JP3065089U - 人工増毛用容器 - Google Patents

人工増毛用容器

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JP3065089U
JP3065089U JP1999005619U JP561999U JP3065089U JP 3065089 U JP3065089 U JP 3065089U JP 1999005619 U JP1999005619 U JP 1999005619U JP 561999 U JP561999 U JP 561999U JP 3065089 U JP3065089 U JP 3065089U
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grooves
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俊太郎 秦
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オリエンタル工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪の薄い部分にヘアパウダーを正確に、か
つ良好に散布できる人工増毛用容器を得ること。 【解決手段】 上端部に口部21をもつ有底筒状の容器
本体2と、口部21の開口端に着脱可能に取り付けられ
る多数の排出孔31もつ中栓3と、口部21周りに着脱
可能に取り付けられるキャップ4とから成る人工増毛用
容器において、容器本体2の断面形状を長方形状に形成
すると共に、該本体2の下部の長手方向両端に摘みによ
り内方へ弾性的に変形可能なアコーデオン状の押圧部2
2,22を形成し、エアの吹き出しにより容器本体2内
に収容されたヘアパウダーAを中栓3の排出孔31から
正確に所望の箇所に散布可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、毛髪の薄い部分にヘアパウダー(特殊微細毛)を散布し、豊髪状態 にする人工増毛用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の人工増毛用容器は、有底円筒状の容器本体の上端部に口部が形 成され、該口部の開口端に多数の排出孔もつ中栓が着脱可能に取り付けられてい ると共に、口部の外周にキャップが螺着された構成となっている。そして、容器 本体内には、ヘアパウダーが収容され、使用時にはキャップを口部から外し、毛 髪の薄い部分の上部で容器本体を逆さ状に持ち、該本体を上下に振ってヘアパウ ダーを中栓の排出孔から所望する箇所に振りかけ散布するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記した人工増毛用容器にあっては、容器本体を上下に振って振り かけ散布するものであるから、中栓の排出孔から散布されるヘアパウダーの散布 方向が定まりにくく、ヘアパウダーを所望する箇所に正確に散布しずらい問題が あった。その上、ヘアパウダーを中栓の排出孔から振りかけて散布するため、該 排出孔から散布されるヘアパウダーが不均一になり易い問題もあった。
【0004】 そこで、本考案は容器本体内のエアの吹き出し作用により毛髪の薄い部分にヘ アパウダーを正確に、かつ良好に散布できる人工増毛用容器の提供を課題とする 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願の請求項1の考案は、上端部に口部21をもつ 有底筒状の容器本体2と、該本体2の口部21の開口端に着脱可能に取り付けら れる多数の排出孔31もつ中栓3と、口部21周りに着脱可能に取り付けられる キャップ4とから成る手動散布式の人工増毛用容器において、上記容器本体2の 断面形状を長方形状に形成すると共に、該本体2の下部の長手方向両端に摘みに より内方へ弾性的に変形可能なアコーデオン状の押圧部22,22を形成したこ とを特徴とする。
【0006】 また、請求項2の考案は、上記押圧部22,22の摘みによる容器本体内のエ アの吹き出し量や強さを良好に設定するために、請求項1の構成に加えて押圧部 22を、二本の溝23,24により形成し、これらの溝23,24のうち、一方 の溝23を容器本体2における底壁2aの長手方向一端側において前後方向に延 びる底溝部23aと、該底溝部23aの前後端から前後壁2b,2cの上下方向 中間部に延びる縦溝部23b,23cと、これら縦溝部23b,23cの上方延 長端から横方向に延びかつ一方の側壁2dの中間部で連続する横溝部23dとに より環状に形成し、他方の溝24を、上記一方の溝23の少なくとも前後壁2b ,2c部分における縦溝部23b,23cと側壁2d部分における横溝部23d と所定間隔を置いて層状に平行する縦溝部24b,24cと横溝部24dとによ り形成したことを特徴とする。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図面は、本実施の形態に係る人工増毛用容器を示し、該容器1は、図1〜図3 に示されているように、上端部に口部21をもつ断面長方形の有底筒状の容器本 体2と、上記口部21の開口端に嵌め合いにより着脱可能に取り付けられる多数 の排出孔31もつ中栓3と、口部21の外周に形成された螺子部21aに螺着さ れるキャップ4とから構成される。また、上記容器本体2内には、図3に示され ているようにヘアパウダーAが収容される。
【0008】 そして、上記容器本体2の下部の長手方向となる左右方向両端に摘みにより内 方へ弾性的に変形可能なアコーデオン状の押圧部22,22が形成されている。 これらの押圧部22,22は、図1,2示されているように、二本の溝23,2 4により形成される。これらの溝23,24のうち一方の溝23は、容器本体2 における底壁2aの長手方向一端側において前後方向に延びる底溝部23aと、 該底溝部23aの前後端から前後壁2b,2cの上下方向中間部に延びる縦溝部 23b,23cと、これら縦溝部23b,23cの上方延長端から横方向に延び かつ一方の側壁2dの中間部で連続する横溝部23dとにより環状に形成されて いる。また、他方の溝24は、一方の溝23の前後壁2b,2c部分における縦 溝部23b,23cと側壁2d部分における横溝部23dと所定間隔を置いて平 行する縦溝部24b,24cと横溝部24dとにより形成されている。こうして 両溝23,24が二層状に形成されて、摘みにより内方へ弾性的に変形可能なア コーデオン状の押圧部22,22が形成されている。
【0009】 なお、図4に示すように上記溝24にも溝23と同様に、容器本体2の底壁2 aに縦溝部24aを形成し、該溝24を底壁2aと前後壁2b,2cと側壁2d とにわたる環状として、押圧部22を二層の環状溝23,24で形成してもよい 。
【0010】 次に、上記した人工増毛用容器を使用する場合の動作について説明する。 まず、使用時には容器本体2の口部21からキャップ4を外す。次に、図5に 示すように毛髪の薄い部分の上部で容器本体2を逆さ状に持ち、その状態を維持 したまま、つまり、静止状態のまま該本体2の押圧部22,22を摘んで内方へ 弾性的に変形させることにより、ヘアパウダーAを中栓3の排出孔31からエア による吹き出し作用を利用して散布する。
【0011】 これにより、従来のように、容器本体2を上下に振りながら散布する必要がな いので、中栓3の排出孔31から散布されるヘアパウダーAの散布方向を正確に 定めることが可能となり、ヘアパウダーAを所望する箇所に正確に散布すること ができる。また、ヘアパウダーAが中栓3の排出孔31からエアによる吹き出し 作用により散布されるから、ヘアパウダーAが固まり状に落下するのを抑えて、 均一状に散布し易くなる。
【0012】 その場合、上記押圧部22が縦溝部23b,23c又は縦溝部24b,24c を有する二本の溝23,24により二層状に形成されているので、摘み時アコー デオン機能により押圧部22の内方へ弾性変形が良好に行われる。また、上記各 溝23,24には、アコーデオン機能を発揮させるための縦溝部23b,23c 及び縦溝部24b,24cの他に、これらの縦溝部23b,23c及び縦溝部2 4b,24cの上方延長端から横方向に延びかつ一方の側壁2dの中間部で連続 する横溝部23d及び横溝部24dと、底溝部23aとが形成されているので、 これらの縦溝部と横溝部と底溝部とによって、押圧部22,22の剛性や変形量 を任意に設定することが可能となる。さらに、上記各縦溝部23b,23c,2 4b,24cと横溝部23d,24dの容器本体2の内方への突出により、容器 本体2内でのエアの流動作用を適宜規制することができて、中栓3の排出孔31 から吹き出されるエアの強さや量を適正に設定することができる。
【0013】 なお、容器本体2の口部21に対して中栓3が取り外し可能となっているので 、容器本体2内のヘアパウダーAがなくなった場合には、口部21から中栓3を 外し、例えばヘアパウダーAのスペアー用パック(図示せず)の先端をハサミで 切り、該パックのヘアパウダーAを,口部21から容器本体2内に充填すること により、繰り返し容器本体2を使用することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、上端部に口部21をもつ有底筒状の容器本体2 と、該本体2の口部21の開口端に着脱可能に取り付けられる多数の排出孔31 もつ中栓3と、口部21周りに着脱可能に取り付けられるキャップ4とから成る 手動散布式の人工増毛用容器において、上記容器本体2の断面形状が長方形状に 形成されていると共に、該本体2の下部の長手方向両端に摘みにより内方へ弾性 的に変形可能なアコーデオン状の押圧部22,22が形成されているから、毛髪 の薄い部分の上部で容器本体2を逆さ状に持ち、その状態を維持したまま該本体 2の押圧部22,22を摘んで内方へ弾性的に変形させることにより、ヘアパウ ダーAを中栓3の排出孔31からエアによる吹き出し作用を利用して散布するこ とができる。これにより、中栓3の排出孔31から散布されるヘアパウダーAの 散布方向を正確に定めることが可能となり、ヘアパウダーAを所望する箇所に正 確に散布することができる。その上、ヘアパウダーAを中栓3の排出孔31から 吹き出し作用を利用して散布できるから、ヘアパウダーAが固まり状に落下する のを抑えて、均一状に散布し易くなる。
【0015】 また、上記押圧部22を、二本の溝23,24により形成し、これらの溝23 ,24のうち、一方の溝23を容器本体2における底壁2aの長手方向一端側に おいて前後方向に延びる底溝部23aと、該底溝部23aの前後端から前後壁2 b,2cの上下方向中間部に延びる縦溝部23b,23cと、これら縦溝部23 b,23cの上方延長端から横方向に延びかつ一方の側壁2dの中間部で連続す る横溝23dとにより環状に形成し、他方の溝24を、上記一方の溝23の少な くとも前後壁2b,2c部分における縦溝23b,23cと側壁2d部分におけ る横溝23dと所定間隔を置いて層状に平行する縦溝24b,24cと横溝24 dとにより形成すれば、上記縦溝部23b,23c又は縦溝部24b,24cを 有する二本の溝23,24により上記押圧部22,22を二層状に形成できるの で、摘み時アコーデオン機能により押圧部22,22の内方へ弾性変形を良好に 行わせることができる。しかも、上記各溝23,24には、上記縦溝部23b, 23c及び縦溝部24b,24cの他に、これらの縦溝部23b,23c及び縦 溝部24b,24cの上方延長端から横方向に延びかつ一方の側壁2dの中間部 で連続する横溝部23d及び横溝部24dと、底溝部23aとが形成されている ので、これらの縦溝部と横溝部と底溝部とによって、押圧部22,22の剛性や 変形量を任意に設定することが可能となると共に、縦溝部23b,23c,24 b,24cと横溝部23d,24dとの容器本体2の内方への突出により容器本 体2内でのエアの流動作用を適宜規制することができて、中栓3の排出孔31か ら吹き出されるエアの強さや量を適正に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る人工増毛用容器の正面図であ
る。
【図2】 同容器の側面図である。
【図3】 同容器の縦断面図である。
【図4】 同容器における押圧部の別の実施の形態を示
す正面図である。
【図5】 同容器の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 人工増毛用容器 2 容器本体 2a 底壁 2b 前壁 2c 後壁 2d,2d 側壁 3 中栓 4 キャップ 22,22 押圧部 23,24 溝 23a,24a 底溝部 23b,23c 縦溝部 24b,24c 縦溝部 23d,24d 横溝部 31 排出孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部に口部21をもつ有底筒状の容器
    本体2と、該本体2の口部21の開口端に着脱可能に取
    り付けられる多数の排出孔31もつ中栓3と、口部21
    周りに着脱可能に取り付けられるキャップ4とから成る
    手動散布式の人工増毛用容器において、上記容器本体2
    の断面形状が長方形状に形成されていると共に、該本体
    2の下部の長手方向両端に摘みにより内方へ弾性的に変
    形可能なアコーデオン状の押圧部22,22が形成され
    ていることを特徴とする人工増毛用容器。
  2. 【請求項2】 押圧部22は、二本の溝23,24によ
    り形成され、これらの溝23,24のうち、一方の溝2
    3が容器本体2における底壁2aの長手方向一端側にお
    いて前後方向に延びる底溝部23aと、該底溝部23a
    の前後端から前後壁2b,2cの上下方向中間部に延び
    る縦溝部23b,23cと、これら縦溝部23b,23
    cの上方延長端から横方向に延びかつ一方の側壁2dの
    中間部で連続する横溝部23dとにより環状に形成され
    ており、他方の溝24が、上記一方の溝23の少なくと
    も前後壁2b,2c部分における縦溝部23b,23c
    と側壁2d部分における横溝部23dと所定間隔を置い
    て層状に平行する縦溝部24b,24cと横溝部24d
    とにより形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の人工増毛用容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014196121A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 株式会社吉野工業所 二重容器

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