JP3067853U - 取手装置 - Google Patents

取手装置

Info

Publication number
JP3067853U
JP3067853U JP1999007474U JP747499U JP3067853U JP 3067853 U JP3067853 U JP 3067853U JP 1999007474 U JP1999007474 U JP 1999007474U JP 747499 U JP747499 U JP 747499U JP 3067853 U JP3067853 U JP 3067853U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
stopper
hook
locking
protruding piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1999007474U
Other languages
English (en)
Inventor
治 丸山
Original Assignee
有限会社味方製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社味方製作所 filed Critical 有限会社味方製作所
Priority to JP1999007474U priority Critical patent/JP3067853U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3067853U publication Critical patent/JP3067853U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 器本体と取手を簡単に着脱することができる
取手装置の提供。 【解決手段】 鍋本体1の周面2に横向きに板状の突片
3を張出して設ける。突片の基端側に上下方向に貫通し
て孔4を形成する。取手は、突片が開口部8Aより挿入
して着脱可能に嵌合する嵌合受け部8を形成する。孔に
鉤部13が係止可能なストッパーを取手に設ける。ストッ
パーは軸11より先端側に指掛け部33を設ける。突片に開
口部より挿入して溝状の嵌合受け部を嵌合させて、取手
5を突片に安定性良く取り付けることができる。指掛け
部を引上げることにより鉤部を引上げ操作できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、鍋、フライパン等の厨房器具における着脱可能な取手装置に関する 。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
従来、鍋、フライパン等の取手は鍋本体等の器容器に固定されていたものであ ったが、このような固定式のものでは例えば調理後そのまま食卓に置いたり、ま た冷蔵庫に収容する場合等には取手が邪魔になる。このために鍋本体、フライパ ン本体に取手を着脱可能に設けたものが周知である。しかしながら、従来のこの 種のものはフック式であったので、簡単に取手を器本体側と着脱しにくいという 問題があった。
【0003】 そこで、本考案は、器本体に取手を簡単に、また安定性よく取付することがで きる取手装置を提供することを目的とする。また、本考案は、取手の着脱操作性 を向上することができる取手装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、器本体の周面に横向きに張出して設けられると共に係止受 け部を形成した取手取付け用の突片と、前記突片に着脱可能に嵌合する嵌合受け 部を形成し前記係止受け部に係止可能なストッパーを備えた取手とからなり、前 記突片は板状であって、前記器本体より横向きに突設して形成され、前記嵌合受 け部は前記取手の先端面に横向きに開口した溝により形成され、前記ストッパー を前記取手に回動自在に枢着部を介して梃子状に設け、操作部を設けた前記スト ッパーに前記係止受け部に係止可能な係止部を形成し、前記係止部を前記係止受 け部に係止する方向に付勢する付勢手段を設けた取手装置である。
【0005】 この請求項1の構成によれば、横向きの突片に同じく横向きの溝により形成さ れる嵌合受け部を挿入、嵌合して、突片に取手を取り付けできる。また、操作部 を操作してストッパーの係止部を係止受け部に係止して取手の抜け止めを行なう ことができ、しかも前記付勢手段により抜け止め状態を保持することができる。
【0006】 請求項2の考案においては、前記ストッパーは前記枢着部より先端側に前記操 作部を設けたことを特徴とする請求項1記載の取手装置である。
【0007】 この請求項2の構成によれば、操作部を引上げることにより係止部を引上げて 、係止部と係止受け部を係脱することができる。
【0008】 請求項3の考案においては、前記操作部は前記ストッパーの上面上に突設した 指掛け部により形成することを特徴とする請求項2記載の取手装置である。
【0009】 この請求項3の構成によれば、指掛け部に指を掛けて引上げることにより係止 部を引上げて、係止部と係止受け部を係脱することができる。
【0010】 請求項4の考案は、前記ストッパーの前記枢着部より後方に突設した突部に前 記付勢手段を設けると共に、該突部の上方を覆うようにカバーを設けたことを特 徴とする請求項2又は3記載の取手装置である。
【0011】 この請求項4の構成によれば、カバーにより突部に指が接することなく、操作 部によりのみ操作を行うことができる。
【0012】 請求項5の考案においては、前記ストッパーは前記取手の上面側に設けられ、 前記係止受け部を前記突片に上下方向に形成した孔により形成し、前記係止部を 前記孔に係止可能な鉤部により形成し、前記付勢手段をばねにより形成したこと を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の取手装置である。
【0013】 この請求項5の構成によれば、孔に鉤部が係止して取手の抜け止めがなされ、 またばねの弾性により抜け止め状態を保持することができる。
【0014】
【考案の実施形態】
以下、本考案の実施形態を添付図面を参照して説明する。図1及び図2は本考 案の片手鍋を示した第1実施例を示しており、器本体たる鍋本体1の周面2に、 取手取付け用の金属製板状の突片3をほぼ水平な横向きに張出して設ける。この 突片3の鍋本体1側たる基端側に上下方向に貫通して係止受け部たる孔4を形成 する。前記突片3に着脱自在に設ける取手5は、前記突片3に着脱自在に設ける 先端部6と、この先端部6の後方に突設され該先端部6より幅狭な握り部7を備 えている。そして、前記突片3に着脱可能に嵌合する嵌合受け部8を先端部6に 設ける。この嵌合受け部8は取手5の先端面9にほぼ水平な横向きに開口した溝 により形成され、前記突片3が開口部8Aより挿入して嵌合できるようになって いる。さらに、突片3に対して取手5を抜け止めするためのストッパー10は、前 記先端部6の上面の中央に形成した凹部6Aに梃子状に設けられたものであり、 ストッパー10の略中央を前記取手5に枢着部たる軸11を介して枢着して回動自在 に設け、やや上向きに形成した押圧用の操作部12をストッパー10の先端面9と反 対側、すなわち後側に形成し、一方、ストッパー10の先端に前記孔4に係止可能 な係止部たる鉤部13を形成する。そして、前記操作部12の下面と前記凹部6Aと の間に、前記鉤部13を前記孔4に係止する方向に付勢する付勢手段たるばね14を 介在する。尚、取手5は先端部6を握り部7と共に合成樹脂により形成すると共 に先端部6の先端側下面に装着したステンレスなどの金属板15を設けて、取手5 を炎より保護するようにしたり、或いは先端部6をアルミニウム等軽金属により 形成し、該先端部6の後方に合成樹脂製の握り部7を設けるようにしてもよい。
【0015】 次に前記構成についてその作用を説明する。調理をするような場合は、まず握 り部7を握ると共に操作部12を指で押圧して鉤部13を上昇させた後、突片3に開 口部8Aを挿入すると、突片3と嵌合受け部8が嵌合し、これにより突片3に取 手5を取り付けることができる。そして、操作部12より指を離すとばね14により ストッパー10が押圧され、この結果鉤部13が孔4に挿入して係止して抜け止めさ れ、ひいては取手5は器本体1と一体的となる。
【0016】 一方、調理後に取手5を取り除くときは握り部7を握ると共に操作部12を指で 押圧して鉤部13を上昇させて孔4より鉤部13を抜き出した後、突片3より嵌合受 け部8を抜き出すことにより、取手5を器本体1と別体とすることができる。
【0017】 以上のように、前記第1実施例では請求項1に対応して、器本体たる鍋本体1 の周面2に横向きに張出して設けられると共に係止受け部たる孔4を形成した取 手取付け用の突片3と、前記突片3に着脱可能に嵌合する横溝状の嵌合受け部8 を形成し前記孔4に係止可能なストッパー10を備えた取手5とからなり、前記突 片3は板状であって、前記器本体1より横向きに突設して形成され、前記嵌合受 け部8は前記取手5の先端面9に横向きに開口した溝により形成され、前記スト ッパー10を前記取手5に回動自在に枢着部たる軸11を介して梃子状に設け、操作 部12を設けた前記ストッパー10に前記孔4に係止可能な鉤部13を形成し、前記鉤 部13を前記孔4に係止する方向に付勢する付勢手段たるばね14を設けたことによ り、横向きの突片3に横向き溝状の嵌合受け部8を嵌合することで、取手5を突 片3に簡単に取り付けすることができ、さらに突片3と嵌合受け部8は横向きの 平面状に嵌合することになるので、安定性よく取り付けられる。しかも、ストッ パー10により孔4に鉤部13を係止することにより、取手5を突片3より抜け止め することができる。
【0018】 以下に本考案の他の実施例を説明する。尚、前記第1実施例と同一部分には同 一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0019】 図3及び図4は本考案の両手鍋を示した第2実施例を示しており、第2実施例 では、器本体たる鍋本体1の周面2の左右に、それぞれ取手取付け用の突片3を ほぼ水平な横向きに張出して設ける。尚、実施例では一方の突片3のみを示して いる。そしてこの突片3の基端側に上下方向に貫通して係止受け部たる孔4を形 成する。取手21は、平面が前記周面2に沿うように略円弧板状であって、前記突 片3に着脱可能に嵌合する嵌合受け部8を設ける。この嵌合受け部8は取手5の 先端面9に横向きに開口した溝により形成され、前記突片3が開口部8Aより挿 入して嵌合できるようになっている。さらに、突片3に対して取手5を抜け止め するためのストッパー10は、前記取手21の上面の中央に形成した凹部6Aに梃子 状に設けられている。
【0020】 次に前記構成についてその作用を説明する。調理をするような場合は、まず取 手21を握ると共に操作部12を指で押圧して鉤部13を上昇させた後、突片3に開口 部8Aを挿入すると、突片3と嵌合受け部8が嵌合し、これにより突片3に取手 5を取り付けることができる。一方、調理後に取り除くときは取手21を握ると共 に操作部12を指で押圧して鉤部13を上昇させて孔4より鉤部13を抜き出した後、 突片3より嵌合受け部8を抜き出すことにより、取手21と器本体1を別体とする ことができる。
【0021】 以上のように、前記第2実施例においても第1実施例と同様に請求項1に対応 して、横向きの突片3に横向き溝状の嵌合受け部8を嵌合することで、取手21を 突片3に簡単に取り付けすることができ、さらに突片3と嵌合受け部8は横向き の平面状に嵌合することになるので、安定性よく取り付けられる。しかも、スト ッパー10により孔4に鉤部13を係止することにより、取手21を突片3より抜け止 めすることができる。
【0022】 図5及び図6は本考案の片手鍋を示した第3実施例を示しており、器本体たる 鍋本体1の周面2に、取手取付け用の突片3をほぼ水平な横向きに張出して設け る。前記突片3に着脱自在に設ける取手31は、先端部6と、この先端部6の後方 に突設される握り部7を備えている。そして、前記突片3に着脱可能に嵌合する 嵌合受け部8を先端部6に設ける。さらに、突片3に対して取手5を抜け止めす るためのストッパー32は、前記取手5の先端部6の上面中央に形成した凹部6A に梃子状に設けられたものであり、前記取手31に枢着する枢着部たる軸11を介し て枢着して回動自在に設けている。そして、上向きに形成した引上げ用の操作部 たる指掛け部33を、前記枢着部たる軸11より先端側、すなわちストッパー32の先 端面9側に形成し、かつ、ストッパー32の先端に前記孔4に係止可能な鉤部13を 形成する。この指掛け部33はストッパー32の上面上に突設している。そして、前 記ストッパー32における軸11より後方に位置する突部34の下面と前記凹部6Aと の間に、前記鉤部13を前記孔4に係止する方向に付勢する付勢手段たるばね14を 介在する。尚、突部34は指で押圧されないように、取手31の先端側より一段低く 形成されると共に、該突部34はカバー35により覆われている。
【0023】 次に前記構成についてその作用を説明する。調理をするような場合は、まず握 り部7を握ると共に指掛け部33を指で握り部7側へ押圧して鉤部13を引上げるよ うにして上昇させた後、突片3に開口部8Aを挿入すると、突片3と嵌合受け部 8が嵌合し、これにより突片3に取手31を取り付けることができる。そして、指 掛け部33より指を離すとばね14により突部34が押圧され、この結果鉤部13が孔4 に挿入して係止し、この結果取手31は突片3に対して抜け止めされ、ひいては取 手31は器本体1と一体的となる。
【0024】 一方、調理後に取手31を取り除くときは握り部7を握ると共に指掛け部33を握 り部7側へ押圧して鉤部13を引上げるようにして鉤部13を上昇させて孔4より鉤 部13を抜き出した後、取手31と器本体1を別体とすることができる。
【0025】 以上のように、第3実施例においても第1実施例と同様に請求項1に対応して 横向きの突片3に横向き溝状の嵌合受け部8を嵌合することで、取手31を突片3 に簡単に取り付けすることができ、さらに突片3と嵌合受け部8は横向きの平面 状に嵌合することになるので、安定性よく取り付けられる。しかも、ストッパー 32により孔4に鉤部13を係止することにより、取手5を突片3より抜け止めする ことができる。
【0026】 また、請求項2に対応して前記ストッパー32は前記枢着部たる軸11より先端側 に前記操作部たる指掛け部33を設けたことにより、この指掛け部33を引上げるこ とにより鉤部13を引上げ操作できる。これにより鉤部13の作動方向、すなわち上 方へ回動する方向と、指掛け部33の操作方向、すなわち指掛け操作方向とを一致 させることができるので、ストッパー32の操作を行ないやすくなる。
【0027】 さらに、請求項3に対応して前記操作部は前記ストッパー32の上面上に突設し た指掛け部33により形成したことにより、指掛け部33に指を掛けてワンタッチで 引上げ操作することができると共に、取手31を握ったときに指が指掛け部33に係 止されて必要以上に指が鍋本体1側に移動することはない。
【0028】 また、請求項4に対応して前記ストッパー32の前記軸11より後方に突設した突 部34に前記付勢手段たるばね14を設けると共に、該突部34の上方を覆うようにカ バー35を設けたことにより、ばね14により突部34を押し上げて付勢し、一方突部 34はカバー35で覆われているので、指で押圧される虞はなく、この結果操作性の 良好な指掛け部33のみが操作できる個所となり、誤操作を防止することができる 。
【0029】 さらに、請求項5に対応して前記ストッパー32は前記取手31の上面側に設けら れ、前記係止受け部を前記突片3に上下方向に形成した孔4により形成し、前記 係止部を前記孔4に係止可能な鉤部13により形成したことにより、孔4に鉤部13 を係止することで突片3に取手31を確実に抜け止め状態とすることができる。し かも、前記付勢手段をばね14により形成したことにより、孔4に鉤部13を強制的 に係止することができる。
【0030】 図7及び図8は本考案の両手鍋を示した第4実施例を示しており、器本体たる 鍋本体1の周面2に、取手取付け用の突片3をほぼ水平な横向きに張出して設け る。尚、実施例では一方の突片3のみを示している。前記突片3に着脱自在に設 ける取手41は、平面が前記周面2に沿うように略円弧板状であって、前記突片3 に着脱可能に嵌合する嵌合受け部8を設ける。さらに、突片3に対して取手41を 抜け止めするためのストッパー42は、前記取手41の上面中央に形成した凹部6A に梃子状に設けられたものであり、前記取手41に枢着する枢着部たる軸11を介し て枢着して回動自在に設けている。そして、上向きに形成した引上げ用の操作部 たる指掛け部33を、前記枢着部たる軸11より先端側、すなわちストッパー42の先 端面9側に形成し、かつ、ストッパー42の先端に前記孔4に係止可能な鉤部13を 形成する。この指掛け部33はストッパー42の上面上に突設している。そして、前 記ストッパー42における軸11より後方に位置する突部34の下面と前記凹部6Aと の間に、前記鉤部13を前記孔4に係止する方向に付勢する付勢手段たるばね14を 介在する。尚、突部34は指で押圧されないように、取手31の先端側より一段低く 形成されると共に、該突部34はカバー35により覆われている。
【0031】 次に前記構成についてその作用を説明する。調理をするような場合は、まず取 手41を握ると共に指掛け部33を指で後側に押圧して鉤部13を引上げるようにして 上昇させた後、突片3に開口部8Aを挿入すると、突片3と嵌合受け部8が嵌合 し、これにより突片3に取手31を取り付けることができる。そして、指掛け部33 より指を離すとばね14により突部34が押圧され、この結果鉤部13が孔4に挿入し て係止し、この結果取手31は突片3に対して抜け止めされ、ひいては取手31は器 本体1と一体的となる。
【0032】 一方、調理後に取手41を取り除くときは取手41を握ると共に指掛け部33を後側 へ押圧して鉤部13を引上げるようにして鉤部13を上昇させて孔4より鉤部13を抜 き出した後、取手31と器本体1を別体とすることができる。
【0033】 以上のように、第4実施例においても第1実施例と同様に請求項1に対応して 横向きの突片3に横向き溝状の嵌合受け部8を嵌合することで、取手41を突片3 に簡単に取り付けすることができ、さらに突片3と嵌合受け部8は横向きの平面 状に嵌合することになるので、安定性よく取り付けられる。しかも、ストッパー 42により孔4に鉤部13を係止することにより、取手5を突片3より抜け止めする ことができる。
【0034】 また、請求項2に対応して鉤部13の作動方向、すなわち上方へ回動する方向と 、指掛け部33の操作方向、すなわち指掛け操作方向とを一致させることができる ので、ストッパー42の操作を行ないやすくなり、さらに、請求項3に対応して、 指掛け部33に指を掛けてワンタッチで引上げ操作することができると共に、取手 31を握ったときに指が指掛け部33に係止されて必要以上に指が鍋本体1側に移動 することはない。。
【0035】 また、請求項4に対応してばね14により突部34を押し上げて付勢し、一方突部 34はカバー35で覆われているので、指で押圧される虞はなく、この結果操作性の 良好な指掛け部33のみが操作できる個所となり、誤操作を防止することができ、 さらに、請求項5に対応して孔4に鉤部13を係止することで突片3に取手41を確 実に抜け止め状態とすることができる。しかも、前記付勢手段をばね14により形 成したことにより、孔4に鉤部13を強制的に係止することができる。
【0036】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば第3実施例では片 手鍋の場合を示したが、両手鍋のようにしてもよく、また器本体はフライパン等 でもよい等本考案の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。
【0037】
【考案の効果】
請求項1の考案は、器本体の周面に横向きに張出して設けられると共に係止受 け部を形成した取手取付け用の突片と、前記突片に着脱可能に嵌合する嵌合受け 部を形成し前記係止受け部に係止可能なストッパーを備えた取手とからなり、前 記突片は板状であって、前記器本体より横向きに突設して形成され、前記嵌合受 け部は前記取手の先端面に横向きに開口した溝により形成され、前記ストッパー を前記取手に回動自在に枢着部を介して梃子状に設け、操作部を設けた前記スト ッパーに前記係止受け部に係止可能な係止部を形成し、前記係止部を前記係止受 け部に係止する方向に付勢する付勢手段を設けた取手装置であり、横向きの突片 に同じく横向きの溝により形成される嵌合受け部を挿入、嵌合して、突片に取手 を簡単に、しかも安定性良く取り付けできると共に、ストッパーにより取手の抜 け止めを行なうことができる。
【0038】 請求項2の考案においては、前記ストッパーは前記枢着部より先端側に前記操 作部を設けたことを特徴とする請求項1記載の取手装置であり、操作部を引上げ て操作するので、係止部と操作部の方向が同じとなり操作性を向上することがで きる。
【0039】 請求項3の考案においては、前記操作部は前記ストッパーの上面上に突設した 指掛け部により形成することを特徴とする請求項2記載の取手装置であり、指掛 け部に指を掛けてワンタッチで操作でき、さらに指掛け部により指が係止されて 必要以上に指が器本体側に移動することはない。
【0040】 請求項4の考案は、前記ストッパーの前記枢着部より後方に突設した突部に前 記付勢手段を設けると共に、該突部の上方を覆うようにカバーを設けたことを特 徴とする請求項2又は3記載の取手装置であり、カバーにより突部に指が接する ことなく、誤操作を防止できる。
【0041】 請求項5の考案においては、前記ストッパーは前記取手の上面側に設けられ、 前記係止受け部を前記突片に上下方向に形成した孔により形成し、前記係止部を 前記孔に係止可能な鉤部により形成し、前記付勢手段をばねにより形成したこと を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の取手装置であり、孔に鉤部 が係止して確実に取手の抜け止めがなされ、またばねの弾性により抜け止め状態 を確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す分解斜視図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す断面図である、
【図4】本考案の第2実施例を示す分解斜視図である。
【図5】本考案の第3実施例を示す断面図である。
【図6】本考案の第3実施例を示す分解斜視図である。
【図7】本考案の第4実施例を示す断面図である。
【図8】本考案の第4実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 鍋本体(器本体) 2 周面 3 突片 4 孔(係止受け部) 5 21 31 41 取手 8 嵌合受け部 8A 開口部 9 先端面 10 32 42 ストッパー 11 軸(枢着部) 12 操作部 13 鉤部 14 ばね(付勢手段) 33 指掛け部(操作部)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器本体の周面に横向きに張出して設けら
    れると共に係止受け部を形成した取手取付け用の突片
    と、前記突片に着脱可能に嵌合する嵌合受け部を形成し
    前記係止受け部に係止可能なストッパーを備えた取手と
    からなり、前記突片は板状であって、前記器本体より横
    向きに突設して形成され、前記嵌合受け部は前記取手の
    先端面に横向きに開口した溝により形成され、前記スト
    ッパーを前記取手に回動自在に枢着部を介して梃子状に
    設け、操作部を設けた前記ストッパーに前記係止受け部
    に係止可能な係止部を形成し、前記係止部を前記係止受
    け部に係止する方向に付勢する付勢手段を設けたことを
    特徴とする取手装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパーは前記枢着部より先端側
    に前記操作部を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    取手装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部は前記ストッパーの上面上に
    突設した指掛け部により形成することを特徴とする請求
    項2記載の取手装置。
  4. 【請求項4】 前記ストッパーの前記枢着部より後方に
    突設した突部に前記付勢手段を設けると共に、該突部の
    上方を覆うようにカバーを設けたことを特徴とする請求
    項2又は3記載の取手装置。
  5. 【請求項5】 前記ストッパーは前記取手の上面側に設
    けられ、前記係止受け部を前記突片に上下方向に形成し
    た孔により形成し、前記係止部を前記孔に係止可能な鉤
    部により形成し、前記付勢手段をばねにより形成したこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    取手装置。
JP1999007474U 1999-09-30 1999-09-30 取手装置 Expired - Lifetime JP3067853U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999007474U JP3067853U (ja) 1999-09-30 1999-09-30 取手装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999007474U JP3067853U (ja) 1999-09-30 1999-09-30 取手装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3067853U true JP3067853U (ja) 2000-04-11

Family

ID=43201366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1999007474U Expired - Lifetime JP3067853U (ja) 1999-09-30 1999-09-30 取手装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3067853U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055555A (ja) * 1991-06-26 1993-01-14 Noritz Corp 自動給湯風呂釜の湯張り水位設定装置
JP2014502906A (ja) * 2011-01-20 2014-02-06 クリステル 着脱式調理器具把持装置
WO2016145553A1 (zh) * 2015-03-16 2016-09-22 浙江诺维雅工贸有限公司 一种可拆卸手柄

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055555A (ja) * 1991-06-26 1993-01-14 Noritz Corp 自動給湯風呂釜の湯張り水位設定装置
JP2014502906A (ja) * 2011-01-20 2014-02-06 クリステル 着脱式調理器具把持装置
KR101842049B1 (ko) 2011-01-20 2018-03-27 크리스뗄 분리가능한 조리 용기 홀딩 장치
WO2016145553A1 (zh) * 2015-03-16 2016-09-22 浙江诺维雅工贸有限公司 一种可拆卸手柄
JP2017512509A (ja) * 2015-03-16 2017-05-25 浙江諾維雅工貿有限公司Zhejiang Novia Industry & Trade Co.,Ltd 着脱可能なハンドル
CN106913251A (zh) * 2015-03-16 2017-07-04 浙江诺维雅工贸有限公司 一种可拆卸手柄
RU2674945C1 (ru) * 2015-03-16 2018-12-13 Чжэцзян Новия Индастри Энд Трейд Ко., Лтд. Съемная ручка
CN106913251B (zh) * 2015-03-16 2020-04-03 浙江诺维雅工贸有限公司 一种可拆卸手柄

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6250493B1 (en) Detachable handle for vessels
CA2248830A1 (en) Detachable cookware handle
KR100991721B1 (ko) 착탈식 조리용기 손잡이
JP4921513B2 (ja) 着脱斜め把手の片手鍋。
KR101063568B1 (ko) 착탈식 조리용기 손잡이
US6755319B2 (en) Separable handle for pressure pot
JP2008212632A (ja) スイング把手の片手鍋及び回動把手の片手鍋。
CN111163667A (zh) 露营用具套件
JP3067853U (ja) 取手装置
US20160045053A1 (en) Detachable Pivoting Handle For Gripping a Cookware Vessel
KR200494483Y1 (ko) 조리용기용 와이어브라켓 형태의 본체손잡이 파지장치
JP5266425B1 (ja) 調理用鍋の着脱把手
JP2012080995A (ja) 調理容器用片手ハンドル
EP1378195B1 (en) Removable handle for pots
CN112203566B (zh) 用于炊具的可移除柄部
JP3078615U (ja) 調理用鍋及び組み合わせ調理用具
JP2001157634A (ja) 蓋付き鍋
JPH11259A (ja) 調理用鍋及び鍋蓋支持具
JP5684867B2 (ja) 調理用の着脱斜め把手
JP3074472U (ja) 調理容器の取手装置
CN218841669U (zh) 医用开瓶装置
JP4866933B2 (ja) 鎌掛け器
JPH079239U (ja) 鍋用ハンドル
JP2002320552A (ja) 調理具の蓋
CN211484174U (zh) 一种方便从机内提取的面包桶装置