JP3065680U - 合成2重ぶた - Google Patents

合成2重ぶた

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JP3065680U
JP3065680U JP1999003996U JP399699U JP3065680U JP 3065680 U JP3065680 U JP 3065680U JP 1999003996 U JP1999003996 U JP 1999003996U JP 399699 U JP399699 U JP 399699U JP 3065680 U JP3065680 U JP 3065680U
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JP1999003996U
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Inventor
滋弥 田矢
Original Assignee
株式会社田矢桂ボイラー
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 宅地内の下面周辺に設置される、集排水口の
掃除ぶたの上面を、周囲に合わせた美観と車両通行など
の耐加重を合わせ持つ合成2重ぶたとする。 【構成】 上面部は、ステンレス薄鋼板材の成型したス
テンレス防護ぶたとし、下面は塩化ビニール製ぶたで、
両者を接着剤やボルト固定せず、確実に圧着し、耐蝕、
耐加重を施すことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主に住宅の下面周辺部の美観と車両通行等に、耐えられる集排水パ イプの掃除口ぶたである。下ぶたは、塩化ビニール製ぶたで、上ぶたは、ステン レス薄鋼板材の成型品で、それらを一体化させ固定することによって、塩化ビニ ール製ぶたを永年にわたり防護し、尚かつ、耐久性、耐加重性と美観とを合わせ 持つ、合成2重ぶたとして、住宅等の下面周辺部、及び、側道の排水掃除口等の 産業利用分野に広めるにある。
【0002】
【従来の技術】
従来用いられている、集排水パイプの掃除口は、一枚ぶたのみで、耐久性、耐 加重性と美観をなすためには、塩化ビニール製、鋳物製、鉄製のふたの上面に、 耐加重用や化粧用のフロアーハッチの施工をなさねばならず、工法が複雑で、経 費もかかる。また、宅地内という限られたスペースのため、職人の技術も要求さ れ、需要はあるにもかかわらず、普及には難航しているのが、現況である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の欠点をなくすため、従来の集排水パイプの掃除口に使われている一枚ぶ たの塩化ビニール製、鋳物製、鉄製のふたと、耐久性、耐加重性と美観のあるス テンレス薄鋼板材で成型した上ぶたを一体化させ固定したもので、従来の一枚ぶ たと同じ簡単な施工方法で、耐久性、耐加重性と美観を合わせ持ち、経費もかさ まないことを可能して、広く一般に普及させることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従来の集排水パイプの掃除口に使われている一枚ぶたの塩化ビニール製、鋳物 製、鉄製のふたの上面周辺側面部に合わせ、耐久性、耐加重性と美観のあるステ ンレス薄鋼板材で上ぶた枠を成型し、塩化ビニール製、鋳物製、鉄製のふたの上 面周辺側面部に、一体化させ固定したものと、掃除の時等に、簡単に取り外しが できる上面防護用化粧ぶたとで構成した合成2重ぶたとすることによって、施工 方法が簡単になり、耐久性、耐加重性も合わせ持ち、従来に倍加する普及と共に 、住まいの景観と衛生面が楽に保つことができる。
【0005】
【作用】
上述の合成2重ぶたは、掃除等のとき上面防護用化粧ぶたが簡単に着脱でき、 その下の塩化ビニール製、鋳物製、鉄製ぶたは、上面防護用化粧ぶたで保護され ているため、常に変化のない状態で簡単に開閉でき、老朽化も防ぎつつ、危険性 もまったく伴わないため、集排水口の衛生を楽に保つことができる。また、施工 方法も従来の技術を持って簡単にできるため、職人の手を煩わすことがない。
【0006】 以下、本考案の好適な実施例を図面に従い説明する。
【0007】 本考案の実施例は、成型部材をステンレス薄鋼板材による上面防護用化粧ぶた と塩化ビニール製ぶたとで構成される合成2重ぶたである。主に宅地内の集排水 用パイプの掃除口ぶたで耐久用、耐加重用、美観用として施工される。図1は、 合成2重ぶたの一部切断斜視図で、1は合成2重ぶた、2はステンレス防護用化 粧ぶた、3はステンレス防護用化粧ぶた枠である。4は塩化ビニール製ぶたで、 5は固定つばである。6は防護パッキング、7は、水滴を浸透させる漏水口であ る。8は集排水パイプで、9はスリップ止め、10は開口つばである。5の固定 つばで4の塩化ビニール製ぶたとを合成一体化して、8の集排水パイプに固着し てなる合成2重ぶたである。
【0008】
【考案の効果】
本考案の合成2重ぶたは、宅地内の集排水パイプの掃除口である。近年、宅地 の区分が狭くなり、やむおえず駐車場の出入り口、玄関口等に、集排水パイプの 掃除口が配置され、住宅の下面周辺部の耐久性、耐加重性と美観が要求されてい る。
【0009】 本考案の合成2重ぶたは、建物に使用されている化粧タイルブロック等にも美 しくマッチし、滑ったり、ずれることもまったくなく、騒音も発生せず、従来の 技術のもの以上の美観と耐久性、耐加重性があり、掃除も楽に行え、実用面、衛 生面での効果が充分に得られる。また、施工方法も簡単で、経費も安価にすみ、 広く一般に普及する効果も期待できる。
【提出日】平成11年8月9日(1999.8.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主に住宅の下面周辺部の美観と車両通行等に耐える集排 水、汚水口等の掃除ぶたである。下ぶたは、塩化ビニール製ぶたで、上ぶたは、 ステンレス薄鋼板材の成型ぶたで、両者を一体化し、塩化ビニール製ぶたを永年 にわたり防護し、かつ、耐蝕性、耐加重性と美観とを合わせ持つ、合成2重ぶた として、住宅等の下面周辺部、及び、側道の排水掃除口等の産業利用分野に広め るにある。
【0002】
【従来の技術】
従来用いられている塩化ビニール製の集排水、汚水口等の掃除ぶた は、一枚ぶた構造のみで、美観と耐加重をなすには、塩化ビニール製ぶたの上面 に、別途、防護用ぶたを施工していた。上面はステンレス防護ぶた、下面は塩化 ビニール製ぶたとを一体化し、一枚ぶたと同一の施工方法で、2重ぶたの構造を とるものは、全く見られなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述の欠点を解決するために、塩化ビニール製ぶたの上 面に耐蝕性、耐加重性のステンレス防護ぶたとを同一化させた、合成2重ぶたと する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前述のステンレス防護ぶたと塩化ビニール製ぶたは、一体化してい るために、一枚ぶたと同一な施工方法で、とくに技術も必要とせず、設置箇所が 駐車場でも、危険は全く発生しない。
【0005】
【作用】
合成2重ぶたは、点検、掃除のときには、上面のステンレス防護ぶ たの開口と、塩化ビニール製ぶたの開口とは、同じドライバー工具で行えるため 、危険は全くなく、開閉は簡単である。
【0006】 以下本考案の好適な実施例を図面に従い説明する。
【0007】 本考案の実施例は、成型部材をステンレス薄鋼板材による、上面ス テンレス防護ぶたと塩化ビニール製ぶたとで構成される、合成2重ぶたであって 、主に宅地内の集排水、汚水パイプの掃除口ぶたで、耐蝕、耐加重、景観用とし て施工される。図1は、合成2重ぶたの一部切断斜視図で、1は合成2重ぶた、 2はステンレス防護ぶた、3はステンレス防護ぶた枠である。4は塩化ビニール 製ぶたで、ステンレス防護ぶた枠3の中央下面に成型した密着用鍔5とで、塩化 ビニール製ぶた4の上面周辺と圧着し、合成2重ぶた1に構成される。6は防護 用パッキン、7は水滴を漏水する浸透口である。合成2重ぶた1の下面に配置さ れた、集排水パイプ8に接合して、施工が完了する。また、ステンレス防護ぶた の上面にスリップ止め9を成型し、歩行者を安全に守る。10は点検、開口のと きのドライバー差入口である。
【0008】
【考案の効果】
本考案の合成2重ぶたは、主に宅地内で、美観を必要とする玄関先 周辺と駐車場等に設置される、点検、掃除ぶたで、耐蝕性、景観を高めるのと車 の出し入れに十分な安全性がある。
【0009】 また、施工方法も簡単で経費も安価になり、広く一般に普及効果が えられる。かつ、上面のステンレス防護ぶたにおいては、形状が丸型でも効果は 同一である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一部切断の斜視図である。
【図2】図1のA−A´線の断面図。
【図3】合成2重ぶたの開口順位の斜視図である。
【符号の説明】
1 合成2重ぶた 2 ステンレス防護用化粧ぶた 3 ステンレス防護用化粧ぶた枠 4 塩化ビニール製ぶた 5 固定つば 6 防護パッキング 7 漏水口 8 集排水パイプ 9 スリップ止め 10 開口つば
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月9日(1999.8.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】合成2重ぶた
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一部切断の斜視図
【図2】側面の一部切断図
【図3】ステンレス防護ぶた開口斜視図
【図4】底面図
【図5】施工例図
【符号の説明】 1 合成2重ぶた 2 ステンレス防護ぶた 3 ステンレス防護ぶた枠 4 塩化ビニール製ぶた 5 密着用鍔 6 防護用パッキン 7 浸透口 8 集排水パイプ 9 スリップ止め 10 ドライバー差入口
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宅地内にある集排水パイプの掃除口ぶた
    において、近年、住宅の駐車場等の箇所に掃除口ぶたが
    増え、車両通行の増加と共に、耐久性と耐加重性が必要
    になり、且つ、宅地の下面周辺部の景観が重視され始め
    ている。よって、塩化ビニール製ぶた及び鋳物や鉄製以
    上の美観と耐久性、耐加重性に優れたステンレス薄鋼板
    材を成型し、塩化ビニール製ぶた上面周辺側面部に固定
    し一体化させ、耐加重用と防護用を兼ね、尚かつ、美観
    をも合わせ持つ特徴のある合成2重ぶた。
JP1999003996U 1999-06-07 1999-06-07 合成2重ぶた Expired - Lifetime JP3065680U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009133130A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Kubota Ci Kk
JP2009249844A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Aron Kasei Co Ltd 蓋枠及びます蓋の施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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