JP3065568B2 - 遊技機枠の成形方法 - Google Patents

遊技機枠の成形方法

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JP3065568B2 JP9241770A JP24177097A JP3065568B2 JP 3065568 B2 JP3065568 B2 JP 3065568B2 JP 9241770 A JP9241770 A JP 9241770A JP 24177097 A JP24177097 A JP 24177097A JP 3065568 B2 JP3065568 B2 JP 3065568B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾球遊技機等に用いる
遊技機枠の成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機、アレンジボール機、回動式
遊技機等の各種遊技機は、矩形状の外枠と、この外枠の
前側に開閉自在に枢着された前枠とを備え、前枠に形成
された窓孔に対応して、前枠に遊技盤等の遊技手段を着
脱自在に装着している。この種の遊技機において、外
枠、前枠等の枠は、従来、ベニヤ合板やラワン材等の木
材を使用して製作していたが、近年の木材資材の高騰、
或いは森林資源の保護等から、合成樹脂材料を使用して
金型により一体成形する傾向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】外枠、前枠等の枠を合
成樹脂材料により一体成形する場合、最も一般的な成形
方法として射出成形法を採用することが考えられ、現に
射出成形により成形した製品もある。しかし、外枠、前
枠等の枠を合成樹脂により製作する場合、合成樹脂材料
の使用量を極力少なくしつつ、十分な剛性、強度を確保
するためには、枠の各部にリブ等の補強部を複雑に設け
る必要があって、金型の構造が非常に複雑になり、製作
コストがアップする欠点がある。また枠の各部にリブ等
の補強部を複雑に設けた場合、その部分の肉厚が他の部
分に比較して非常に大になるため、成形時の冷却過程で
の合成樹脂材料の収縮速度の違い等によって、補強部に
対応する箇所に所謂ヒケが発生したり、枠全体に反りが
発生する等の問題もある。本発明は、かかる従来の課題
に鑑み、合成樹脂材料の使用量を少なくできると共に、
成形時の冷却過程での所謂ヒケや反りの発生を防止して
容易に製作でき、しかも簡単な構造で十分な剛性、強度
を確保できる遊技機枠の成形方法を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、金型32,33 の
成形キャビティ37,38 内に合成樹脂材料34を注入して遊
技機枠1,2 を成形するに際し、注入ノズル36により合成
樹脂材料34内に高圧の加圧流体を注入し、この高圧の加
圧流体によって合成樹脂材料34を成形キャビティ37,38
に沿って加圧して中空状に成形した後、加圧流体を高圧
から低圧に減圧して、低圧に維持した状態で注入ノズル
36を成形キャビティ37,38 内の成形品2Aから抜き、その
注入ノズル36のノズル跡45に合成樹脂材料34a を充填し
て、内部に低圧の流体が充填された状態で密封するもの
である。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1乃至図12は本発明の第1実施例を示す。図
1はパチンコ機の斜視図である。図1において、1 は矩
形状に構成された外枠、2 は矩形板状に構成された前枠
である。前枠2 は外枠1 の前側に上下一対のヒンジ3 に
より開閉自在に枢着され、且つ上部側に窓孔4 が形成さ
れている。5 はガラス扉、6 は前面板で、これらは前枠
2 の窓孔4 に対応して上下に配置され且つ開閉自在に枢
着されている。7 は遊技手段を構成する遊技盤で、ガラ
ス扉5 に対応して前枠2 の窓孔4 に後側から着脱自在に
装着されている。8 は上部装飾体である。なお、遊技盤
7 の前面には、遊技球を案内するガイドレール、多数の
障害釘、或いは変動図柄表示装置、入賞装置等の各種遊
技部品(図示省略)が装着されている。
【0006】前面板6 は金属板製であって、左側の端部
のヒンジを介して前枠2 に開閉自在に枢着されている。
この前枠2 には、発射装置(図示省略)に供給するため
の遊技球を入れる上皿9 が設けられている。前枠2 の下
部には、上皿9 から溢流する遊技球を受ける下皿10と、
発射装置を操作する操作ハンドル11とが配置されてい
る。外枠1 及び前枠2 は、ABS樹脂、その他の適当な
合成樹脂材料により一体成形した合成樹脂製である。外
枠1 は、図2乃至図5に示すように、横方向に配置され
た上下一対の上枠部12及び下枠部13と、この上・下枠部
12,13 の両端部を上下に連結する左右一対の縦方向の側
枠部14と、左右一対の側枠部14の下端部及び下枠部13の
前端部を連結する下前枠部15とを一体に備えている。そ
して、外枠1 は、各枠部12〜15の内部が互いに連通する
中空状に構成され、その内部は密閉された密閉空間16と
なっている。下枠部13及び各側枠部14には、外枠1 を島
構造体17に固定するための取り付け孔18が適当数だけ設
けられている。
【0007】即ち、各枠部13,14 には、図5に示すよう
に、取り付け孔18の穿孔位置に夫々対応して、その内部
の密閉空間16を挟む両側の肉部19,20 間を連結するよう
に筒状部21が一体に形成されており、この筒状部21の内
周側が貫通状の取り付け孔18となっている。そして、こ
の各取り付け孔18に釘等の固定具22を挿入して、外枠1
を島構造体17に固定するようになっている。前枠2 は、
図2、図3及び図6に示すように、中央部分に矩形状の
窓孔4 を有する矩形板状であって、この前枠2 の後側に
は窓孔4 を取り囲むように装着枠部23が一体に設けられ
ている。装着枠部23は下側が開放する門形であって、こ
の装着枠部23の内周側には遊技盤7 を着脱自在に装着す
るための段部24が形成されている。そして、この前枠2
は、その装着枠部23の内部から前枠2 の内部に跨がって
互いに連通する中空状に構成され、その内部は密閉され
た密閉空間25となっている。
【0008】前枠2 には、例えば上部装飾体8 用のラン
プ孔26が上部に、下皿10に対応する開口27と操作ハンド
ル11用の開口28とが下部に夫々形成されている。即ち、
前枠2 には、図2に示すように、ランプ孔26、開口27,2
8 の各穿孔位置に夫々対応して、その内部の密閉空間25
を挟む両側の肉部29,30 間を連結するように筒状部31が
一体に形成されており、この筒状部31の内周側が貫通状
のランプ孔26、開口27,28 となっている。この前枠2 を
成形する場合には、例えば図7及び図8に示すような構
造の前枠成形金型装置を使用して、射出成形法とブロー
成形法とを併用した成形方法によって一体に成形する。
【0009】即ち、前枠成形金型装置は、ベッド上に固
定された下金型32と、この下金型32の上方の昇降枠に装
着された上金型33と、合成樹脂材料34を射出するための
射出ノズル35と、加圧流体注入用の注入ノズル36と、筒
状部成形具40,41 とを備えている。下金型32と上金型33
との間には、前枠成形キャビティ37と装着枠部成形キャ
ビティ38とが連通状に設けられ、この成形キャビティ3
7,38 内に射出ノズル35からランナー39を介して溶融状
態の合成樹脂材料34を射出するようになっている。注入
ノズル36は先端に逆止弁付きのノズル孔を有し、先端部
側がランナー39の前枠成形キャビティ37側の端部の近傍
を経て、前枠成形キャビティ37に対して出退するように
上金型33内に組み込まれており、この注入ノズル36はシ
リンダ44により出退方向に駆動可能になっている。注入
ノズル36は配管42を介して加圧流体供給装置43に接続さ
れ、この加圧流体供給装置43から供給される窒素ガスそ
の他の不活性ガス、又は空気等のガスを加圧流体として
成形キャビティ37,38 の合成樹脂材料34内に注入するよ
うになっている。
【0010】筒状部成形具40,41 は、ランプ孔26、開口
27,28 用の筒状部31を成形するためのものであって、前
枠成形キャビティ37に対して出退するように下金型32に
組み込まれており、この各筒状部成形具40,41 は図外の
シリンダにより上下に出退駆動可能である。そこで、成
形に際しては、先ず図7及び図8に示すように、下金型
32上に上金型33を降ろして型締めを行い、その後、上・
下金型32,33 間の成形キャビティ37,38 内に射出ノズル
35から溶融状態の合成樹脂材料34を所定量だけ射出す
る。すると図9の(A)及び(B)に示すように、各成
形キャビティ37,38 内に所定量の合成樹脂材料34が充填
されるので、この合成樹脂材料34の射出と同時又は射出
後に、シリンダ44により注入ノズル36を成形キャビティ
37,38 側に突出させて、図9の(A)に仮想線で示すよ
うに、注入ノズル36の少なくとも先端部を合成樹脂材料
34内に挿入する。
【0011】次に、注入ノズル36を合成樹脂材料34内に
挿入した状態で、加圧流体供給装置43側から配管42、注
入ノズル36を介して合成樹脂材料34内に窒素ガス等の加
圧流体を注入し、合成樹脂材料34を内側から所定の圧力
で加圧する。すると、加圧流体によって合成樹脂材料34
が内側から均等に加圧されて成形キャビティ37,38 内で
膨らみ、図10の(A)及び(B)に示すように、成形
キャビティ37,38 の内面形状及び筒状部成形具40,41 の
外面形状に沿って略均等な厚さになるように押し付けら
れるので、合成樹脂材料34の内部に空間が形成され、全
体が中空状となる。この加圧状態を一定時間保持してお
けば、溶融状態の合成樹脂材料34が次第に冷却し硬化す
るため、その硬化後、加圧流体による加圧力を高圧から
適当な低圧状態まで減圧して、その低圧に維持した状態
のままで、図11に示すように、シリンダ44により注入
ノズル36を後退させて成形キャビティ37,38 内の成形品
2Aから抜き取る。
【0012】すると、図11に示すように、成形品2Aの
注入ノズル36に対応する部分に孔状のノズル跡45ができ
るので、その注入ノズル36を抜いた後、射出ノズル35か
らランナー39を経てノズル跡45の孔に合成樹脂材料34a
を充填して、その合成樹脂材料34a を硬化させる。これ
によって、図12に示すように、成形品2Aのノズル跡45
を合成樹脂材料34a で密封することができ、内部が密閉
空間25となり、しかもその密閉空間25に窒素ガス等のガ
スが充填された前枠2 を成形できる。そして、次に上金
型33を上昇させて型開きを行い、下金型32側に残った成
形品2Aを取り出せば、図6に示すように、装着枠部23を
一体に備え且つ密閉空間25にガスを充填した密閉中空状
の前枠2 が得られる。
【0013】このような方法で成形した装着枠部23付き
の前枠2 は、中空状の内部が密閉空間25となっているの
で、ノズル跡45が開放状態のものに比較して剛性、強度
が向上する。しかも、前枠2 の内部を単に密閉空間25と
するだけでなく、その密閉空間25内に窒素ガス等のガス
を低圧状態で充填しているため、前枠2 の各肉部29,30
にかかる外力に対してガス圧で対向することができ、前
枠2 の剛性、強度が著しく増大する。従って、前枠2 を
中空状に構成し、その内部の密閉空間25にガスを充填す
るという極く簡単な構造であるにも拘わらず、前枠2 の
剛性、強度を十分に確保することができる。
【0014】更に、前枠2 を密閉中空状にし、その密閉
空間25にガスを充填して剛性、強度を確保しているた
め、下金型32及び上金型33の構造も比較的簡単なものに
でき、装着枠部23付きの前枠2 を安価に製作できる。し
かも、前枠2 の各肉部29,30 の厚さを薄くすることが可
能であり、合成樹脂材料34の使用量を大幅に削減するこ
とができると共に、成形時の冷却過程での所謂ヒケや反
りの発生を防止でき、装着枠部23付きの前枠2 を美麗且
つ容易に製作できる。また成形キャビティ37,38 に複雑
な補強リブ成形部を設けて置く必要がないので、金型の
製作も容易且つ安価になる利点がある。前枠2 にはラン
プ孔26、開口27,28 があるが、これらも前枠成形キャビ
ティ37内に突出する筒状部成形具40,41 によって同時に
成形することができる。しかも、ランプ孔26、開口27,2
8 を形成する筒状部31で前枠2 の表裏両側の肉部29,30
を連結しているため、この筒状部31で前枠2 の両肉部2
9,30 を内部側から補強することができ、ランプ孔26、
開口27,28 の周辺部分の強度が向上する。
【0015】また注入ノズル36を成形品2Aから抜いた
後、そのノズル跡45にランナー39から合成樹脂材料34a
を充填してノズル跡45を密封するため、ノズル跡45の密
封も非常に容易に行うことができる。なお、前枠2 の窓
孔4 の周縁部を装着枠部23で補強できるため、これによ
っても前枠2 の剛性、強度が向上する。外枠1 を成形す
る場合にも、前述と略同様な方法で容易に成形すること
ができる。しかし、前枠2 の成形時には、金型32,33 の
型抜き方向とランプ孔26、開口27,28 の方向が一致して
いるので、筒状部成形具40,41 は固定でも良いが、この
外枠1 の場合には、金型32,33 の型抜き方向と取り付け
孔18の方向とが直交しているので、取り付け孔18を成形
するための筒状部成形具は成形キャビティに対して出退
させる必要がある。
【0016】図13乃至図16は本発明の第2実施例を
例示する。図13及び図14に示すように、前枠2 の下
部の開口27,28 の周辺部には、その前後の肉部29,30 を
連結する筒状部46によって取り付け孔47が形成されてい
る。取り付け孔47は後側が大径となるテーパー状であっ
て、前端側は肉部29によって閉塞されている。そして、
この取り付け孔47に螺合するネジ48によって取り付け板
49が前枠2 に固定され、また取り付け板49にはスペーサ
50、取り付け台51を介して発射装置用のモーター52が装
着されている。このような取り付け孔47を有する前枠2
を成形する場合には、図15に示すように、下金型32側
に、成形キャビティ37内に突出するピン状の筒状部成形
具53を各取り付け孔47に対応させて設けて置く。そし
て、成形キャビティ37内に合成樹脂材料34を射出した
後、この合成樹脂材料34内に注入ノズル36から加圧流体
を注入して加圧すると、図16に示すように、成形キャ
ビティ37及び筒状部成形具53に沿って合成樹脂材料34が
略均等に押し付けられるため、第1実施例と同様に成形
することができる。
【0017】以上、本発明の各実施例について説明した
が、本発明はこれらに限定されるものではない。例え
ば、第1実施例の前枠2 は、装着枠部23を一体に備えた
構造としているが、装着枠部23と別体にしても良い。ま
た外枠1 、前枠2 に使用する合成樹脂材料34は、単一材
料でも良いが、色が異なる同種又は異種の複数の合成樹
脂材料34を組み合わせて使用しても良いし、同一色で強
度の異なる合成樹脂材料34を使用して、外枠1 等に要求
される強度の差に応じて各合成樹脂材料34を使い分けて
も良い。更に、外枠1 、前枠2 の構造は、実施例以外の
ものでも良い。その他、アレンジボール機、回転式遊技
機等の各種遊技機の外枠1 、前枠2 についても同様に実
施可能であることは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。即ち、金型32,33 の成形キャビティ37,38 内
に合成樹脂材料34を注入して遊技機枠1,2 を成形するに
際し、注入ノズル36により合成樹脂材料34内に高圧の加
圧流体を注入し、この高圧の加圧流体によって合成樹脂
材料34を成形キャビティ37,38 に沿って加圧して中空状
に成形した後、加圧流体を高圧から低圧に減圧して、低
圧に維持した状態で注入ノズル36を成形キャビティ37,3
8 内の成形品2Aから抜き、その注入ノズル36のノズル跡
45に合成樹脂材料34a を充填して、内部に低圧の流体が
充填された状態で密封するので、内部の密閉空間16,25
に低圧の流体が充填された遊技機枠1,2 を容易に成形す
ることができる。また金型32,33 の成形キャビティ37,3
8 に合成樹脂材料34を案内するランナー39の成形キャビ
ティ37,38 側の端部近傍に、注入ノズル36を成形キャビ
ティ37,38 内に出退自在に備えて置き、成形キャビティ
37,38 内に突出する注入ノズル36により合成樹脂材料34
内に加圧流体を注入して加圧した後、注入ノズル36を抜
いてランナー39からノズル跡45に合成樹脂材料34a を充
填して密封するので、成形用の合成樹脂材料34を密封用
に利用して、ノズル跡45を容易に密封することができ
る。更に成形キャビティ37,38 内に突出し又は突出可能
な筒状部成形具40,41,53を備えて置き、加圧流体によっ
て合成樹脂材料34を成形キャビティ37,38 と筒状部成形
具40,41,53とに沿って加圧して中空状に成形するので、
密閉空間16,25 を挟む両側の肉部19,20 ・29,30 間を連
結する筒状部21,31,46を有する枠1 ,2を容易に成形する
ことができる。また加圧流体として不活性ガス等のガス
を用い、このガスによって合成樹脂材料34を成形キャビ
ティ37,38 の内面に沿って加圧した状態で注入ノズル36
を抜き、注入ノズル36のノズル跡45に合成樹脂材料34a
を充填して密封するので、内部の密閉空間16,25 にガス
を充填した枠1,2 を容易に成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すパチンコ機の斜視図
である。
【図2】本発明の第1実施例を示す外枠と前枠との縦断
面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す外枠と前枠との横断
面図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す外枠の一部切り欠き
斜視図である。
【図5】本発明の第1実施例を示す外枠の取り付け部の
断面図である。
【図6】本発明の第1実施例を示す前枠の斜視図であ
る。
【図7】本発明の第1実施例を示す前枠成形金型装置の
断面図である。
【図8】図7のX−X線断面図である。
【図9】本発明の第1実施例を示す合成樹脂材料の注入
状態の断面図である。
【図10】本発明の第1実施例を示す加圧状態の断面図
である。
【図11】本発明の第1実施例を示す孔密封時の断面図
である。
【図12】本発明の第1実施例を示す孔密封状態の断面
図である。
【図13】本発明の第2実施例を示す前枠の斜視図であ
る。
【図14】本発明の第2実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図15】本発明の第2実施例を示す合成樹脂材料の注
入状態の断面図である。
【図16】本発明の第2実施例を示す加圧状態の断面図
である。
【符号の説明】
1 外枠 2 前枠 7 遊技盤 16,25 密閉空間 18 取り付け孔 19,20,29,30 肉部 21,31,46 筒状部 26,27,28 開口 32 下金型 33 上金型 34,34a 合成樹脂材料 35 射出ノズル 36 注入ノズル 37 前枠成形キャビティ 38 装着枠部成形キャビティ 39 ランナー 40,41,53 筒状部成形具 43 加圧流体供給装置 45 ノズル跡

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型(32)(33)の成形キャビティ(37)(38)
    内に合成樹脂材料(34)を注入して遊技機枠(1)(2)を成形
    するに際し、注入ノズル(36)により合成樹脂材料(34)内
    に高圧の加圧流体を注入し、この高圧の加圧流体によっ
    て合成樹脂材料(34)を成形キャビティ(37)(38)に沿って
    加圧して中空状に成形した後、加圧流体を高圧から低圧
    に減圧して、低圧に維持した状態で注入ノズル(36)を成
    形キャビティ(37)(38)内の成形品(2A)から抜き、その注
    入ノズル(36)のノズル跡(45)に合成樹脂材料(34a) を充
    填して、内部に低圧の流体が充填された状態で密封する
    ことを特徴とする遊技機枠の成形方法。
  2. 【請求項2】 金型(32)(33)の枠成形キャビティ(37)(3
    8)に合成樹脂材料(34)を案内するランナー(39)の成形キ
    ャビティ(37)(38)側の端部近傍に、注入ノズル(36)を枠
    成形キャビティ(37)(38)内に出退自在に備えて置き、枠
    成形キャビティ(37)(38)内に突出する注入ノズル(36)に
    より合成樹脂材料(34)内に加圧流体を注入して加圧した
    後、注入ノズル(36)を抜いてランナー(39)からノズル跡
    (45)に合成樹脂材料(34a) を充填して密封することを特
    徴とする請求項1に記載の遊技機枠の成形方法。
  3. 【請求項3】 成形キャビティ(37)(38)内に突出し又は
    突出可能な筒状部成形具(40)(41)(53)を備えて置き、加
    圧流体によって合成樹脂材料(34)を成形キャビティ(37)
    (38)と筒状部成形具(40)(41)(53)とに沿って加圧して中
    空状に成形することを特徴とする請求項1又は2に記載
    の遊技機枠の成形方法。
  4. 【請求項4】 加圧流体として不活性ガス等のガスを用
    い、このガスによって合成樹脂材料(34)を成形キャビテ
    ィ(37)(38)に沿って加圧した状態で注入ノズル(36)を抜
    き、注入ノズル(36)のノズル跡(45)に合成樹脂材料(34
    a) を充填して密封することを特徴とする請求項1、2
    又は3に記載の遊技機枠の成形方法。
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