JP3066800B2 - パネル材の固定金具 - Google Patents

パネル材の固定金具

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JP3066800B2 JP9089916A JP8991697A JP3066800B2 JP 3066800 B2 JP3066800 B2 JP 3066800B2 JP 9089916 A JP9089916 A JP 9089916A JP 8991697 A JP8991697 A JP 8991697A JP 3066800 B2 JP3066800 B2 JP 3066800B2
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琢磨 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固定側端部が略
U字状に形成されたキッチン周りのパネル材の固定に好
適なパネル材の固定金具に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】図9に示すように、システム
キッチン周りには、フロントパネルFPやサイドパネル
SP及びウインドウパネルWP等のパネル材が配設され
ており、これらのパネル材は、フレキ板やケイカル板或
はホーローパネル等の金属パネルで構成されている。
【0003】このようなパネル材は、現場に搬入された
後、現場における基準線の墨出し、パネルの切断加工、
サイドパネル固定金具の取付け、フロントパネルFPと
取付け、サイドパネルSPの取付け、システムキッチン
の取付け、見切り材の取付け、コーキング処理という作
業が行われて取付けられる。
【0004】ところで、このようなパネル材の中で、図
10に示すホーローパネルのような金属パネルPを現場
において切断加工する場合には、多くの制約条件が多く
あり、該金属パネルPを固定する孔hが穿かれている方
向は切断することができなかった。
【0005】また、このような金属パネルPを固定する
場合であって穴が見えても支障がない場合には、図11
の下部に示す固定方法のように、端面が断面略U字状に
形成された金属パネルPの表側端面Paにビス挿通用の
穴H1 を開設すると共に、裏側端面Pbにビス固定用孔
2 を開設し、パネル正面側から金属パネルを固定する
方法と、穴を見せたくない場合には、図11の上部に示
す固定方法のように、金属パネルPの側部端面Pcに固
定金具Kを挿通するための孔H3 を開設し、この孔H3
に固定金具Kの固定片kを挿通して固定する方法があっ
た。
【0006】しかしながら、このような従来の金属パネ
ルPの固定方法にあっては、ビス挿通用の穴H1 やビス
固定用孔H2 或は孔H3 が開設されているため、このよ
うな孔の開設部位、即ち、金属パネルPの木口の切断加
工ができない、という制約があった。
【0007】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、パネル材を現
場で切断加工する場合、その切断加工面に制約を受ける
ことなくパネル材を確実に固定することができる固定金
具を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、被固定面に固着されるビス用
の孔が開設された基板部と、この基板部の上下辺部から
略直角に延設された食込片と、上記基板部の一側から略
直角に延設された起立片部と、この起立片部の両端部か
ら略直角方向に離間して延設された抱持片部と、を有し
て水平断面形状が略J字状となるようにパネル材の固定
金具を構成し、上記各食込片は、上記起立片部側から先
端方向に向かって徐々に幅狭となるように傾斜して平面
形状が略楔状に形成されていると共に、上記起立片部の
幅寸法は、挿入され嵌装されるパネル材と石膏ボードと
の合算幅寸法よりも大きく形成されていることを特徴と
するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の一形
態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
【0010】図1乃至図4に示すように、この発明の実
施の一形態例に係るパネル材の固定金具1は、壁面Wに
固着されるビスBの挿通孔2が開設された基板部3と、
この基板部3の上下辺部から略直角に延設された食込片
4,5と、上記基板部3の一側から略直角に延設された
起立片部6と、この起立片部6の両端部から略直角方向
に離間して延設された抱持片部7,8と、を有し、水平
断面形状が略J字状に構成されている。
【0011】上記食込片4,5は、起立片部6から先端
方向に向かって徐々に幅狭となるように平面形状が略楔
状に形成されている。
【0012】一方、この固定金具1で固定されるパネル
材Pは、ホーローパネル材等の金属パネル材で形成され
ており、その端面は断面略U字状に形成されており、裏
面側には石膏ボード10(図5参照)が配設されて構成
されている。
【0013】このように構成されたパネル材Pを上記固
定金具1で固定する場合には、現場合わせして端部を石
膏ボード10と共に切断する。
【0014】この後、壁面Wに上記固定金具1を基準線
(図示せず)に基いて、図5に示すように、正確にビス
Bを固定する。
【0015】このようにして固定金具1を壁面Wに固定
した後、上記切断されたパネル材Pを押圧しながら嵌装
する。これにより、パネル材Pと石膏ボード10は、基
板部3と抱持片部7,8との間に嵌装されるが、このと
き、上記固定金具1の食込片4,5は起立片部6に向か
って徐々に幅広となるように構成されているので、該食
込片4,5が石膏ボード10に食い込むため、ガタツキ
がない状態でパネル材Pと石膏ボード10を壁面Wに固
定することができる。尚、図5中、符号9は奥行寸法を
調整する場合に用いられるマルチモールである。切断さ
れたパネル材Pのカット面から10mmのところにφ1
0の孔(図示せず)を開け、この孔位置に合わせて固定
金具1を嵌め込む。取り付ける壁面Wにφ10の孔から
ビスBで固定することで固定金具1が固着される。勿
論、上記孔および固定金具1はマルチモール9でカバー
され、カット面もカバーされる。
【0016】図6は、図7に示すサイドパネル等のパネ
ル材Pの端面12に開設された金具挿通孔13に挿入さ
れてパネル材を固定する他の固定金具14を示してお
り、図7中符号15は、サイドパネル等のパネル材Pを
奥行寸法を調整しないで固定する場合に用いられる見切
り材である。
【0017】また、図8は、例えば、フロントパネルの
ようなパネル材Pを固定した端面部の構造を示してお
り、同図において符号16は、ビスBで固定された見切
り固定具17に嵌合係止される見切り材である。
【0018】
【発明の効果】この発明に係るパネル材の固定金具は、
以上説明したように構成されているので、パネル材を現
場で切断加工する場合、その切断加工面に制約を受ける
ことなくパネル材を固定することができ、しかも、該パ
ネル材は、固定金具の食込片によりガタツキがない状態
で固定することができる等、幾多の優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例に係るパネル材の固
定金具の斜視図である。
【図2】同固定金具の正面図である。
【図3】同固定金具の底面図である。
【図4】同固定金具の右側面図である。
【図5】同固定金具を用いてパネル材を固定した状態を
示す断面図である。
【図6】同パネル材の他の部位を固定する他の固定金具
の斜視図である。
【図7】同他の固定金具を用いてパネル材の他の部位を
固定した状態を示す断面図である。
【図8】同他の固定金具を用いてパネル材のさらに他の
部位を固定した状態を示す断面図である。
【図9】この種の固定金具が用いられるシステムキッチ
ンの斜視図である。
【図10】ホーローパネルの切断方向を説明する正面図
である。
【図11】従来のパネル材の固定方法を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
B ビス P パネル材 W 壁面(被固定面) 1 固定金具 2 ビス挿通孔 3 基板部 4,5 食込片 6 起立片部 7,8 抱持片部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 96/20 E04F 13/08 101 F16B 12/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被固定面に固着されるビス用の孔が開設
    された基板部と、この基板部の上下辺部から略直角に延
    設された食込片と、上記基板部の一側から略直角に延設
    された起立片部と、この起立片部の両端部から略直角方
    向に離間して延設された抱持片部と、を有して水平断面
    形状が略J字状に構成され、上記各食込片は、上記起立
    片部側から先端方向に向かって徐々に幅狭となるように
    傾斜して平面形状が略楔状に形成されていると共に、上
    記起立片部の幅寸法は、挿入され嵌装されるパネル材と
    石膏ボードとの合算幅寸法よりも大きく形成されている
    ことを特徴とするパネル材の固定金具。
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