JP3066330B2 - メモリ回路のブロック書込みの間の電流制限 - Google Patents

メモリ回路のブロック書込みの間の電流制限

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JP3066330B2
JP3066330B2 JP8338825A JP33882596A JP3066330B2 JP 3066330 B2 JP3066330 B2 JP 3066330B2 JP 8338825 A JP8338825 A JP 8338825A JP 33882596 A JP33882596 A JP 33882596A JP 3066330 B2 JP3066330 B2 JP 3066330B2
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    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/065Differential amplifiers of latching type

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ集積回路に
係わり、特に、メモリ回路におけるブロック書込み操作
中に引き出される電流を制限するための回路及び方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ある分野では、メモリ回路は、大きなデ
ータブロックを同時に書込む機能を有する。一つの例
は、グラフィックの分野で使用されるランダムアクセス
メモリ(RAM)回路である。ビデオグラフィックシス
テムは、一般に、RAMを使用して、ビデオスクリーン
上の各画素セル(ピクセル)に対する色、若しくは、光
度を表示するデータを記憶している。しばしば、スクリ
ーンの隣接部分が、全く同じ情報を表示することがあ
る。このようなデータをメモリに満たすために要求され
る書込みサイクルの回数を減少させるため、ビデオRA
Mは、同時に同じデータを多数の隣接する行アドレスに
書き込むことを許す。ビデオRAMを設ける設計は、一
般に、ブロック書込みを実行するようにされた従来のR
AM回路に基づいている。この設計は、しかしながら、
ブロック書込み中に大電流スパイクを上昇させる。大電
流スパイクは、ノイズや、回路の消費電力を増大させ、
メモリチップ全体の性能を低下させる。この問題は、図
1に示された回路と関連して後により詳細に説明する。
【0003】RAM回路は、一般に、幾つかの同一のメ
モリアレイに配列されており、各アレイは、多数の行
(若しくは、ビットライン、PL)と列(若しくは、ワ
ードライン、WL)の交差点に配置されたメモリセルの
マトリックスを含む。16メガRAMは、例えば、64
個の別々のアレイに分割することができ、各アレイは、
256Kのメモリセルを有し、また、各セルは、102
4個のビットライン対と256個のワードラインの各交
差点に配置される。64個のアレイを、アレイを隣接し
て配置した1つ若しくは2つ以上の列に配列することも
できる。図1は、好例の16メガRAMに対する2つの
隣接メモリアレイについての回路の一部を示す。メモリ
アレイ100は、1024個の相補ビットライン対10
2と256個のワードライン104のマトリックで形成
される。アレイ選択トランジスタ106は、ビットライ
ン対102と接続されて、検出増幅器108のノードを
検出する。1024個のビットライン対102に対して
1024個の検出増幅器が存在し、その中の半分は、ア
レイ100のいずれかの側に配置される。従って、一対
のアレイ100の間に512個の検出増幅器108が存
在し、512個のビットライン対102に対して代替的
に接続される。各検出増幅器108は、一対のクロス結
合PMOSトランジスタ110を有しており、これらの
PMOSトランジスタは、ビットライン102の関連対
の上の電圧を検出し増幅するような一対のクロス結合N
MOSトランジスタ112に接続されている。クロス結
合PMOSトランジスタ110は、バイアスラインであ
るPバイアス114に接続され、クロス結合NMOSト
ランジスタ112は、バイアスラインであるNバイアス
116に接続される。検出増幅器イネーブルPMOSト
ランジスタ118は、ノードPバイアスを、正電源電圧
Vccに接続し、また、検出増幅器イネーブルNMOS
トランジスタ120は、ノードNバイアスをグラウンド
(即ち、負の電源)に接続する。検出増幅器イネーブル
信号SAEP、SAENは、イネーブルトランジスタ1
18と120のそれぞれのゲート端子を駆動する。イネ
ーブル信号SAEP、SAENが主張されたときに、各
検出増幅器108のクロス結合トランジスタが電源ライ
ンに接続され、これにより、検出増幅器を付勢する。バ
イアスノード、Pバイアス、Nバイアスと、イネーブル
トランジスタ118、120は、一般に、一対のアレイ
100間の領域に存在する512個全ての検出増幅器1
08によって共有される。従って、各イネーブルトラン
ジスタ118、120は、バイアスノード(Pバイア
ス、若しくは、Nバイアス)上の大きな容量負荷だけで
なく、512個のビットラインも駆動する。それ故、こ
れらのトランジスタは、非常に大きなデバイスとなりが
ちであり、例えば、NMOS120については512μ
幅チャンネル、PMOS118に対しては1536μ幅
チャンネルとなる。
【0004】好適のメモリ回路に対する32個の入力/
出力(I/O)ポートの場合、一対のメモリアレイの間
の各領域は、2対のI/Oライン122と124を有す
る。各一対のI/Oラインは、一対の行デコードトラン
ジスタ126を介して、512個の検出増幅器108の
半分の検出ノードに代替的に接続される。行デコードト
ランジスタ126のゲート端子は、行デコードラインC
Dによって駆動される。1つのCDラインが、2つのI
/Oライン122、124を、2つの検出増幅器108
に別々に接続する。好例の16メガRAMには、総計2
56個の別々のCDラインが存在し、通常は、それぞれ
が別々の行アドレスに応答する。通常の(グラフィック
ではない)RAMに対する書込み操作では、4つのビッ
トが、メモリの各所定のアレイ中に、4つのI/Oライ
ンを介して書き込まれ、ここでは、2つ(122、12
4)が所定のアレイ100の各側に存在する。総計32
個のアレイの中の8つの隣接しないアレイ100が選択
される。それ故、総計32個のビットが、サイクル毎
に、好例の(X32)の部分に対して書き込まれる。こ
のことは、CDラインが4つのI/Oライン対の各々を
アレイ選択トランジスタ106を介してアクセスメモリ
セルに接続された別々の検出増幅器108へ接続するこ
とを要求するものである。4つのアクセスメモリセルに
既に記憶されたものとは反対の極性を有したデータがセ
ルに書き込まれるべき場合には、検出増幅器のラッチ状
態を切り換えなければならない。非常に大きなイネーブ
ルトランジスタ118、120は、Vccに非常に近い
Pバイアスノード114と、グラウンドに非常に近いN
バイアスノード116をそれぞれ維持する。クロス結合
検出増幅器トランジスタ110、112は、例えば、1
mAのクローバー電流を各I/Oライン対(122、1
24)を通じて、また、行デコードトランジスタ126
を通じて取り出して、ある1つの検出増幅器108を圧
倒し、それを反対状態にフリップするに十分大きなもの
である(例えば、12μ幅)。クローバー電流とは、P
MOSとNMOSデバイスの両方が瞬間的にON状態に
あるときに、トランジスタ・イン、例えば、インバー
タ、の切換えの間に引き出される直流電流を意味する。
メモリアレイ毎の4つのビットと8つの選択アレイを有
する場合、総クローバー電流は、それ故、約32mAほ
どになり得る。総書込み電流のこの部分は重大な問題で
はあるが許容され得る。
【0005】しかしながら、ビデオRAMでブロック書
込みを実行する際は、総書込み電流のクローバー部分
は、1/4アンペアと同じ位高いものに到達し得る。な
ぜなら、ビデオRAMは、同じデータを同時に多くの、
例えば、8つのメモリセル(1バイト)に、各I/O端
子を通じて書き込むことを許容するからである。上述し
た好例のRAMがビデオRAMであると仮定すると、各
アレイ100のビットライン対102は8つのグループ
にサブ分割される。行アドレス情報の幾つか(例えば5
つ)の最上位ビット(MBS)が、その後、8ビットラ
イン対102の1つのグループを選択するために使用さ
れる。I/Oライン上のデータは、ブロック書込み可能
なRAMで、非常に特殊な機能を有する。書き込むべき
情報を運ぶ代わりに、それは、書き込まれる8つの所定
グループ内部のビットライン対を選択するような情報を
運ぶ。書き込むべき実際のデータは、一般に、別々に
「カラー」レジスタに予め記憶される。1バイトの8つ
の各ビットは、8個の所定ビットライン対の1つのイネ
ーブル若しくはディスエーブルを表示する。各サイクル
中は、8ビットライン対のいずれの組合せ(全く無い
か、幾つか、若しくは、全て)でもイネーブルされ得
る。
【0006】それ故、ブロック書込みによって、8個の
CDラインまでを同時に主張することができる。従っ
て、ブロック書込みは、状態を切り換えるために、25
6個(8ビット×32個のI/O)ほどの検出増幅器を
必要とすることもあり、その各々が、1mAのクローバ
ー電流を引き出す。これは最悪の状態であるが、ビデオ
RAMへのブロック書込みは、しばしば、数百ミリアン
プの電流スパイクを引き起こし、非常に重大で厄介なノ
イズを付加するとともに、回路の消費電力を増大させ
る。書込み電流の量を減少させる1つの方法は、検出増
幅器クロス結合トランジスタのサイズを減少させること
による。これは、しかしながら、行デコードトランジス
タのサイズを減少させて、非破壊読出し動作のために、
トランジスタサイズ同士の間に必要なバランスを維持す
ることを必要とする。この結果、読み出し電流はより小
さくなり、読出しのアクセス回数が増大される。トラン
ジスタのサイズを減少させることは、それ故、適当な解
決策ではない。
【0007】それ故、ビデオRAMのようなメモリ回路
には、ブロック書込み中に必要とされる電流を減少させ
るような改良された回路構成が必要である。
【0008】
【発明の概要】本発明は、ビデオRAMのようなメモリ
回路におけるブロック書込み中の書込み電流を制限する
回路と方法を提供する。2つのメモリサブアレイの間に
配置された全ての検出増幅器のPバイアスとNバイアス
ノードを共有する代わりに、本発明の回路は、これらの
ノードを幾つかの非接続の区分に分割する。各区分は、
検出増幅器の総数のサブセットのために機能し、検出増
幅器イネーブルトランジスタの別々の対に接続される。
これは、個々のPバイアス、Nバイアスノード上の容量
負荷を非常に減少させるものとなり、また、より小さな
サイズとされた検出増幅器イネーブルトランジスタとす
ることを許す。より小さなイネーブルトランジスタは、
ブロック書込み中、それら個々の電源電圧においてNバ
イアスとPバイアスを維持することはできない。これに
より、ブロック書込み操作中に、検出増幅器クロス結合
トランジスタに関して、より低いゲート対ソース電圧が
生ずる。これは、検出増幅器を圧倒するのに必要な電流
量を非常に減少させ、それを反対の状態にフリップさせ
る。
【0009】故に、一実施形態において、本発明は、ブ
ロック書込み操作中に1つの入力/出力(I/O)端子
を介して多数の記憶素子に同時に書き込むことができ、
また、1つの記憶素子のみが1つのI/O端子を介して
読出し操作中に読み出され得るメモリ回路を提供するも
のであり、ブロック書込み電流制限回路は、1つのI/
Oラインと、このI/Oラインに複数の行デコードトラ
ンジスタの対応する1つのグループを介して接続された
複数の検出増幅器の1つのグループを有しており、複数
の検出増幅器の各々は、第1のバイアスラインに接続さ
れた第1のバイアスノードと第2のバイアスラインに接
続された第2のバイアスノードとを有している。第1お
よび第2のバイアスラインの中の1つは、複数の区分に
分割されており、各区分は複数の検出増幅器のサブセッ
トに結合されている。回路は、更に、区分化されたバイ
アスラインの1つの区分を第1のバイアス電圧に各々が
接続するような複数のイネーブルトランジスタの1つの
グループと、区分化されていないバイアスラインを第2
のバイアス電圧に接続する1つのイネーブルトランジス
タとを有している。
【0010】他の実施例では、本発明は、ブロック書込
み操作中にI/O端子を介して多数の記憶素子に同時に
書き込むことができ、また、1つの記憶素子が1つのI
/O端子を介して読出し操作中に読み出され得るメモリ
回路を提供するものであり、ブロック書込み中に書込み
電流を制限する方法は、(a)複数の検出増幅器の1つ
のグループを複数のデコードトランジスタの対応する1
つのグループを介して1つのI/Oラインに接続する段
階であって、各検出増幅器が、第1のバイアスラインに
接続された第1のバイアスノードと第2のバイアスライ
ンに接続された第2のバイアスノードを有している、段
階と、(b)第1および第2のバイアスラインの中の少
なくとも1つを複数の区分に分割する段階であって、各
区分は複数の検出増幅器の1つのグループの1つのサブ
セットに結合されている、段階と、(c)1つの区分化
されたバイアスラインの各区分を第1のバイアスノード
に別々に接続することによって、検出増幅器の各サブセ
ットを別々にバイアスする段階と、を有している。
【0011】以下の詳細な記述と添付図面を参照すれ
ば、本発明の電流制限回路の特性および利点をよりよく
理解することができるだろう。
【0012】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の一実施形態によ
る好例のマルチアレイメモリ集積回路における、2つの
隣接メモリアレイを示す部分回路である。図2の回路
は、図1に示し、且つ、上に記述した好例の16メガR
AMと同一のメモリ構成を仮定する。2つのI/Oライ
ン222、224と、512個の検出増幅器208が、
2つの256Kメモリアレイ200の間に示されてい
る。512個全ての検出増幅器208に接続している単
一のPバイアスライン214の代わりに、図2に示され
たブロック書込み電流制限回路は、Pバイアスラインを
32個の電気的に接続されていない複数の区分に分割す
る。各区分は、8つの好ましくは隣接したCDラインを
含んでおり、これらのCDラインは、2対のI/Oライ
ン222、224を、各アレイ200のいずれかの側に
ある16個の隣接する検出増幅器208に接続する。各
区分は、Pバイアスラインの関連区分をVccに接続す
るような、別個のPMOS検出増幅器イネーブルトラン
ジスタ218を有する。従って、この例では、32個の
PMOSイネーブルトランジスタ218が存在する。P
MOSイネーブルトランジスタのサイズは、PMOSイ
ネーブルトランジスタ118の1/32とすることがで
きる。なぜなら、Pバイアスラインを区分化したことに
より、32個のファクタによって実効負荷が減少するか
らである。図1の好適のトランジスタサイズを使用した
場合、PMOSイネーブルトランジスタ218は、15
36μではなく48μ幅である。図2に示した特別の実
施形態では、Nバイアスライン216は、区分化されて
おらず、それ故、512個全ての検出増幅器によって共
有され、単一のNMOSイネーブルトランジスタ220
がそれをグラウンドに接続する。NMOSイネーブルト
ランジスタ220は、図1のその相対者と同じ実効負荷
を駆動するため、512μ幅のチャンネルを有する。
【0013】ブロック書込み操作を実行する際、本発明
の回路のより小さな(つまり、より弱い)PMOSイネ
ーブルトランジスタ218は、Vcc付近のそれら各P
バイアス区分における電圧をもはや維持することはでき
ない。反対データを書き込むときは、Pバイアスノード
上の電圧は、グラウンドに向かって下方に移動し初め、
クローバー電流の量を、単一のより小さなPMOSイネ
ーブルトランジスタ218によって供給され得るような
ものに制限する。この電流は、例えば、4mA(つま
り、12μPMOSトランジスタに対する電流の量の4
倍)に制限され得る。各PMOSイネーブルトランジス
タ218は、16個の検出増幅器208、つまり、I/
Oライン222、224の各対毎に8つ、接続される。
総計32個のI/Oラインを用いた場合、256ビット
の全てが反対データを用いて書き込まれているような最
悪の状態にある回路でも、4mAの16倍、つまり、総
計でもたったの64MAのクローバー電流を引き出すだ
けである。これは、図1に示された回路と比べると、最
悪のクローバー電流の総計において、75%の減少であ
る。この書込み電流における減少は、しかしながら、読
出し電流におけるわずかな減少、従って、読出しサイク
ル時間における増加のコストで得られる。
【0014】ブロック書込み中におけるこの劇的な電力
節約を、読出しサイクルにおける影響とともに更に説明
するため、回路の動作を、図3と関連付けてより詳細に
記述する。図3は、好適のトランジスタサイズを有する
1つの検出増幅器のためのI/O経路を、説明のみを目
的として示している。行デコードトランジスタ326は
6μ幅NMOSトランジスタであり、検出増幅器内部の
クロス結合トランジスタ310、312は12μ幅トラ
ンジスタであり、NMOSイネーブルトランジスタ32
0は図1に示された回路におけるものと同じ512μ幅
である。PMOSイネーブルトランジスタ318のサイ
ズは、しかしながら、32のファクタによって48μま
で減少される。反対極性のデータを書込む際、I/Oラ
インの相補対上のデータは、検出増幅
【0015】
【0016】デコードトランジスタ326を通じてフリ
ップしなければならない。6μ幅行デコードトランジス
タ326は、明らかに、12μ幅NMOSクロス結合ト
ランジスタ312を圧倒するのに十分なほどは強くな
い。しかしながら、それらは、12μ幅PMOSクロス
結合トランジスタ310を圧倒するのには十分強い。従
って、図3の好適のデバイスサイズの場合には、書込み
操作の間中、それは、検出増幅器の半分のPMOSであ
り、電圧降下を維持し、クローバー電流を引き出す。P
MOSイネーブルトランジスタ118が非常に大きい
(例えば、1536μ)図1に示した回路の場合、ノー
ド、Pバイアスは、Vccに非常に接近したままであ
り、従って、ほとんど全ての電圧差は、クロス結合PM
OSトランジスタの両端に発生する。それはクローバー
電流を与える12μ幅のクロス結合トランジスタであ
る。しかしながら、図3に示された、非常に小さくされ
たPMOSイネーブルトランジスタ318i(48μ
幅)を用いた場合、NMOS行デコードトランジスタ3
26は、ノード、Pバイアスi上の電圧をグラウンドに
向かって下方に移動させることができる。故に、それは
電圧差を維持し、従って、クローバー電流の供給を制限
するPMOSイネーブルトランジスタ318iである。
各ブロック書込み(1つが各2つのI/Oに対する)中
に動作するPMOSイネーブルトランジスタ318は1
6個しか存在しないため、好例のX32RAMに関し
て、総クローバー電流は16×4=64mAに制限され
る。
【0017】本発明の他の実施例は、Nバイアスノード
を幾つかの独立の区分に同様に分割するものであり、各
Nバイアス区分は、図1に示された単一の大きなNMO
Sイネーブルトランジスタに比べてサイズを非常に小さ
くした、個別の対応するNMOSイネーブルトランジス
タを有している。上述したように、反対極性のデータを
書込む際、それは検出増幅器の半分のPMOSであり、
切換えを初期化し、従って、ほとんどのクローバー電流
を引き出す。しかしながら、Nバイアスノードを区分化
することによって、より小さく且つより弱いNMOSイ
ネーブルトランジスタの使用が可能とされる。ノード、
Nバイアスは、それ故、NMOSイネーブルトランジス
タによって、グラウンドに向かうように強くは引っ張ら
れない。これは、ノードNバイアス上の電圧をVccに
向かって上昇させるように移動させ、ゲートをNMOS
クロス結合対312の両端の電源電圧に減少させること
によってクローバー電流を幾分減少させる働きをする。
それ故、ほとんどの電流制限は、より小さなPMOSイ
ネーブルトランジスタによって達成されるが、より小さ
く、より弱いNMOSイネーブルトランジスタもまた、
電流の節約に貢献する。
【0018】読出し電流の減少による欠点は、I/O経
路の総抵抗を評価することによって最もよく理解され
る。読出し操作のために、相補I/Oラインの両方が抵
抗素子330によってVccまで帯電される。メモリセ
ルがアクセスされたとき、検出増幅器の検出ノードの中
の1つがグラウンドに引っ張られ、電流は、対応する抵
抗素子330、行デコードトランジスタ326、NMO
Sクロス結合トランジスタ312、およびNMOSイネ
ーブルトランジスタ320を通じて流れる。読出し操作
に関しては、それ故、それは、実質的に電流と速度を設
定する検出増幅器の半分のNMOSである。従って、N
バイアスが区分化されておらず、また、NMOSイネー
ブルトランジスタ320が図1に示された回路における
ものと同じ512μ幅であるような、図3に示された実
施例では、読出し電流は逆には影響されない。この経路
における総抵抗を考察し、24μを1の抵抗単位Rに等
しいものとして分析をすると、図3に示された実施例に
対する経路は、6の抵抗単位R、つまり、(6μ幅NM
OSトランジスタ326=4R)+(12μ幅NMOS
クロス結合トランジスタ312=2R)+(512μ幅
NMOSイネーブルトランジスタ320≒0R)を禁止
する。
【0019】第2の実施例、即ち、Nバイアスノードも
より小さなNMOSイネーブルトランジスタ320を用
いて区分化されている実施例は、より高い抵抗を禁止す
る。例えば、16μ幅(512μを32で分割した)N
MOSイネーブルトランジスタの場合、単一のI/O経
路に対するイネーブルトランジスタの実効的な抵抗は、
ほぼ3抵抗単位Rである。各16μ幅NMOS320
は、2対のI/Oラインによって共有されているため、
その幅はI/Oライン毎に2つに分割され(例えば、8
μ)、この結果、3Rの実効的な抵抗が生ずる。総抵抗
は、この結果、第2の実施例に関しては9Rである。そ
れ故、第2の実施例では、6/9、従って、2/3ほど
の読出し電流が存在する。これにより、より長い読出し
サイクルが生ずる。
【0020】最後にまとめれば、本発明は、メモリ集積
回路におけるブロック書込み電流を制限するための回路
と方法を提供するものである。この回路は、通常は共有
されている検出増幅器バイアスノードを幾つかの独立の
区分に分割することによって電流制限を達成する。各区
分はその後、別々の検出増幅器イネーブルトランジスタ
を用いてバイアスされる。この区分化の結果、より小さ
く、より弱いイネーブルトランジスタの使用を許容する
より小さな容量負荷が生ずる。これは、反対極性のデー
タを書込む際に、クローバー電流の量を検出増幅器を通
じて制限する。上の記述は本発明の特別の実施例を完全
に記述したものではあるが、様々な変更や変形、代替者
を使用することも可能である。例えば、検出増幅器バイ
アスラインを区分化することもできるし、対応する検出
増幅器を様々な組合せで互いにグループ化することもで
きる。記述した特別の実施例は、これらの検出増幅器を
グループ化したものであり、グループ化されたこれらの
検出回路は、共に書き込まれ、隣接して配置される。区
分をより長くしたもの、及び/又は、隣接しない検出増
幅器をグループ化したような他の実施例もまた可能であ
る。それ故、本発明の範囲は、記述された実施例に限定
されるものでなく、特許請求の範囲によって限定される
べきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチアレイメモリ集積回路とその間の電気回
路構成の2つの隣接メモリアレイを示した部分回路であ
る。
【図2】本発明によるブロック書込みの間の電流制限回
路の一実施例を示す回路。
【図3】RAM内の単一のI/Oラインのためのデータ
経路のより詳細な一例を示す。
【符号の説明】
118 PMOSイネーブルトランジスタ 208 検出増幅器 216 Nバイアスライン 218 PMOSイネーブルトランジスタ 220 NMOSイネーブルトランジスタ 222 I/Oライン 224 I/Oライン 310 クロス結合トランジスタ 312 クロス結合トランジスタ 318 PMOSイネーブルトランジスタ 320 NMOSイネーブルトランジスタ 326 行デコードトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−98193(JP,A) 特開 平7−201171(JP,A) 特開 平8−31176(JP,A) 特開 平7−201176(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/4091

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ回路において、 各々が複数のメモリセルに接続され、各々が第1のバイ
    アスノードと第2のバイアスノードを有する、複数の検
    出増幅器と、 複数の区分に分割された第1のバイアスラインであっ
    て、各区分はそれぞれ前記複数の検出増幅器のサブグル
    ープの前記第1のバイアスノードに接続される、前記第
    1のバイアスラインと、 前記複数の検出増幅器に接続される区分化されていない
    第2のバイアスラインと、 第1のタイプの複数のイネーブルトランジスタであっ
    て、それら各々がそれぞれ、前記第1のバイアスライン
    の前記複数の区分のうちの1つの区分を第1のバイアス
    ソースへ接続する、前記複数のイネーブルトランジスタ
    と、 前記第2のバイアスラインを第2のバイアスソースへ接
    続する第2のタイプのイネーブルトランジスタと、 を備えることを特徴とするメモリ回路。
  2. 【請求項2】 前記複数の検出増幅器の各々は、前記第
    1のバイアスノードへ接続された一対のPチャンネルク
    ロス結合トランジスタと、前記第2のバイアスノードへ
    接続された一対のNチャンネルクロス結合トランジスタ
    を含む請求項1記載のメモリ回路。
  3. 【請求項3】 前記第1のタイプの複数のイネーブルト
    ランジスタはPチャンネルトランジスタを備え、各Pチ
    ャンネルイネーブルトランジスタは、前記第1のバイア
    スラインの1つの区分を高バイアス電圧へ接続する請求
    項2記載のメモリ回路。
  4. 【請求項4】 前記第2のタイプのイネーブルトランジ
    スタは、前記第2のバイアスラインを低バイアス電圧へ
    接続するNチャンネルトランジスタを備える請求項2記
    載のメモリ回路。
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