JPH0635183U - エアゾール容器 - Google Patents

エアゾール容器

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Publication number
JPH0635183U
JPH0635183U JP5936692U JP5936692U JPH0635183U JP H0635183 U JPH0635183 U JP H0635183U JP 5936692 U JP5936692 U JP 5936692U JP 5936692 U JP5936692 U JP 5936692U JP H0635183 U JPH0635183 U JP H0635183U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
contents
aerosol container
extension conduit
nozzle hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP5936692U
Other languages
English (en)
Inventor
範彦 桜井
佳一 佐藤
Original Assignee
鐘紡株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 鐘紡株式会社 filed Critical 鐘紡株式会社
Priority to JP5936692U priority Critical patent/JPH0635183U/ja
Publication of JPH0635183U publication Critical patent/JPH0635183U/ja
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 身体局部に、制汗剤、防虫剤、消臭剤等の内
容物を、着衣のまま、身体に不快感を与えることなく噴
霧することのできるエアゾール容器を提供する。 【構成】 エアゾール容器のヘッド(3)に、ノズル孔
(3A)に連通する延長導管(5)を取り外し可能に取
り付けるとともに、この延長導管(5)の先端部(5
B)に球状の多孔体(6)を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば制汗剤、防虫剤、消臭剤等の内容物を噴射剤の高圧ガスによ り吐出させるエアゾール容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、制汗剤、防虫剤、消臭剤等の内容物を噴射剤の高圧ガスにより吐出さ せるエアゾール容器としては、図3に示すようなものが使用されている。図にお いて、(1)は金属、合成樹脂等の材料により有底筒状に形成された容器本体で あって、この容器本体(1)の上部開口部はバルブ(2)によって気密に施蓋さ れている。そして、バルブ(2)の上端中央部には、前面にノズル孔(3A)を 開口したヘッド(3)が押動可能に接続されており、このヘッド(3)を押動す ることによってバルブ(2)内の弁機構(図示せず)が開き、容器本体(1)に 充填された制汗剤、防虫剤、消臭剤等の内容物が高圧ガスによってノズル孔(3 A)より外部へ円錐状に噴霧されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来のエアゾール容器は、ヘッド(3)のノズル孔(3A )から内容物を円錐状に広範囲に飛散させるものであるため、噴霧しようとする 部位以外にも内容物が付着してしまい、衣服に染みができたり周囲を汚染したり といった問題を避けることができなかった。しかし、わざわざ着衣を脱いで身体 に制汗剤等を噴霧することは極めて不便であるため、この噴霧機構についての改 良が望まれていた。また、噴霧しようとする部位が小さい場合であってもヘッド の押し下げによりある程度の量の内容物は噴霧されてしまうため、噴霧ロスが多 くなるという欠点もあった。
【0004】 そこで、上述の問題点を解決し、汗や体臭の発生しやすい奥まった局部に対し ても容易に内容物の噴霧をすることのできるものとして、ノズル孔に合成樹脂製 の延長導管を接続し、この延長導管から内容物を噴霧するようにしたものが提案 されている。しかしながら、このようにすると内容物と高圧ガスとが肌の一箇所 に集中して噴射されるため、使用感が著しく悪くなることを免れなかった。
【0005】 本考案は、上述のような問題点を解決するためになされたものであって、不快 感を与えることなく、着衣のまま身体局部に制汗剤、防虫剤、消臭剤等の内容物 を無駄なく噴霧することのできるエアゾール容器の提供を目的とするものである 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案が採用する構成の特徴は、エアゾール容器 のヘッドに、ノズル孔に連通する延長導管を取り外し可能に取り付けるとともに 、この延長導管の先端部に球状の多孔体を設けたことにある。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。尚、図3に示し前述した従来 技術と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略することとする。
【0008】 図1に示す通り、このエアゾール容器のヘッド(3)には、その前面のノズル 孔(3A)の開口された部分に延長導管(5)の嵌合部(4)を凹設し、この嵌 合部(4)に延長導管(5)の基端部(5A)を取り外し可能に嵌合させて取り 付けている。この延長導管(5)は、ノズル孔(3A)と連通しており、ヘッド (3)を押動することにより、内容物と高圧ガスとがノズル孔(3A)から延長 導管(5)を通り、延長導管(5)の先端部(5B)から吐出されるようになっ ている。
【0009】 また、延長導管(5)の先端部(5B)には、合成樹脂を球状に形成した多孔 体(6)をインモールド成形により取り付けており、延長導管(5)の先端部( 5B)から吐出される内容物は、この多孔体(6)を介して霧状に噴射されるよ うになっている。このようにすると、内容物と高圧ガスの圧力とが多孔体(6) によって分散低減され、身体部位に不快感を与えることなく脇の下のように狭い 部位や身体の折り曲げ部位にも局部的に容易に内容物を噴射することが可能にな る。そして、この多孔体(6)は、延長導管(5)とともにヘッド(3)から取 り外すことができるようになっているので、汚れた場合には取り外して洗浄をす ることができるし、更に不要なときにはこれを取り外して通常のノズル孔(3A )から内容物を噴霧させるようにすることもできる。
【0010】 尚、この球状の多孔体(6)は、特に合成樹脂製に限定されず、例えばセラミ ックス、金属等を用いてこれらを球体の略中心部より放射状に連続気孔を有する ように形成して得ることができる。また、この多孔体(6)は、延長導管(5) とインモールド成形、超音波接着で溶着して一体化しても、別部品として延長導 管(5)の先端部(5B)に嵌着してもよい。
【0011】 図2は、他の実施例を示している。この実施例のものは、延長導管(5)をス パイラル状にフレキシブルに形成しており、例えば袖の下等に延長導管(5)を 入れた場合、これが身体の角度に応じて自在に屈曲していき、途中で身体に突き ささって操作が行い難くなるようなことがなく、所望の部位に容易に内容物を噴 霧できる利点を有している。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、本考案のエアゾール容器によれば、制汗剤、防虫剤、消臭剤等 の内容物を、脇の下のように狭い部位や身体の折り曲げ部位にも局部的に容易に 無駄なく噴射することが可能となり、従来のように衣服に染みをつくったり周囲 を汚したりといった問題が解消される。また、内容物を噴出する延長導管の先端 部に設けた多孔体により内容物と高圧ガスの圧力とが分散低減され、身体に不快 感を与えることなく快適に内容物の噴霧を行うことができる。更に、このエアゾ ール容器は、多孔体を延長導管とともにヘッドから取り外すことができる構成に なっており、多孔体が汚れた場合にはヘッドからこれを取り外して洗浄をするこ とができるし、また不要なときには取り外して通常のノズル孔から内容物を噴霧 させるようにすることもできるため、各種内容物のエアゾール容器として、幅広 く利用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエアゾール容器の一実施例を示す部分
断面図である。
【図2】本考案の他の実施例のヘッド部分を示す図であ
る。
【図3】従来技術によるエアゾール容器の部分断面図で
ある。
【符号の説明】
1 容器本体 2 バルブ 3 ヘッド 3A ノズル孔 4 嵌合部 5 延長導管 5A 基端部 5B 先端部 6 多孔体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体(1)と、容器本体(1)の上
    部を施蓋するバルブ(2)と、バルブ(2)に押動可能
    に接続されたヘッド(3)と、ヘッド(3)の前面に開
    口されてヘッド(3)の押し下げにより上記容器本体
    (1)内の内容物を吐出するノズル孔(3A)とを備え
    るエアゾール容器において、上記ヘッド(3)に、ノズ
    ル孔(3A)に連通する延長導管(5)を取り外し可能
    に取り付けるとともに、この延長導管(5)の先端部
    (5B)に球状の多孔体(6)を設けてなることを特徴
    とする吐出容器。
JP5936692U 1992-07-30 1992-07-30 エアゾール容器 Pending JPH0635183U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005218940A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Daizo:Kk エアゾール容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005218940A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Daizo:Kk エアゾール容器
JP4542794B2 (ja) * 2004-02-04 2010-09-15 株式会社ダイゾー エアゾール容器

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