JP3064617B2 - 殺虫剤および該殺虫剤製造の中間体として有用な2−アリール−5−(トリフルオロメチル)ピロールの合成法 - Google Patents
殺虫剤および該殺虫剤製造の中間体として有用な2−アリール−5−(トリフルオロメチル)ピロールの合成法Info
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Description
【0001】アリールピロール化合物は非常に効果的な
殺虫剤、殺ダニ剤、および殺腺虫剤である。
殺虫剤、殺ダニ剤、および殺腺虫剤である。
【0002】本発明は式I
【0003】
【化4】
【0004】但し式中Aは水素、フェニルまたは随時フ
ェニルを置換したC1〜C6アルキル;WはCN、N
O2、CO2R1またはSO2R2;Lは水素またはハロゲ
ン;MおよびRはそれぞれ独立に水素、C1〜C4のアル
キル、C1〜C4のアルコキシ、C1〜C4のアルキルチ
オ、C1〜C4のアルキルスルフィニル、C1〜C4のアル
キルスルフォニル、CN、NO2、Cl、Br、F、
I、CF3、R3CF2Z、R4COまたはNR5R6基であ
り、MとRが隣接した位置にある場合には、それが結合
した炭素原子と一緒になってMRが−CHO−、−OC
FO−または−CH=CH−CH=CH−の構造を表す
環をつくることができ;R1はC1〜C6アルキル、C3〜
C6シクロアルキルまたはフェニルであり;R2はC1〜
C6アルキル、C3〜C6シクロアルキルまたはフェニル
であり;R3は水素、F、CHF2、CHFClまたはC
F3であり;R4はC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキ
シまたはNR5R6であり;R5は水素またはC1〜C4の
アルキルであり;R6は水素、C1〜C4のアルキルまた
はR7COであり;R7は水素またはC1〜C4のアルキル
であり;ZはS(O)nまたはOであり;nは0、1、
または2の整数である、のアリールピロール化合物の製
造法において、式II
ェニルを置換したC1〜C6アルキル;WはCN、N
O2、CO2R1またはSO2R2;Lは水素またはハロゲ
ン;MおよびRはそれぞれ独立に水素、C1〜C4のアル
キル、C1〜C4のアルコキシ、C1〜C4のアルキルチ
オ、C1〜C4のアルキルスルフィニル、C1〜C4のアル
キルスルフォニル、CN、NO2、Cl、Br、F、
I、CF3、R3CF2Z、R4COまたはNR5R6基であ
り、MとRが隣接した位置にある場合には、それが結合
した炭素原子と一緒になってMRが−CHO−、−OC
FO−または−CH=CH−CH=CH−の構造を表す
環をつくることができ;R1はC1〜C6アルキル、C3〜
C6シクロアルキルまたはフェニルであり;R2はC1〜
C6アルキル、C3〜C6シクロアルキルまたはフェニル
であり;R3は水素、F、CHF2、CHFClまたはC
F3であり;R4はC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキ
シまたはNR5R6であり;R5は水素またはC1〜C4の
アルキルであり;R6は水素、C1〜C4のアルキルまた
はR7COであり;R7は水素またはC1〜C4のアルキル
であり;ZはS(O)nまたはOであり;nは0、1、
または2の整数である、のアリールピロール化合物の製
造法において、式II
【0005】
【化5】
【0006】但し式中A、W、L、MおよびRは上記意
味を有する、の化合物を、酸および溶媒の存在下におい
て、少なくとも1モル当量の式III
味を有する、の化合物を、酸および溶媒の存在下におい
て、少なくとも1モル当量の式III
【0007】
【化6】 の化合物と反応させることを特徴とする方法に関する。
【0008】式Iのアリールピロール化合物は殺虫剤、
殺ダニ剤、および殺腺虫剤として極めて有用であり、ま
た或る種の殺虫性をもったアリールピロール化合物を製
造するための重要な中間体である。
殺ダニ剤、および殺腺虫剤として極めて有用であり、ま
た或る種の殺虫性をもったアリールピロール化合物を製
造するための重要な中間体である。
【0009】本発明においては驚くべきことには、α位
に置換されたピロール環は適当なエナミンをα−ハロケ
トンと縮合させることにより一工程で効果的に製造でき
ることが見出だされた。即ち式Iのピロール化合物は式
IIのエナミンを約1モル当量の式IIIのα−ハロケ
トンと、酸および溶媒を存在させ、好ましくは高温で反
応させることにより製造することができることが見出だ
された。。この反応は下記の流れ図Iにより示される。
に置換されたピロール環は適当なエナミンをα−ハロケ
トンと縮合させることにより一工程で効果的に製造でき
ることが見出だされた。即ち式Iのピロール化合物は式
IIのエナミンを約1モル当量の式IIIのα−ハロケ
トンと、酸および溶媒を存在させ、好ましくは高温で反
応させることにより製造することができることが見出だ
された。。この反応は下記の流れ図Iにより示される。
【0010】流れ図I
【0011】
【化7】
【0012】本発明方法に使用するのに適した溶媒は有
機溶媒、例えば沸点範囲が約80〜250℃の炭化水素
および芳香族炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、キ
シレン等、好ましくはトルエンである。本発明に使用す
るのに適した酸には、有機酸、例えば酢酸、プロピオン
酸等、好ましくは酢酸が含まれる。反応温度は約80〜
150℃が適しており、90〜130℃が好適である。
機溶媒、例えば沸点範囲が約80〜250℃の炭化水素
および芳香族炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、キ
シレン等、好ましくはトルエンである。本発明に使用す
るのに適した酸には、有機酸、例えば酢酸、プロピオン
酸等、好ましくは酢酸が含まれる。反応温度は約80〜
150℃が適しており、90〜130℃が好適である。
【0013】式IIの化合物でAが水素である化合物は
式IVの適当なベンゾニトリルを式Vの化合物と、下記
の流れ図に示すように塩基を存在させて反応させ製造す
ることができる。
式IVの適当なベンゾニトリルを式Vの化合物と、下記
の流れ図に示すように塩基を存在させて反応させ製造す
ることができる。
【0014】流れ図II
【0015】
【化8】
【0016】式IIの化合物でAが水素以外である化合
物は式VIの適当なアロイル化合物を式VIIの適当な
アミンと、下記の流れ図に示すように反応させて製造す
ることができる。
物は式VIの適当なアロイル化合物を式VIIの適当な
アミンと、下記の流れ図に示すように反応させて製造す
ることができる。
【0017】流れ図III
【0018】
【化9】
【0019】式Iのアリールピロール化合物は殺虫性を
もったアリールピロールの製造の中間体として有用であ
る。例えば式Iの化合物を適当なハロゲン化剤、例えば
ハロゲン、次亜ハロゲン酸等でハロゲン化して式VII
Iの対応する2−アリール−4−ピロールにすることが
できる。この反応は下記の流れ図IVで示される。
もったアリールピロールの製造の中間体として有用であ
る。例えば式Iの化合物を適当なハロゲン化剤、例えば
ハロゲン、次亜ハロゲン酸等でハロゲン化して式VII
Iの対応する2−アリール−4−ピロールにすることが
できる。この反応は下記の流れ図IVで示される。
【0020】
【化10】
【0021】置換基A、W、L、MおよびR並びにハロ
ゲンXを変えることにより、式Iの中間化合物から多数
の可能なアリールピロールを製造することができる。
ゲンXを変えることにより、式Iの中間化合物から多数
の可能なアリールピロールを製造することができる。
【0022】本発明の理解をさらに容易にするために、
主として本発明の特定の詳細点を例示する目的で下記の
実施例を掲げる。本発明は添付特許請求の範囲以外これ
らの実施例によって限定されることはない。IRおよび
NMRという言葉はそれぞれ赤外分光法および核磁気共
鳴法をを意味し、HPLCという言葉は高圧液体クロマ
トグラフィーを意味する。
主として本発明の特定の詳細点を例示する目的で下記の
実施例を掲げる。本発明は添付特許請求の範囲以外これ
らの実施例によって限定されることはない。IRおよび
NMRという言葉はそれぞれ赤外分光法および核磁気共
鳴法をを意味し、HPLCという言葉は高圧液体クロマ
トグラフィーを意味する。
【0023】
【実施例】実施例 1 2−(3,4−ジクロロフェニル)−1−メチル−5−
(フルオロメチル)ピロール−3−カーボニトリルの製
造
(フルオロメチル)ピロール−3−カーボニトリルの製
造
【0024】
【化11】
【0025】トルエンおよび酢酸中にp−クロロ−β−
(メチルアミノ)シンナムニトリル(10.0g、0.
052モル)を含む溶液を、室温において3−ブロモ−
1,1,1−トリフルオロ−2−プロパン(10.0
g、0.052モル)で滴下処理し、約1時間或いは薄
層クロマトグラフで原料が消失するまで還流温度で加熱
し、室温に冷却し、酢酸エチルで希釈する。有機相を順
次水および5NのNaOHで洗滌し、乾燥(Na2S
O4)し、真空中で濃縮して褐色の油状の残留物を得
た。この残留物をフラッシュ・クロマトグラフにかけ
(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、80/20)、
6.7g(収率48%)の標記化合物を融点129.5
〜130.5℃の淡黄色の固体として得た。このものは
IRおよびNMR分析法によって同定した。
(メチルアミノ)シンナムニトリル(10.0g、0.
052モル)を含む溶液を、室温において3−ブロモ−
1,1,1−トリフルオロ−2−プロパン(10.0
g、0.052モル)で滴下処理し、約1時間或いは薄
層クロマトグラフで原料が消失するまで還流温度で加熱
し、室温に冷却し、酢酸エチルで希釈する。有機相を順
次水および5NのNaOHで洗滌し、乾燥(Na2S
O4)し、真空中で濃縮して褐色の油状の残留物を得
た。この残留物をフラッシュ・クロマトグラフにかけ
(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、80/20)、
6.7g(収率48%)の標記化合物を融点129.5
〜130.5℃の淡黄色の固体として得た。このものは
IRおよびNMR分析法によって同定した。
【0026】実施例 2 2−(3,4−ジクロロフェニル)−1−メチル−5−
(トリフルオロメチル)ピロール−3−カーボニトリル
の製造
(トリフルオロメチル)ピロール−3−カーボニトリル
の製造
【0027】
【化12】
【0028】トルエンおよび酢酸中に3,4−ジクロロ
−β−(メチルアミノ)シンナムニトリル(7.0g、
0.031モル)を含む溶液を、室温において3−ブロ
モ−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパン(6.0
g、0.031モル)で滴下処理し、約5時間還流温度
で加熱し、室温に冷却し、酢酸エチルで希釈する。有機
相を順次水および水酸化ナトリウム水溶液で洗滌し、乾
燥(Na2SO4)し、真空中で濃縮して褐色の油状の残
留物を得た。この残留物をフラッシュ・クロマトグラフ
にかけ(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、80/2
0)、標記化合物を融点130.2℃の淡黄色の固体と
して得た。このものは質量スペクトル、IRおよびNM
R分析法によって同定した。
−β−(メチルアミノ)シンナムニトリル(7.0g、
0.031モル)を含む溶液を、室温において3−ブロ
モ−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパン(6.0
g、0.031モル)で滴下処理し、約5時間還流温度
で加熱し、室温に冷却し、酢酸エチルで希釈する。有機
相を順次水および水酸化ナトリウム水溶液で洗滌し、乾
燥(Na2SO4)し、真空中で濃縮して褐色の油状の残
留物を得た。この残留物をフラッシュ・クロマトグラフ
にかけ(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、80/2
0)、標記化合物を融点130.2℃の淡黄色の固体と
して得た。このものは質量スペクトル、IRおよびNM
R分析法によって同定した。
【0029】実施例 3 1−メチル−2−(2−ナフチル)−5−(トリフルオ
ロメチル)ピロール−3−カーボニトリルの製造
ロメチル)ピロール−3−カーボニトリルの製造
【0030】
【化13】
【0031】トルエンおよび酢酸中にβ−(メチルアミ
ノ)−2−ナフタレンアクリロトリル(2.5g、0.
012モル)を含む溶液を、室温において3−ブロモ−
1,1,1−トリフルオロ−2−プロパン(2.3g、
0.012モル)で滴下処理し、6時間還流温度で加熱
し、室温に冷却し、酢酸エチルで希釈する。有機相を順
次水および5NのNaOHで洗滌し、乾燥(Na2S
O4)し、真空中で濃縮して褐色の油状の残留物を得
た。この残留物をフラッシュ・クロマトグラフにかけ
(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、80/20)、
標記化合物を融点134℃の淡黄色の固体として得た。
このものは質量スペクトル、IRおよびNMR分析法に
よって同定した。
ノ)−2−ナフタレンアクリロトリル(2.5g、0.
012モル)を含む溶液を、室温において3−ブロモ−
1,1,1−トリフルオロ−2−プロパン(2.3g、
0.012モル)で滴下処理し、6時間還流温度で加熱
し、室温に冷却し、酢酸エチルで希釈する。有機相を順
次水および5NのNaOHで洗滌し、乾燥(Na2S
O4)し、真空中で濃縮して褐色の油状の残留物を得
た。この残留物をフラッシュ・クロマトグラフにかけ
(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エチル、80/20)、
標記化合物を融点134℃の淡黄色の固体として得た。
このものは質量スペクトル、IRおよびNMR分析法に
よって同定した。
【0032】実施例 4 2−(p−クロロフェニル)−5−(トリフルオロメチ
ル)ピロール−3−カーボニトリルの製造
ル)ピロール−3−カーボニトリルの製造
【0033】
【化14】
【0034】酢酸中にβ−アミノ−p−クロロシンナム
ニトリルカリウム塩(2.2g、0.01モル)を含む
混合物を、室温において3−ブロモ−1,1,1−トリ
フルオロ−2−プロパン(1.91g、0.01モル)
で滴下処理し、1時間30分間100℃に加熱し、16
時間室温で撹拌し、水および酢酸エチルで希釈する。有
機相を順次水および水酸化ナトリウム水溶液で洗滌し、
乾燥(Na2SO4)し、真空中で濃縮して半固体の残留
物を得た。この残留物を酢酸エチル/ヘプタンから再結
晶し、標記化合物を融点238〜240℃の褐色の固体
として得た。このものは13Cおよび1HNMR分析法に
よって同定した。
ニトリルカリウム塩(2.2g、0.01モル)を含む
混合物を、室温において3−ブロモ−1,1,1−トリ
フルオロ−2−プロパン(1.91g、0.01モル)
で滴下処理し、1時間30分間100℃に加熱し、16
時間室温で撹拌し、水および酢酸エチルで希釈する。有
機相を順次水および水酸化ナトリウム水溶液で洗滌し、
乾燥(Na2SO4)し、真空中で濃縮して半固体の残留
物を得た。この残留物を酢酸エチル/ヘプタンから再結
晶し、標記化合物を融点238〜240℃の褐色の固体
として得た。このものは13Cおよび1HNMR分析法に
よって同定した。
【0035】実施例 5 p−クロロフェニル−β−(メチルアミノ)シンナムニ
トリルの製造
トリルの製造
【0036】
【化15】
【0037】トルエン中にp−クロロベンゾイルアセト
ニトリル(18.0g、0.1モル)、メチルアミン塩
酸塩(10.13g、0.45モル)および酢酸ナトリ
ウム(12.3g、0.15モル)を5〜6時間還流温
度で加熱し[ディーン・シュタルク・トラップ(Dea
n Stark Trap)を使用]、室温に冷却し、
水および酢酸エチルで希釈する。有機相を分離し、真空
中で濃縮して残留物を得た。この残留物をトルエン/ヘ
プタンから再結晶し、17.1g(収率89%)の標記
化合物を融点111.0〜113.0℃の褐色の固体と
して得た。このものは13Cおよび1HNMR分析法によ
って同定した。
ニトリル(18.0g、0.1モル)、メチルアミン塩
酸塩(10.13g、0.45モル)および酢酸ナトリ
ウム(12.3g、0.15モル)を5〜6時間還流温
度で加熱し[ディーン・シュタルク・トラップ(Dea
n Stark Trap)を使用]、室温に冷却し、
水および酢酸エチルで希釈する。有機相を分離し、真空
中で濃縮して残留物を得た。この残留物をトルエン/ヘ
プタンから再結晶し、17.1g(収率89%)の標記
化合物を融点111.0〜113.0℃の褐色の固体と
して得た。このものは13Cおよび1HNMR分析法によ
って同定した。
【0038】実施例 6 β−アミノ−p−クロロシンナムニトリルの製造
【0039】
【化16】
【0040】ジメトキシエタン中にp−クロロベンゾニ
トリル(13.8、0.1モル)を含む溶液を室温にお
いてアセトニトリル(4.93g、0.012モル)で
処理し、カリウムt−ブトキシド(11.8g、0.1
05モル)で少量づつ処理し、室温で1時間加熱還流さ
せ、室温に冷却し、エーテルで希釈し、濾過する。固体
のフィルター・ケーキを空気乾燥し、10gの試料をエ
タノールから再結晶し、3.9gの標記化合物を白色の
固体として得た。このものはIR、13Cおよび1HNM
R分析法によって同定した。
トリル(13.8、0.1モル)を含む溶液を室温にお
いてアセトニトリル(4.93g、0.012モル)で
処理し、カリウムt−ブトキシド(11.8g、0.1
05モル)で少量づつ処理し、室温で1時間加熱還流さ
せ、室温に冷却し、エーテルで希釈し、濾過する。固体
のフィルター・ケーキを空気乾燥し、10gの試料をエ
タノールから再結晶し、3.9gの標記化合物を白色の
固体として得た。このものはIR、13Cおよび1HNM
R分析法によって同定した。
【0041】実施例 7 β−(メチルアミノ)−2−ナフタレンアクリロニトリ
ルの製造
ルの製造
【0042】
【化17】
【0043】トルエン中にβ−オキソ−2−ナフタレン
プロピオニトリル(5.0g、0.0256モル)を含
む溶液を、メチルアミン塩酸塩(2.6g、0.038
4モル)、酢酸ナトリウム(3.15g、0.0386
モル)および触媒量の酢酸で処理し、6時間還流温度で
加熱し(ディーン・シュタルク・トラップを使用)、冷
却し、酢酸エチルおよび希塩酸で希釈する。有機相をN
a2SO4上で乾燥し、真空中で濃縮して濃縮物を得
た。これをヘキサン中で砕き、3.1g(収率58%)
の標記化合物を融点138℃の黄色の固体として得た。
このものはIR、1HNMRおよび質量スペクトル分析
法によって同定した。
プロピオニトリル(5.0g、0.0256モル)を含
む溶液を、メチルアミン塩酸塩(2.6g、0.038
4モル)、酢酸ナトリウム(3.15g、0.0386
モル)および触媒量の酢酸で処理し、6時間還流温度で
加熱し(ディーン・シュタルク・トラップを使用)、冷
却し、酢酸エチルおよび希塩酸で希釈する。有機相をN
a2SO4上で乾燥し、真空中で濃縮して濃縮物を得
た。これをヘキサン中で砕き、3.1g(収率58%)
の標記化合物を融点138℃の黄色の固体として得た。
このものはIR、1HNMRおよび質量スペクトル分析
法によって同定した。
【0044】実施例 8 2−(p−クロロフェニル)−4−ブロモ−1−メチル
−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カーボニ
トリルの製造
−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3−カーボニ
トリルの製造
【0045】
【化18】
【0046】クロロベンゼン中に2−(p−クロロフェ
ニル)−1−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピロ
ール−3−カーボニトリル(5.70g、0.02モ
ル)を含む溶液を臭素(3.52g、0.022モル)
で処理し、80℃で20時間加熱し、室温において冷却
し、さらに臭素(3.52g、0.022モル)で処理
し、HPLC分析で反応の完結が確認されるまで100
℃で加熱する。反応混合物を室温に冷却し、酢酸エチル
および水で希釈する。有機相をメタ重亜硫酸ナトリウム
で洗滌し、乾燥(MgSO4)し、真空中で濃縮して固
体の残留物を得た。この残留物を酢酸エチル/ヘプタン
から再結晶し、6.50g(収率89.4%)の標記化
合物を融点126〜129℃の白色の固体として得た。
ニル)−1−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピロ
ール−3−カーボニトリル(5.70g、0.02モ
ル)を含む溶液を臭素(3.52g、0.022モル)
で処理し、80℃で20時間加熱し、室温において冷却
し、さらに臭素(3.52g、0.022モル)で処理
し、HPLC分析で反応の完結が確認されるまで100
℃で加熱する。反応混合物を室温に冷却し、酢酸エチル
および水で希釈する。有機相をメタ重亜硫酸ナトリウム
で洗滌し、乾燥(MgSO4)し、真空中で濃縮して固
体の残留物を得た。この残留物を酢酸エチル/ヘプタン
から再結晶し、6.50g(収率89.4%)の標記化
合物を融点126〜129℃の白色の固体として得た。
【0047】実施例 9 2−p−(クロロフェニル)−4−クロロ−5−(トリ
フルオロメチル)ピロール−3−カーボニトリルの製造
フルオロメチル)ピロール−3−カーボニトリルの製造
【0048】
【化19】
【0049】モノクロロベンゼン中に2−(p−クロロ
フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3
−カーボニトリル(20.0g、0.0739モル)を
含む溶液を、次亜塩素酸t−ブチル(19.6g、0.
087モル)で処理し、2時間70℃、さらにt−ブチ
ルヒポクロライト(2.0g、0.009モル)で処理
し、1時間80〜82℃に加熱し、室温に冷却し、ヘプ
タンで希釈し、濾過する。フィルター・ケークを空気乾
燥し、18.5g(収率82.5%)の標記化合物を融
点242.5〜243.0℃の淡い色の固体として得
た。このものは19Fおよび1HMR分析法によって同定
した。
フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピロール−3
−カーボニトリル(20.0g、0.0739モル)を
含む溶液を、次亜塩素酸t−ブチル(19.6g、0.
087モル)で処理し、2時間70℃、さらにt−ブチ
ルヒポクロライト(2.0g、0.009モル)で処理
し、1時間80〜82℃に加熱し、室温に冷却し、ヘプ
タンで希釈し、濾過する。フィルター・ケークを空気乾
燥し、18.5g(収率82.5%)の標記化合物を融
点242.5〜243.0℃の淡い色の固体として得
た。このものは19Fおよび1HMR分析法によって同定
した。
【0050】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 1.式I
る。 1.式I
【0051】
【化20】
【0052】但し式中Aは水素、フェニルまたは随時フ
ェニルを置換したC1〜C6アルキル;WはCN、N
O2、CO2R1またはSO2R2;Lは水素またはハロゲ
ン;MおよびRはそれぞれ独立に水素、C1〜C4のアル
キル、C1〜C4のアルコキシ、C1〜C4のアルキルチ
オ、C1〜C4のアルキルスルフィニル、C1〜C4のアル
キルスルフォニル、CN、NO2、Cl、Br、F、
I、CF3、R3CF2Z、R4COまたはNR5R6基であ
り、MとRが隣接した位置にある場合には、それが結合
した炭素原子と一緒になってMRが−CHO−、−OC
FO−または−CH=CH−CH=CH−の構造を表す
環をつくることができ;R1はC1〜C6アルキル、C3〜
C6シクロアルキルまたはフェニルであり;R2はC1〜
C6アルキル、C3〜C6シクロアルキルまたはフェニル
であり;R3は水素、F、CHF2、CHFClまたはC
F3であり;R4はC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキ
シまたはNR5R6であり;R5は水素またはC1〜C4の
アルキルであり;R6は水素、C1〜C4のアルキルまた
はR7COであり;R7は水素またはC1〜C4のアルキル
であり;ZはS(O)nまたはOであり;nは0、1、
または2の整数である、のアリールピロール化合物の製
造法において、式II
ェニルを置換したC1〜C6アルキル;WはCN、N
O2、CO2R1またはSO2R2;Lは水素またはハロゲ
ン;MおよびRはそれぞれ独立に水素、C1〜C4のアル
キル、C1〜C4のアルコキシ、C1〜C4のアルキルチ
オ、C1〜C4のアルキルスルフィニル、C1〜C4のアル
キルスルフォニル、CN、NO2、Cl、Br、F、
I、CF3、R3CF2Z、R4COまたはNR5R6基であ
り、MとRが隣接した位置にある場合には、それが結合
した炭素原子と一緒になってMRが−CHO−、−OC
FO−または−CH=CH−CH=CH−の構造を表す
環をつくることができ;R1はC1〜C6アルキル、C3〜
C6シクロアルキルまたはフェニルであり;R2はC1〜
C6アルキル、C3〜C6シクロアルキルまたはフェニル
であり;R3は水素、F、CHF2、CHFClまたはC
F3であり;R4はC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキ
シまたはNR5R6であり;R5は水素またはC1〜C4の
アルキルであり;R6は水素、C1〜C4のアルキルまた
はR7COであり;R7は水素またはC1〜C4のアルキル
であり;ZはS(O)nまたはOであり;nは0、1、
または2の整数である、のアリールピロール化合物の製
造法において、式II
【0053】
【化21】
【0054】但し式中A、W、L、MおよびRは上記意
味を有する、の化合物を、酸および溶媒の存在下におい
て、少なくとも1モル当量の式III
味を有する、の化合物を、酸および溶媒の存在下におい
て、少なくとも1モル当量の式III
【0055】
【化22】 の化合物と反応させる方法。
【0056】2.反応を高温において行う上記第1項記
載の方法。
載の方法。
【0057】3.該高温は約90〜130℃である上記
第2項記載の方法。
第2項記載の方法。
【0058】4.酸が酢酸である上記第1項記載の方
法。
法。
【0059】5.WがCNである上記第1項記載の方
法。
法。
【0060】6.WがNO2である上記第1項記載の方
法。
法。
【0061】7.Aが水素またはメチルであり、Lおよ
びRが水素、Mがハロゲンである上記第5項記載の方
法。
びRが水素、Mがハロゲンである上記第5項記載の方
法。
【0062】8.Aが水素またはメチルであり、Lが水
素、MおよびRがハロゲンである上記第5項記載の方
法。
素、MおよびRがハロゲンである上記第5項記載の方
法。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−104042(JP,A) 特開 平4−290867(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 207/00 - 207/50 A01N 43/36 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)
Claims (1)
- 【請求項1】 式I 【化1】 但し式中Aは水素、フェニルまたは随時フェニルを置換
したC1〜C6アルキル;WはCN、NO2、CO2R1ま
たはSO2R2;Lは水素またはハロゲン;MおよびRは
それぞれ独立に水素、C1〜C4のアルキル、C1〜C4の
アルコキシ、C1〜C4のアルキルチオ、C1〜C4のアル
キルスルフィニル、C1〜C4のアルキルスルフォニル、
CN、NO2、Cl、Br、F、I、CF3、R3CF
2Z、R4COまたはNR5R6基であり、MとRが隣接し
た位置にある場合には、それが結合した炭素原子と一緒
になってMRが−CHO−、−OCFO−または−CH
=CH−CH=CH−の構造を表す環をつくることがで
き;R1はC1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキル
またはフェニルであり;R2はC1〜C6アルキル、C3〜
C6シクロアルキルまたはフェニルであり;R3は水素、
F、CHF2、CHFClまたはCF3であり;R4はC1
〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシまたはNR5R6で
あり;R5は水素またはC1〜C4のアルキルであり;R6
は水素、C1〜C4のアルキルまたはR7COであり;R7
は水素またはC1〜C4のアルキルであり;ZはS(O)
nまたはOであり;nは0、1、または2の整数であ
る、のアリールピロール化合物の製造法において、式I
I 【化2】 但し式中A、W、L、MおよびRは上記意味を有する、
の化合物を、酸および溶媒の存在下において、少なくと
も1モル当量の式III 【化3】 の化合物と反応させることを特徴とする方法。
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US5157047A (en) * | 1990-10-18 | 1992-10-20 | American Cyanamid Company | Bis- and tris(trifluoromethyl)arylpyrrole insecticidal and acaricidal agents |
DE69131002T2 (de) * | 1990-12-26 | 1999-09-30 | American Cyanamid Co | Verfahren zur Herstellung von 2-Aryl-1-substituierten-5-(Trifluormethyl)-Pyrrolen als Insektizide, Akarizide und Nematizide Wirkstoffe sowie als Zwischenprodukte zur Herstellung dieser Wirkstoffe |
US5145986A (en) * | 1991-09-09 | 1992-09-08 | American Cyanamid Company | Process for the manufacture of insecticidal, nematicidal and acaricidal 2-aryl-3-substituted-5-(trifluoromethyl)pyrrole compounds from N-(substituted benzyl)-2,2,2-trifluoro-acetimidoyl chloride compounds |
US5256796A (en) * | 1992-12-11 | 1993-10-26 | American Cyanamid Company | Method for the preparation of 2-aryl-5-trifluoromethylpyrrole compounds |
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DE19548416A1 (de) * | 1995-12-22 | 1997-06-26 | Bayer Ag | 3,3-Dioxy-4,4,4-trifluorbuttersäure-Derivate |
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US4929634A (en) * | 1987-10-23 | 1990-05-29 | American Cyanamid Company | Method of and bait compositions for controlling mollusks |
IL98235A (en) * | 1990-07-31 | 1999-07-14 | American Cyanamid Co | Process for the preparation of 2-aryl - 5 -) trifluoromethyl compounds (pyrolytic insecticides, acaricides and nematicides and their intermediates |
US5180734A (en) * | 1990-11-30 | 1993-01-19 | American Cyanamid Company | Insecticidal and acaricidal diarylpyrrolecarbonitrile and diarylnitropyrrole compounds |
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-
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