JP3065155U - 回転釜 - Google Patents

回転釜

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JP3065155U
JP3065155U JP1999004608U JP460899U JP3065155U JP 3065155 U JP3065155 U JP 3065155U JP 1999004608 U JP1999004608 U JP 1999004608U JP 460899 U JP460899 U JP 460899U JP 3065155 U JP3065155 U JP 3065155U
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JP
Japan
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temperature
pot
gas burner
combustion
kettle
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JP1999004608U
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Inventor
秀康 西山
Original Assignee
日本調理機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転釜のセンサーを入れるための小さな凹部を
作る釜の加工が容易ではなく、しかもこの凹部にはセン
サーとの隙間に油滓などの沈殿物が溜まるが、狭い隙間
で洗浄しにくいために使用につれて滓が残って不衛生で
ある上に、次第にセンサーの周りに沈殿物が固着してセ
ンサーの感度を悪くする。 【解決手段】回転釜の外周部に過加熱の危険温度になる
直前の設定安全温度を検出してガスバーナーの燃焼を止
める外部温度センサーを接触固定し、その周囲を断熱壁
で囲むと共に、釜の周辺に釜内の液中に必要に応じて入
れて液温を検出し、適正な調理液温を維持するようにガ
スバーナーの燃焼具合を制御する出し入れ自在な内部温
度センサーを設置し、前記ガスバーナーを囲んで設けた
燃焼室外筒の上方から内釜と外釜との間にかけて、ラッ
パ状に広がる金属板からなる熱気誘導壁を内釜1に近接
して設け、この熱気誘導壁と内釜との間の狭い間隙に燃
焼排気の排気路を設けてなることを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、煮炊き調理と、揚げ油によるフライ調理とに兼用するようにした 業務用の回転釜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の回転釜には、油の加熱し過ぎを防止するために、釜の内周面の 一部に小さな凹部を設けてこの中に油の温度センサーを設置し、油が一定温度以 上に過剰に加熱された場合にバーナーのガスコックを閉鎖する防火安全装備が施 されている。
【0003】 また、従来の回転釜には内釜とその周囲を囲む外釜との間に大きな間隙の排気 路が構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のように回転釜のセンサーを入れるための小さな凹部を作る釜の加工が容 易ではなく、しかもこの凹部にはセンサーとの隙間に油滓などの沈殿物が溜まる が、狭い隙間で洗浄しにくいために使用につれて滓が残って不衛生である上に、 次第にセンサーの周りに沈殿物が固着してセンサーの感度を悪くするなどの問題 があった。
【0005】 また、従来の回転釜では内釜とその周囲を囲む外釜との間にある排気路がガス バーナーの外径寸法との関係から大きな間隙をもっているため、内釜に接触して これを加熱する排気はごく一部に過ぎないため、多くの熱が無駄になり、熱効率 が悪いという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は前記従来の課題を解決するために、回転釜の外周部に外部温度セン サーを接触固定し、その周囲を断熱壁で囲むと共に、釜の周辺に釜内の液中に必 要に応じて入れて液温を検出する出し入れ自在な内部温度センサーを設置し、通 常の調理に際しては調理に最適な温度に調整するために出し入れ自在な内部温度 センサーで適宜油や湯の温度を検出して、適正な設定調理温度に制御すると共に 、バーナーによる加熱しすぎに際しては、外部温度センサーで危険温度になる直 前の設定安全温度を検出して調理油の燃焼による火災の危険や煮物などの空炊き を未然に防止する。
【0007】 温度センサーが釜内面に設けた小凹部に設置されているため、フライヤーとし て使用する場合に内部の油の温度を正確に検出して油の加熱し過ぎや煮物などの 空炊きを確実に防止する。
【0008】 ガスバーナーを囲んで設けた燃焼室外筒の上方から内釜と外釜との間にかけて 、ラッパ状に広がる金属板からなる熱気誘導壁を内釜に近接して設けたことによ り、この熱気誘導壁と内釜との間の狭い間隙に燃焼排気の流通路が構成され、ガ スバーナーの燃焼排気のほとんどが内釜に接してこれを加熱しながら流通し、回 転釜の熱効率を向上させる。
【0009】
【考案の実施の形態】
回転釜の外周部に外部温度センサーを接触固定することによって、釜本体自体 を何ら加工することなく設置することができ、釜内面に凹部や突起のない平滑な 面として調理滓の残存などをなくすように構成した。
【0010】 熱気誘導壁を内釜に近接して設けることにより、この熱気誘導壁と内釜との間 の狭い間隙に燃焼排気の流通路が構成され、ガスバーナーの燃焼排気のほとんど が内釜に接してこれを加熱しながら流通し、回転釜の熱効率を向上させるように 構成した。
【0011】
【実施例】 図1に示すように、この考案の回転釜は煮炊きを行うための内釜1と、その周 囲を所定間隙を保持して覆うカバー状の外釜2とから構成され、内釜1の底部中 央の下方にはガスバーナー3が設置されている。
【0012】 内釜1の外周部の所用位置に過加熱検出用の外部温度センサー4が接触して設 置され、その上に断面溝型の押さえ板5が当てがわれ、さらにその周囲に断熱材 を内面に張った箱形状等の断熱カバー6が固定されており、この断熱カバー6か ら押さえ板5に向かってねじ込んだ押さえネジ7により、外部温度センサー4は 内釜1の外周面に圧着固定されている。
【0013】 図2に示す第二実施例においては、ガスバーナー3を囲んで設けた燃焼室外筒 8の上方から内釜1と外釜2との間にかけて、ラッパ状に広がる金属板からなる 熱気誘導壁9が内釜1に近接して設けられ、この熱気誘導壁9と内釜1との間の 狭い間隙に燃焼排気の流通路10が設けられ、この流通路10に連通して外釜3 の上部に排気口11が設けられている。
【0014】 図3に示すように、外釜2の周辺には内釜1内の油や湯中に必要に応じて入れ て液温を検出する出し入れ自在な内部温度センサー12がフレキシブルな管13 に接続して設置されている。
【0015】 外部温度センサー4および内部温度センサー12は、それらによって検出され た温度値に応じてガスバーナーの燃焼のオンオフならびに燃焼具合を調節する燃 焼制御装置14に連携され、 そして、通常の調理に際しては調理に最適な温度を得るために、この出し入れ 自在な内部温度センサー12で適宜油や湯などの液温を検出し、この検出温度に 応じて設定調理温度にガスバーナー3の燃焼具合を制御すると共に、ガスバーナ ー3による加熱しすぎに際しては、外部温度センサー4で危険温度になる直前の 設定安全温度を検出してガスバーナーの燃焼を止め、内釜1内の油の燃焼による 火災の危険や煮物などの空炊きを未然に防止する。
【0016】
【考案の効果】
以上の通りこの考案によれば、内釜の外周部に過加熱検出用の外部温度センサ ーを接触固定することによって、釜本体自体を何ら加工することなく設置するこ とができ、釜内面に凹部や突起のない平滑な面として調理滓の残存などをなくす ことができる。
【0017】 そして、通常の調理に際しては調理に最適な温度に調整するために、出し入れ 自在な内部温度センサーで適宜油や湯などの液温を検出し、この検出温度に応じ て設定調理温度にガスバーナーの燃焼具合を制御すると共に、ガスバーナーによ る加熱しすぎに際しては、外部温度センサーで危険温度になる直前の設定安全温 度を検出してガスバーナーの燃焼を止め、内釜内の油の燃焼による火災の危険や 煮物などの空炊きを未然に防止することができる。
【0018】 また、ガスバーナーを囲んで設けた燃焼室外筒の上方から内釜と外釜との間に かけて、ラッパ状に広がる金属板からなる熱気誘導壁を内釜に近接して設けたこ とにより、この熱気誘導壁と内釜との間の狭い間隙に燃焼排気の流通路が構成さ れ、ガスバーナーの燃焼排気のほとんどが内釜に接してこれを加熱しながら流通 し、回転釜の熱効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の回転釜部分の一実施例を示す縦断正
面図である。
【図2】この考案の回転釜部分の他の実施例を示す縦断
正面図である。
【図3】この考案の内部および外部温度センサーの構成
態様を示す概要図である。
【符号の説明】
1 内釜 2 外釜 3 ガスバーナー 4 外部温度センサー 5 押さえ板 6 断熱カバー 7 押さえネジ 8 燃焼室外筒 9 熱気誘導壁 10 流通路 11 排気口 12 内部温度センサー 13 管 14 燃焼制御装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転釜の外周部に過加熱の危険温度にな
    る直前の設定安全温度を検出してガスバーナーの燃焼を
    止める外部温度センサーを接触固定し、その周囲を断熱
    壁で囲むと共に、釜の周辺に釜内の液中に必要に応じて
    入れて液温を検出し、適正な調理液温を維持するように
    ガスバーナーの燃焼具合を制御する出し入れ自在な内部
    温度センサーを設置してなることを特徴とする回転釜。
  2. 【請求項2】 回転釜の外周部に過加熱の危険温度にな
    る直前の設定安全温度を検出してガスバーナーの燃焼を
    止める外部温度センサーを接触固定し、その周囲を断熱
    壁で囲むと共に、釜の周辺に釜内の液中に必要に応じて
    入れて液温を検出し、適正な調理液温を維持するように
    ガスバーナーの燃焼具合を制御する出し入れ自在な内部
    温度センサーを設置し、前記ガスバーナーを囲んで設け
    た燃焼室外筒の上方から内釜と外釜との間にかけて、ラ
    ッパ状に広がる金属板からなる熱気誘導壁を内釜1に近
    接して設け、この熱気誘導壁と内釜との間の狭い間隙に
    燃焼排気の排気路を設けてなることを特徴とする回転
    釜。
JP1999004608U 1999-06-24 1999-06-24 回転釜 Expired - Lifetime JP3065155U (ja)

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JP (1) JP3065155U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105476444A (zh) * 2014-12-08 2016-04-13 三次火炉工程公司 防止局部过热结构的旋转锅
JP2016067661A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 ホシザキ電機株式会社 フライヤー

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JP2016067661A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 ホシザキ電機株式会社 フライヤー
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