JP3066223B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP3066223B2
JP3066223B2 JP5167862A JP16786293A JP3066223B2 JP 3066223 B2 JP3066223 B2 JP 3066223B2 JP 5167862 A JP5167862 A JP 5167862A JP 16786293 A JP16786293 A JP 16786293A JP 3066223 B2 JP3066223 B2 JP 3066223B2
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慎 竹内
晴美 竹内
好輝 西
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯機に関し、更に詳
しくは操作パネル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特願平4−225879号等に示される
洗濯機搭載の操作パネル装置は、通常、凹部を有する操
作パネルと、この操作パネルの下方に配置され、洗濯機
の制御に関する情報を入力するためのキースイッチと、
上記凹部内に配置され且つ上記操作パネルを貫通する貫
通体を有する押しボタンと、上記操作パネルの上面に装
着された化粧パネルと、この化粧パネルに形成され、化
粧パネルの装着時に上記押しボタンの頭部が貫通するボ
タン貫通開口とを備えている。このボタン貫通開口を貫
通している上記押しボタンの頭部を押圧すると、押しボ
タンが下動し、押しボタンの貫通体が上記キースイッチ
を操作し、情報が入力されて洗濯動作が実行する。
【0003】ところで、洗濯兼脱水槽から洗濯物を取り
出すときなどに、上記操作パネル装置に水がかかり、こ
の水が上記化粧パネルのボタン貫通開口から上記凹部内
に浸入すると、水はその後、押しボタンの貫通体が操作
パネルを貫通している部分などから下方へ落下し、上記
キースイッチ等の電気部品にかかる。従って、電気部品
が絶縁不良を起こしてしまう。そこで、上記操作パネル
装置においては、更に、上記凹部内に浸入した水を下方
へ落下させないような水密構造がとられている。
【0004】しかし、このような水密構造のもとでは、
一旦凹部内に浸入した水は排出されないため、冬季に凹
部内で凍結したり、水に含まれている洗剤が硬化したり
して、上記押しボタンの操作不良を招く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、構造簡単に
して、水の浸入により押しボタンの操作不良が生じてし
まうのを抑制した洗濯機を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の洗濯機は、凹部
を有する操作パネルと、この操作パネルの下方に配置さ
れ、洗濯機の制御に関する情報を入力するためのキース
イッチと、上記凹部内に配置され且つ上記操作パネルを
貫通する貫通体を有し、被押圧時に上記貫通体を介して
上記キースイッチを操作する押しボタンと、上記凹部の
底に臨むように上記操作パネルに形成された凹部開口
と、装着片を有し、この装着片を上記凹部開口に挿入す
ることにより上記操作パネルの上面に装着された化粧パ
ネルと、この化粧パネルに形成され、化粧パネルの装着
時に上記押しボタンの頭部が貫通するボタン貫通開口
と、上記押しボタンに一体成形され、上記ボタン貫通開
口から浸入してきた水を上記凹部開口へ導き、この凹部
開口から上記キースイッチ等の電気部品に当らない箇所
へ落下させる水案内体とを備える。
【0007】
【作用】洗濯兼脱水槽から洗濯物を取り出すときなど
に、操作パネル装置に水がかかり、この水が上記化粧パ
ネルのボタン貫通開口から上記凹部内に浸入すると、水
はその後、押しボタンに一体成形された水案内体に導か
れて上記凹部開口へ至り、この凹部開口から電気部品に
当らない箇所へ落下する。従って、水が排出されずに上
記凹部内に溜ったままとなって、冬季に凹部内で水が凍
結したり、水に含まれる洗剤が硬化したりするというこ
とがなく、上記押しボタンは操作不良を来さない。
【0008】そして、上記凹部開口は、上記化粧パネル
を操作パネルに装着するためのものであり、水を落下さ
せるために別途形成したものではなく、従って構造の簡
素化が図られている。
【0009】
【実施例】図1は本発明実施例の洗濯機の外観を示す。
1は洗濯機本体、2はこの洗濯機本体1の上面に設けら
れ、洗濯機本体1に内蔵された洗濯兼脱水槽(図示しな
い)に対する衣類出入口を開閉する蓋である。この蓋2
は第1及び第2蓋部3、4からなり、第1蓋部3はL1
の線を軸にして回転可能であり、第2蓋部4はL2の線
を軸にして回転可能である。上記第1蓋部3をL1を軸
に時計方向に回転するとともに、上記第2蓋部4をL2
を軸に反時計方向に回転すると、第1及び第2蓋部3、
4が折り畳まれた状態となって衣類投入口が開放する。
5は上記本体1の上面前側に設けられた操作パネル装置
である。
【0010】図2及び図3はこの操作パネル装置5の詳
細を示す。6は樹脂成形され、前側に傾斜した長方形状
の凹部7を有する操作パネル、8はこの操作パネル6の
凹部7の下方に配置され、複数のキースイッチ9を有す
るキーボードである。10は上記凹部7内に配置され、
且つ薄肉部11を有するとともに上記操作パネル6を貫
通する棒状の貫通体12を有する、弾力ゴム製の複数の
押しボタンである。この押しボタン10は通常薄肉部1
1の復元力により図3の位置にあり、この復元力に抗し
て押しボタン10を押圧すると、上記貫通体12を介し
て上記キーボード8内のキースイッチ9の操作がなさ
れ、洗濯機の制御に関する情報が入力される。
【0011】13は上記凹部7の前側底部に臨むように
上記操作パネル6に形成された複数の凹部開口、14は
この凹部開口13に挿入される複数の装着片15を前側
辺に有する化粧パネルである。この化粧パネル14は、
上記装着片15を上記凹部開口13に挿入して引っ掛
け、しかる後別途形成されている爪(図示しない)を上
記操作パネル6の適所に係合することにより、操作パネ
ル6の上面に装着される。この時、押しボタン10は操
作パネル6と化粧パネル14に挟まれて外れないように
なる。16は上記化粧パネル14に形成されたボタン貫
通開口である。このボタン貫通開口16には、上記化粧
パネル14を装着した時、上記押しボタン10の頭部が
貫通し、押しボタン10の押圧が許容される。
【0012】17は上記複数の押しボタン10を一体化
するように各押しボタン10に一体成形された弾力ゴム
製の水案内体で、この水案内体17は、上記凹部開口1
3に嵌まり込む延出部18を有するとともに、この延出
部18の先端を除いて周囲に立ち上がりリブ19を有す
る。上記延出部18を含む凹部開口13の下方には上記
キーボード8等の電気部品は存在しない。また、上記立
ち上がりリブ19は上記操作パネル6の下面に形成され
た立ち下がりリブ20と水密的に密着している。
【0013】而して、洗濯兼脱水槽から洗濯物を取り出
すときなどに、操作パネル装置5に水がかかり、この水
が上記化粧パネル14のボタン貫通開口16から凹部7
内に浸入すると、水はその後、上記凹部7の傾斜によ
り、上記押しボタン10に一体成形された水案内体17
に導かれて延出部18即ち上記凹部開口13の方へ流
れ、この凹部開口13から電気部品に当らない箇所へ落
下する。従って、水が排出されずに上記凹部7内に溜っ
たままとなって、冬季に凹部7内で水が凍結したり、水
に含まれる洗剤が硬化したりするということがなく、上
記押しボタン10は操作不良を来さない。
【0014】そして、上記凹部開口13は、上記化粧パ
ネル14を操作パネル6に装着するためのものであり、
水を落下させるために別途形成したものではなく、従っ
て構造の簡素化が図られている。
【0015】図4乃至図6は上記蓋2の詳細を示す。詳
しくは、上記蓋2を構成する第1及び第2蓋部3、4の
つなぎ部分即ち第2蓋部4の回転軸部分の構造を示す。
21は上記第1蓋部3の前端に一体成形された断面L型
のフランジ、22はこのフランジ21上に一体成形され
た複数の回転軸、23は上記第2蓋部4の後端に一体成
形された複数の回転軸受け部である。上記第1蓋部3を
矢印X方向(図5)へ移動して、回転軸22を回転軸受
け部23へ嵌合させることにより、第1及び第2蓋部
3、4がつながり、第2蓋部4は第1蓋部3に対して回
転可能となる。
【0016】24は上記第1蓋部3の移動時に左から2
番目の回転軸22に押されて矢印Y方向(図5)へ移動
し、回転軸22が完全に嵌合すると図の位置に復帰して
回転軸22が外れるのを防止する外れ防止リブである。
この外れ防止リブ24は上記第2蓋部4に一体成形され
ている。25は上記外れ防止リブ24がフランジ21に
当らないようにフランジ21に形成された切欠部であ
る。
【0017】26は、この切欠部25がある、第1蓋部
3の前端壁27と第2蓋部4の後端壁28との間の隙間
に位置するように、上記フランジ21に一体成形された
指挿入防止リブである。この指挿入防止リブ26の存在
により、上記前端壁27と後端壁28との間の隙間に指
が入るのを抑制でき、外れ防止リブ24を矢印Y方向へ
移動して回転軸22を外し第2蓋部4を取り外してしま
うことが、簡単にできないようになっている。これによ
り、第2蓋部4を外し洗濯兼脱水槽を高速回転させると
いう危険状態を回避できる。
【0018】修理等のために上記第2蓋部4を取り外し
たい場合は、マイナスドライバの如き工具を用い、その
細い先端部を上記後端壁28と上記フランジ21の先端
との間に差し込んで上記外れ防止リブ24をY方向へ移
動するようにこじれば良い。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、洗濯兼脱水槽から洗濯
物を取り出すときなどに、操作パネル装置に水がかか
り、この水が化粧パネルのボタン貫通開口から押しボタ
ンを収納する凹部内に浸入しても、水はその後、押しボ
タンに一体成形された水案内体に導かれて上記凹部の底
に臨む凹部開口へ至り、この凹部開口から電気部品に当
らない箇所へ落下するものであり、従って、水が排出さ
れずに上記凹部内に溜ったままとなって、冬季に凹部内
で水が凍結したり、水に含まれる洗剤が硬化したりする
ということがなく、上記押しボタンが操作不良を来すの
を抑制することができる。
【0020】更に、上記凹部開口は、上記化粧パネルを
操作パネルに装着するためのものであり、水を落下させ
るために別途形成したものではなく、従って構造の簡素
化が図られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の洗濯機の外観斜視図である。
【図2】同洗濯機の操作パネル装置の分解平面図であ
る。
【図3】同洗濯機の操作パネル装置の側面断面図であ
る。
【図4】同洗濯機の蓋の、非折り畳み時の平面図であ
る。
【図5】同洗濯機の蓋の、折り畳み時の平面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【符号の説明】
5 操作パネル装置 6 操作パネル 7 凹部 8 キーボード 9 キースイッチ 10 押しボタン 12 貫通体 13 凹部開口 14 化粧パネル 15 装着片 16 ボタン貫通開口 17 水案内体 18 延出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−1482(JP,U) 実開 平5−15243(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 39/12 D06F 39/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹部を有する操作パネルと、この操作パ
    ネルの下方に配置され、洗濯機の制御に関する情報を入
    力するためのキースイッチと、上記凹部内に配置され且
    つ上記操作パネルを貫通する貫通体を有し、被押圧時に
    上記貫通体を介して上記キースイッチを操作する押しボ
    タンと、上記凹部の底に臨むように上記操作パネルに形
    成された凹部開口と、装着片を有し、この装着片を上記
    凹部開口に挿入することにより上記操作パネルの上面に
    装着された化粧パネルと、この化粧パネルに形成され、
    化粧パネルの装着時に上記押しボタンの頭部が貫通する
    ボタン貫通開口と、上記押しボタンに一体成形され、上
    記ボタン貫通開口から浸入してきた水を上記凹部開口へ
    導き、この凹部開口から上記キースイッチ等の電気部品
    に当らない箇所へ落下させる水案内体とを備えたことを
    特徴とする洗濯機。
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KR100762320B1 (ko) * 2004-10-12 2007-10-02 주식회사 대우일렉트로닉스 드럼 세탁기용 컨트롤 패널의 버튼 결합구조
CN107299494A (zh) * 2016-04-14 2017-10-27 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 一种带防水按键的电器面板及洗衣机
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