JP3067356U - 植栽用防草マット - Google Patents

植栽用防草マット

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JP3067356U
JP3067356U JP1999007944U JP794499U JP3067356U JP 3067356 U JP3067356 U JP 3067356U JP 1999007944 U JP1999007944 U JP 1999007944U JP 794499 U JP794499 U JP 794499U JP 3067356 U JP3067356 U JP 3067356U
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cotton
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JP1999007944U
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強 谷口
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谷口産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】反毛わたや落ちわたのような再利用が可能なわ
たを用いてフエルト状に作成した植栽用防草マットに、
形状安定性を付与する。 【解決手段】フエルトの片面又は両面に布地を接合した
マットを提供する。このマットは、反毛わたや落ちわた
のような再利用が可能なわたを用いてウエブシートを作
成し、このウエブシート面に布地を重ね合わせてニード
ルパンチングを施すことにより、ウエブシートをフエル
トに成形すると同時に、このフエルト面に布地を接合し
たものである。フエルト及び/又は布地にジュート繊維
を使用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は植栽地面に敷設する防草マットに係る。
【0002】
【従来の技術】
植栽用防草マットの従来例として次の文献がある。 1.実公平7−1984号公報 2.実開昭57−26423号公報 3.実開平3−91739号公報
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
反毛わたや落ちわたのような再利用が可能なわたを用いて、ニードルパンチン グによりフエルト状に作成したマットを植栽地面の防草に使用すると、再利用わ たは繊維が短いものだから、風雨にさらされたり、又は巣作りのためか、鳥につ いばまれたりして、フエルトの繊維がばらけ、苗木が育つまで3年ぐらいはもた せたいものが、1年ぐらいでフエルト形状を維持できなくなるという問題点があ った。 この考案の課題は、前記の問題点を解決しようとするもので、反毛わたや落ち わたのような再利用が可能なわたを用いてフエルト状に作成した植栽用防草マッ トに、形状安定性を付与することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、この考案が採用した手段は次のとおりである。 1.反毛わた、落ちわたのような再利用が可能なわたを用いて作成したフエル トの繊維が風雨や鳥の介入によってばらけないように、フエルト面に布地を接合 する。 2.フエルト面に布地を接合する手段として、フエルト形成の手段でもあるニ ードルパンチングを利用することにした。すなわち、次記のとおりである。 3.反毛わたや落ちわたのような再利用が可能なわたを使用して、紡績カード によりウエブシートを作成し、このウエブシートの片面又は両面に布地を重ね合 わせてニードルパンチングを施す。このニードルパンチングにより、ウエブシー トの繊維は互いに絡み合ってウエブシートをフエルトに成形すると同時に、その 繊維の1部は布地面を上下動して布地に絡みつき、これにより布地はフエルト面 に接合し、固定される。また、ウエブシートに布地を重ね合わすことにより、ニ ードルパンチング中、再利用わたの短い繊維の飛散を防止することもできる。 4.フエルトを構成する繊維の種類は限定しないが、例えば、こんにゃく玉を 入れた麻袋が使用済みになり、処理困難な産業廃棄物となるべきものを、この考 案で再利用し、ジュート繊維で成るこの麻袋の反毛わたを使用する方法を選ぶこ とができる。 5.布地を構成する繊維の種類も限定しないが、フエルト用に麻袋を反毛して 得たジュート繊維が使用される場合、布地の繊維も前者となじみ易いジュート繊 維を使用するのが望ましい。
【0005】
【考案の実施の形態】
こんにゃく玉収納用麻袋の使用済み不用品を切断、洗浄し、反毛機により反毛 して得たジュートわたを紡績カードにかけてウエブの積層で成るウエブシートを 作成する。このウエブシートの片面又は両面に、ジュート糸を用いてあらい平織 に織った布地を重ね合わせ、上下からニードルパンチングを施し、ウエブシート をフエルトに成形すると同時に、布地をフエルト面に接合する。
【0006】 図は上記のようにして作成したこの考案のマット(3)を示す。(1)はニー ドルパンチングによるフエルト、(2)はこのフエルト面に接合している布地で ある。
【0007】 この考案のマットは植樹用苗木の栽培畑地に敷設される。適当な大きさに切断 したマットに十字の切れ目が施され、この切れ目から苗木が植えつけられる。
【0008】
【考案の効果】
この考案の効果を述べれば次のとおりである。 1.ニードルパンチングにより、ウエブシートをフエルトに成形すると同時に 、フエルト面に布地を接合するから、フエルトへの布地の接合が効率的に行われ る。 2.フエルト面に布地が接合しているから、フエルトが反毛わたや落ちわたの ような短い繊維で構成されていても、風雨や鳥害に耐え、苗木が成長するまでの 長期間、マットの形状が安定し、防草効果が維持される。 3.この考案は、反毛わたや落ちわたのような利用価値に乏しいわたを再利用 できる点で有意義である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案品の1例を示す断面図である。
【図2】この考案品の別例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…フエルト、 2…布地、 3…マット。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フエルト(1)の片面又は両面に布地
    (2)が接合しているマット(3)であって、このマッ
    トは、反毛わたや落ちわたのような再利用が可能なわた
    を用いてウエブシートを作成し、このウエブシート面に
    布地(2)を重ね合わせてニードルパンチングを施すこ
    とにより、ウエブシートをフエルト(1)に成形すると
    同時に、このフエルト面に布地(2)を接合したもので
    あることを特徴とする、植栽用防草マット。
  2. 【請求項2】フエルト(1)が使用済みの麻袋を反毛し
    て得たジュート繊維で成ることを特徴とする請求項1に
    記載の植栽用防草マット。
  3. 【請求項3】布地(2)がジュート繊維で成ることを特
    徴とする請求項1に記載の植栽用防草マット。
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