JP3066897U - 衣服カバ―の構造 - Google Patents

衣服カバ―の構造

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JP3066897U JP1999006457U JP645799U JP3066897U JP 3066897 U JP3066897 U JP 3066897U JP 1999006457 U JP1999006457 U JP 1999006457U JP 645799 U JP645799 U JP 645799U JP 3066897 U JP3066897 U JP 3066897U
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clothes
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雄一 鬼頭
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雄一 鬼頭
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 衣服をゆったりと収納でき、しわや形くずれ
のおそれなく収納でき、しかも、持ち運びに際しても外
観の良い衣服ケースを提供し、また家庭内で衣服の保存
用収納袋としても利用できる衣服ケースの構造を提供す
る。 【解決手段】 基布部11、一定幅のマチ部20、上下
のハンガー止め部31,32、前布部40、及び裾袋部
50からなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、衣服カバーの構造に関し、特には二つ折り衣服カバーの構造に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、衣服をハンガーに吊した状態で袋状カバー内部に収容し、該袋状カバー の上端部からハンガーフック部を突出させ、袋状カバーごと2つ折りして前記ハ ンガーフック部を袋状カバーの下端部から突出して持ち運びを容易にした衣服カ バーが用いられている。
【0003】 しかるに、従来のこの種衣服カバーは、そのほとんどが表布部と裏布部とを直 接縫着等により接合したもので、そのために、衣服カバーの周縁部分で収容され た衣服が押さえ付けられ、しわができたり形くずれするおそれがあった。特に、 背広上下を収納したり、あるいは冬物等の厚手の衣服を収納する場合には、内容 物の厚みが大きくなるのでこのおそれが顕著であった。また、持ち運びに際して も、外観が良くないという問題もあった。
【0004】 さらに、ときには2着以上の衣服を同時に購入する場合もあるが、このような 場合には複数の衣服カバーに収容しなけらばならず、不便であった。 さらにまた、この種の衣服カバーは購入時の持ち運びのほかに、家庭内で衣服 の保存用収納袋としても利用されることもあり、このような利用方法は省資源の 観点からも好ましいのであるが、長期に亘って使用するには前記のようなしわや 形くずれの問題があるので、今一つ利用度が低くなるきらいがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、衣服をゆったりと収納でき、背広上下や冬物等の厚手の 衣服であってもしわや形くずれのおそれなく収納でき、しかも、持ち運びに際し ても外観の良い衣服ケースを提供しようとするものである。また、この考案は、 単なる衣服購入時のみならず、家庭内で衣服の保存用収納袋としても利用でき、 省資源の観点からも好ましい衣服ケースの構造を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は、上辺(12)が凸曲線状に形成され、両側辺(13, 14)が平行な直線状に形成され、下辺(15)が角丸部(16)を有する直線 状にて形成された基布部(11)と、前記基布部の上辺中央部分(12C)及び 下辺中央部分(15C)を除く全周に一体に固着された一定幅のマチ部(20) と、前記基布部の上辺中央部分及び下辺中央部分に前記マチ部と同一幅で固着さ れハンガー(35)のフック部(37)を挿通して前記基布部内側からハンガー 本体(36)を係止する上下のハンガー止め部(31,32)と、前記マチ部及 び上ハンガー止め部に固着され、中央の開閉部材(45)を介して左右両側に開 閉するように形成された前布部(40)と、前記前布部の下側部分を覆うように 前記マチ部および下ハンガー止め部に固着され上部が開放されるように形成され た裾袋部(50)とからなることを特徴とする衣服カバーの構造に係る。
【0007】 また、請求項2の考案は、請求項1において、前記マチ部が基布部と同じ材質 よりなり、上下のハンガー止め部が基布部より強度の大きいプラスチックシート よりなる衣服カバーの構造に係る。 。
【0008】 請求項3の考案は、請求項1又は2において、前記前布部に伝票類を挿入する 透明プラスチックシートよりなる透明袋部(60)および前布部内を透視できる 透明プラスチックシートで覆われた透明窓部(65)を備えた衣服カバーの構造 に係る。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の一実施例の衣服カバーを基布部側からの斜視図、図2は同じ く前布部側からの斜視図、図3は裾袋部の一部を切り欠いた状態の部分斜視図、 図4は衣服カバーの正面図、図5は衣服カバーを二つ折りする状態を表した斜視 図である。
【0010】 この考案の衣服カバー10は、以下に図示し説明するように、衣服(図示省略 )をハンガー35に吊した状態で内部に収納し、ハンガーフック部37を突出さ せ、衣服の持ち運びや保存用収容袋として使用されるもので、基布部11と、マ チ部20と、上下のハンガー止め部31,32と、前布部40と、裾袋部50と からなるものである。
【0011】 まず基布部11は、衣服カバー10の裏面側となる部分で、図1に図示したよ うに、上辺12が凸曲線状に形成され、両側辺13,14が平行な直線状に形成 され、下辺15が角丸部16を有する直線状にて形成されたものである。なお、 凸曲線状の上辺12は下側に二つ折りされたときに下辺15よりも本体内側に位 置する(図5の(B)参照)。この基布部11は、収容される衣服の裏側に接し 、図5のように二つ折りされた場合には外面側となる部分である。したがって、 基布部11の材質としては合成樹脂製のものが好ましい。
【0012】 マチ部20は、図1及び図2からもよく解るように、前記基布部11の上辺中 央部分12C及び下辺中央部分15Cを除く全周に一定幅で一体に固着される。 このマチ部20により、該衣服カバー10の収容空間が広くなる。実施例におけ るマチ部20の幅は4センチメートルである。
【0013】 ハンガー止め部31,32は、前記基布部11の上辺中央部分12C及び下辺 中央部分15Cに、前記マチ部20と同一幅で固着されるもので、図4のように ハンガー35のフック部37を挿通して前記基布部11内側からハンガー本体3 6を係止する。なお、下ハンガー止め部32は、二つ折りした際に上ハンガー止 め部31を介してハンガー本体36を係止することになる。ハンガー35は、実 施例のような、フック部37が把手内の収容可能なものであることが好ましいが 、通常のものでもよい。
【0014】 前布部40は、前記マチ部20及び上ハンガー止め部31に固着され、中央の 開閉部材45を介して左右両側に開閉するように形成される。すなわち、前布部 40は衣服をカバー本体内にスムーズに出し入れするために、中央と下部が開放 可能とされる。符号41は左前布部、42は右前布部で、両前布部41,42は 、図3のように、下部において曲線状41R、42Rに形成されている。前布部 40の材質としては、前記基布部11と同様でよいが、収容される衣服の前側を 覆うものであるから、不織布等の柔らかいものを選択すると柔軟性もあり、外観 や取り扱い性にも優れ好ましい。前記開閉部材45は公知のファスナーやボタン 、あるいは面ファスナー等を適宜選択すればよい。
【0015】 裾袋部50は、前記前布部40の下側部分を覆うように前記マチ部20および 下ハンガー止め部32に固着され上部が開放されるように形成される。該裾袋部 50は、図5のように、衣服カバー10を2つに折り曲げて下ハンガー止め部3 2をハンガーフック部37に重合してハンガー35のフック部37を挿通させた ときに、衣服カバー10の上半部と下半部を一体化してその持ち運びを容易かつ 美麗にする。実施例の裾袋部50は前記基布部11と同じ合成樹脂シートによっ て構成されている。
【0016】 この実施例では、請求項2の考案として規定したように、前記マチ部20が基 布部11と同じ材質よりなり、さらに上下のハンガー止め部31,32が基布部 11より強度の大きいプラスチックシートよりなるものとしている。上下のハン ガー止め部31,32には衣服の重量及びカバー自体の荷重がかかるので高い強 度を有するプラスチックシートとすることが望ましく、また、該ハンガー止め部 31,32以外のマチ部20については、外観上及びコスト上基布部11と同様 の材質とすれば衣服カバーとして極めて有利である。
【0017】 さらに、この例の衣服カバー10では、請求項3の考案として規定したように 、前記前布部40に伝票類を挿入する透明プラスチックシートよりなる透明袋部 60および前布部40内を透視できる透明プラスチックシートで覆われた透明窓 部65を備えている。透明袋部60には各種の伝票や書類を収納できる。また透 明窓部65を取り付けたことにより、カバー10内に収容されている衣服の内容 を確認することができる。
【0018】 この衣服カバー10に衣服を収容して運搬あるいは携帯する場合には、図5の (A)に示したように、カバー10の前布部40が内側となるよう略中央部にお いて二つ折りにするとともに、裾袋部50にカバー10の上辺12側を差し込み 下辺15側に重合して、上側ハンガー止め部31から突出しているハンガー35 のフック部37を下側のハンガー止め部32に挿通させる。これにより、図5の (B)に示すようなコンパクトで持ち歩きに便利な二つ折り状態とすることがで きる。
【0019】 この衣服カバー10は、衣服をゆったりと収納でき、背広上下や冬物等の厚手 の衣服であってもしわや形くずれのおそれなく収納でき、しかも、持ち運びに際 しても外観の良いものである。また、単なる衣服購入時のみならず、家庭内で衣 服の保存用収納袋としても利用でき、省資源の観点からも好ましい。
【0020】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の衣服カバーの構造によれば、マチ部を 有することにより、衣服カバーの周縁部においても衣服を押さえつけたりするこ とがなく、衣服をゆったりと収納でき、背広上下や冬物等の厚手の衣服であって もしわや形くずれのおそれなく収納できる。また、衣服ケースの収容部内が広く なるため、2着以上の衣服を収容することも可能で、家庭内で保存用収容袋とし ても利用でき、省資源化にも貢献する。
【0021】 また、請求項2の考案によれば、前記マチ部が基布部と同じ材質よりなり、ハ ンガー止め部を基布部より強度の高いプラスチックシートよりなるものとしたた め、強度的にはもちろん、外観意匠に優れコスト的にも有利である。
【0022】 さらに、請求項3の考案は、前記前布部に透明袋部および透明窓部を備えた構 造としたため、伝票類の収容が容易となりまたケース内に収納した衣服の内容を 簡単に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の衣服カバーを示す基布部
側からの斜視図である。
【図2】同じく前布部側からの斜視図である。
【図3】裾袋部の一部を切り欠いた状態の部分斜視図で
ある。
【図4】衣服カバーの正面図である。
【図5】衣服カバーを二つ折りする状態を表した斜視図
である。
【符号の説明】
10 衣服カバー 11 基布部 12 上辺 12C 上辺の中央部分 13,14 側辺 15 下辺 15C 下辺の中央部分 16 角丸部 20 マチ部 31 上ハンガー止め部 32 下ハンガー止め部 35 ハンガー 36 ハンガー本体 37 フック部 40 前布部 45 開閉部材 50 裾袋部 60 透明袋部 65 透明窓部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上辺(12)が凸曲線状に形成され、両
    側辺(13,14)が平行な直線状に形成され、下辺
    (15)が角丸部(16)を有する直線状にて形成され
    た基布部(11)と、 前記基布部の上辺中央部分(12C)及び下辺中央部分
    (15C)を除く全周に一体に固着された一定幅のマチ
    部(20)と、 前記基布部の上辺中央部分及び下辺中央部分に前記マチ
    部と同一幅で固着されハンガー(35)のフック部(3
    7)を挿通して前記基布部内側からハンガー本体(3
    6)を係止する上下のハンガー止め部(31,32)
    と、 前記マチ部及び上ハンガー止め部に固着され、中央の開
    閉部材(45)を介して左右両側に開閉するように形成
    された前布部(40)と、 前記前布部の下側部分を覆うように前記マチ部および下
    ハンガー止め部に固着され上部が開放されるように形成
    された裾袋部(50)とからなることを特徴とする衣服
    カバーの構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記マチ部が基布部
    と同じ材質よりなり、上下のハンガー止め部が基布部よ
    り強度の大きいプラスチックシートよりなる衣服カバー
    の構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記前布部に
    伝票類を挿入する透明プラスチックシートよりなる透明
    袋部(60)および前布部内を透視できる透明プラスチ
    ックシートで覆われた透明窓部(65)を備えた衣服カ
    バーの構造。
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