JP3064910U - モジュラコネクタ用のプラグの補修具 - Google Patents

モジュラコネクタ用のプラグの補修具

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JP3064910U JP1999004310U JP431099U JP3064910U JP 3064910 U JP3064910 U JP 3064910U JP 1999004310 U JP1999004310 U JP 1999004310U JP 431099 U JP431099 U JP 431099U JP 3064910 U JP3064910 U JP 3064910U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モジュラコネクタ用のプラグのレバーと係止部
が切除された場合に、プラグを交換することなく、補修
することができるモジュラコネクタ用のプラグの補修具
を提供すること。 【解決手段】モジュラコネクタ用のプラグの補修具A
は、電子機器のモジュラコネクタに対して係止、或いは
係止状態の解除が可能な係止手段40と、前記係止手段
40を弾性変形させて、前記係止手段40とコネクタ内
に設けられた被係止突部との係止状態を解除する操作レ
バー50と、前記係止手段40と操作レバー50をモジ
ュラプラグBのモジュラプラグ本体10に取付けるため
の基板60と、該基板をモジュラプラグ本体に固着する
ための両面テープ70とから構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば電話の宅内配線やLAN(Local Area Netw ork)の配線に使用するモジュラコネクタ用のプラグの考案に関し、特にはこ のプラグの補修具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のモジュラコネクタ用のプラグ(以下、モジュラプラグと呼ぶ )は、図2に示すように構成されたものが提供されている。 このモジュラプラグBは、同図に示すように、電子機器等のモジュラコネクタ 内に差し込まれるモジュラプラグ本体10にケーブル20が接続されて構成され ている。 前記モジュラプラグ本体10は、内部が中空に形成され、その後端部にケーブ ル20の先端が挿入される挿入孔11aを有する本体部11と、該本体部11の 先端で電子機器等のモジュラコネクタ内に差し込まれ、前記モジュラコネクタ内 の電極と接触導通する電極12aを有する差込部12と、前記差込部12の先端 部の上端縁で該差込部12の先端から本体部11側に向かって突設され、電子機 器等のモジュラコネクタ内に設けられた被係止突部(図示せず)に係止、或いは 前記被係止突部との係止状態の解除が可能で、弾性を備えた係止部13と、該係 止部13から延設され、係止部13を弾性変形させることにより前記モジュラコ ネクタ内の被係止突部に対する係止部13の係止状態の解除を操作するレバー1 4とから構成されている。 前記係止部13は、電子機器等のモジュラコネクタに嵌合される嵌合突部13 a及び前記モジュラコネクタ内にモジュラプラグBが差し込まれた際に、前記モ ジュラコネクタ内の被係止突部に係止する係止片13bとから構成されている。 また、モジュラプラグBの差込部12の先端部の上端縁で、前述した係止部13 の嵌合突部13aを挟んだ両端には階段状に形成された段差部12b,12bが 設けられている。
【0003】 上記のように構成されたモジュラプラグ本体10には、ケーブル20が接続さ れている。このケーブル20は、ノイズに対処するために電線(図示せず)を2 本ずつより合わせたものが用いられ、例えば内部に4組、合計8本の電線を有し て構成されたものが使用されている。
【0004】 上記ケーブル20は、モジュラプラグ本体10の本体部11に設けられた前記 挿入孔11a内にその先端部が挿入され、さらにケーブル20の前記電線が上述 したモジュラプラグ本体10の差込部12内に形成された収容部(図示せず)に 収容される。そして、この状態で専用工具を用いてモジュラプラグ本体10の差 込部12の電極12aとケーブル20の電線をカシメて、前記電極12aと電線 を接触導通させることによりモジュラプラグ本体10とケーブル20が接続され る。
【0005】 つぎに、上述のように構成されたモジュラプラグBの係止部13の係止状態を 解除してモジュラプラグBを電子機器等のモジュラコネクタから離脱する際の動 作について説明する。 このモジュラプラグBの係止状態を解除して電子機器等のモジュラコネクタか ら離脱する際には、モジュラプラグBのレバー14をモジュラプラグ本体10に 近づく方向に押し下げることにより、前記係止部13を弾性変形させて係止片1 3bと電子機器等のモジュラコネクタ内の被係止突部との係止状態を解除し、前 記モジュラコネクタ内からモジュラプラグ本体10を引き抜くことにより行われ る。 ここで、上記レバー14は、図2に示すように、モジュラプラグ本体10に対 して所定の角度(約30度)をなして係止部13から延設されているため、上述 したように電子機器等のモジュラコネクタとの係止状態を解除して離脱する際や 移動させる際に、他のケーブル等がモジュラプラグ本体10とレバー14との間 の空間に引っ掛かり、最悪の場合、レバー14や係止部13の根元から折れてし まうという問題があった。
【0006】 このため、上記問題点を解決するために種々の発明が開示されている。例えば 、特開平11−40249号公報には、図3に示すように、レバー15が、その 中央部が他の部位に比べてモジュラプラグ本体11から最も離間するくの字状に 形成されたモジュラプラグCが開示されている。このモジュラプラグCによれば 、レバー15はくの字状に形成されているため、他のケ−ブルが引っ掛かりにく く、上記モジュラプラグBと比較して、レバー15や係止部13の根元から折れ にくいという効果を有している。
【0007】 また、特開平9−35814号公報には、図4に示すように、モジュラプラグ Bを抱える枠体を形成し、この枠体にモジュラプラグのレバー14よりも突き出 された保護用の突出部を形成したモジュラプラグの保護具Dが開示されている。 このモジュラプラグの保護具Dによれば、レバー14の受け口が隠蔽されるため 、障害物の引っ掛かりが防止され、モジュラプラグBと比較して、レバー14や 係止部13の根元から折れにくいという効果を有している。
【0008】 しかしながら、上記のように構成されたモジュラプラグC及びモジュラプラグ の保護具Dは、それぞれ次のような問題点を有している。 まず、上記モジュラプラグC及びモジュラプラグの保護具Dは、モジュラプラ グBとは異なり、レバーが損傷することを防ぐための特殊な構造を有している。 このため、損傷の恐れのある部分に取り付けられた既存のモジュラプラグBのす べてをモジュラプラグCに変更するか、或いは既存のモジュラプラグBにモジュ ラプラグの保護具Dを装着せねばならず、コスト的な負担が大きく、この作業自 体に手間がかかるという問題を有していた。
【0009】 また、上述したモジュラプラグC、或いはモジュラプラグの保護具Dは予めモ ジュラプラグBのレバーが損傷することを防ぐためのものであって、万一、レバ ーが損傷した場合には、従来と同様に、第一の方法として、加工線を購入してモ ジュラプラグ本体10及びケーブル20から構成されるモジュラプラグB毎すべ て交換するか、或いは、第2の方法として、ケーブル20を切断してモジュラプ ラグ本体10を交換するより方法がなかった。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
ここで、第一の方法を選択して加工線を購入すると、加工線の購入費等の余分 な部材コストがかかり、また、すでにケーブルが床下等に配線されている場合に は、工事を伴うという問題を有していた。 また、第2の方法を選択すると、上述したように、モジュラプラグBに設けら れた挿入孔11a内にケーブル20を挿入するとともに、さらに差込部12内の 収容部にケーブル20の電線を収容し、この状態で再度カシメ工程を行う必要が ある。このとき、特殊な専用工具が必要となり、また、この作業中に複数の電線 を差込部12内に形成された収容部の所定の位置に配線するなど、ケーブル20 の電線の配線ミスの恐れが生じ、このモジュラプラグBに接続されている電子機 器等が動作しなくなるという恐れを有している。
【0011】 さらにまた、第2の方法を選択して、モジュラプラグ本体10の交換を行うと 、モジュラプラグBが破損する度に多少でも、ケーブル20を切断せねばならず 、ケーブルの長さが短くなるという問題を有していた。
【0012】 本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであり、モジュラコネク タ用のプラグのレバーと係止部が切除された場合に、プラグを交換することなく 、補修することができるモジュラコネクタ用のプラグの補修具を提供することに ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、電子機器等のモジュラコネクタ用のプラグのプラグ本体に 固着され、該プラグのレバーと係止部が切除された場合に装着される補修具であ って、前記モジュラコネクタに対して係脱可能であって弾性を備えた係止手段と 、該係止手段に係脱力を付与する操作レバーと、前記係止手段及び操作レバーを プラグ本体に取付けるための取付け手段とからなることを特徴とする。 請求項2の考案は、請求項1記載の考案において、取付け手段は、プラグ本体 の上面に固着される接触面を備えた基板と、該基板の接触面とプラグ本体とを固 着する固着手段とからなることを特徴とする。 請求項3の考案は、請求項2記載の考案において、係止手段は基板に対して所 定角度で延設された弾性体に形成されており、操作レバーは前記弾性体にさらに 延設されていることを特徴とする。 請求項4の考案は、請求項2記載の考案において、固着手段は、基板の裏面に 貼着された両面テープからなることを特徴とする。 請求項5の考案は、請求項2記載の考案において、固着手段は、基板の側端に 設けられ、該基板をプラグ本体に係止する係止爪からなることを特徴とする。 請求項6の考案は、請求項2乃至5のいずれかに記載の考案において、係止手 段、操作レバー及び基板は、ステンレス製としたことを特徴とする。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施の形態について、図1に基づいて詳細に説明する。なお 、図1において、モジュラプラグは、従来のものと同一であるので従来例で述べ たモジュラプラグBと同一の符号を付して参照することとする。 ここで、図1は、レバー14と係止部13が切除された状態を示すモジュラプ ラグB、及びこのモジュラプラグBに取り付けられるモジュラコネクタ用のプラ グの補修具A(以下、補修具Aと呼ぶ)の分解斜視図を示している。
【0015】 上記補修具Aは、電子機器等のモジュラコネクタに対して係止、或いは係止状 態の解除が可能な係止手段40と、前記係止手段40を弾性変形させて、前記係 止手段40とモジュラコネクタ内に設けられた被係止突部との係止状態を解除す る操作レバー50と、前記係止手段40と操作レバー50をモジュラプラグBの モジュラプラグ本体10に取付けるための基板60と、該基板をモジュラプラグ 本体に固着するための両面テープ70とから構成されている。
【0016】 前記基板60は、本実施形態においては、ステンレス製で、前記モジュラプラ グBのモジュラプラグ本体10の上面の形状に合致した薄板の略長方形状に形成 され、その前方にはモジュラプラグBの係止部13の嵌合突部13aの上面側の 形状及び寸法に合致した凹部60aが形成されている。また、前記基板60の4 隅には略鉤型に形成された前脚片61,61及び後脚片62,62がそれぞれ突 設されている。 前記前脚片61,61は、前記基板60の凹部60aが形成されている側の先 端面の両端部からそれぞれ突設され、各前脚片61,61の長さ及び幅寸法は、 前述したモジュラプラグBの差込部12の先端部の上端縁に形成された段差部1 2b,12bの高さ及び幅寸法と同じ寸法に形成されている。 また、後脚片6 2,6 2は、前記基板60の凹部60aとは反対側の後端面の 両端部から突設されている。この各後脚片62,62の長さ寸法は、前記前脚片 61,61の長さ寸法よりも若干長い寸法に形成され、また、各後脚片62,6 2の幅寸法は、モジュラプラグBの内部が中空に形成された本体部11の後端面 で、挿入孔11aを挟んだ各側壁の幅寸法と同じ寸法に形成されている。 このように形成された基板60には、モジュラプラグBに固着するための固着 手段として両面テープ70の一面側が、基板60の裏面の略全体を覆うように貼 付されている。
【0017】 また、前記基板60の凹部60aの底部からは、係止手段40が延設されてい る。この係止手段40は、略U字状に形成された弾性を有する薄板40aと係止 片40bとから構成されている。 上記係止手段40の薄板40aは、その先端部が略U字状に曲成され、基板6 0の凹部60aの底部から基板60の上面側に向かって延設されるとともに、前 記薄板40aの両側には鉤型の係止片40bが凸設されている。ここで、前記薄 板40aと前記基板60の上面との間には所定の間隔が設けられているため、電 子機器等のモジュラコネクタ内にモジュラプラグBが挿入された際に、係止手段 40の薄板40aが弾性変形が可能な空間が確保されている。また、前記係止片 40bは、モジュラプラグBが電子機器等のモジュラコネクタ内に挿入されると 、該モジュラコネクタ内に設けられた被係止突部に押されて弾性変形し、該被係 止突部に係止される。 そして、上記のように形成された係止手段40の薄板40aから操作レバー5 0が延設されている。この操作レバー50は、前記係止手段40の係止片40b と電子機器等のモジュラコネクタの被係止突部との係止状態を解除する際に、前 記基板60に近づく方向に押し下げられる係脱力を付与するもので、略長方形の 薄板状に形成され、その両側端には補強用のリブが設けられている。そして、こ のように形成された操作レバー50は、前記係止手段40の薄板40aの後端か ら前記基板60に対して所定の角度を有して延設されている。
【0018】 上記のように構成されたモジュラプラグの補修具Aは、その裏面に貼付された 両面テープ70の下面側の剥離シールをはがした状態で、モジュラプラグBの上 面に押し付けることによって、前記両面テープ70によりモジュラプラグBに固 着される。このとき、補修具Aの基板60の凹部60aは、モジュラプラグBの 上端縁に設けられた係止部13の嵌合突部13aの上面側の形状と合致した形状 及び寸法に形成されているため、基板60をモジュラプラグBの上面に押し付け た際に、前記嵌合突部13が障害となることはない。 また、凹部60aの形状は上記したように、嵌合突部13aの上面の形状に合 致した寸法及び形状に形成されているため、例えば、モジュラプラグBが、レバ ー14や、係止部13の根元から折れた場合には、前記係止部13の根元で切除 するか、或いは係止部13の根元までヤスリ等で削り、補修具Aをモジュラプラ グBの上面に固着するようにする。 そして、上記基板60がモジュラプラグBの上面に固着されると、前記基板6 0の前脚片61,61は、前述したモジュラプラグBの段差部12b,12bに それぞれ嵌め込まれ、また、その後脚片62,62は、モジュラプラグ本体10 のケーブル20を挿入する挿入孔11aを挟んで、それぞれモジュラプラグ本体 10の後端面の両側壁に当接する。
【0019】 すなわち、モジュラプラグBのモジュラプラグ本体10の先端部及び後端部を 補修具Aの基板60の前脚片61,61及び後脚片62,62の間で挟み込んだ 状態で、補修具Aの基板60をモジュラプラグBの上面に押し付け、その裏面に 貼付された両面テープ70により補修具AをモジュラプラグBに固着する。 このように、モジュラプラグの補修具AをモジュラプラグBに固着すれば、補 修具Aの前脚片61,61及び後脚片62,62によりモジュラプラグBが挟持 されているため前後方向に補修具Aの抜け止めがなされるとともに、基板60の 裏面に貼付された両面テープ70により、補修具AがモジュラプラグBにしっか りと固着される。
【0020】 上述のように補修具Aが固着されたモジュラプラグBは、レバ−14や係止部 13の根元から折れる前のモジュラプラグBと同様に、モジュラプラグBの差込 部12を電子機器等のモジュラコネクタ内に差し込むことにより、補修具Aの係 止手段40の係止片40bを前記モジュラコネクタ内に設けられた被係止突部に 係止して電子機器に接続される。また、モジュラプラグBの係止手段40の係止 状態を解除して、モジュラプラグBを電子機器等のモジュラコネクタから離脱す るには、上述したように、補修具Aの操作レバ−50を基板60に近づける方向 に押圧して係止手段40に係脱力を付与し、該係止手段40を弾性変形させるこ とにより、前記モジュラコネクタ内の被係止突部との係止状態を解除する。これ により、モジュラプラグBを電子機器等のモジュラコネクタ内から引き抜くこと ができる。
【0021】 これにより、万一、モジュラプラグのレバーや係止部の根元から折れたりした 場合には、上述したように、簡単に代用の補修具を装着することができ、ケーブ ルを切断することなく、モジュラプラグを容易に補修することができる。また、 損傷の恐れのある部分に取り付けられた既存のモジュラプラグを、前述したよう なレバーが損傷することを防ぐための特殊な構造を有するモジュラプラグに変更 するか、或いはそのための保護具を装着する必要はなく、余分な手間を省くこと ができるとともに、コスト的な負担を軽減することができる。 さらにまた、本考案のモジュラプラグの補修具Aを用いれば、加工線を購入し てモジュラプラグ本体及びケーブルからなるモジュラプラグB毎にすべてを交換 する必要はなく、余分な部材コストを削減することができる。 また、モジュラプラグを交換する作業時に、プラグ本体内に電線を収容して再 度カシメ工程を行う必要はなく、この作業用の専用工具を必要としない。また、 交換時の配線ミスによる電子機器等が動作しないという恐れをなくすことができ る。さらにまた、本実施形態におけるモジュラプラグの補修具Aは、ステンレス 製で形成されているため変形することはあっても折れることはない。このため、 変形した場合は、容易にもとの形に復元して再使用することができるので、一度 補修すれば部材費等の購入費を節約することができる。
【0022】
【考案の効果】
請求項1の考案は、電子機器等のモジュラコネクタ用のプラグのプラグ本体に 固着され、該プラグのレバーと係止部が切除された場合に装着される補修具であ って、前記モジュラコネクタに対して係脱可能であって弾性を備えた係止手段と 、該係止手段に係脱力を付与する操作レバーと、前記係止手段及び操作レバーを プラグ本体に取付けるための取付け手段とからなることを特徴とし、前記取り付 け手段により係止手段及び操作レバーをプラグ本体に取りつけて、プラグを交換 することなく、レバーや係止部が損傷した既存のモジュラプラグを補修すること ができるという効果がある。 請求項2の考案は、請求項1記載の考案において、取付け手段は、プラグ本体 の上面に固着される接触面を備えた基板と、該基板の接触面とプラグ本体とを固 着する固着手段とからなることを特徴とし、前記基板を固着手段によりプラグ本 体に固着して、プラグを交換することなく、レバーや係止部が損傷した既存のモ ジュラプラグを補修することができるという効果がある。 請求項3の考案は、請求項2記載の考案において、係止手段は基板に対して所 定角度で延設された弾性体に形成されており、操作レバーは前記弾性体にさらに 延設されていることを特徴とし、基板を固着手段によりプラグ本体に固着して、 弾性体及び操作レバーをプラグ本体に取りつけて、プラグを交換することなく、 レバーや係止部が損傷した既存のモジュラプラグを補修することができるという 効果がある。 請求項4の考案は、請求項2記載の考案において、固着手段は、基板の裏面に 貼着された両面テープからなることを特徴とし、前記基板を両面テープによりプ ラグ本体に固着して、プラグを交換することなく、レバーや係止部が損傷した既 存のモジュラプラグを補修することができるという効果がある。 請求項5の考案は、請求項2記載の考案において、固着手段は、基板の側端に 設けられ、該基板をプラグ本体に係止する係止爪からなることを特徴とし、前記 基板を係止爪によりプラグ本体に係止して、プラグを交換することなく、レバー や係止部が損傷した既存のモジュラプラグを補修することができるという効果が ある。 請求項6の考案は、請求項2乃至5のいずれかに記載の考案において、係止手 段、操作レバー及び基板は、ステンレス製としたことを特徴とし、プラグを交換 することなく、レバーや係止部が損傷した既存のモジュラプラグを補修すること ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のモジュラプラグの補修具A及びモジュ
ラプラグBを示す分解斜示図である。
【図2】従来のモジュラプラグを示す側面図である。
【図3】レバ─をくの字状に形成したモジュラプラグを
示す側面図である。
【図4】レバーが損傷することを防ぐモジュラプラグの
保護具を示す側面図である。
【符号の説明】
A モジュラプラグの補修具 B 従来のモジュラプラグ C レバーをくの字状に形成した従来のモジュラプラグ D モジュラプラグの保護具 10 モジュラプラグ本体 11 本体部 12 差込部 13 係止部 14 レバー 40 係止手段 50 操作レバー 60 基板 70 両面テ─プ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器等のモジュラコネクタ用のプラグ
    のプラグ本体に固着され、該プラグのレバーと係止部が
    切除された場合に装着される補修具であって、前記モジ
    ュラコネクタに対して係脱可能であって弾性を備えた係
    止手段と、該係止手段に係脱力を付与する操作レバー
    と、前記係止手段及び操作レバーをプラグ本体に取付け
    るための取付け手段とからなることを特徴とするモジュ
    ラコネクタ用のプラグの補修具。
  2. 【請求項2】取付け手段は、プラグ本体の上面に固着さ
    れる接触面を備えた基板と、該基板の接触面とプラグ本
    体とを固着する固着手段とからなることを特徴とする請
    求項1記載のモジュラコネクタ用のプラグの補修具。
  3. 【請求項3】係止手段は基板に対して所定角度で延設さ
    れた弾性体に形成されており、操作レバーは前記弾性体
    にさらに延設されていることを特徴とする請求項2記載
    のモジュラコネクタ用のプラグの補修具。
  4. 【請求項4】固着手段は、基板の裏面に貼着された両面
    テープからなることを特徴とする請求項2記載のモジュ
    ラコネクタ用のプラグの補修具。
  5. 【請求項5】固着手段は、基板の側端に設けられ、該基
    板をプラグ本体に係止する係止爪からなることを特徴と
    する請求項2記載のモジュラコネクタ用のプラグの補修
    具。
  6. 【請求項6】係止手段、操作レバー及び基板は、ステン
    レス製としたことを特徴とする請求項2乃至5のいずれ
    かに記載のモジュラコネクタ用のプラグの補修具。
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