JP3064927B2 - 高設栽培方法及びこれに用いる装置 - Google Patents

高設栽培方法及びこれに用いる装置

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JP3064927B2
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正昭 岡部
肇 伏原
寿一 三井
浩平 山本
敦彦 矢崎
虎男 宮崎
博 岩重
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Yazaki Kako Corp
Fukuoka Prefectural Government
FUKUMARU CO Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は苺や野菜、花卉など
の農作物の栽培方法、より詳しくは、地面よりも高い位
置で栽培する高設栽培方法に関する。
【0002】
【従来の技術】苺などの農作物の栽培は、従来から土耕
栽培が行われているが、育苗から収穫にいたる一連の作
業は、中腰やしゃがんだ姿勢での作業が多く、かつ苗の
運搬など重労働を伴う作業である。このような労働条件
を改善するために、育苗用容器の改良や高設栽培の実施
が一部において行われている。
【0003】本出願人も苺などの育苗用容器として、培
土の量が少なくてすみ、根の成長のよい育苗用容器を開
発し(実開平6−34437号公報参照)、また、この
育苗用容器を保持する装置および施肥や散水に好適な補
助装置を開発した(実公平6−16495号公報参
照)。これらの育苗用容器と装置を組み合わせることに
よって、育苗作業における労働条件の改善をはかること
ができる。
【0004】一方、高設栽培として、養液栽培を中心と
した立体栽培の研究が盛んに行われている。この立体栽
培によれば、生育に必要な培土も少なくてすみ、労働条
件を含めて作業環境全体が著しく改善される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の立体栽
培は、植物工場と呼ばれるほどに施設費が高く、また養
液の液温や養分濃度についてデリケートな管理が必要と
されるので、このような立体栽培を一般の農家において
導入することは困難である。
【0006】他方、上記のような養液栽培を中心とした
高設栽培に代えて、従来の土耕栽培を高設化することも
考えられる。この場合は、栽培ベッドに土を高く盛るこ
とになるが、このような方法では必要とする土が多量と
なり、また比重も大きく、土の重量が重くなるため、栽
培ベッドの形成作業や土の搬入、搬出作業が重労働とな
り、かつ栽培ベッドの重量が増すので架台など強固なも
のにしなければならず、装置が高価なものとなる。ま
た、架台の高さが固定されているため、作業者に負担の
少ない高さに合わせて調節することが困難である。
【0007】本発明において解決すべき課題は、従来の
土耕栽培におけると同様な比較的簡便な管理のもとで、
少量の軽量培土を用いることにより、省力的な農作物の
高設栽培を可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の農作物の高設栽培方法は、盛土した畝に培土
を充填した栽培用容器の下部を埋め、もしくは畝上面に
設置して栽培することを特徴とする。栽培用容器には、
予め種を蒔くか、苗を植えるか、あるいは畝に設置した
後に栽培用容器に種を蒔くか、苗を植えるかする。
【0009】ここで、前記栽培用容器の複数個を前記畝
に立設させた状態で、保持装置により保持することが好
ましい。また、前記畝の上面と前記保持装置により囲ま
れる空間を外気と遮断し、かつ、前記遮断した空間内を
温度調節した状態で栽培することができる。
【0010】本発明の農作物の高設栽培方法は、盛土し
た畝と培土を充填した栽培用容器とを組み合わせて高設
栽培を行うものであり、容器による栽培と土耕栽培の利
点を生かしつつ簡単な施設と少量の培土で高設栽培を可
能にする。栽培する作物の高さ位置は、畝の高さと栽培
用容器の長さの双方を調整して、作業を行い易い高さに
設定することができる。
【0011】栽培用容器を立設させるための畝は、通常
の土耕栽培用の土を盛土した畝でよく、この畝に、培土
を充填した栽培用容器の下部を埋め、もしくは畝上面に
設置する。栽培用容器を畝に立設させた状態で、栽培用
容器の上端の高さが作業者の腰位置よりやや高い程度の
高さとすることで、下葉取りや摘果などの手入れ、収穫
などの作業をほぼ立ったままの姿勢、もしくは作業用椅
子に座ったままの姿勢で楽に行うことができる。
【0012】上記の高設栽培方法は、複数のフレーム部
材から構成され、盛土した畝上に設置される保持装置
と、同保持装置に装着される栽培用容器とからなる栽培
装置を用いて実施することができる。
【0013】ここで、前記栽培用容器は、長さが15〜
50cmで内容積が300〜1000cm3 の大きさの
合成樹脂製の筒状容器が好適であり、また、この筒状容
器の長さ方向の中途に横方向のスリットを形成すること
ができる。
【0014】また、前記畝の上面と側面に敷設した合成
樹脂シートと、前記保持装置の外郭を覆った合成樹脂シ
ートとで、前記畝の上面と前記保持装置により囲まれる
空間を外気と遮断し、同遮断した空間の温度を調節する
温度調節手段を設けることができる。温度調節手段とし
ては、蓄熱用水封ダクト、温水パイプ、温風暖房用ダク
トなどを用いることができる。これらのダクトやパイプ
を、前記畝の上面もしくは上面に敷設した合成樹脂シー
ト上に配設して、前記遮断した空間内を温度調節し、最
適な温度条件のもとで栽培することができる。
【0015】本発明の方法による農作物の高設栽培にお
いては、苗は、その成育初期には、培土を充填した栽培
用容器内で成育し、成育中期から後期には、栽培用容器
の底部から畝の土中に根が伸び、この根から土中の養分
を吸収して成育する。
【0016】栽培は緩衝力のある土を使って行われるの
で、培土を使わない、あるいは緩衝力のない保持材のみ
を使う養液栽培のような面倒な管理を必要とせず、ま
た、栽培用容器の下部が畝につながっており、成長した
苗の根が畝の土中に伸びて養分を吸収するので、成育が
旺盛になっても養分欠乏などの障害が生じることがな
い。
【0017】栽培に必要な土の量は、苗1〜2本毎に栽
培用容器を用いることにより、畝全体を高く盛土した場
合に比して少量ですむ。
【0018】栽培容器の長さ方向の中途に形成した横方
向のスリットは、このスリットからカッターの刃先を容
器内に差し込んで、生育中の苗の根を一部カットし、生
育速度を一時的に鈍化させたり、養分吸収を抑えること
により花芽分化を促進するのに利用される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明を苺の栽培に適用した
第1の実施形態を示す斜視図であり、図2は使用した栽
培用容器を示す一部切欠斜視図である。
【0020】図1において、1は盛土した畝であり、図
では一部分のみを示しているが、同様な形状の畝を長
く、多数条に形成している。畝1は高設栽培用に専用に
形成してもよく、また、従来の苺畑を利用して形成して
もよい。この畝1に、培土を充填した栽培用容器2を、
図1に示すように、栽培用容器2の下部を土中に埋めて
立設させる。
【0021】栽培用容器2は、図2に示すように、上下
2個の容器を接続したもので、上部容器2aは断面が円
形で、上部のみ楕円形に断面を拡大した合成樹脂製の筒
状容器であり、下部容器2bは断面が円形の合成樹脂製
の筒状容器である。上部容器2aの大きさは、全長約1
5cm、筒状部分の内径約5cm、内容積約380cm
3 であり、下部容器2bの大きさは、全長約15cm、
筒状部分の内径約5cm、内容積約300cm3 であ
る。苺の栽培の場合、栽培用容器2の形状寸法をこのよ
うにすることにより、地上部がやや大きくても植え付け
易くなり、植え付けた後の苗の成育、とくに根の成長が
よく、また、根が真っ直ぐに下方に伸びて絡み合うこと
が少なくなる。下部容器2bは、苗の位置を高くするた
めに同じ容器を継ぎ足すことができる。苺以外にも、と
るこききょうなどの直根性の作物は、このような形状寸
法の栽培用容器が適している。
【0022】また、上部容器2aには、長さ方向の下部
に、横方向のスリット2dを形成している。このスリッ
ト2dは、ここからカッターの刃を容器内に差し込ん
で、生育中の苗の根を一部カットし、苗の成育調節や花
芽分化を促進するのに利用される。
【0023】栽培用容器2に充填する培土は、従来から
育苗用に用いられている培土を用いる。この培土を充填
した栽培用容器2に、予め苺の苗を植え付け、あるいは
親株から子株を移植して、図1に示すように、畝1に立
設させる。
【0024】栽培用容器2は、20〜30cm程度の間
隔で配設し、保持枠3により保持する。保持枠3は、合
成樹脂製のバーまたはパイプを組み合わせたもので、こ
の保持枠3に栽培用容器2の係止具2cを係止する。こ
の状態で、図3に示すように、栽培用容器2の上端の高
さが作業者の腰位置よりやや高い程度の高さとなるよう
に、畝1の盛土の高さと保持枠3の高さを設定する。こ
の高さにするために栽培用容器2の長さが不足する場合
は、別の下部容器2bまたは適宜の筒状体を継ぎ足して
もよい。このような高さとすることで、下葉取りや摘果
などの手入れ、収穫などの作業を立ったままや椅子にか
けた姿勢で楽に行うことができる。
【0025】また、本実施形態においては、図3に示す
ように、畝1の上面と側面にビニールシート4を敷設
し、栽培用容器2と保持装置3の外郭をビニールシート
5で覆って、畝1の上面と保持装置3により囲まれる空
間を外気と遮断し、さらに、畝1の上面に敷設したビニ
ールシート4上に蓄熱用水封ダクト6を配設して、ビニ
ールシート4,5により遮断した空間内を温度調節可能
としている。蓄熱用水封ダクト6は、暖房用に利用され
る折り幅10〜30cmの透明なビニール製あるいはポ
リエチレン製のダクトで、気温の高い昼間にダクト6内
の水の温度を上げておき、気温の低い夜間に遮断された
空間内に熱を放出することにより、栽培用容器2の周辺
の温度を確保する。
【0026】なお、蓄熱用水封ダクト6に代えて温水を
通すパイプを配設することもできる。この場合、温度セ
ンサーにより遮断された空間内の温度を検知し、同空間
内の温度が設定温度以下になったときに、ボイラーによ
り一定温度に暖めた温水をポンプで温水パイプに送るこ
とによって、栽培用容器2の周辺を一定の温度に保つこ
とができる。また、温風暖房用ダクトを配設することに
よっても栽培用容器2の周辺を暖房することができる。
これらによって、とくに寒冷期においても、少ない暖房
費で効率良く暖房することが可能となる。
【0027】さらに本実施形態においては、保持装置3
に沿って灌水用チューブ7を配置しており、栽培用容器
2毎に点滴チューブ8により灌水を行うことにより、少
ない水での栽培が可能となる。
【0028】なお、栽培用容器2の配設は、図1に示し
たような配列に限らず、畝1の盛土面の状態に応じて、
千鳥状に配設したり、斜めに土中に差し込んだりするこ
ともできる。
【0029】上記のように、盛土した畝1に培土を充填
した栽培用容器2の下部を埋め、この栽培用容器2で栽
培することにより、苗の根は、その成育初期には、栽培
用容器2内で成育し、成育中期から後期には、図3に示
すように栽培用容器2の底部から畝1の土中に根が伸
び、この根から土中の養分を吸収して成育する。
【0030】栽培は土を使って行われるので、従来の土
耕栽培と同様に、養液栽培のような面倒な管理を必要と
せず、また、栽培用容器2の下部が畝1につながってお
り、成長した苗の根が畝1の土中に伸びて養分を吸収す
るので、成育が旺盛になっても養分欠乏などの障害が生
じることがない。
【0031】栽培に必要な土の量は、苗1〜2本毎に栽
培用容器2を用いることにより、畝全体を高く盛土した
場合に比して極めて少なくてすむ。畝1の形成は従来の
土耕栽培と同程度の労力ですみ、保持枠3の構築や栽培
用容器2の配設も軽作業ですむので、従来の土耕栽培に
比して格別の重労働を必要とすることもない。また、栽
培用容器2や保持枠3は安価な合成樹脂製で製作できる
ので、装置費用も養液栽培の施設費用に比して安価なも
のとなる。
【0032】図4は本発明の第2実施形態を示す斜視図
であり、図5は使用した栽培用容器を示す一部切欠正面
図である。
【0033】図4において、11は盛土した畝であり、
この畝11に、培土を充填した栽培用容器12の下部を
土中に埋めて立設させる。
【0034】栽培用容器12は、図5に示すように、断
面が円形で、先細り状のテーパを有する合成樹脂製の筒
状容器である。栽培用容器2の大きさは、全長約30c
m、上部の内径約5cm、内容積約500cm3 であ
る。
【0035】栽培用容器12は、20〜30cm程度の
間隔で配設し、保持枠13により保持する。保持枠13
は、第1の実施形態の保持装置3と同様な合成樹脂製の
パイプを組み合わせたもので、この保持枠13に栽培用
容器12の係止具12aを係止する。この状態で、図6
に示すように、栽培用容器12の上端の高さが作業者の
腰位置よりやや高い程度の高さとなるように、畝11の
盛土の高さと保持枠13の高さを設定する。
【0036】また、本実施形態の場合も、図6に仮想線
で示すように、ビニールシート14,15で畝11の上
面と保持装置13により囲まれる空間を外気と遮断し、
さらに、畝11の上面に敷設したビニールシート14上
に蓄熱用水封ダクト16を配設して、ビニールシート1
4,15により遮断した空間内を温度調節可能としてい
る。さらに、蓄熱用水封ダクト16に沿って灌水用チュ
ーブ17を配置しており、栽培用容器12毎に点滴チュ
ーブ18により灌水を行うようにしている。なお、この
場合も、蓄熱用水封ダクト16に代えて温水パイプある
いは温風暖房用ダクトを配設することができる。
【0037】本実施形態の場合も第1の実施形態の場合
と同様に、従来の土耕栽培におけると同様な比較的簡便
な管理のもとで、格別の重労働を必要とすることもな
く、安価な装置費用で高設栽培を行うことができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
【0039】(1)盛土した畝に培土を充填した栽培用
容器の下部を埋め、もしくは畝上面に設置して、この栽
培用容器内の培土と畝の土により栽培を行うので、養液
栽培のような面倒な管理を必要とせず、従来の土耕栽培
におけると同様な比較的簡便な管理のもとで、少量の培
土で農作物の高設栽培を行うことができる。
【0040】(2)保持装置の構築や栽培用容器の配設
は軽作業ですみ、従来の土耕栽培に比して格別の重労働
を必要とすることもなく、高設栽培を行うことができ
る。
【0041】(3)栽培用容器や保持装置を含めた施設
費用も、養液栽培の施設費用に比して安価であり、一般
の農家においても容易に導入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を苺の栽培に適用した第1の実施形態
を示す斜視図である。
【図2】 第1の実施形態で使用した栽培用容器の一部
切欠斜視図である。
【図3】 第1の実施形態における作業状態を示す図で
ある。
【図4】 本発明の第2の実施形態を示す正面図であ
る。
【図5】 第2の実施形態で使用した栽培用容器の一部
切欠正面図である。
【図6】 第2の実施形態における作業状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1,11 畝 2,12 栽培用容器 2a 上部容器 2b 下部容器 2c,12a 係止具 2d スリット 3,13 保持枠 4,5,14,15 ビニールシート 6,16 蓄熱用水封ダクト 7,17 灌水用チューブ 8,18 点滴チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伏原 肇 福岡県筑紫野市大字阿志岐1−129 福 岡県農業総合試験場園芸研究所内 (72)発明者 三井 寿一 福岡県筑紫野市大字吉木587 福岡県農 業総合試験場内 (72)発明者 山本 浩平 福岡県福岡市東区多の津3丁目11番16号 福岡丸本株式会社内 (72)発明者 矢崎 敦彦 静岡県静岡市小鹿2丁目24番1号 矢崎 化工株式会社内 (72)発明者 宮崎 虎男 福岡県嘉穂郡筑穂町大字平塚481−1 矢崎化工株式会社九州支店内 (72)発明者 岩重 博 福岡県嘉穂郡筑穂町大字平塚481−1 矢崎化工株式会社九州支店内 (56)参考文献 特開 昭59−146515(JP,A) 特開 昭61−78333(JP,A) 特開 平8−266160(JP,A) 実開 昭62−149941(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 9/00 - 9/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 培土を充填した複数個の栽培用容器の下
    部を盛土した畝に埋め、もしくは畝上面に設置して立設
    させた状態で、前記栽培用容器を保持装置により保持
    、前記畝の上面と前記保持装置により囲まれる空間を
    外気と遮断し、かつ、前記遮断した空間内を温度調節し
    た状態で栽培することを特徴とする農作物の高設栽培方
    法。
  2. 【請求項2】 複数のフレーム部材から構成され、盛土
    した畝上に設置される保持装置と、下部を盛土した畝に
    埋め、もしくは畝上面に設置して立設させた状態で前記
    保持装置に装着される複数個の栽培用容器とを備え、前
    記畝の上面と側面に合成樹脂シートを敷設し、前記保持
    装置の外郭を合成樹脂シートで覆って前記畝の上面と前
    記保持装置により囲まれる空間を外気と遮断し、同遮断
    した空間の温度を調節する温度調節手段を設けた高設栽
    培装置。
  3. 【請求項3】 前記栽培用容器の長さ方向の中途に横方
    向のスリットを形成した請求項2記載の高設栽培装置。
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