JP3064989U - 真空包装機 - Google Patents

真空包装機

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JP3064989U
JP3064989U JP1999004428U JP442899U JP3064989U JP 3064989 U JP3064989 U JP 3064989U JP 1999004428 U JP1999004428 U JP 1999004428U JP 442899 U JP442899 U JP 442899U JP 3064989 U JP3064989 U JP 3064989U
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vacuum packaging
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film sheet
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JP1999004428U
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Inventor
義明 知久
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有限会社ムサシノ機械
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Abstract

(57)【要約】 【課題】直接ワークが袋の底に激突し、袋の底が破れた
り、袋が所定の位置からずれるという不都合を解消する
と共に、柔らかいワークの包装に際し形の崩れや損傷の
ない、信頼度の高い密閉効果が得られる真空包装機を提
供すること。 【解決手段】縦型三方シール真空包装機に、横シールヒ
ータ10の上流側に設けた開閉可能のストッパ17と、
横シールヒータが閉じる前に吸引パイプ16とシール部
分を仮密閉する脱気補助バー15を具備したことを特徴
とするもので、更に詳しくは筒状フィルムシート部案内
用シリンダ6の下端部下流で、且つ横シールヒータ10
の上流側に、一対の開閉可能なストッパ17を設け、シ
リンダ6内に昇降可能な空気吸引パイプ16を設け、横
シールヒータ10の下流には、筒状フィルムシートの横
シールに先立って閉じ、横シール完了後に開く開閉可能
な弾性材料からなる脱気補助バー15を設けたものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】この考案は、主にポリエチレンの単体フィルムシ ートを対象包材とする縦ピロー型の三方シール真空包装機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の真空包装機は、例えば特開昭63−15 2507号公報や特開平1−111607号公報等にて知られており、真空包装 機用のフィルムとしては、高いシール性とフィルム面の気密性を保持するために ラミネ−トフィルムが使用されていた。また、包装の形態は、単袋で1個の袋に 1包装分のワーク(充填物)を手作業又は自動によって投入している。
【0003】 図4に、従来より使用されている縦型三方シール方式の包装機の概要を説明す る。なお、矢印は作動または移動の方向を示す。1はシート状フィルムを巻いた フィルムボビンで、フィルムシートFにはワークが充填される単袋(包袋と言う )分の長さに応じたフィルムレジマークRがその表面に印刷されている。2は図 示しない駆動源に連結された駆動ローラで、3はこれに弾圧力を付勢された押圧 ローラである。
【0004】 4はダンサーバーで、その重量によりフィルムシートに張力を付与すると共に フィルム送り量の調整を行っている。5はレジマーク読み取り用の光検知器であ る。6は筒型のシリンダで、フィルムシートを丸めて筒状にするフォーマ7が取 り付けられると共に、ワークの投入路をも構成している。
【0005】 8はフォーマ7により形成された筒状のフィルムシートの縦方向の合わせ目を 溶着する縦シ−ルヒータである。9は筒状のフィルムシートをシリンダに沿って 下方向に送る送りローラ、10は筒状のフィルムシートの上下をを閉じて包袋を 形成するための横シールヒータである。12は排気パッドで柔らかいスポンジや ゴムのブロックから構成されている。
【0006】 以下に作用を説明すると、フィルムボビン1から送り出されたフィルムシート Fはフォーマ7で円筒状に丸められて縦シールヒータ8により縦方向の合わせ目 を溶着され円筒状フィルムとなって下方向に送られ、シリンダを出たところで、 横シールヒータ10で袋の底となるシール部が形成された後、横シールヒータ1 00が開いてシリンダ1の投入口13から、例えば計量された「蜜柑」や「ナメ コ」等のワークが1袋分だけ投入されて袋の底に溜まる。すると1袋分だけ袋が 下方に送られて排気パッド12が図5のように袋を横から圧迫して袋の中から空 気を押し出し排除した後、横シールヒータ10が作動して袋の口を溶着シールし 、図示しないカッターによって切断して製品を落下させ適当な搬送路に向けて排 出するのである。
【0007】 しかしながら、このような従来の包装装置においては、ワークを投入した時に 直接ワークが袋の底に激突し、このため袋の底が破れたり、袋が所定の位置から ずれるという不都合が生じていた。また、柔らかい野菜等のワークを包装する場 合には、排気パッド12で押圧することにより形が崩れたり、損傷を与えたりす ることが多く、特に過剰な圧力による内部損傷は外観検査では発見できず、新鮮 さと長期保存を目的とする真空包装機にとっては致命的な欠点であった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、前述した従来の真空包装機に おける欠点を解消し、比較的低い真空度で、信頼性富む安価な真空包装機を提供 することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案の真空包装機は、ポリエチレンフィ ルムを使用する縦型三方シール真空包装機に、横シールヒータの上流側に設けた 一対の開閉可能なストッパと、横シールヒータが閉じる前に吸引パイプとシール 部分を仮密閉する脱気補助バーを具備したことを特徴とするもので、更に詳しく は筒状フィルムシート部案内用シリンダの下端部下流で、且つ横シールヒータの 上流側に、一対の開閉可能なストッパを設け、シリンダ内には昇降可能な空気吸 引パイプを設け、横シールヒータの下流には、筒状フィルムシートの横シールに 先立って閉じ、横シール完了後に開く開閉可能な一対の弾性材料からなる脱気補 助バーが設けられている。
【0010】
【考案の実施の形態】以下、この考案の実施の形態を実施例によって説明す る。図1は、この考案の実施例の説明用概略図で、図2はその要部側面図(A矢 視)である。なお、既に従来技術として説明した部分については、一部説明を省 略する場合もある。
【0011】 1aはポリエチレン等の合成樹脂フィルムシートを巻いた原反ボビンで、通常 ワークの量に応じて定められる寸送り量に対応する間隔のレジマークが印刷され た50〜70ミクロンの厚さのフィルムシートが1000m程巻かれている。 5aはレジマーク検出用の検知器で、光センサが使用されている。5b,5cは 、それぞれダンサーバー4aの上限位置と下限位置を検知する検知器で、これに は機械的なタッチセンサーが使用されており、上限位置検出器5bは、レジマー ク検知器5aが何らかの検知ミスによってフィルムシートの送りを制御出来なか った場合の安全装置として作用すもので、ダンサーバー4aが上限位置検知器5 bで検知された時は、自動的にフィルムシートの送りが停止するようになってい る。
【0012】 R1,R2,R3,R4はフィルムシート送り用のガイドローラである。13 はワーク投入口で、円筒状のシリンダ6の上端部に設けられたホッパーを有して おり、5dはワーク投入検知用のセンサー、19はワークストッパーで、ワーク 検知器5dがワークの投入を検知すると、シリンダ6の外方へ移動し、ワークの 落下を許容するものである。
【0013】 7aはフィルムシートを円筒状に丸めてシリンダ6に被せるフォーマーで、シ リンダ6とフォーマー7aの外表面には、フィルムシートの滑りを円滑にするた めに、4フッ化エチレン樹脂(登録商標テフロン)の膜がコーティングされてい る。8aは円筒状に丸められたフィルムートの縦方向の合わせ目をシールするた めの縦シールヒータで、9aはシリンダ6に沿って円筒状フィルムシートを送る ためのゴムローラからなる送りローラである。
【0014】 17はシリンダの下端より少し下流側に設けられた一対の回動板からなるスト ッパで、シリンダ6に沿って送り出される円筒状フィルムシートを側方から挟み つけるように作用し、後述するように落下するワークを一時的にここで受け止め るようになっている。
【0015】 10は横シールヒータで、ヒータ部10aとシール押圧用のゴム台10bから 成っており、シール押圧用ゴム台10bの中央には、押し切り用カッタの刃10 cが出入可能に設けられており、横シールヒータ10の作動に連動してシール中 央を切断し、ワー充填済包袋をを分離するようになっている。
【0016】 15は脱気補助バーで、弾性に富む一対のスポンジやゴムより構成されるバー によって構成され、後述する空気吸引パイプを挟んで仮密閉するものである。1 8は図示しない真空ポンプに接続された空気吸引パイプで、シリンダ16の内部 に吊り下げられた空気吸引パイプ16を脱気補助バーから挿脱することにより包 袋内の空気を吸引排気するようになっている。
【0017】 次にこの装置の作用について説明するが、この装置の一連のシーケンスは、図 示しない装置本体内にある周知の機械的、電気的制御装置により制御される。先 ず最初は、フィルム原反ボビン1aから駆動ローラ2aによって送り出されたフ ィルムシートFは、ダンサーバー4aを経由しフォーマ7aで円筒状に丸められ 、縦シールヒータ8aで縦方向の合わせ目をシールされた後、破線で示すように ストッパ17が開いた状態で下流に送られ、横シールヒータ10により溶着され て袋の底が形成され、更に受け皿14に袋の底が接する迄送り出されるとストッ パ17が閉じ、図1に示されるワーク投入待機状態となる。
【0018】 シリンダ6の上部投入口(図示せず)からワークが投入されると、5dがこれ を検知し、ワークストッパ19がシリンダ内から退避するとワークはシリンダ内 を落下し、ストッパ17に当たって停止し、1時的に保持される。そして一定時 間後にストッパ17が開くようになっており、ワークが再度落下して受け皿14 に接している袋の底に収まると、ストッパ17は直ちに閉じて停止する。
【0019】 ストッパ17が閉じると同時に、一対の脱気補助バー15が閉じ、既に脱気バ ー15を越えて降下している空気吸引パイプ16を挟み、パイプの外周と袋の口 を同時に押えて包袋の仮密閉を行う。しかる後、空気吸引パイプ16に接続され た図示しない真空ポンプが作動し、仮密閉されている包袋内の空気を吸引排出し て真空状態とする。
【0020】 吸引が終わると、吸引パイプ16は昇降装置18により横シールヒータ10と ストッパ17の間まで上方に引き上げられて停止する。脱気補助バー15は、吸 引パイプ16が引き上げられる時、図3に示すように脱気補助バー15の弾性に よって包袋の口とパイプの外周面は閉ざされているいるので、パイプの引き抜き に際してパイプの外周から空気が逆流して真空度が低下したりすることはない。
【0021】 吸引パイプが引き上げられ、前述したように横シールヒータの上流で停止する と、横シールヒータ10のヒーター部10aとゴム台10bが円筒状フィルムシ ートを両側から挟んで溶着し、包袋の口をシールすると同時に、横シールヒータ 10のゴム台10bに設けられているカッター10cがシール部の中間部を切断 するので、下流側の包袋を切り離すと同時に上流側の円筒状フィルムシートに袋 の底が形成され、ワーク充填用包袋の製袋工程が完了する。切断分離されたワー ク充填済の真空パック状態の包袋は、受け皿14上から滑落し、適当な搬送手段 により所定の工程に向けて搬送される。
【0022】 横シールヒータ10及び脱気補助バー15が開放位置に戻ると、フィルムシー ト送りローラ9aが再び回転を始め、円筒状フィルムシートを送り出し、フィル ムレジマーク検知器5aが、次のレジマークを検出した時点で1袋分だけの円筒 状フィルムシートが送りだされて停止する。
【0023】 フィルム送りローラ9aの回転が停止すると、駆動ローラ2aが回転を始め、 フィルム原反ボビン1aからシートフィルムが引き出されるので、上方に引き上 げられていたダンサーバー4aが下降する。ダンサーバー4aの下限検知器5c がダンサーバー4aを検知すると、駆動ローラ2aが停止し、ワークの真空包装 作業の工程の1サイクルが完了する。
【0024】
【考案の効果】この考案によれば、シリンダの下端より少し下流側にストッパ 17を設けたことにより、従来の縦型三方シール機のようにワークの落下により 袋の底が破れたり、包装されたワークの位置が所定の位置からずれたりすること がなく、安全で安定した作業を行うことが出来るので、シール部分の偏りがなく なり、シール部分の皺寄りもなく、包装の密閉性に対する信頼度が向上する。
【0025】 また、横シールヒータが作動する前に仮密閉を行う脱気補助バーを設けたこと により、シリンダ6に沿って送り出される円筒状のフィルムシートを側方から挟 みつけ仮密閉するので、従来装置のようにワークを直接押圧して包袋の中の空気 を無理に排出する必要がないので、柔らかいワークを充填しても従来の包装機の ような潰れを生じることが無く、空気吸引パイプの外周面からの空気漏れもない ので、密閉効率が高く、信頼性に富む真空包装機を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の真空包装機の説明用概略図
【図2】図1の主要部側面図
【図3】この考案の脱気補助バーの作動説明図
【図4】従来の真空包装機の説明用概略図
【図5】従来装置の排気パッドの作動説明図
【符号の説明】
6・・・・・シリンダ 10・・・・・横シールヒータ 17・・・・・ストッパ 15・・・・・脱気補助バー 16・・・・・空気吸引パイプ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦型三方シール真空包装機の筒状フィルム
    シート部案内用シリンダの下端部下流で、且つ横シール
    ヒータの上流側に、一対の開閉可能なストッパを設けた
    ことを特徴とする真空包装機。
  2. 【請求項2】横シールヒータの下流には、筒状フィルム
    シートの横シールの作動に先立って閉じ、横シール完了
    後に開く開閉可能な弾性材料からなる一対の脱気補助バ
    −が設けられていることを特徴とする請求項1記載の真
    空包装機。
  3. 【請求項3】筒状フィルムシート案内用シリンダ内に
    は、昇降可能な空気吸引パイプが設けられており、空気
    吸引パイプは脱気補助バーを通過して下方に降下し、横
    シールヒータによって、シール部分を仮密閉可能に構成
    されていることを特徴とする請求項1又は2記載の真空
    包装機。
JP1999004428U 1999-06-18 1999-06-18 真空包装機 Expired - Lifetime JP3064989U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001247102A (ja) * 2000-03-07 2001-09-11 Fuji Mach Co Ltd 横型製袋充填機におけるフィルム製袋装置
JP2016033016A (ja) * 2014-07-30 2016-03-10 日東精工株式会社 ウエブ繰出機

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