JP3065058U - マイクロコンピュ―タおよび電子装置 - Google Patents

マイクロコンピュ―タおよび電子装置

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JP3065058U
JP3065058U JP1999004095U JP409599U JP3065058U JP 3065058 U JP3065058 U JP 3065058U JP 1999004095 U JP1999004095 U JP 1999004095U JP 409599 U JP409599 U JP 409599U JP 3065058 U JP3065058 U JP 3065058U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】待機モードの消費電流が微少である構成とした
ときにも、動作モードに移行したとき、動作電源の電圧
が規格値より低い電圧となることを防止する。 【課題解決手段】動作モード時より消費電流が減少する
待機モードが設けられたマイクロコンピュータ5は、待
機モードの状態から制御を行う状態に移行するときに
は、動作モードと待機モードとを交互に繰り返した後、
継続した動作モードに移行する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、待機モードの状態から制御を行う状態に移行するときには、動作モ ードと待機モードとを交互に繰り返した後、継続した動作モードに移行するマイ クロコンピュータに関すると共に、制御用のマイクロコンピュータが、待機モー ドの状態から制御を行う状態に移行するときには、動作モードと待機モードとを 交互に繰り返した後、継続した動作モードに移行する電子装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
装置の制御を行うマイクロコンピュータには、装置が動作を停止する待機状態 となるときにも、直流電圧が供給される場合が多い。このため、装置が待機状態 となるときの消費電力を減少させる目的から、マイクロコンピュータに間欠的に 動作電源を供給すると共に、このときの不具合の発生を防止する従来技術が、実 公平7−10417号として提案されている。
【0003】 すなわち、この技術では、電源が供給されたときから、CPUリセット回路に よってCPU処理回路がリセットされるまでの期間を含む不安定動作期間では、 I/Oポート制御回路を通じて、CPUリセット回路により、I/Oポートの信 号の入出力を遮断している。そして、CPU処理回路が安定動作期間に入り、I /Oポート制御回路を通じて、CPUリセット回路により、I/Oポートの信号 の入出力の禁止が解除されると、CPU制御回路はプログラムに従って制御に必 要な一連の信号処理を行う。そして、一連の信号処理が終了すると、CPU処理 回路から、I/Oポートを通じて、タイマー回路にセット信号を出すことにより 、間欠的な電源の供給のためのタイマーを起動している。このため、間欠的に動 作電源を供給するときにも、I/Oポートのリセットが行われないことによる不 具合の発生が防止されている。
【0004】 しかしながら上記構成を用いた場合では、タイマ回路とI/Oポート制御回路 とを追加する必要があり、ハードウエアの規模が拡大するという問題が生じる。 このため、マイクロコンピュータに、消費電力が少なくなる待機モードを備えた チップを用いることにより、装置が停止状態となるときの消費電力を低減する技 術が提案されている。図4は、このような構成のマイクロコンピュータを備えた 装置の回路構成を示しており、図5は、その動作を示している。
【0005】 すなわち、この技術では、装置の動作を停止させるときには、直流出力31, 32の電圧を、動作状態の約1/3の電圧まで低下させている。一方、動作状態 における直流出力31の電圧は9V、直流出力32の電圧は28Vとなっている 。従って、停止状態となるときには、直流出力31の電圧は約3V、直流出力3 2の電圧は約10Vとなる。このため、動作状態では、スイッチ回路2の接続を 開き、トランジスタQ3のコレクタに直流出力31のみを導くことによって、安 定化された5Vの直流出力35をマイクロコンピュータ75に供給している。一 方、動作の停止状態となるときには、スイッチ回路2の接続を閉じ、直流出力3 2をトランジスタQ3のコレクタに導くことによって、安定化された5Vの直流 出力35をマイクロコンピュータ75に供給している。従って、装置の動作状態 と停止状態との双方において、マイクロコンピュータ75には、安定化された5 Vの電圧が供給される。そして、装置の動作が停止状態となるときには、マイク ロコンピュータ75を待機モードとすることにより、消費電力の低減を行ってい る。そして、待機モードの状態(ステップS11,S12)から、制御を開始す る状態に移行するときには、マイクロコンピュータ5は、直ちに、継続した動作 モードに移行し、所定の制御を開始している(ステップS13)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記構成を用いた場合では、以下に示す問題が生じていた。すな わち、装置が動作を停止しているときの消費電力を、より少なくする目的から、 マイクロコンピュータ75に、待機モード時の消費電流が数μAとなるようなチ ップを用いると、待機モードの状態において動作開始の指示を待つ状態から、ス テップS13の継続した動作モードに変化すると、消費電流が、突然に、数万倍 に増加する。
【0007】 一方、スイッチング電源は、二次側の消費電流が微少であるときには間欠的な スイッチングを行う。従って、直流出力32の電流が数万倍に増加すると、スイ ッチング電源は、この増加に即座に対応することができず、直流出力32の電圧 が、図6に示すように、マイクロコンピュータ75が待機モードから動作モード に移行した直後の期間t7において、6V以下に低下するという現象を招く。こ のため、マイクロコンピュータ75に供給される直流出力35の電圧が、期間t 7において、規格上の最低値より低い電圧となる。従って、マイクロコンピュー タ75の動作が保証されなくなり、装置としての信頼性が低下する。このことを 解消するためには、平滑用のコンデンサC2の容量、あるいは、コンデンサC4 の容量を増加させればよいが、この場合では、コンデンサC2,C4の形状の大 型化と部品価格の上昇とを招くことになる。また、上記スイッチング電源以外の 電源として、ドロッパ型電源等を用いることもできるが、これらは減電特性が悪 いので、スイッチング電源を用いることが主流となっている。
【0008】 本考案は上記課題を解決するため創案されたものであって、請求項1記載の考 案の目的は、待機モードの状態から制御を行う状態に移行するときには、マイク ロコンピュータ自身の消費電流の平均値を段階的に増加させることにより、待機 モードの消費電流が微少である構成としたときにも、待機モードから動作モード に移行したとき、供給される動作電源の電圧が規格値より低い電圧となることを 防止することのできるマイクロコンピュータを提供することにある。
【0009】 また請求項2記載の考案の目的は、上記目的に加え、動作モードと待機モード とを交互に繰り返す期間においては、待機モードの期間に対する動作モードの期 間の比率を、小さい比率から大きい比率に順次変化させることによって、消費電 流の増加率を、より小さい値に抑制することのできるマイクロコンピュータを提 供することにある。
【0010】 また請求項3記載の考案の目的は、上記目的に加え、待機モードの期間を設定 可能なタイマを備えた構成とすることにより、外部回路を追加することなく、動 作モードと待機モードとを交互に繰り返すことのできるマイクロコンピュータを 提供することにある。
【0011】 また請求項4記載の考案の目的は、待機モードの状態から制御を行う状態に移 行するときには、マイクロコンピュータの消費電流の平均値を段階的に増加させ ることにより、待機モードの消費電流が微少であるマイクロコンピュータを使用 したときにも、待機モードから動作モードに移行したとき、マイクロコンピュー タに供給される動作電源の電圧が、規格値より低い電圧となることを防止するこ とのできる電子装置を提供することにある。
【0012】 また請求項5記載の考案の目的は、上記目的に加え、動作モードと待機モード とを交互に繰り返す期間においては、待機モードの期間に対する動作モードの期 間の比率を、小さい比率から大きい比率に順次変化させることによって、消費電 流の増加率を、より小さい値に抑制することのできる電子装置を提供することに ある。
【0013】 また請求項6記載の考案の目的は、上記目的に加え、待機モードの期間を設定 可能なタイマを備えたマイクロコンピュータを用いることにより、外部回路を追 加することなく、マイクロコンピュータに動作モードと待機モードとを交互に繰 り返させることのできる電子装置を提供することにある。
【0014】 また請求項7記載の考案の目的は、上記目的に加え、装置に動作開始の指示を 与えたとき送出される信号を用いて、マイクロコンピュータのモードを、待機モ ードから動作モードに移行させることにより、待機モードにあるマイクロコンピ ュータを動作モードに移行させるための回路の追加を不要とすることのできる電 子装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1記載の考案に係るマイクロコンピュータは、 動作モードと、動作モード時より消費電流が減少する待機モードとの2種のモー ドが設けられ、待機モードの状態から、制御対象の制御を行う状態に移行すると きには、動作モードと待機モードとを交互に繰り返した後、継続した動作モード に移行する構成としている。すなわち、動作モードと待機モードとを交互に繰り 返す期間では、消費電流の平均値は、動作モード時の消費電流より少ない値とな る。従って、待機モードの状態から、動作モードと待機モードとを交互に繰り返 す状態に移行するときの消費電流の平均値の増加率は、抑制された値となる。ま た、動作モードと待機モードとを交互に繰り返す状態から、継続した動作モード に移行するときの消費電流の平均値の増加率は、抑制された値となる。
【0016】 また請求項2記載の考案に係るマイクロコンピュータは、上記構成に加え、動 作モードと待機モードとを交互に繰り返す期間をモード交替期間とするとき、モ ード交替期間においては、待機モードの期間に対する動作モードの期間の比率を 、小さい比率から大きい比率に順次変化させる構成としている。すなわち、モー ド交替期間においては、消費電流の平均値は段階的に増加する。
【0017】 また請求項3記載の考案に係るマイクロコンピュータは、上記構成に加え、設 定された期間を計時するタイマが設けられたマイクロコンピュータに適用し、モ ード交替期間において動作モードから待機モードに移行するときには、前記タイ マに待機モードの期間を設定した後、前記タイマに計時動作を開始させ、前記タ イマの計時期間が終了したときには動作モードに移行する構成としている。すな わち、動作モードと待機モードとを交互に繰り返す期間においては、内蔵したタ イマによって、待機モードから動作モードへの移行を起動される。
【0018】 また請求項4記載の考案に係る電子装置は、動作モードと、動作モード時より 消費電流が減少する待機モードとの2種のモードが設けられ、待機モードの状態 から、制御対象の制御を行う状態に移行するときには、動作モードと待機モード とを交互に繰り返した後、継続した動作モードに移行するマイクロコンピュータ と、前記マイクロコンピュータに動作電源を供給するスイッチング電源とを備え た構成としている。すなわち、動作モードと待機モードとを交互に繰り返す期間 では、マイクロコンピュータの消費電流の平均値は、動作モード時の消費電流よ り少ない値となる。従って、待機モードの状態から、動作モードと待機モードと を交互に繰り返す状態に移行するときのマイクロコンピュータの消費電流の平均 値の増加率は、抑制された値となる。また、動作モードと待機モードとを交互に 繰り返す状態から、継続した動作モードに移行するときの消費電流の平均値の増 加率は、抑制された値となる。
【0019】 また請求項5記載の考案に係る電子装置は、上記構成に加え、前記マイクロコ ンピュータが動作モードと待機モードとを交互に繰り返す期間をモード交替期間 とするとき、モード交替期間においては、前記マイクロコンピュータは、待機モ ードの期間に対する動作モードの期間の比率を、小さい比率から大きい比率に順 次変化させる構成としている。すなわち、モード交替期間においては、マイクロ コンピュータの消費電流の平均値は、段階的に増加する。
【0020】 また請求項6記載の考案に係る電子装置は、上記構成に加え、前記マイクロコ ンピュータには、設定された期間を計時するタイマが設けられた構成に適用し、 前記マイクロコンピュータは、モード交替期間において動作モードから待機モー ドに移行するときには、前記タイマに待機モードの期間を設定した後、前記タイ マに計時動作を開始させ、前記タイマの計時期間が終了したときには、動作モー ドに移行する構成としている。すなわち、動作モードと待機モードとを交互に繰 り返す期間においては、待機モードにあるマイクロコンピュータは、内蔵したタ イマによって、動作モードへの移行を起動される。
【0021】 また請求項7記載の考案に係る電子装置は、上記構成に加え、前記マイクロコ ンピュータにより動作が制御され、商用電源の供給状態において動作の停止状態 にあるとき、動作開始の指示が与えられると動作開始信号を送出する負荷回路を 備えた構成に適用し、前記マイクロコンピュータは、待機モードにあるとき、前 記動作開始信号が送出されると、待機モードから動作モードに移行する動作を開 始する構成としている。すなわち、待機モードにあるマイクロコンピュータは、 負荷回路から送出される動作開始信号により、動作モードへの移行が起動される ことになる。
【0022】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の実施例の形態を、図面を参照しつつ説明する。 図1は、本考案に係るマイクロコンピュータおよび電子装置の一実施形態の電 気的構成を示す回路図であり、大別すると、スイッチング電源1、スイッチ回路 2、定電圧回路3、負荷回路4、マイクロコンピュータ5、および、複数の素子 を備えている。なお、図4に示す構成と同一となるブロックおよび素子には、図 4における符号と同一符号を付与している
【0023】 スイッチング電源1は、RCC方式のスイッチング電源となっており、9Vの 直流出力31、28Vの直流出力32、および、その他の電圧の直流出力(図示 を省略)を生成し、負荷回路4とマイクロコンピュータ5とに供給する。なお、 出力34を介して、マイクロコンピュータ5から、直流出力31,32の電圧を 低下させる出力が与えられると、スイッチング電源1は、直流出力31,32の 電圧を、上記した電圧の1/3の電圧に低下させる。
【0024】 スイッチ回路2は、マイクロコンピュータ5からの出力に従って、直流出力3 2と定電圧回路3の入力との接続を開閉するブロックとなっている。そして、通 常の動作状態となる場合には接続が開かれ、直流出力31を定電圧回路3の入力 に導く。また、待機状態となるときには接続が閉じられ、直流出力32を定電圧 回路3の入力に導く。定電圧回路3は、入力された電圧を5Vに安定化するブロ ックとなっており、安定化した5Vの直流出力をマイクロコンピュータ5に供給 する。また、負荷回路4は、本実施形態では、テレビ回路部となっている。また 、マイクロコンピュータ5は、テレビとしての主要動作を制御するため、制御対 象である負荷回路4の動作を制御するブロックとなっている。
【0025】 各ブロック1〜5を詳細に説明する。 スイッチング回路14は、フォトカプラ15の出力電流に対応して、トランス 17の一次コイルに流れる電流をスイッチングすることにより、直流出力31, 32の電圧を所定電圧に安定化するブロックとなっている。また、ダイオードD 1とコンデンサC1とは、9Vの直流出力31のための整流平滑を行う素子とな っており、ダイオードD2とコンデンサC2とは、28Vの直流出力32のため の整流平滑を行う素子となっている。
【0026】 誤差検出回路16は、直流出力32の電圧誤差に対応した電流でもってフォト カプラ15を駆動するブロックとなっている。なお、誤差検出回路16は、出力 34を介して与えられたマイクロコンピュータ5からの指示が、直流出力31を 9Vとし、直流出力32を28Vとするための指示であるときには、直流出力3 2の目標値を28Vとしたときの電圧誤差を検出する。一方、出力34を介して 与えられたマイクロコンピュータ5からの指示が、直流出力31,32の電圧を 上記電圧の1/3にする指示であるときには、直流出力32の目標値を約10V としたときの電圧誤差を検出する。
【0027】 トランジスタQ2は、トランジスタQ1のオンオフを制御する素子となってい る。すなわち、マイクロコンピュータ5の出力がHレベルとなるときには、トラ ンジスタQ2はオンとなり、トランジスタQ1をオン状態に設定する。一方、マ イクロコンピュータ5の出力がLレベルとなるときには、トランジスタQ2はオ フとなり、トランジスタQ1をオフ状態に設定する。なお、抵抗R2はトランジ スタQ1のベース電流を制限する素子、抵抗R3はトランジスタQ2のベース電 流を制限する素子、抵抗R1は、トランジスタQ1のベースをエミッタ電位に引 き上げる素子となっている。
【0028】 ツェナーダイオードD3は、トランジスタQ3のベース電位を約5.6Vに安 定化する素子であり、トランジスタQ3は、コレクタに導かれた電圧を5Vに安 定化し、安定化した5Vをマイクロコンピュータ5に送出する素子となっている 。なお、抵抗R4はツェナーダイオードD3に電流を供給する素子、コンデンサ C3は、トランジスタQ3のベースからツェナーダイオードD3を見たときのイ ンピーダンスを低減する素子、コンデンサC4は、マイクロコンピュータ5から 見たときのトランジスタQ3のエミッタのインピーダンスを低減する素子となっ ている。また、ダイオードD3は、スイッチ回路2がオンとなるとき、直流出力 32から直流出力31の側に電流が流れることを防止する素子となっている。
【0029】 負荷回路4は、テレビとしての主要動作を実行するブロックとなっており、高 周波や中間周波の信号回路、映像信号回路、音声信号回路、同期回路、CRT等 の、図示を省略されたブロックと、入力回路11とを備えている。なお、入力回 路11は、操作パネルに設けられた電源キー等の複数のキースイッチと、リモー トコントローラからの赤外線を受光する受光部とを備えている。そして、外部か らの指示が入力されたときには、出力33を介して、外部から入力があったこと をマイクロコンピュータ5に知らせる。
【0030】 マイクロコンピュータ5は、1チップに集積化され、テレビとしての主要動作 を制御するブロックとなっており、負荷回路4の動作を制御する。すなわち、負 荷回路4が動作状態にあるとき、外部から電源オフの指示が入力回路11に入力 され、その旨が、出力33を介してマイクロコンピュータ5に知らされると、マ イクロコンピュータ5は、出力34を介して、スイッチング電源1に、電圧を低 下させる指示を送出し、直流出力31,32の電圧を1/3に低下させる。この ため、負荷回路4は動作を停止する。また、この電源オフ状態にあるとき、外部 から電源オンの指示が入力回路11に入力され、その旨が、出力33を介してマ イクロコンピュータ5に知らされると、マイクロコンピュータ5は、出力34を 介して、スイッチング電源1に、電圧を規定電圧とする指示(直流出力31を9 Vとし、直流出力32を28Vとする指示)を送出する。このため、直流出力3 1の電圧は9V、直流出力32の電圧は28Vとなり、負荷回路4を動作を開始 する。
【0031】 また、マイクロコンピュータ5は、詳細には、入出力回路、CPU本体、A/ D変換器、等の図示が省略されたブロックを備えている。また、外付けされた水 晶発振素子6を発振素子として、クロックを生成する発振回路12、設定された 期間を計時するタイマ13を備えている。また、マイクロコンピュータ5は、消 費電流が低減する待機モードとして、発振回路12の発振が停止するストップモ ードと、発振回路12が動作するウエイトモードとの、2種の待機モードを備え ている。そして、ストップモードとなるときには消費電流は数μAとなり、ウエ イトモードとなるときには消費電流は約1mAとなる。そして、通常動作を行う 動作モードとなるときには、消費電流は約30mAとなる。
【0032】 また、マイクロコンピュータ5は、本考案に従って、待機モードの状態から、 負荷回路4の動作を制御する状態に移行するときには、動作モードと待機モード とを交互に繰り返すモード交替期間を経て、継続した動作モードに移行する。そ して、継続した動作モードの状態において、負荷回路4の動作を制御する。また 、モード交替期間においては、待機モードの期間に対する動作モードの期間の比 率を段階的に高め、最後に動作モードの比率を100%とする。すなわち、継続 した動作モードに移行する。なお、本実施形態では、モード交替期間となる前の 待機モードをストップモード、モード交替期間中の待機モードをウエイトモード としている。
【0033】 図2は、実施形態の主要動作を示すフローチャート、図3は、実施形態の状態 の変化を示す説明図である。必要に応じて同図を参照しつつ、実施形態の動作を 説明する。
【0034】 動作状態にある負荷回路4の動作を停止させる指示が、外部から入力回路11 に入力されると、入力回路11は、出力33を介して、入力された指示をマイク ロコンピュータ5に送出する。このため、マイクロコンピュータ5は、誤差検出 回路16に、出力電圧を1/3に低下させるための出力を送出し、直流出力31 の電圧を3V、直流出力32の電圧を10Vとすることによって、負荷回路4の 動作を停止させる。その結果、本実施形態であるテレビは待機状態となる。また 、同時に、スイッチ回路2に送出するレベルをHレベルとすることにより、スイ ッチ回路2の接続を閉じる。
【0035】 また、マイクロコンピュータ5は、プログラムにより予め定められたとおりに ストップモード命令を実行する。一方、マイクロコンピュータ5は、ストップモ ード命令を実行すると、ストップモードに移行するように構成されている。従っ て、ストップモード命令を実行すると、発振回路12の動作が停止するストップ モードに移行する。従って、マイクロコンピュータ5の消費電力は最少となる。 このため、待機状態にあるテレビとしての消費電力が最少となる。
【0036】 上記状態では、直流出力31の電圧は3V、直流出力32の電圧は10Vとな るので、負荷回路4の消費電流は0近傍となる(入力回路11にのみ微少な電流 が流れる)。また、スイッチ回路2の接続が閉じられたことから、直流出力31 の電流は0となる。また、マイクロコンピュータ5の消費電流は数μAとなる。 従って、スイッチング電源1から見たときには、直流出力32に微少な電流が流 れるに過ぎない状態となる(ステップS1)。従って、スイッチング電源1が消 費する商用電源の電力は極めて微少となる。
【0037】 上記状態が継続しているとき、時刻T1となり、リモートコントローラまたは 電源キー(図示を省略)により、動作開始の指示が入力されると、動作は、ステ ップS2からステップS3に移行する。すなわち、入力回路11は、出力33を 介し、動作開始信号をマイクロコンピュータ5に送出することによって、マイク ロコンピュータ5の動作を起動する。動作を起動されたマイクロコンピュータ5 は、ストップモードから動作モードに移行し、期間t1において動作を行う。ま た、この動作期間において、タイマ13に、期間t2の計時期間を設定する。そ して、期間t1が経過したときには、タイマ13に計時動作を開始させる。次い で、ウエイトモード命令を実行することにより、ウエイトモードに移行する。
【0038】 期間t2の計時期間が終了すると、タイマ13は、マイクロコンピュータ5の 動作を起動する。動作を起動されたマイクロコンピュータ5は、ウエイトモード から動作モードに移行し、上記と同様の動作を行う。従って、再び、期間t1に 等しい期間が経過した後には、マイクロコンピュータ5はウエイトモードに移行 する。また、ウエイトモードに移行した後、期間t2に等しい期間が経過すると 、ウエイトモードから動作モードに移行する。そして後、上記と同様の動作を繰 り返す。なお、このとき、期間t1と期間t2との比率は、約1対10に設定さ れる。また、期間t1に等しい期間の動作モード状態と、期間t2に等しい期間 のウエイトモード状態との繰り返しは、数10mSの期間において繰り返される (ステップS3)。
【0039】 上記した繰り返しが終了し、ウエイトモードから動作モードに移行したとき( 時刻T2)には、期間t3において動作を行う。また、この動作期間において、 タイマ13に、期間t4の計時期間を設定する。そして、期間t3が経過したと きには、タイマ13に計時動作を開始させる。また、ウエイトモード命令を実行 することによって、ウエイトモードに移行する。以後、同様の動作を繰り返す。 なお、このとき、期間t3と期間t4との比率は、約1対2に設定される。また 、期間t3に等しい期間の動作モード状態と、期間t4に等しい期間のウエイト モード状態との繰り返しは、数10mSの期間において繰り返される(ステップ S4)。
【0040】 そして、上記繰り返しが終了し、ウエイトモードから動作モードに移行したと き(時刻T3)には、期間t5において動作を行う。また、この動作期間におい て、タイマ13に、期間t6の計時期間を設定する。そして、期間t5が経過し たときには、タイマ13に計時動作を開始させる。また、ウエイトモード命令を 実行することによって、ウエイトモードに移行する。以後、同様の動作を繰り返 す。なお、このとき、期間t5と期間t6との比率は、約2対1となるように設 定される。また、期間t5に等しい期間の動作モード状態と、期間t6に等しい 期間のウエイトモード状態との繰り返しは、数10mSの期間において繰り返さ れる(ステップS5)。
【0041】 上記繰り返しが終了し、ウエイトモードから動作モードに移行した(時刻T4 )後には、継続的な動作モード状態を維持する。そして、継続的な動作モードの 状態において、誤差検出回路16に、直流出力31,32の電圧を、1/3の状 態から通常の状態に変更させるための出力を送出する。このため、直流出力31 の電圧は9V、直流出力32の電圧は28Vとなる。従って、負荷回路4は停止 状態から動作状態に移行する。また、マイクロコンピュータ5は、スイッチ回路 2に送出する出力をLレベルとすることにより、スイッチ回路2の接続を開く( ステップS6)。
【0042】 待機モードの状態から、負荷回路4の制御を行う状態に移行するときには、マ イクロコンピュータ5は上記した動作を行う。従って、時刻T1以前では、直流 出力32の電流は数μAであり、0近傍である。そして、時刻T1から時刻T2 までの期間では、マイクロコンピュータ5に流れる電流の平均値は数mAとなる 。すなわち、時刻T1となったときには、直流出力32の電流が増加するが、増 加する比率が抑制されている。また、消費電流の平均値が少ない。
【0043】 従って、誤差検出回路16とフォトカプラ15とを介した帰還ループの遅れに より、直流出力32の電圧が低下する事態が生じても、その低下幅は小さい(図 3の321参照)。従って、、時刻T1後の直流出力32の電圧は、定電圧回路 3が必要とする最小入力電圧(約6V)より高い電圧に維持される。その結果、 時刻T1から時刻T2までの期間において、マイクロコンピュータ5に供給され る直流出力35の電圧は、規格値を満たす電圧となる。
【0044】 また、時刻T2から時刻T3までの期間についても同様となり、この期間にお ける直流出力32の電流の平均値は、約10mAとなる。従って、時刻T2とな ったときの直流出力32の電流の増加率は約2倍に留まる。このため、時刻T2 後の直流出力32の電圧の低下は、抑制された値(4V以内)に留まる(322 参照)。その結果、時刻T2から時刻T3までの期間において、マイクロコンピ ュータ5に供給される直流出力35の電圧は、規格値を満たす電圧となる。
【0045】 また、時刻T3から時刻T4までの期間についても同様となり、この期間にお ける直流出力32の電流の平均値は、約20mAとなる。従って、時刻T3とな ったときの直流出力32の電流の増加率は約2倍に留まる。このため、時刻T3 後の直流出力32の電圧の低下は、抑制された幅(4V以内)に留まる(323 参照)。その結果、時刻T3から時刻T4までの期間において、マイクロコンピ ュータ5に供給される直流出力35の電圧は、規格値を満たす電圧となる。
【0046】 そして、時刻T4となったときには、直流出力32の電流は、マイクロコンピ ュータ5の動作モードに対応する約30mAとなる。従って、時刻T4となった ときの電流の増加率は、約1.5倍に抑制される。その上、時刻T4後では、直 流出力32の電圧が上昇を始める。その結果、時刻T4以後においても、マイク ロコンピュータ5に供給される直流出力35の電圧は、規格値を満たす電圧とな る。
【0047】 なお、本考案は上記実施形態に限定されず、待機モードの状態にあるマイクロ コンピュータ5が、継続した動作モードに移行するときの消費電流の平均値を、 4段階に渡って増加させる構成とした場合について説明したが、2段階、あるい は、3段階、あるいは、5段階等のように、実機に設けられるスイッチング電源 1の能力に対応して、任意の段階数とすることが可能になっている。
【0048】 また、負荷回路4については、テレビとした場合について説明したが、例えば 、テレビ付ビデオカセットデッキ、あるいは、ビデオカセットデッキ等のように 、任意の構成とすることが可能になっている。
【0049】 また、スイッチング電源については、商用電源が供給された状態において、負 荷回路4の動作を停止させるときには、出力電圧が1/3となる構成とした場合 について説明したが、負荷回路4を停止状態に設定するときにも、出力電圧が5 Vに維持されるスイッチング電源を設け、このスイッチング電源の出力をマイク ロコンピュータ5に供給する構成(マイクロコンピュータ5に専用のスイッチン グ電源を設ける構成)の場合にも、同様に適用することが可能になっている。
【0050】
【考案の効果】
請求項1記載の考案に係るマイクロコンピュータは、動作モードと、動作モー ド時より消費電流が減少する待機モードとの2種のモードが設けられ、待機モー ドの状態から、制御対象の制御を行う状態に移行するときには、動作モードと待 機モードとを交互に繰り返した後、継続した動作モードに移行する構成としてい る。従って、マイクロコンピュータ自身の消費電流は、動作モードと待機モード とを交互に繰り返す期間、継続した動作モードの期間と、各期間毎に段階的に増 加する。このため、消費電流の増加率が抑制された値となるので、待機モードの 消費電流が微少である構成としたときにも、待機モードから動作モードに移行し たとき、供給される動作電源の電圧が、規格値より低い電圧となることを防止す ることが可能になっている。
【0051】 また請求項2記載の考案に係るマイクロコンピュータは、上記構成に加え、動 作モードと待機モードとを交互に繰り返す期間をモード交替期間とするとき、モ ード交替期間においては、待機モードの期間に対する動作モードの期間の比率を 、小さい比率から大きい比率に順次変化させる構成としている。従って、モード 交替期間においては、マイクロコンピュータ自身の消費電流の平均値は、段階的 に増加することになるので、消費電流の増加率を、より小さい値に抑制すること が可能になっている。
【0052】 また請求項3記載の考案に係るマイクロコンピュータは、上記構成に加え、設 定された期間を計時するタイマが設けられたマイクロコンピュータに適用し、モ ード交替期間において動作モードから待機モードに移行するときには、前記タイ マに待機モードの期間を設定した後、前記タイマに計時動作を開始させ、前記タ イマの計時期間が終了したときには動作モードに移行する構成としている。従っ て、動作モードと待機モードとを交互に繰り返す期間においては、内蔵したタイ マによって、待機モードから動作モードへの移行を起動される。このため、外部 回路を追加することなく、動作モードと待機モードとを交互に繰り返すことが可 能になっている。
【0053】 また請求項4記載の考案に係る電子装置は、動作モードと、動作モード時より 消費電流が減少する待機モードとの2種のモードが設けられ、待機モードの状態 から、制御対象の制御を行う状態に移行するときには、動作モードと待機モード とを交互に繰り返した後、継続した動作モードに移行するマイクロコンピュータ と、前記マイクロコンピュータに動作電源を供給するスイッチング電源とを備え た構成としている。従って、マイクロコンピュータの消費電流は、動作モードと 待機モードとを交互に繰り返す期間、継続した動作モードの期間と、各期間毎に 段階的に増加する。このため、消費電流の増加率が抑制された値となるので、待 機モードの消費電流が微少であるマイクロコンピュータを使用したときにも、待 機モードから動作モードに移行したとき、マイクロコンピュータに供給される動 作電源の電圧が、規格値より低い電圧となることを防止することが可能になって いる。
【0054】 また請求項5記載の考案に係る電子装置は、前記マイクロコンピュータが動作 モードと待機モードとを交互に繰り返す期間をモード交替期間とするとき、モー ド交替期間においては、前記マイクロコンピュータは、待機モードの期間に対す る動作モードの期間の比率を、小さい比率から大きい比率に順次変化させる構成 としている。従って、モード交替期間においては、マイクロコンピュータの消費 電流の平均値は、段階的に増加することになるので、消費電流の増加率を、より 小さい値に抑制することが可能になっている。
【0055】 また請求項6記載の考案に係る電子装置は、前記マイクロコンピュータには、 設定された期間を計時するタイマが設けられた構成に適用し、前記マイクロコン ピュータは、モード交替期間において動作モードから待機モードに移行するとき には、前記タイマに待機モードの期間を設定した後、前記タイマに計時動作を開 始させ、前記タイマの計時期間が終了したときには、動作モードに移行する構成 としている。従って、動作モードと待機モードとを交互に繰り返す期間において は、待機モードにあるマイクロコンピュータは、内蔵したタイマによって、動作 モードへの移行を起動される。このため、外部回路を追加することなく、マイク ロコンピュータに動作モードと待機モードとを交互に繰り返させることが可能に なっている。
【0056】 また請求項7記載の考案に係る電子装置は、前記マイクロコンピュータにより 動作が制御され、商用電源の供給状態において動作の停止状態にあるとき、動作 開始の指示が与えられると動作開始信号を送出する負荷回路を備えた構成に適用 し、前記マイクロコンピュータは、待機モードにあるとき、前記動作開始信号が 送出されると、待機モードから動作モードに移行する動作を開始する構成として いる。従って、待機モードにあるマイクロコンピュータは、負荷回路から送出さ れる動作開始信号により、動作モードへの移行が起動されるので、待機モードに あるマイクロコンピュータを動作モードに移行させるための回路の追加を不要と することが可能になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るマイクロコンピュータおよび電子
装置の一実施形態の電気的構成を示す回路図である。
【図2】実施形態の主要動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】実施形態の状態の変化を示す説明図である。
【図4】従来技術の電気的構成を示す回路図である。
【図5】従来技術の動作を示すフローチャートである。
【図6】従来技術の電圧変化を示す説明図である。
【符号の説明】
1 スイッチング電源 2 スイッチ回路 3 定電圧回路 4 負荷回路 5 マイクロコンピュータ 33 動作開始信号 S3〜S5 動作モードと待機モードとを交互に繰り返
すステップ S6 継続した動作モードとなるステップ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月19日(1999.8.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作モードと、動作モード時より消費電
    流が減少する待機モードとの2種のモードが設けられ、
    待機モードの状態から、制御対象の制御を行う状態に移
    行するときには、動作モードと待機モードとを交互に繰
    り返した後、継続した動作モードに移行することを特徴
    とするマイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 動作モードと待機モードとを交互に繰り
    返す期間をモード交替期間とするとき、 モード交替期間においては、待機モードの期間に対する
    動作モードの期間の比率を、小さい比率から大きい比率
    に順次変化させることを特徴とする請求項1記載のマイ
    クロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 設定された期間を計時するタイマが設け
    られたマイクロコンピュータにおいて、 モード交替期間において動作モードから待機モードに移
    行するときには、前記タイマに待機モードの期間を設定
    した後、前記タイマに計時動作を開始させ、 前記タイマの計時期間が終了したときには動作モードに
    移行することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のマイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】 動作モードと、動作モード時より消費電
    流が減少する待機モードとの2種のモードが設けられ、
    待機モードの状態から、制御対象の制御を行う状態に移
    行するときには、動作モードと待機モードとを交互に繰
    り返した後、継続した動作モードに移行するマイクロコ
    ンピュータと、 前記マイクロコンピュータに動作電源を供給するスイッ
    チング電源とを備えたことを特徴とする電子装置。
  5. 【請求項5】 前記マイクロコンピュータが動作モード
    と待機モードとを交互に繰り返す期間をモード交替期間
    とするとき、 モード交替期間においては、前記マイクロコンピュータ
    は、待機モードの期間に対する動作モードの期間の比率
    を、小さい比率から大きい比率に順次変化させることを
    特徴とする請求項4記載の電子装置。
  6. 【請求項6】 前記マイクロコンピュータには、設定さ
    れた期間を計時するタイマが設けられた電子装置におい
    て、 前記マイクロコンピュータは、 モード交替期間において動作モードから待機モードに移
    行するときには、前記タイマに待機モードの期間を設定
    した後、前記タイマに計時動作を開始させ、 前記タイマの計時期間が終了したときには動作モードに
    移行することを特徴とする請求項4または請求項5記載
    の電子装置。
  7. 【請求項7】 前記マイクロコンピュータにより動作が
    制御され、商用電源の供給状態において動作の停止状態
    にあるとき、動作開始の指示が与えられると動作開始信
    号を送出する負荷回路を備えた電子装置において、 前記マイクロコンピュータは、待機モードにあるとき、
    前記動作開始信号が送出されると、待機モードから動作
    モードに移行する動作を開始することを特徴とする請求
    項4から請求項6までのいずれかに記載の電子装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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