JP3093349U - 袋カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 ごみ袋を収納して支持することができ、なる
べく場所を取らない外観的にも好ましい袋カバーを提供
する。 【解決手段】 ループ状の手提げ部５の付いた樹脂製ご
み袋等の袋を収納し、さらにその袋を内部にごみ投入が
可能な状態で支持するための袋カバー１であって、前記
袋カバーの上部に開口部を有し、前記開口部周辺には、
互いに対向する位置に形成されたループ状吊下げ部３
と、それらループ状の吊下げ部間の中間位置に形成さ
れ、前記袋カバーに収納されてその開口部から袋カバー
の縁に折り返された前記袋の一部を固定する固定具４と
を有する。使用時は、袋に互いに対向して形成される各
手提げ部のループ内に前記袋カバーの各吊下げ部が通さ
れた後、それらの吊下げ部が所定の掛止部に掛止された
状態で、前記袋を収納した袋カバー全体が支持される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、特にごみ袋を覆って支持することができる袋カバーに関するもので ある。

【０００２】

【従来の技術】

通常、家庭や会社内で出る多量のごみを収納するためのごみ受けとしては、ポ リバケツ容器や立てかけ式のものなどに所定の袋を取り付けて利用される。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、従来のものでは、全体が大きく中のごみの量が少量の時であっても、 広く場所を取ってしまう。また、見た目もごみ容器と分かりやすいものが多く、 外観的には良い印象ではない。

【０００４】 そこで、本考案は、ごみ袋を収納して簡単に支持固定することができ、かつ、 ごみの入っていない時にはなるべく平たく、場所を取らない外観的にも好ましい 袋カバーを提供することを課題とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段および考案の効果】

本考案の袋カバーは、手提げ部の付いた樹脂製ごみ袋等の袋を収納し、さらに 収納した袋を安定して支持するための袋カバーであって、前記袋カバーの上部に 開口部を有し、その開口部周辺には、互いに対向する位置に形成されたループ状 の吊下げ部と、前記袋を前記袋カバーに固定する固定具と、を有することを特徴 とする。

【０００６】 また、この考案は、ループ状の手提げ部の付いた樹脂製ごみ袋等の袋を収納し 、さらにその袋を内部にごみ投入が可能な状態で支持するための袋カバーであっ て、前記袋カバーの上部に開口部を有し、前記開口部周辺には、互いに対向する 位置に形成されたループ状吊下げ部と、それらループ状の吊下げ部間の中間位置 に形成され、前記袋カバーに収納されてその開口部から袋カバーの縁に折り返さ れた前記袋の一部を固定する固定具とを有し、前記袋に互いに対向して形成され る各手提げ部のループ内に前記袋カバーの各吊下げ部が通された後、それらの吊 下げ部が所定の掛止部に掛止された状態で、前記袋を収納した袋カバー全体が支 持されることを特徴とするようにもできる。

【０００７】 本考案によれば、袋カバーの吊下げ部をごみ袋の手提げ部（環状になった部分 ）の中にくぐらせてごみ袋を拡げた状態で安定させることができる。また、固定 具も同様にごみ袋と袋カバーを一体化させる。また、ループ状の吊下げ部と固定 具でごみ袋を開口状態で安定させたら、吊下げ部を持ち上げることにより、ごみ 袋と一体化した袋カバーを支持することができる。

【０００８】 具体的に、その形態は、前記袋カバーのループ状の吊下げ部は、その袋カバー の上部に２つ設けられ、前記固定具は前記袋カバーの上部側面に前記２つの吊下 げ部のほぼ中間に１つずつ設けられて、収納される前記袋のループ状の手提げ部 に貫通させた２つの前記吊下げ部と、２つの固定具との４点で袋を拡げた状態で 収納するように構成できる。

【０００９】 上記構成によれば、ごみ袋は、２つの吊下げ部と２つの固定具の合計４箇所で 袋を拡げた状態で袋カバーに固定されて、さらにこのようにして袋を収納した袋 カバーの２つの吊下げ部を例えば冷蔵庫の壁に取り付けた掛止部としてのフック に引っ掛ければ、袋カバー全体を安定に固定することができる。

【００１０】 さらに、前記固定具は、互いに嵌合可能な凹部片及び凸部片の１対のクランプ 片を有するスナップ部材であり、前記袋カバーの上部側面にはホルダ部材の一端 部がつながれて下方へ延長されるとともに、そのホルダ部材が上方へ反転可能と されて、その反転状態でそのホルダ部材の互いに対向する両端部に前記各クラン プ片がそれぞれ固定されるように構成することができる。このように構成すれば 、前記袋の、前記袋カバーの開口から外側へ折り返された部分が前記反転状態の ホルダ部材の下側から保持されることとなり、かつ前記一対のクランプ片の嵌合 により袋は該袋カバーに強固に固定されうる。

【００１１】 さらに、前記袋カバーの吊下げ部は、前記袋カバーの開口部の互いに対向する 位置において、その開口部の内側でかつその開口部の縁に平行に沿うように配置 されて両端部が袋カバーの開口部内側に結合され、この袋カバーの平面的な保管 状態ではそれらの吊下げ部が袋カバーの開口部内側に格納され、使用時には上方 へ引き出されてループ状の吊下げ部として機能することを特徴とする。

【００１２】 さらに具体的な形態として、前記吊下げ部は、袋カバーの開口部の互いに対向 する位置においてその開口部の内側でかつ該開口部の縁に平行に沿うように帯状 に配置されるとともに、両端部が袋カバーの開口部内側に結合され、この袋カバ ーの平面的な保管状態では、前記一対の帯状の吊下げ部が袋カバーの開口部内面 と重なる状態で、その開口部内面とともに中間において折りたたまれた状態で該 開口部内側に格納され、使用時には情報へ引き上げられてループ状の吊下げ部と して機能するように構成できる。

【００１３】 また、別の観点から、前記吊下げ部の、前記袋カバーの開口部の縁と平行な長 手方向寸法について、その吊下げ部の両端部の結合部間の寸法がその袋カバーの 該結合部間の内側寸法よりも短くされて平面的な保管状態における中間での折り たたみ時に袋カバーの外のりと該吊下げ部の内のり間の寸法差が確保されて、そ の折りたたみ時に帯状の吊下げ部にしわや湾曲が生じないようにすることもでき る。

【００１４】 上記の構成によれば、未使用時、この吊下げ部は袋カバーの内側に沿って取り 付けられて、外部にはみ出ないように取り付けられるため、全体がかさばらずに 済む。これは、例えば商品として販売時に陳列する際や家の中に保管しておく場 合に便利である。

【００１５】 さらに、上記構成とされるこの袋カバー全体を布地で形成すれば、内部のごみ が入っていない状態では平らで、ごみが投入されるにしたがって収納したごみ袋 と共に膨らんで行くため、ごみの少ない時には場所を取らないで済むといったメ リットがある。特に、たくさんのごみが入る大きなごみ袋を設置する場合、ごみ 袋を固定するための立て置きタイプのものは、それだけで大きく場所を取り、不 便である。その点、本考案は、設置も簡単で場所も取らず、さらに個人で好みの 柄の布地で作製することもでき、見た目にも見苦しくない袋カバーとすることが できる。

【００１６】

【考案の実施の形態】

以下、本考案における袋カバーの実施の形態を図面と共に説明する。図１は本 考案の使用形態の一実施例を示す斜視図である。図１を参照して、まず本考案の 基本構成から説明する。本考案である袋カバー１はごみ袋２（図６、図７参照） をすっぽり覆うことができる大きさ（例えばここでは縦約１０５ｃｍ、横７０ｃ ｍ）として形成され、袋カバー１はその上部にループ状の吊下げ部３，３、袋２ を固定するための固定具４を有する。ここで、固定具４は互いに弾性的に嵌合可 能な凹凸一対のスナップ部材である。固定具４は、図１に示すものと同様な形態 で袋カバー１の図面裏側にも同様に取り付けられているものである。

【００１７】 図２は、袋カバー１の一実施例を示す正面図である。未使用時には、ループ状 の吊下げ部３，３は袋カバー１の上部内側にたたみ込まれる状態に収納される。

【００１８】 図６は、本考案の袋カバー１内に収納されるのに適した、ごみ袋２の一例を示 す図である。この袋２は、薄い樹脂製であり、上部両端周辺にループ状の手提げ 部５，５を有する。そして上辺中央には、縛り部６を備える。なお、この縛り部 ６は図面前後に対象に２つ設けられている。図７は、袋２にごみが入った状態を 示す斜視図である。

【００１９】 続いて、本考案の袋カバー１の部分的な構造の詳細を説明する。まず図３、図 ４に未使用時の吊下げ部３の構造を説明する図を示す。図３は、その吊下げ部３ を示す斜視図であり、図４は吊下げ部３が袋カバー１に取り付けられている箇所 を上面から見た図であり、（ａ）はごみが入って膨らんだ時の状態、（ｂ）は未 使用時のたたまれた時の状態を示すものである。

【００２０】 ここで、吊下げ部３は、袋カバー１全体を構成する布地と同様の素材とする。 図４に示すように、吊下げ部３は袋カバーの内側に縫い目３ａ、３ｂにて縫い付 け固定されている。ここで、縫い目３ａ、３ｂに対応して袋カバー１に形成され る長さをＬ、吊下げ部３の長さをＭとすると、吊下げ部３の長さＭはＬよりも短 くなるように取り付けられている。このように吊下げ部３を取り付けることによ り、未使用時には（ｂ）に示すように、吊下げ部３は袋カバー１の内側からはみ 出ることなく収納されて、全体としてかさばらず、すっきりとまとめることがで きる。

【００２１】 図５は、固定具４の構造を説明する図である。ここでは、簡単に凹凸を嵌め合 せて固定するタイプのファスナップを用いる。１０センチメートル程度のホルダ 部材１１（布地で形成される）の上部にファスナップの凹片部４ａを、下部にフ ァスナップの凸片部４ｂがそれぞれ対応するようにアップリケ縫いかミシンがけ により取り付けられている。袋２を滑り止め固定する際には、ホルダ部材１１を 下方から上方に向けて折り返して反転させ、袋２の縛り部６を挟み込み、ファス ナップの凹凸を嵌め合わせて固定する。袋２の縛り部６は、ファスナップで貫通 され、もしくは押さえ付けられた状態で固定されて、袋２が袋カバー１の内部に 滑り込んでいくのを防ぐことができる。特に、ごみが投入されて内部に重みが出 てくると、袋２はポリエチレン製かもしくはビニール製等の表面の摩擦が少ない 袋体であるため、袋カバー１内に滑り込みやすい。ファスナップで袋２を固定す ることはこの点において効果を奏する。

【００２２】 図５（ｂ）は、ごみ袋の開口部から外側へ折り返された部分を固定具４で固定 する様子を側面から見た図である。図示のように、外側へ折り返された縛り部６ を、固定具４を有するホルダ部材１１を下部から反転させて、固定具の凹片部４ ａと凸片部４ｂとが対向する位置にて挟み込む。この時、縛り部６の、ホルダ部 材１１によって形成される収用空間への挿入量を調整することによって、袋カバ ー１に対する袋の高さ位置の調整が可能となる。

【００２３】 続いて、本考案の使用手順について説明する。図８は掛止部としてのフック１ ０に本考案の袋カバーの吊下げ部３を引っ掛けて使用する様子を示す図である。 袋カバー１に袋２を収納して、袋カバー１を取り付ける（使用）手順は、まず、 袋カバー１を拡げて、底に予備の袋２を入れる。続いてごみ袋２を拡げて袋カバ ー１内部に挿入して、袋の手提げ部５を袋カバー１の縁にかけ、２つの手提げ部 ５の間から袋カバー１の吊下げ部３をそれぞれ引き出す。図９に吊下げ部３を引 っ張り出す様子を示す。より詳しく述べればこの時に、未使用時には図２に示す ように、袋カバー１の内側にある吊下げ部３は、図１および図９に示すように袋 の手提げ部５の間から上方に引き出して持ち上げられて、吊下げ部として機能す るのである。続いて、このようにして引き出された吊下げ部３をフック１０に掛 ける。そして、固定具４（ここではファスナップ）の凹凸を嵌め合せてごみ袋２ の表裏を止めて、袋カバー１に固定する。

【００２４】 ここで、袋カバー１を引っ掛ける掛止部としてのフックの形状の例を図１０に 示す。フック１０は、例えば図１０（ａ）に示すかぎ型のフックや、図１０（ｂ ）に示すＬ字型のフックでも良い。冷蔵庫の側面に取り付ける場合には、マグネ ット式のフックをその側面に取り付けておけば、簡単に袋カバー１を設置するこ とができる。その他、流し台の側面に取り付ける場合には両面テープ式のフック でも良いし、吊下げ部３を洗濯バサミで吊るしても良い。

【００２５】 以上、本考案の袋カバーについて詳細に説明してきた。例として特に適するご み袋の形態を図６を参照して説明したが、特に縛り部６がないごみ袋であっても 良く、その場合、袋カバー１の上辺の縁から出したごみ袋の一部を縛り部６と同 様に固定具で固定してやれば良い。

【００２６】 また、本実施例では、固定具をファスナップとしたが、例えばロットボタンや 金属製のスナップボタンでも構わない。その他、請求項の範囲内において種々の 変形が可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の袋カバーの使用形態の一実施例を示す
正面図。

【図２】本考案の未使用時の袋カバーの一実施例を示す
正面図。

【図３】吊下げ部の部分拡大斜視図。

【図４】同じく吊下げ部を示す上面図。

【図５】固定具の構造を説明する図。

【図６】ごみ袋の一例を示す正面図。

【図７】同じくごみ袋の一例を示す斜視図、特に内部に
ごみが投入されて膨らんだ状態を示す図。

【図８】袋カバーをフックに吊るした状態を示す図。

【図９】吊下げ部を袋の手提げ部から引き出す様子を示
す図。

【図１０】フックの例を示す図。

【符号の説明】

１ 袋カバー ２ 袋 ３ 吊下げ部 ４ 固定具 ５ 袋の手提げ部 ６ 袋の縛り部 １０ フック １１ ホルダ部材

Claims (11)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 手提げ部の付いた樹脂製ごみ袋等の袋を
   収納し、さらに収納した袋を安定して支持するための袋
   カバーであって、 前記袋カバーの上部に開口部を有し、 その開口部周辺には、互いに対向する位置に形成された
   ループ状の吊下げ部と、前記袋を前記袋カバーに固定す
   る固定具と、 を有することを特徴とする袋カバー。
2. 【請求項２】 ループ状の手提げ部の付いた樹脂製ごみ
   袋等の袋を収納し、さらにその袋を内部にごみ投入が可
   能な状態で支持するための袋カバーであって、 前記袋カバーの上部に開口部を有し、 前記開口部周辺には、互いに対向する位置に形成された
   ループ状吊下げ部と、それらループ状の吊下げ部間の中
   間位置に形成され、前記袋カバーに収納されてその開口
   部から袋カバーの縁に折り返された前記袋の一部を固定
   する固定具とを有し、 前記袋に互いに対向して形成される各手提げ部のループ
   内に前記袋カバーの各吊下げ部が通された後、それらの
   吊下げ部が所定の掛止部に掛止された状態で、前記袋を
   収納した袋カバー全体が支持されることを特徴とする袋
   カバー。
3. 【請求項３】 前記袋カバーのループ状の吊下げ部は、
   その袋カバーの上部に２つ設けられ、前記固定具は前記
   袋カバーの上部側面に前記２つの吊下げ部のほぼ中間に
   １つずつ設けられて、収納される前記袋のループ状の手
   提げ部に貫通させた２つの前記吊下げ部と、２つの固定
   具との４点で袋を拡げた状態で収納する請求項１又は２
   に記載の袋カバー。
4. 【請求項４】 前記固定具は、前記ごみ袋等の袋の、袋
   カバーの開口部から外側へ折り返された部分を狭圧もし
   くは貫通した状態でクランプするスナップ部材である請
   求項１ないし３のいずれか１項に記載の袋カバー。
5. 【請求項５】 前記固定具は、互いに弾性的に嵌合可能
   な凹部片及び凸部片の一対のクランプ片を有するスナッ
   プ部材であり、それら凹部片及び凸部片の一対のクラン
   プ片が袋カバーの上部側面の位置にあり、他片のクラン
   プ片がその上部側面から延びるホルダ部材に保持されて
   袋カバーにつながれている請求項４に記載の袋カバー。
6. 【請求項６】 前記固定具は、互いに嵌合可能な凹部片
   及び凸部片の１対のクランプ片を有するスナップ部材で
   あり、前記袋カバーの上部側面にはホルダ部材の一端部
   がつながれて下方へ延長されるとともに、そのホルダ部
   材が上方へ反転可能とされて、その反転状態でそのホル
   ダ部材の互いに対向する両端部に前記各クランプ片がそ
   れぞれ固定されており、前記袋の、前記袋カバーの開口
   部から外側へ折り返された部分が前記反転状態のホルダ
   部材の下側から保持され、かつ前記一対のクランプ片の
   嵌合により該袋カバーに固定される請求項４に記載の袋
   カバー。
7. 【請求項７】 前記反転状態のホルダ部材の下端と一対
   のクランプ片が嵌合される位置との間に前記袋のカバー
   本体の開口から外側へ折り返された部分が挿入され、そ
   のホルダ部材の収用空間に対する挿入量の調整により、
   袋カバーに対する袋の収納状態での相対的な高さ位置が
   調整可能とされた請求項６に記載の袋カバー。
8. 【請求項８】 前記ホルダ部材の一端部に対する前記一
   対のクランプ片の固定手段は、そのホルダ部材の一端部
   の前記袋カバーに対する結合手段を兼ねている請求項５
   ないし７のいずれか１項に記載の袋カバー。
9. 【請求項９】 前記袋カバーの吊下げ部は、前記袋カバ
   ーの開口部の互いに対向する位置において、その開口部
   の内側でかつその開口部の縁に平行に沿うように配置さ
   れて両端部が袋カバーの開口部内側に結合され、この袋
   カバーの平面的な保管状態ではそれらの吊下げ部が袋カ
   バーの開口部内側に格納され、使用時には上方へ引き出
   されてループ状の吊下げ部として機能する請求項１ない
   し８のいずれか１項に記載の袋カバー。
10. 【請求項１０】 前記吊下げ部は、袋カバーの開口部の
    互いに対向する位置においてその開口部の内側でかつ該
    開口部の縁に平行に沿うように帯状に配置されるととも
    に、両端部が袋カバーの開口部内側に結合され、この袋
    カバーの平面的な保管状態では、前記一対の帯状の吊下
    げ部が袋カバーの開口部内面と重なる状態で、その開口
    部内面とともに中間において折りたたまれた状態で該開
    口部内側に格納され、使用時には情報へ引き上げられて
    ループ状の吊下げ部として機能する請求項１ないし９の
    いずれか１項に記載の袋カバー。
11. 【請求項１１】 前記吊下げ部の、前記袋カバーの開口
    部の縁と平行な長手方向寸法について、その吊下げ部の
    両端部の結合部間の寸法がその袋カバーの該結合部間の
    内側寸法よりも短くされて平面的な保管状態における中
    間での折りたたみ時に袋カバーの外のりと該吊下げ部の
    内のり間の寸法差が確保されて、その折りたたみ時に帯
    状の吊下げ部にしわや湾曲が生じないようにされた請求
    項１０に記載の袋カバー。