JP2011148210A - マッチングカード付はがき - Google Patents

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Abstract

【課題】はがきによってカードを安価に送付することができると共に、カードの存在を受取人にはっきりと認識させることができ、当該はがきが受取人によってカードごと捨てられる危険性を少なくすることができるカード付はがきを提供する。また、このようなはがきにおいて、はがきの宛名面に記載された宛名とカードに記録された情報との不一致を防止して、両者のマッチングを図る。
【解決手段】切断予定線(ミシン目)Cで囲まれたカード部11cを有する第1の紙片11と、該紙片11に折り線R1を介して連続する第2の紙片12を備えた用紙10を用いて、第1の紙片11を折り線R2から折り曲げて第2の紙片12上に折り重ね、第1の紙片11のカード部11cのみを第2の紙片12に剥離可能に貼着した状態で、用紙10を上記折り線R1の近傍部で切断し、上記切断予定線Cからカード部11cのみを残して第1の紙片11を切り離してマッチングカード付はがき1とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、紙面上に剥離可能に貼着したカードを備えたはがきに係り、カードに記録した種々の情報の中に、プライバシーに関する情報など、隠しておきたい記録があったとしても、これを外部から見えなくすることができ、例えば、会合や集会、展示会など、各種イベントへの招待状などに好適に用いることができるマッチングカード付はがきに関するものである。
商品や各種サービスに関するカタログやパンフレットなどを顧客を始め、一般の会社や個人宛に直接送付する種々のダイレクトメールが自社の宣伝や販売促進に広く利用されているが、近年のインターネットの普及によって、その形態も徐々に変化している。
すなわち、このようなダイレクトメールの宣伝や販売促進効果を高めようとすると、カタログやパンフレットの内容が多くなりがちであり、そうすると印刷コストや配送コストが高くならざるを得ない。一方、受け取った側では、ダイレクトメールの内容量が多くなると、その整理や保管が煩わしくなって、内容を読むことなくそのまま放置されたり、捨てられてしまったりすることがないとは言えず、コストを掛けた割には効果が上がらないことになり兼ねない。
そこで、発送側の会社名や電話番号などと共に、ホームぺージのアドレスや顧客管理番号などといった必要最小限の情報を記録したカードをダイレクトメールに同封しておき、受取側では、カタログやパンフレットは廃棄するにしても、管理や整理が容易なカードの形態で保管し、ホームページの閲覧や商品の発注に際して、カードの記録事項を利用してもらうようにすることが考えられる。
また、ダイレクトメールに同封したカードを商品説明会や展示会場への入場券とし、会場で回収したカードを顧客管理に利用することが考えられる。
このようなカードを顧客や、顧客候補としての会社や個人宛に送付する方法としては、封書を用いることが考えられる。
そして、例えば特許文献1には、カードが封書内で動き回ることによって封書が破損されることを防止するために、封書内にカード保持部を設けて、当該保持部にカードを分離可能に保持するようにしたカード送付体が提案されている。
一方、はがきによって送付するための提案として、特許文献2には、周囲を切断予定線で囲まれたカード部を備えたはがき本体の両面に、表面シートと裏面シートをそれぞれ剥離可能に圧着させたはがきが記載されている。
また、特許文献3には、同様に切断予定線により囲まれたカード部を有する第1シートの裏面に、第2シートを接着層によって剥離可能に接着したはがきが提案されている。
特開2003−285845号公報 特開2001−180154号公報 登録実用新案第3037602号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたカード送付体は、封書であることから、用紙の大型化が避けられず、印刷や配送コスト(郵便料金)が嵩むという問題がある。また、外からカードが見えないことから、受取人がカードの存在に気付かずに、そのまま捨てられてしまう危険性が少なくはない。
加えて、送付先の宛名を記載した封書の本体部分と、カードとが別の行程で作製されており、カードの保持部への挿入を手作業で行っていることから、両者のマッチングの確認作業が煩わしいばかりでなく、入れ間違えた場合には誤配が発生することになる。
一方、はがきを用いることによって安価に郵送することができるが、特許文献2に記載のはがきではシート数が多いことから、はがきとしての規定重量(2〜6g)に収めるためには、薄い用紙を用いなければならず、カードとしては薄っぺらなものになってしまう。また、上記封書と同様に、外部からカード部分が見えないために、そのまま捨てられてしまう危険性がある。
これに対し、特許文献3に記載のはがきにおいては、第1及び第2シートから成るものであることから、いくらか厚い用紙の使用が可能ではあるものの、カード部が第1シートと一体的に形成されていることから、カードの存在が目立ちにくく、受取人によって、そのまま捨てられてしまうことがないとは言えない。
本発明は、カードを送付することができる従来のはがきにおける上記課題に着目してなされたものであって、はがきによってカードを安価に送付することができると共に、カードの存在を受取人にはっきりと認識させることができ、当該はがきが受取人によってカードごと捨てられる危険性を少なくすることができるカード付はがき、さらには、このようなはがきにおいて宛名とカードに記録された情報との不一致を防止することができるマッチングカード付はがきを提供することを目的とする。
本発明のマッチングカード付はがきは、紙面にカードを剥離可能に貼着して成るカード付はがきであって、上記カードの貼着面に、受取人ごとに定められた個別情報の少なくとも一部が記録されていることを特徴としている。
また、上記カード付はがきは、切断予定線で囲まれたカード部を有する第1の紙片と、この紙片に折り線を介して連続する第2の紙片を備えた用紙における上記第1の紙片を折り線から第2の紙片上に折り重ね、第1の紙片のカード部のみを第2の紙片に剥離可能に貼着した状態の用紙を上記折り線又はその近傍部で切断すると共に、上記切断予定線からカード部のみを残して第1の紙片を切り離して成ることを特徴とする。
本発明のマッチングカード付はがきは、受取人の宛名が記載されたはがき本体の紙面上に、カードを剥離可能に貼着して成るものであって、カードの裏面側、つまり貼着面側に、受取人ごとに定められた個別情報の少なくとも一部が記録されている。
すなわち、カードが単体で貼着されているので、接着剤が少量で済み、軽量化が可能であって、はがきの規定重量以内でありながら、カードの厚みをより厚い耐久性に富むものとすることができる。
また、カードがはがき紙面上に露出していることから、ガードの存在をより確実に認識させることができ、はがき共にカードが捨てられてしまう危険性をより低いものとすることができる。このとき、カードが外部に露出しているものの、受取人ごとに定められた個別情報にプライバシーに関するものや、機密性を要するものが含まれていたとしても、これらはカードの裏面側に記録されているので、秘匿することができる。
そして、切断予定線で囲まれたカード部を有する第1の紙片と、該紙片に折り線を介して連続する第2の紙片を備えた用紙を用い、その第1の紙片を折り線から第2の紙片上に折り重ね、第1の紙片のカード部のみを第2の紙片に剥離可能に貼着した状態で、当該用紙を上記折り線又はその近傍部で切断すると共に、上記切断予定線からカード部のみを残して第1の紙片を切り離すようになすことによって、カード部の表裏の記録と用紙上への宛名の記録を同一工程内で連続して行うことができ、両者の記録内容を一致させることができ、当該カードの誤配を防止することができる。
なお、本発明において、マッチングカードとは、はがき本体の宛名欄に記載された宛名に付属するデータ(宛名欄に記載されていないデータをも含む)とカードに記録されたデータとが一致しているカードのことを意味するものとする。
本発明の第1の実施例に用いた用紙の形状を示す平面図(a)及びその背面図(b)である。 (a)〜(c)は、図1に示した用紙を用いたマッチングカード付はがきの製造行程の説明図である。 本発明の第1の実施例によるマッチングカード付はがきの完成状態を示す平面図である。 本発明の第2の実施例に用いた用紙の形状を示す平面図(a)及びその背面図(b)である。 図4に示した用紙を用いたマッチングカード付はがきの製造要領を説明する斜視図である。
以下、本発明のマッチングカード付はがきについて、その製造方法などと共に、さらに詳細に説明する。
本発明のマッチングカード付はがきは、上記したように、受取人の宛名が記載されたはがき本体の紙面上に、カードが剥離可能に貼着されていると共に、当該カードの裏面側、すなわちはがき紙面への貼着面に、受取人ごとに定められた個別情報の少なくとも一部が記録されたものである。
ここで、上記カードは、受取人側において、発注や取引管理に利用される他、上記のような商品説明会や展示会場、見本市などへの入場券、駐車券、会員券、呈茶券、食事券、記念品引換券などとして利用することができるが、カードの種類に特に限定はない。
このような各種用途のカードへの記録事項としては、用途に応じた種々のものが考えられ、特に限定されるものではないが、発送人の社名、電話番号、ホームページアドレス、担当者の氏名、電話番号、e−メールアドレス、受取人、すなわち顧客あるいは顧客候補者の氏名、住所、誕生日、顧客管理番号、バーコード、抽選番号、などを挙げることができる。
これらのうち、受取人ごとに定められた個別情報としては、受取人の氏名、住所、誕生日、顧客管理番号、バーコード、抽選番号がこれに相当する。
なお、発送人の社名、電話番号、ホームページアドレスについては、一度に発送するはがきの中では共通であり、一般には個別情報とは言えないが、商品分野によって担当の電話番号やホームページアドレスが異なる場合には、全ダイレクトメール共通しないことから、個別情報に相当するものと言える。担当者の氏名、電話番号、e−メールアドレスについても、全てに共通でない限り、個別情報に相当することは同様である。
また、カードを食事券や記念品引換券として利用する場合、食事のメニューや記念品の種類を複数用意し、受取人ごとに種類を変えることによって、くじ引きのような楽しみを盛り込むことも可能である。また、食事や記念品の種類について、受取人の年齢や性別などに応じて最適なものをあらかじめ割り当てるようにすることもでき、この場合には、これらの記録内容は個別情報に相当することになる。
そして、本発明のマッチングカード付はがきにおいては、受取人によって異なるこれら個別情報の任意のもの、代表的には秘匿性を要するものが少なくとも一つ、カードの裏面側、すなわちはがき紙面への貼着面に記録されている。もちろん、少なくとも一つの個別情報が貼着面に記録されている限り、他の個別情報を表面側に記録することは何ら差し支えない。
このようなカード付はがきは、はがき紙面の所定箇所に、これとは別行程で製造し、所望の情報をその表面、あるいは裏面にそれぞれ記録したカードを剥離可能に貼着することによっても得ることができ、例えば郵政はがきに代表される既製はがきを用いる場合に適用することができる。
しかし、この場合には、はがき本体とカードを取り違えるミスが生じる可能性がないとは言えず、用紙に記載した宛名とカードに記録した個別情報とが一致しないと、誤配事故が発生する結果となる。
そこで、本発明のマッチングカード付はがきを製造するに際しては、カードとなるカード部を備えた紙片と、宛名を記載する紙片とが連続する1枚の用紙を用い、宛名の記載とカードへの個別情報の記録とを実質的に同時に、すなわち同一工程内で連続して行うことが望ましい。
すなわち、切断予定線で囲まれたカード部を有する第1の紙片と、この第1の紙片に折り線を介して連続する第2の紙片を一体的に備えた用紙を用い、当該用紙の第1の紙片を折り線から第2の紙片上に折り重ね、第1の紙片のカード部のみを第2の紙片に剥離可能に貼着する。そして、この状態の用紙を上記した折り線あるいは折り線の近傍部で切断すると共に、第2の紙片から切断された第1に紙片を上記切断予定線からカード部のみを残して切り離すことによって、本発明のマッチングカード付はがきを得ることができる。
これによれば、個別情報を含むカードへの記録と用紙上への宛名の記録を同一工程内で連続して行うことができ、両者の記録内容を一致させて、宛名を記載したはがき本体とカードとの取り違えをなくし、これに起因するカードの誤配を未然に防止することができる。
以下、本発明を実施例に基づいて、より具体的に説明する。なお、本発明は、これらの実施例に限定されないことは言うまでもない。
(実施例1)
まず、大型用紙に印刷を施し、一旦貼着した後にも剥離可能な低強度の接着剤を所定箇所に塗布した後、所定箇所にミシン目を形成すると共に、所定サイズに裁断することによって、図1に示すような用紙を作製した。
すなわち、図1(a)及び(b)に示す用紙10は、折り線R1を介して連続する第1の紙片11と第2の紙片12から成り、折り線R1からの折り畳みを容易なものとするために、当該折り線R1に重ねてミシン目が形成されている。
用紙10の表面側には、図1(a)に示すように、第1の紙片11の図中下方側に、切断予定線としてのミシン目Cが枠状に形成されており、このミシン目Cによる枠内には、カード2のフォームが印刷され、カード部11cとなっている。
ミシン目Cから切り離すことによってカード2となるカード部11cの表面側には、当該カード2が、例えば、商品展示会への入場整理券であることの表示と共に、当該はがきの発送人の名称(会社名)、展示会の開催日時などが記録されている。
第2の紙片12は、はがき本体となる紙片であって、その表側紙面12aは、通信欄となるべき紙面であって、ここには、例えば商品の説明や、展示会の趣旨・内容、会場への案内図などが記載されることになる。
一方、図1(b)は、上記用紙10の裏面側を示すものであって、第1の紙片11の裏側紙面11bの図中下方側のカード部11cに相当する位置には、枠状のミシン目Cの内側にカード2の裏面側フォームが印刷されている。そして、ここには、ホームページのアドレスと共に、ダイレクトメールの受取人ごとに定められた個別情報として、例えば、顧客管理番号、バーコード、抽選番号と共に、受取人の氏名などが記録されている。
第2の紙片12の裏側紙面12bは、はがきの宛名書き欄であって、ここには受取人の住所、氏名、郵便番号、すなわち宛名3が記載されている。
なお、この宛名3とカード部11cの記録とは、連続する1枚の用紙10を用いて、実質的に同時、すなわち同一工程内で連続して行われているため、両記録内容を完全に一致させることができ、受取人とカードの記録内容との相違、つまりカード2の誤配送が生ずる危険性を完全に回避することができる。
そして、その下方側、すなわち折り線R1に対して上記カード部11cと対称な位置には、剥離可能な低強度接着剤Aが塗布されている。また、接着剤の塗布領域の近傍、例えば下側には、カードの裏面側に抽選番号が記録されていること、抽選の方法や賞品の内容などをカードの裏面に記載されたホームページにアクセスすることによって知ることができることなどが簡単に記載されている。
なお、上記接着剤Aとしては、一旦貼着した後に、適度な力でカードや用紙を破損することなく剥がすことができる程度の接着強度を有するものであれば、特に限定はなく、公知の接着剤を使用することができる。
上記用紙10は、図2(a)に示すように、裏面側を内側にして折り線R1で折り畳まれ、第2紙片12の紙面12b上に、第1紙片11が重ねられる。そして、折り重ねた状態の用紙10を圧着することによって、第1紙片11のカード部11cのみが接着剤Aを介して第2紙片12に剥離可能に貼着される。
次に、図2(b)に示すように、折り重ねられ、部分的に貼着された状態の用紙10を折り線R1の近傍位置で切断線Dに沿って裁断する。
そして、図2(c)に示すように、第1紙片11の貼着されていない部分をつまみ上げ、貼着されたカード部11cのみをはがき本体となる第2紙片12上に残して、ミシン目Cから第1紙片11を切り離す。
このとき、折り線R1には、上記したようにミシン目が重ねて形成されているので、折り線R1の近傍部で用紙10を裁断することなく、ミシン目を利用して、第1紙片11と第2紙片12を切り離すようにしてもよい。
これによって、図3に示すように、受取人の宛名3が記載されたはがき本体である第2紙片12の紙面12b上に、受取人ごとに定められた個別情報を貼着面側に記録したカード2を剥離可能に貼着して成るマッチングカード付はがき1が完成する。
このようにして得られたはがき1は、はがき本体としての第2紙片12と、小型のカード2のみからなることから、その重量を規定以内とする場合にも、比較的厚手の用紙を用いることができ、カードとしての耐久性、保存性を向上させることができる。また、はがきの紙面上にカード2が単独で貼着されていることから、その存在を目立たせることができ、受取人にそのまま捨てられてしまう危険性を低いものとすることができる。
さらに、はがき本体部(第2紙片12)とカード2とが一体の用紙10から成るものであり、カード2への記録とはがき本体への宛名の記録を同一工程内で連続して行っていることから、両者の記録内容を一致させることができ、カードの誤配を防止することができる。
なお、上記実施例においては、カード2を宛名書き面である紙面11bに貼着した例を示したが、カード2を宛名書き面の面側に貼着すること、言い換えると、第2紙片12の表側紙面12aを宛名書き面とすることも可能である。
(実施例2)
上記実施例においては、マッチングカード付はがき1は、最終的にはがき本体である第2紙片12のみとなることから、商品に関する記事の量が必ずしも十分とは言えないことがある。そこで、はがき本体の裏面側(カードの裏面側)に第3の紙片を増すことも可能である。
図4(a)及び(b)は、当該実施例に用いる用紙の表面及び裏面側をそれぞれ示すものであって、上記同様に、印刷−接着剤Aの塗布−ミシン目形成−裁断の行程を経て作製される。
すなわち、図4(a)及び(b)に示す用紙10は、折り線R1を介して連続する第1の紙片11と第2の紙片12に加えて、第2の紙片12に折り線R2を介して連続する第3の紙片13を一体的に備えたものである。なお、折り線R1には、上記実施例と同様に、ミシン目が重ねて形成されている。
当該用紙10は、第1の紙片11にカード部11cを有すると共に、カード部11cに対応する第2の紙片12の所定位置に低強度接着剤Aが塗布されており、第3の紙片13が第2の紙片12に連続していることを除いて、第1及び第2の紙片は、第1実施例で用いた用紙と実質的な相違はなく、カード部11cへの記録事項も上記実施例と実質的に同様である。
第2及び第3の紙片12,13の紙面12a,12b、13a,13bには、商品に関する種々の説明や情報を自由なレイアウトで記載することができる。
そして、第3の紙片13の表側紙面13aには、第2の紙片12に塗布したものと同様の低強度接着剤Aがその全面に塗布されている。
上記用紙10は、図5に示すように、折り線R1及びR2からZ字上に折り畳まれ、第1紙片11が第2紙片12の裏側紙面12b上に重ねられると共に、第3紙片13が第2紙片12の表側紙面12a上に重ねられる。
そして、三つ折り状に折り重ねた用紙10を圧着することによって、第1紙片11のカード部11cのみが接着剤Aを介して第2紙片12の裏側紙面12bに剥離可能に貼着される。同時に、第3紙片13がはがき本体である第2紙片12の表側紙面12aに剥離可能に貼着される。
次に、図2(b)及び(c)と同様の要領で、用紙10を折り線R1の近傍位置で裁断したのち、第1紙片11の非貼着部分をつまみ上げ、第2紙片12上に貼着されたカード部11cのみを残して、ミシン目Cから第1紙片11を切り離す。
これによって、はがき本体としての第2紙片12の宛名書き面にカード2を備え、その裏面側に第3紙片13を剥離可能に貼着して成るマッチングカード付はがきが得られる。
1 マッチングカード付はがき
2 カード
3 宛名
10 用紙
11 第1の紙片
11c カード部
12 第2の紙片
13 第3の紙片
C 切断予定線(ミシン目)
R1 折り線

Claims (3)

  1. 紙面にカードを剥離可能に貼着して成るカード付はがきであって、
    上記カードの貼着面に、受取人ごとに定められた個別情報の少なくとも一部が記録されていることを特徴とするマッチングカード付はがき。
  2. 切断予定線で囲まれたカード部を有する第1の紙片と、該紙片に折り線を介して連続する第2の紙片を備えた用紙における上記第1の紙片を折り線から第2の紙片上に折り重ね、第1の紙片のカード部のみを第2の紙片に剥離可能に貼着した状態の用紙を上記折り線又はその近傍部で切断すると共に、上記切断予定線からカード部のみを残して第1の紙片を切り離して成ることを特徴とする請求項1に記載のマッチングカード付はがき。
  3. カードが剥離可能に貼着された紙面の裏面側に、第3の紙片が剥離可能に貼着してあることを特徴とする請求項1又は2に記載のマッチングカード付はがき。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20140197229A1 (en) * 2009-10-14 2014-07-17 R.R. Donnelly & Sons Multi-ply mailer with multiple detachable elements

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