリングシャフト31が回転すると、この
回転力は第2歯車13、第2無端回動体16、第4歯車17、
および第2クラッチ19を介して第2オービットロール11
の切換弁部22のスプール23へ伝達され、スプールは所定
角度回転すると、第2オービットロール11はハンドポン
プとして動作して、油がステアリングシリンダ24,25に
供給され、車輪が左右方向に切り換えられる。このと
き、第2オービットロール11は小容量で小さなトルクで
回動することから、小さな力でスプール23が回転され
る。
【0026】このように、図1の実施例と同様に、エン
ジン停止、油圧ポンプ故障などにより油圧ポンプ26が停
止して圧油が供給されなくなった場合にでも、小さな力
でスプール23を回転でき、よって普通の人の力で車輪の
換向を行うことができ、安全な運転を続行でき、危険を
回避することができる。
【0027】なお、2台のオービットロール21,11を油
圧ポンプ26の状態で切り換えているが、通常(油圧ポン
プ26の動作時)2台のオービットロール21,11を並列し
て使用し、緊急時(油圧ポンプ26の停止時)小容量のオ
ービットロール11のみを使用するようにしてもよい。ま
た、連結機構として使用している歯車12,13,15,17、
無端回動体14,16の代わりに、滑車やベルトなどの他の
連結機構を使用することも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上のように第1発明によれば、油圧ポ
ンプが停止して圧油が供給されなくなった時に、減速比
の大きい歯車を使用して圧油供給器の切換弁のスプール
を回動するようにしたことにより、小さな力で切換弁の
スプールを回転でき、よって普通の人の力で車輪の換向
を行うことができ、安全な運転を続行でき、危険を回避
することができる。
【0029】また第2発明によれば、油圧ポンプが停止
して圧油が供給されなくなった時に、容量の小さい第2
圧油供給器の切換弁のスプールを回動するようにしたこ
とにより、小さな力で切換弁のスプールを回転でき、よ
って普通の人の力で車輪の換向を行うことができ、安全
な運転を続行でき、危険を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるパワーステアリング
装置のギヤ機構部の機構図である。
【図2】本発明の他の実施例におけるパワーステアリン
グ装置のギヤ機構部の機構図である。
【図3】パワーステアリング装置の油圧回路図である。
【図4】パワーステアリング装置のオービットロールの
縦断側面図である。
【符号の説明】
1 第1歯車 2 第2歯車 3 第1クラッチ 4 第3歯車 5 第2クラッチ 6 第4歯車 11 第2オービットロール 12 第1歯車 13 第2歯車 14 第1無端回動体 15 第3歯車 16 第2無端回動体 17 第4歯車 18 第1クラッチ 19 第2クラッチ 20 ハンドル 21 (第1)オービットロール 22 切換弁部 23 スプール 24,25 ステアリングシリンダ 26 油圧ポンプ 28 メータリング部 31 ステアリングシャフト 36 ロータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 5/18 B62D 5/30 - 5/32 B62D 5/09 - 5/097

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリ式の切換弁を使用し、前記切換
    弁のスプールの回転角の分だけロータを回転させ、この
    ロータによって押しのけられた、油圧ポンプから供給さ
    れる圧油を、前記切換弁の下流側に接続され車輪の換向
    角度を切り換えるステアリングシリンダへ送りだし、前
    記油圧ポンプが停止して圧油が供給されなくなると、前
    記ステアリングシリンダへ油を送るハンドポンプとして
    動作する圧油供給器を有する、産業用車両に設けられる
    パワーステアリング装置であって、 ステアリングシャフトとともに回動される第1歯車と、 この第1歯車より歯の数が多く、この第1歯車に噛合す
    る第2歯車と、 前記第1歯車の回転軸に連結され、前記油圧ポンプの停
    止時に離れる第1クラッチと、 この第1クラッチにより上記第1歯車に接続されて回動
    する第3歯車と、 前記第2歯車の回転軸に連結され、前記油圧ポンプの停
    止時に継がる第2クラッチと、 この第2クラッチにより前記第2歯車に接続されて回動
    するとともに、前記第3歯車と噛合する第4歯車を設
    け、 この第4歯車の回転軸を前記切換弁のスプールに連結し
    たことを特徴とするパワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 ロータリ式の切換弁を使用し、前記切換
    弁のスプールの回転角の分だけロータを回転させ、この
    ロータによって押しのけられた、油圧ポンプから供給さ
    れる圧油を、前記切換弁の下流側に接続され車輪の換向
    角度を切り換えるステアリングシリンダへ送りだし、前
    記油圧ポンプが停止して圧油が供給されなくなると、前
    記ステアリングシリンダへ油を送るハンドポンプとして
    動作する第1圧油供給器を有する、産業用車両に設けら
    れるパワーステアリング装置であって、前記油圧ポンプより圧油が供給され、前記第1圧油供給
    とともに前記ステアリングシリンダに並列接続され
    る、第1圧油供給器と同じ構成で小容量の第2圧油供給
    と、 ステアリングシャフトとともに回動される第1歯車およ
    び第2歯車と、 前記第1歯車に第1無端回動体を介して接続される第3
    歯車と、 前記第2歯車に第2無端回動体を介して接続される第4
    歯車と、 前記第3歯車の回転軸に連結され、前記油圧ポンプの停
    止時に離れる第1クラッチと、 前記第4歯車の回転軸に連結され、前記油圧ポンプの停
    止時に継がる第2クラッチを設け、 前記第1クラッチの回転軸を前記第1圧油供給器の切換
    弁のスプールに連結し、前記第2クラッチの回転軸を前
    第2圧油供給器の切換弁のスプールに連結したことを
    特徴とするパワーステアリング装置。
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