JP3066053U - 鍋 - Google Patents

Info

Publication number
JP3066053U
JP3066053U JP1999005543U JP554399U JP3066053U JP 3066053 U JP3066053 U JP 3066053U JP 1999005543 U JP1999005543 U JP 1999005543U JP 554399 U JP554399 U JP 554399U JP 3066053 U JP3066053 U JP 3066053U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
pot
sheath heater
pot body
sheath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1999005543U
Other languages
English (en)
Inventor
政雄 杉山
Original Assignee
杉山金属株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 杉山金属株式会社 filed Critical 杉山金属株式会社
Priority to JP1999005543U priority Critical patent/JP3066053U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3066053U publication Critical patent/JP3066053U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、電気ヒータを一体に設置した鍋に
おいて、吹きこぼれの防止及び熱源付近の焦げつきの防
止を実現した鍋を提供することを目的とするものであ
る。 【解決手段】 本考案は、鍋本体1の底部に近い周囲に
シーズヒータ5を焦げ止めリング6を介在して設置し前
記シーズヒータをヒータ抑止部材8で被套して成るもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電気ヒータを一体に設置した鍋に関するもので、吹きこぼれ防止及 び熱源付近の焦げつき防止を目的とするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気ヒータを使用する金属製の鍋にあっては、鍋底面部にヒータを埋設 する部分を構成できるアルミ鋳造成形の鍋しかなかったが、その酸化対策として フッ素樹脂塗装を施さねばならないことから環境ホルモンの溶出などの問題が起 こっていたし、そのような鍋による煮炊では常に吹きこぼれ現象が起こっていた のである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は電気ヒータを鍋底部の近接箇所に設置する鍋であっても、吹 きこぼれ現象を起こすことなく、しかも環境ホルモンの溶出などの危険な問題を 起すことなく安心して煮炊を行うことのでき、かつ熱源付近に焦げつきの起らな い鍋を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、鍋本体の底部に近い周囲にシーズヒータを焦げ止めリングを介在し て設置し前記シーズヒータをヒータ抑止部材で被套して成るものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
いま本考案鍋を用いて煮炊すると、鍋本体内部の熱湯は、図4に示したように 、鍋本体の周囲に近接する位置において対流を起すようになる。したがって、鍋 器全体において一つの対流現象が起こる鍋とは違うから、吹きこぼれが起らない ようになる。
【0006】
【実施例】
1は鍋本体で、この鍋本体の底部に近い周囲には略直角状の段部2を形成して 垂直状に突設した底面部3を形成する。
【0007】 前記垂直状の段部2に代えて、鍋体内部方向に入る凹溝4を構成したものでも よい。(図3B参照)
【0008】 5は前記段部2又は凹溝4に設置するシーズヒータで、このシーズヒータと前 記鍋本体側との間に焦げ止めリング6を介在装着する。
【0009】 7は前記シーズヒータ5の外側部を被套するヒータ抑止部8を形成し鍋本体1 の底面部3に当接する底板材で、この底板材は脚片9を介して器台10の底面に 固定するように成る。
【0010】 この器台10の上端周縁部の位置は、図2に示すように、鍋本体1周面に形成 した補強部11に接するようにしても、鍋本体周面に形成する段部に接するよう にしても任意である。
【0011】 また、前記器台を設置せず、前記鍋本体の底面部3外面の底板材7下に合成樹 脂製脚台を設置するようにしてもよい。
【0012】 さらに、他の実施例として図5,図6に示すように、鍋本体1周面の前記補強 部位置に比較的巾のある凹部12を形成し、この凹部にシーズヒータ5を焦げ止 めリング6を介在して設置し、このシーズヒータを被套するヒータ抑止部13, 13を設けたカバー体14を鍋本体の下側部周囲に設置する。
【0013】 本考案で構成する鍋本体1の材料はステンレス鋼材のような単一材でもよいし 、積層金属材でもよい。
【0014】 また、前記焦げ止めリング6の金属材料も問わない。
【0015】
【考案の効果】
本考案は上記のような簡単な構成の鍋であるが、その鍋体は底部周囲にシーズ ヒータ部を設置することによって完全に吹きこぼれを防止することができる。同 時に、鍋体内部の食品への焦げつきを防止することができる。
【0016】 また、シーズヒータ外側にヒータ抑止部を設けることによって、加熱膨張する シーズヒータが鍋本体から離脱しようとする現象を確実に防止し、常に密着性を 保持した加熱作用を行うことができるようになる。
【0017】 さらに、鍋全体のコストも比較的安価となるとともに耐久性や保温性に優れた 鍋を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の組立前の部材の正断面図
【図2】全体の使用時の正断面図
【図3】(A)(B)は要部の各実施例を示した正断面
【図4】全体の作用状態を示す鍋体の正断面図
【図5】他の実施例の全体の使用時の正断面図
【図6】図5要部の正断面図
【符号の説明】
1 鍋本体 2 段部 3 底面部 4 凹溝 5 シーズヒータ 6 焦げ止めリング 8 ヒータ抑止部 12 凹部 13 ヒータ抑止部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍋本体の底部に近い周囲にシーズヒータ
    を焦げ止めリングを介在して設置し前記シーズヒータを
    ヒータ抑止部材で被套して成る鍋。
  2. 【請求項2】 鍋本体の底部に近い周囲に段部を形成
    し、この段部に焦げ止めリングを介在してシーズヒータ
    を設置し、このシーズヒータを被套するヒータ抑止部材
    を設けて成る鍋。
  3. 【請求項3】 鍋本体の底部に近い周囲に凹溝を形成
    し、この凹溝に焦げ止めリングを介在してシーズヒータ
    を設置し、このシーズヒータを被套するヒータ抑止部材
    を設けて成る鍋。
  4. 【請求項4】 鍋本体の底部に近い周面に凹部を形成
    し、この凹部に焦げ止めリングを介在してシーズヒータ
    を設置し、このシーズヒータを被套するヒータ抑止部材
    を設けて成る鍋。
JP1999005543U 1999-07-26 1999-07-26 Expired - Lifetime JP3066053U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999005543U JP3066053U (ja) 1999-07-26 1999-07-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999005543U JP3066053U (ja) 1999-07-26 1999-07-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3066053U true JP3066053U (ja) 2000-02-18

Family

ID=43199635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1999005543U Expired - Lifetime JP3066053U (ja) 1999-07-26 1999-07-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3066053U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140246419A1 (en) Top-browner cooking system for electric roasting ovens and method of use
JP3066053U (ja)
CN205885311U (zh) 一种电磁加热的煎烤盘及电磁加热烹饪装置
JP4159426B2 (ja) 電磁調理器用鍋
JP4651010B2 (ja) 電磁調理テーブル用鍋敷
JP6048748B2 (ja) キッチンカウンター
JPS597862Y2 (ja) 電気調理器
US20180317704A1 (en) Stovetop grill
KR200422603Y1 (ko) 인덕션 렌지 겸용 주방용기
EP3034949A2 (en) Household cooking top and liner thereof
JPH0348874Y2 (ja)
CN214905835U (zh) 一种可控油烟炒锅
JPS5940917Y2 (ja) 調理器
JP3215592U (ja) フライパン
JP2010181053A (ja) コンロ用操作摘み
JPS5916023Y2 (ja) 炊飯器
JP2571973Y2 (ja) 調理器
KR101971345B1 (ko) 전자유도가열 조리기구
JPS5845629Y2 (ja) 天ぷら鍋
JPS6017Y2 (ja) 調理器の加熱装置
JPS5835165Y2 (ja) 電気焼物調理板
JP2020168090A (ja) 輻射鍋
JPS583389Y2 (ja) 電気調理器
JPS597867Y2 (ja) 電気調理器
GB2529822A (en) Cooking Apparatus