JP3066165U - 折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケン - Google Patents

折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケン

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JP3066165U
JP3066165U JP1999005673U JP567399U JP3066165U JP 3066165 U JP3066165 U JP 3066165U JP 1999005673 U JP1999005673 U JP 1999005673U JP 567399 U JP567399 U JP 567399U JP 3066165 U JP3066165 U JP 3066165U
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文雄 小薗江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受付葉書とゼッケンの引き換え作業に伴う人
件費、ゼッケンの引き換え間違いをなくすとともに、郵
便費用ひいては大会運営費用を低く抑えること、参加賞
の引き換えを競技前後のいずれにおいても可能とする等
柔軟な対応を可能にすること、ゼッケンを紙製にするこ
とで費用を節減すること。 【解決手段】 2つの折線によって3枚の紙葉(1〜
3)に区分される葉書台紙の両端に位置する紙葉のう
ち、いずれか1枚の紙葉(1)に競技参加賞の引換証と
なる情報が印刷され、他の2枚の紙葉(2、3)にゼッ
ケン番号が印刷され、2つの折線で折り畳んで隣の紙葉
と相対する紙葉の面を仮接着手段によって貼り合わすこ
とで複層化した折畳式郵便葉書となる構成で、かつ、ゼ
ッケン番号が印刷された2枚の紙葉(2、3)を1枚の
紙葉(1)と切り離すことで競技用ゼッケンとして使用
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、マラソン等の陸上競技において使用する競技用ゼッケンに関し、よ り詳細には、2つの折線によって3枚の紙葉に区分される葉書台紙を折線で折り 畳み、隣の紙葉と相対する紙葉の面が仮接着手段を介して貼り合わされることで 複層化された郵便葉書となる折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、陸上競技においては、競技者がゼッケン(正式には「ナンバーカード」 というが、本明細書中では日常用語としての「ゼッケン」を用いる)を着衣に装 着して競技を行い、開催者はこのゼッケンに表示された番号で順位、競技時間な どを管理するのが通例である。
【0003】 このような陸上競技のうち多数の競技者が参加するいわゆるマラソン大会は、 次のようなフローで運営されるのが一般であった。すなわち、競技参加希望者は 開催者に対して事前に参加申込を行い、開催者はそれを受け付ける手続を行う。 開催者は、受付手続が完了(エントリー)したことを通知するために競技参加予 定者のゼッケン番号等が記載され、参加賞(記念品)の引換券の役割も兼ね備え る受付葉書を参加予定者宛に送付する。参加予定者は、その葉書を大会当日に持 参して、開催者が準備した所定のブースにおいて葉書に記載された番号と同一の 番号のゼッケンと参加賞を受け取る。
【0004】 その後、競技者は、そのゼッケンを安全ピン等によりランニングシャツなどの 着衣に装着したうえで競技に参加する。そして、各競技者の順位、競技時間の測 定では、競技審判員がストップウオッチを用いて各競技者の競技時間を計測し、 ゼッケン番号の目視による順位とストップウオッチから読みとった競技時間とに 基づいて、各競技者の順位および競技時間を決定する、というフローである。
【0005】 もっとも、マラソン競技参加希望者は年を追って増加しており、場合により数 万人規模の大会も開催されていることから、上記のような方法では正確な集計が 困難となっているのが実情である。そこで、最近ではホッチキス、シール等でバ ーコードラベルをゼッケンに貼り付けるなどして、競技のゴール地点を通過した 各競技参加者のバーコードラベルから順次バーコードリーダーによって該ゼッケ ン番号を読み取り、その読み取ったデータを内蔵するコンピュータに入力して、 入着した各競技参加者の着順または競技時間を判定するようにしたシステムも用 いられるようになってきている(特開平3−185393号公報『バーコードを 用いたランナー着順タイム判定方法』)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では以下の問題点があった。すなわち、上記従 来の技術においては、大会当日、所定のブースにおいて受付葉書とゼッケン及び 参加賞を引き換えるという作業を要するため、(1)ブースにおいて葉書とゼッ ケン及び参加賞の引き換えを行うための人手を必要とし、特に多人数の参加する マラソン大会では、人件費が嵩むという問題があった。
【0007】 また、(2)受付葉書とゼッケンの引き換えは、受付葉書の番号とゼッケンの 番号との目視による照合を要するため、渡し間違いを起こしやすく、しばしば大 会運営の混乱を招いていた。特に多人数の参加するマラソン大会では、大会開催 時間が近くなってから葉書とゼッケン及び参加賞を引き換えようとする競技参加 予定者がブースに殺到するため、引き換え間違いによる混乱を招きやすかった。
【0008】 さらに、受付葉書1枚に対して参加賞の引き換えとゼッケンの引き換えを同時 に行っていたため、引き換え作業は煩雑であり、またゼッケンのみを受け取って 参加賞を競技終了後に受け取るといった柔軟な対応も困難であった。
【0009】 なお、上記のような引き換え間違いによる混乱を避けるために、稀にゼッケン を封筒に入れて送付することもある。しかし、この場合でも、ゼッケンを封筒に 入れる際に、参加予定者の宛名とゼッケンの番号とを目視により照合する必要が あり、送付間違いによる混乱が生じる可能性は依然として存在する。また、この 場合、葉書による送付と比較して封書による送付となるため、郵便費用ひいては 大会運営費用が嵩むという別の問題点が生じる。
【0010】 また、ゼッケンは一般に布製が多く用いられているが、布製のゼッケンはゼッ ケンを紙製とした場合と比較して費用が倍程度かかり、大会運営費用が嵩むとい うことも問題点とされていた。
【0011】 さらに、上述したように最近行われているバーコードを利用したシステムにお いては、事前にバーコードをゼッケンに貼り付ける作業を要するため、(1)バ ーコードをゼッケンに貼り付けるための人手を必要とし、特に多人数の参加する マラソン大会では、人件費が嵩むという問題があった。また、(2)バーコード をゼッケンに貼り付ける作業では、バーコードの番号とゼッケン番号との目視に よる照合を要するため、貼り間違いを起こしやすかった。
【0012】 本考案は上記に鑑みてなされたものであって、上記の受付葉書とゼッケンの引 き換え作業に伴う人件費、ゼッケンの引き換え間違いをなくすとともに、郵便費 用ひいては大会運営費用を低く抑えること、また、参加賞の引き換えを競技前後 のいずれにおいても可能とする等柔軟な対応を可能にすること、また、ゼッケン を紙製にすることで費用を節減すること、さらに、上記のバーコードの貼り付け 作業に伴う人件費、バーコードの貼り付け間違いをなくすことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載にかかる折畳式郵便葉書を用いた 競技用ゼッケンは、2つの折線によって3枚の紙葉に区分される葉書台紙の両端 に位置する紙葉のうち、いずれか1枚の紙葉に競技参加賞の引換証となる情報が 印刷され、他の2枚の紙葉にゼッケン番号が印刷され、前記2つの折線で折り畳 んで隣の紙葉と相対する紙葉の面を仮接着手段によって貼り合わすことで複層化 した折畳式郵便葉書となる構成で、かつ、前記ゼッケン番号が印刷された2枚の 紙葉を前記1枚の紙葉と切り離すことで競技用ゼッケンとなるものである。
【0014】 また、請求項2に係る折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケンは、請求項1に 記載の折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケンにおいて、少なくとも前記ゼッケ ン番号が印刷された2枚の紙葉に耐水性を付与したものである。
【0015】 また、請求項3に係る折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケンは、請求項1ま たは2に記載の折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケンにおいて、前記ゼッケン 番号が印刷された2枚の紙葉の少なくとも一方に、前記ゼッケン番号に対応する バーコードを印刷したものである。
【0016】 また、請求項4に係る折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケンは、請求項1、 2または3に記載の折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケンにおいて、前記ゼッ ケン番号が印刷された2枚の紙葉には、ゼッケン装着用の穴が複数設けられてい るものである。
【0017】 また、請求項5に係る折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケンは、請求項1、 2または3に記載の折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケンにおいて、前記ゼッ ケン番号が印刷された2枚の紙葉には、該当する2枚の紙葉を競技用ゼッケンと して使用する際の四隅に相当する部分に折り返し部が設けられており、かつ、前 記折り返し部で折り返した際に重なり合う上下の紙葉部分にゼッケン装着用の穴 が設けられているものである。
【0018】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態につき図面を参照しながら詳細に説明する。なお、 後述する実施の形態はあくまで例示であり、本考案がこれに限定されるものでは ない。
【0019】 〔実施の形態1〕 図1は、実施の形態1の折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケンの構成を示し 、特に3つ折の葉書台紙の表面(宛名書印字面側)を示した図である。葉書台紙 にはシークレット葉書(Z型)の一形態を用いている。
【0020】 ここで、表面1は、宛名を印字する面である。中折面裏側2と下面裏側3の間 は、透明の接着剤によって擬似接着されており、葉書を受け取った者がこれらを 剥がすことにより図1のように折り畳む前の葉書台紙の状態に復元する。このよ うな葉書は一般に「はがせる葉書」等と呼ばれ、市販されているものを用いれば 足りる。
【0021】 中折面裏側2と下面裏側3には、両者にまたがるようにしてゼッケン番号、大 会名等が印字され、当該ゼッケン番号と対応するバーコード4も中折面裏側2( または下面裏側3でもよい)に印刷される。宛名、ゼッケン番号および当該ゼッ ケン番号に対応するバーコード4は、競技参加希望者の受付段階で得た宛名書き のためのデータ(郵便番号、住所及び氏名等)と開催者が各参加希望者に割り振 ったゼッケン番号をパソコン等のコンピュータを使用して予め関連付け、その関 連付けられたデータを基にして三者間の齟齬がないように印刷される。
【0022】 表面1の紙葉と中折面裏側2の紙葉の間には、ミシン目等の切り取り線が設け られ、中折面裏側2と下面裏側3にまたがるゼッケン部分のみを簡単に切り離す ことができるようになっている。ゼッケン部分は耐水性を付与するためにプラス チックフィルム等によって覆われている。そのため、通常の紙に比べて安全ピン 等により留めても簡単に破けることがない。また耐水性があることから雨や汗等 によりゼッケンが濡れても破けて落ちる可能性は低い。
【0023】 なお、中折面裏側2と下面裏側3をそのまま大会当日に用いるゼッケンとして 使用するため、展開した状態におけるサイズは、ゼッケンのサイズとして一般に 用いられている横24cm程度、縦20cm程度とすることが望ましい。
【0024】 図2は、ランニングにゼッケンを装着した状態を示すものである。この図では 、上部の両端を安全ピンを用いて装着した状態を示しているが、四隅全てを安全 ピンで装着する方法でもよい。図2における番号は、図1の番号のそれぞれに対 応する。
【0025】 図3は、展開した葉書の裏側の状態を示すものである。中折面7には、受付が 完了した旨の通知を記載している。また、表面裏側8には、参加賞と引き換えで きる旨の文言を印字し、切り離した後に参加賞の引換証として用いることができ るようになっている。
【0026】 なお、実施の形態1では、3枚の中折であるが、4枚以上の中折であっても同 様の効果を奏することができる。
【0027】 図4は、葉書台紙の折り方の一例を示したもので、図1で示した葉書台紙を下 方から見た様子を示している。図4における番号は、図1および図2の番号のそ れぞれに対応する。
【0028】 このような実施の形態1によれば、従来のような受付葉書とゼッケンの引き換 え作業が不要となるため、当該作業に伴う人件費、ゼッケンの引き換え間違いが なくなる。また、ゼッケンを封書でなく葉書で送付するので、郵便費用ひいては 大会運営費用を低く抑えることができる。
【0029】 また、ゼッケンと引換証が切り取り可能であるため、参加賞との引き換え作業 は小人数でスムーズに行うことができるようになる。また、例えば、競技参加予 定者は大会前に何ら引き換える手続をとることなく、自宅に送付されたゼッケン を持参して競技にそのまま参加し、競技終了後に参加賞引換証を所定のブースに 持参して参加賞と引き換えることも可能になる。
【0030】 さらに、布製のゼッケンの費用(例えば、1枚80円程度)に対して紙製のゼ ッケンであればその半額程度(例えば、1枚40円程度)で製造することが可能 であり、大きな費用節減となる。また、競技参加希望者の宛名書き用データと開 催者が各参加希望者に割り振ったゼッケン番号及び当該番号に対応するバーコー ドを予め関連付けることで三者を齟齬なく印刷するため、バーコードの貼り付け 作業に伴う人件費、バーコードの貼り付け間違いもなくなる。
【0031】 なお、実施の形態1ではゼッケン番号とそれに対応するバーコードを併せて印 刷する構成を例として示したが、バーコードを印刷しない構成としてもよいこと はもちろんである。この場合、上述したバーコードを印刷する効果以外の効果を 得ることができる。
【0032】 〔実施の形態2〕 図5は、実施の形態2の折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケンの構成を示し たものであり、本考案の一つのバリエーションを示す。この台紙では宛名を印字 した一葉が、他の葉より背が低いものを用いている。このようにゼッケン部分を 除けば各葉の大きさが異なるものであってもよい。
【0033】 表面11は、宛名を印字する面であり、中折面裏側10と下面裏側9の間は実 施の形態1と同様に疑似接着される。また、実施の形態1と同様に中折面裏側1 0と下面裏側9には両者にまたがるようにしてゼッケン番号、大会名等が印字さ れている。その他、バーコードや切り取り線、ゼッケン部分の耐水性付与などは 実施の形態1と同様である。
【0034】 図6は、図5の葉書台紙の裏側の状態を示すものである。表面裏側12に参加 賞と引き換えることができる旨の文言を記載している点などは実施の形態1と同 様である。
【0035】 図7は、図5の葉書台紙の折り方の一例を示したもので、図5の葉書台紙を下 方から見た様子を示している。図7における番号は、図5および図6の番号のそ れぞれに対応する。
【0036】 〔実施の形態3〕 図8は、実施の形態3の折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケンの構成を示し 、ここでは実施の形態1で述べた葉書において、その四隅に折り返し部を設け、 前記折り返し部位に折り返しにより一致することとなるような穴を対称に2つ設 けたものである。一般的には、上部の2端を折り返し、安全ピンで穴を通してラ ンニングシャツに固定すればよい。また、上端を折り返して上端の中心一カ所、 すなわち安全ピンを一つだけ用いて固定することも考えられる。逆に、最も装着 強度が高いと考えられるのが四隅を折り返して四カ所、すなわち安全ピン4本を 用いて固定する方法である。
【0037】 図9は、ランニングに実施の形態3のゼッケンを装着した状態を示すものであ る。この図では、四隅全てを安全ピンで装着装着した状態を示しているが、上部 の両端を安全ピンを用いて装着する方法でもよい。図9における番号は、図1の 番号のそれぞれに対応する。
【0038】 この実施の形態3によれば、ゼッケンを安全ピン等で着衣に装着する場合の装 着強度を高めることができる。これにより、布製でない紙製ゼッケンを使用した 場合に危惧される強度の問題を回避できるようになる。
【0039】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の葉書(請求項1)は、2つの折線によって3枚 の紙葉に区分される葉書台紙の両端に位置する紙葉のうち、いずれか1枚の紙葉 に競技参加賞の引換証となる情報が印刷され、他の2枚の紙葉にゼッケン番号が 印刷され、2つの折線で折り畳んで隣の紙葉と相対する紙葉の面を仮接着手段に よって貼り合わすことで複層化した折畳式郵便葉書となる構成で、かつ、ゼッケ ン番号が印刷された2枚の紙葉を1枚の紙葉と切り離すことで競技用ゼッケンと なるため、受付葉書とゼッケンの引き換え作業に伴う人件費、ゼッケンの引き換 え間違いをなくすとともに、郵便費用ひいては大会運営費用を低く抑えること、 また、参加賞の引き換えを競技前後のいずれにおいても可能とする等柔軟な対応 を可能にすること、また、ゼッケンを紙製にすることで費用を節減することがで きる。
【0040】 また、本考案の葉書(請求項2)は、少なくともゼッケン番号が印刷された2 枚の紙葉に耐水性を付与したため、雨や汗等によりゼッケンが濡れても破けて落 ちる可能性は低くすることができる。
【0041】 また、本考案の葉書(請求項3)は、ゼッケン番号が印刷された2枚の紙葉の 少なくとも一方に、ゼッケン番号に対応するバーコードを印刷したため、上記の バーコードの貼り付け作業に伴う人件費、バーコードの貼り付け間違いをなくす ことができる。
【0042】 また、本考案の葉書(請求項4)は、ゼッケン番号が印刷された2枚の紙葉に は、ゼッケン装着用の穴が複数設けられているため、ゼッケンを安全ピン等で着 衣に装着することが簡単になり、利便性の向上を図ることができる。
【0043】 また、本考案の葉書(請求項5)は、ゼッケン番号が印刷された2枚の紙葉に は、該当する2枚の紙葉を競技用ゼッケンとして使用する際の四隅に相当する部 分に折り返し部が設けられており、かつ、折り返し部で折り返した際に重なり合 う上下の紙葉部分にゼッケン装着用の穴が設けられているため、ゼッケンを安全 ピン等で着衣に装着する場合の装着強度を高めることができる。これにより、布 製でない紙製ゼッケンを使用した場合に危惧される強度の問題を回避できるよう になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の折畳式郵便葉書を用いた競技用
ゼッケンの構成図である。
【図2】ゼッケンを着衣に装着した状態を示した図であ
る。
【図3】図1の葉書台紙の裏面図である。
【図4】葉書台紙の折り畳み方を葉書台紙の下方から示
した図である。
【図5】実施の形態2の折畳式郵便葉書を用いた競技用
ゼッケンの構成図である。
【図6】図5の葉書台紙の裏面図である。
【図7】図5の葉書台紙の折り畳み方を葉書台紙の下方
から示した図である。
【図8】実施の形態3の折り返しを四隅に設けた状態を
示した図である。
【図9】図8のゼッケンを着衣に装着した状態を示した
図である。
【符号の説明】
1 表面(宛名印字面) 2 中折面裏側 3 下面裏側 4 バーコード 5 切り取り線 6 下面 7 中折面(受付完了通知印字面) 8 表面裏側(参加賞引換証印字面) 9 下面裏側 10 中折面裏側 11 表面(宛名印字面) 12 表面裏側(参加賞引換証印字面) 13 中折面(受付完了通知印字面) 14 下面 15 折り目 16 安全ピン用穴

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの折線によって3枚の紙葉に区分さ
    れる葉書台紙の両端に位置する紙葉のうち、いずれか1
    枚の紙葉に競技参加賞の引換証となる情報が印刷され、
    他の2枚の紙葉にゼッケン番号が印刷され、前記2つの
    折線で折り畳んで隣の紙葉と相対する紙葉の面を仮接着
    手段によって貼り合わすことで複層化した折畳式郵便葉
    書となる構成で、かつ、前記ゼッケン番号が印刷された
    2枚の紙葉を前記1枚の紙葉と切り離すことで競技用ゼ
    ッケンとなることを特徴とする折畳式郵便葉書を用いた
    競技用ゼッケン。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記ゼッケン番号が印刷され
    た2枚の紙葉に耐水性を付与したことを特徴とする請求
    項1に記載の折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケン。
  3. 【請求項3】 前記ゼッケン番号が印刷された2枚の紙
    葉の少なくとも一方に、前記ゼッケン番号に対応するバ
    ーコードを印刷したことを特徴とする請求項1または2
    に記載の折畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケン。
  4. 【請求項4】 前記ゼッケン番号が印刷された2枚の紙
    葉には、ゼッケン装着用の穴が複数設けられていること
    を特徴とする請求項1、2または3に記載の折畳式郵便
    葉書を用いた競技用ゼッケン。
  5. 【請求項5】 前記ゼッケン番号が印刷された2枚の紙
    葉には、該当する2枚の紙葉を競技用ゼッケンとして使
    用する際の四隅に相当する部分に折り返し部が設けられ
    ており、かつ、前記折り返し部で折り返した際に重なり
    合う上下の紙葉部分にゼッケン装着用の穴が設けられて
    いることを特徴とする請求項1、2または3に記載の折
    畳式郵便葉書を用いた競技用ゼッケン。
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