JP3064535B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JP3064535B2 JP3064535B2 JP3207860A JP20786091A JP3064535B2 JP 3064535 B2 JP3064535 B2 JP 3064535B2 JP 3207860 A JP3207860 A JP 3207860A JP 20786091 A JP20786091 A JP 20786091A JP 3064535 B2 JP3064535 B2 JP 3064535B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- support
- vacuum cleaner
- grip
- electric blower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、本体の後方上面に本体
移動時の提げてをその外面が本体の外形の一部を形成す
るよう構成した電気掃除機に関するものである。
移動時の提げてをその外面が本体の外形の一部を形成す
るよう構成した電気掃除機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電気掃除機を図６及び図７により
説明する。図において、コ−ド巻き取り装置（図示せ
ず）及び電動送風機１を後方に配設し、それらを下本体
２及び上本体３により挟持して保持すると共に下本体２
と集塵蓋４により集塵室５を形成し、下本体２の前方下
面に回転自在に保持したキャスタ−６と後方にロ−ラ−
７を配設するとともに、上本体３の上面に凹部（図示せ
ず）を形成し、そこに提げて８を上本体３に形成したボ
ス（図示せず）に軸支し、挿入して形成していた。
説明する。図において、コ−ド巻き取り装置（図示せ
ず）及び電動送風機１を後方に配設し、それらを下本体
２及び上本体３により挟持して保持すると共に下本体２
と集塵蓋４により集塵室５を形成し、下本体２の前方下
面に回転自在に保持したキャスタ−６と後方にロ−ラ−
７を配設するとともに、上本体３の上面に凹部（図示せ
ず）を形成し、そこに提げて８を上本体３に形成したボ
ス（図示せず）に軸支し、挿入して形成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造のものでは図に示す通り、上本体３から提げて８を倒
立させる時、指を挿入するための凹部９が必要となって
いた。このため本体外観に影響を及ぼすばかりでなく電
動送風機室１０内の風の流れにも影響を及ぼしていた。
また、この凹部９を形成しない場合は提げて８にラッチ
機構等を形成する必要があり、コストアップの原因とも
なっていた。また、提げて８は一般的に小型となり持ち
運びし難いものとなっていた。
造のものでは図に示す通り、上本体３から提げて８を倒
立させる時、指を挿入するための凹部９が必要となって
いた。このため本体外観に影響を及ぼすばかりでなく電
動送風機室１０内の風の流れにも影響を及ぼしていた。
また、この凹部９を形成しない場合は提げて８にラッチ
機構等を形成する必要があり、コストアップの原因とも
なっていた。また、提げて８は一般的に小型となり持ち
運びし難いものとなっていた。
【０００４】本発明は上記課題を解消するため提げての
外側面で本体外観の一部を形成することにより、提げて
を大型化して持ち易くすると共に、倒立し易くし使用性
を向上するものである。
外側面で本体外観の一部を形成することにより、提げて
を大型化して持ち易くすると共に、倒立し易くし使用性
を向上するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、前方に集塵室、後方にコード巻き取り装
置や電動送風機を内蔵する本体と、本体の両側面に軸支
される略コの字状の提げてを備え、前記本体の両側面か
ら本体後方上面にわたり前記提げての収納部を形成し、
前記提げての後方部は前記本体後面側に位置すると共
に、前記提げての後方中央部に握り部を形成し、この握
り部の下方と本体との間に隙間が形成されるように前記
握り部の幅を小さくしたものである。また、提げての側
面部は前方から後方に向かうにしたがって上方に傾斜す
るように、握り部の収納位置より前記提げてを軸支する
軸支部を下方に設けたものである。
めに本発明は、前方に集塵室、後方にコード巻き取り装
置や電動送風機を内蔵する本体と、本体の両側面に軸支
される略コの字状の提げてを備え、前記本体の両側面か
ら本体後方上面にわたり前記提げての収納部を形成し、
前記提げての後方部は前記本体後面側に位置すると共
に、前記提げての後方中央部に握り部を形成し、この握
り部の下方と本体との間に隙間が形成されるように前記
握り部の幅を小さくしたものである。また、提げての側
面部は前方から後方に向かうにしたがって上方に傾斜す
るように、握り部の収納位置より前記提げてを軸支する
軸支部を下方に設けたものである。
【０００６】
【作用】上記構成の作用は次のようになる。本体の両側
面から本体後方上面にわたり提げての収納部を形成し、
この収納部に略コの字状の提げてを配するので、従来例
に比べ提げてを大型化することができ、持ち易すくする
ことができる。また、提げての後方中央部に握り部を形
成し、この握り部の下方と本体との間に隙間が形成され
るように前記握り部の幅を小さくしたので、握り部下方
と本体との隙間に指を挿入しやすくなり、しかも、握り
部の幅が小さい分握り易くなり、本体持ち上げ時におけ
る提げての倒立を行ないやすくなり、使い勝手が向上す
る。また、提げての側面部は前方から後方に向かうにし
たがって上方に傾斜するようにしているので、簡単に握
り部を持って提げてを倒立状態にすることができる。
面から本体後方上面にわたり提げての収納部を形成し、
この収納部に略コの字状の提げてを配するので、従来例
に比べ提げてを大型化することができ、持ち易すくする
ことができる。また、提げての後方中央部に握り部を形
成し、この握り部の下方と本体との間に隙間が形成され
るように前記握り部の幅を小さくしたので、握り部下方
と本体との隙間に指を挿入しやすくなり、しかも、握り
部の幅が小さい分握り易くなり、本体持ち上げ時におけ
る提げての倒立を行ないやすくなり、使い勝手が向上す
る。また、提げての側面部は前方から後方に向かうにし
たがって上方に傾斜するようにしているので、簡単に握
り部を持って提げてを倒立状態にすることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図１〜図４において、１１は、上方への
開口１２を有する集塵室１３を前方に、隔壁１４により
この集塵室１３と区切られ、電動送風機１５を内蔵する
主体室（電動送風機室）１６を後方に形成した下本体で
ある。
いて説明する。図１〜図４において、１１は、上方への
開口１２を有する集塵室１３を前方に、隔壁１４により
この集塵室１３と区切られ、電動送風機１５を内蔵する
主体室（電動送風機室）１６を後方に形成した下本体で
ある。
【０００８】１７は下本体１１に取着された１対の移動
用のロ−ラ−、１８は下本体１１の集塵室１３の底面に
取着されたキャスタ−である。電動送風機１５の上方開
口部は、上本体１９により覆われ、これら上本体１９と
下本体１１はネジ（図示せず）で固定されている。
用のロ−ラ−、１８は下本体１１の集塵室１３の底面に
取着されたキャスタ−である。電動送風機１５の上方開
口部は、上本体１９により覆われ、これら上本体１９と
下本体１１はネジ（図示せず）で固定されている。
【０００９】２０は下部を下本体１１の前方底面に設け
たボス２１に係合した前蓋である。２２は前蓋２０に形
成されたホ−ス接続口で、前蓋２０を前壁２３に固定し
たとき、これらホ−ス接続口２２と逆止弁２４は同軸に
なる。
たボス２１に係合した前蓋である。２２は前蓋２０に形
成されたホ−ス接続口で、前蓋２０を前壁２３に固定し
たとき、これらホ−ス接続口２２と逆止弁２４は同軸に
なる。
【００１０】２５は塵埃を捕獲するためのフィルタ−と
しての役割を持つ集塵袋で、ボ−ル紙等からなる吸気口
穴２６を持った口枠２７がその袋口に接着等により一体
化されている。
しての役割を持つ集塵袋で、ボ−ル紙等からなる吸気口
穴２６を持った口枠２７がその袋口に接着等により一体
化されている。
【００１１】つぎに、電気掃除機の提げて２８について
述べる。本発明の提げて２８は、図３に示すように略コ
の字状をしており、上本体１９の上方にその外側面が外
形の一部となるよう構成されている。つまり、上本体１
９の両側面に軸支される略コの字状の提げて２８を備
え、上本体１９の両側面から上本体１９の後方上面にわ
たり提げて２８の収納部を形成し、提げて２８の後方部
は上本体１９の後面側に位置するようにしている。提げ
て２８の軸部は上本体１９の中央部に設けた軸体（図示
せず）により保持されている。これにより提げて２８自
体を大型化することが可能となる。また、側面が外形の
一部であるためどの位置からも提げて２８を倒立するこ
とが可能となる。また、提げての側面部は前方から後方
に向かうに したがって上方に傾斜するように、握り部の
収納位置より前記提げてを軸支する軸支部を下方に設け
ている。
述べる。本発明の提げて２８は、図３に示すように略コ
の字状をしており、上本体１９の上方にその外側面が外
形の一部となるよう構成されている。つまり、上本体１
９の両側面に軸支される略コの字状の提げて２８を備
え、上本体１９の両側面から上本体１９の後方上面にわ
たり提げて２８の収納部を形成し、提げて２８の後方部
は上本体１９の後面側に位置するようにしている。提げ
て２８の軸部は上本体１９の中央部に設けた軸体（図示
せず）により保持されている。これにより提げて２８自
体を大型化することが可能となる。また、側面が外形の
一部であるためどの位置からも提げて２８を倒立するこ
とが可能となる。また、提げての側面部は前方から後方
に向かうに したがって上方に傾斜するように、握り部の
収納位置より前記提げてを軸支する軸支部を下方に設け
ている。
【００１２】また、図４に示すように、提げて２８の後
方部を上本体１９の後面側に位置させると共に、提げて
２８の後方中央部に握り部を形成し、この握り部の下方
と上本体１９との間に隙間が形成されるように、握り部
の幅を小さくしている。これにより握り部の下方と上本
体１９との隙間に指を挿入でき、また、握り部の幅が小
さい分握り易くなり、提げて２８の倒立し易さが増すも
のである。
方部を上本体１９の後面側に位置させると共に、提げて
２８の後方中央部に握り部を形成し、この握り部の下方
と上本体１９との間に隙間が形成されるように、握り部
の幅を小さくしている。これにより握り部の下方と上本
体１９との隙間に指を挿入でき、また、握り部の幅が小
さい分握り易くなり、提げて２８の倒立し易さが増すも
のである。
【００１３】単に指を挿入し易くするという観点では図
５に示すような構成が考えられる。つまり、提げて２８
の後方中央部の握り部に対向する上本体１９の上面に凹
部２９を形成するものである。これにより提げて２８倒
立時の指の差し入れ性が増し使い勝手が向上するが、図
４のように握り易さを確保できるものではない。
５に示すような構成が考えられる。つまり、提げて２８
の後方中央部の握り部に対向する上本体１９の上面に凹
部２９を形成するものである。これにより提げて２８倒
立時の指の差し入れ性が増し使い勝手が向上するが、図
４のように握り易さを確保できるものではない。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来例に
比べ提げてを大型化することができ、持ち易すくするこ
とができる。また、握り部下方と本体との隙間があるの
で指を挿入しやすくなり、しかも、握り部の幅が小さい
分握り易くなり、本体持ち上げ時における提げての倒立
を行ないやすくなり、使い勝手が向上する。
比べ提げてを大型化することができ、持ち易すくするこ
とができる。また、握り部下方と本体との隙間があるの
で指を挿入しやすくなり、しかも、握り部の幅が小さい
分握り易くなり、本体持ち上げ時における提げての倒立
を行ないやすくなり、使い勝手が向上する。
【図１】本発明の一実施例を示した電気掃除機の縦断面
図
図
【図２】本発明の一実施例を示した電気掃除機の側面図
【図３】本発明の一実施例を示した電気掃除機の上面図
【図４】本発明の一実施例を示した電気掃除機の後面図
【図５】他の例を示す電気掃除機の後面図
【図６】従来例を示した電気掃除機の側面図
【図７】従来例を示した電気掃除機の上面図
１１ 下本体１３ 集塵室 １５ 電動送風機 １９ 上本体 ２８ 提げて
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 征之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−43924（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−125959（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−62064（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−177481（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭50−94778（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−38041（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭56−7237（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47L 9/32
Claims (2)
- 【請求項１】 前方に集塵室、後方にコード巻き取り装
置や電動送風機を内蔵する本体と、本体の両側面に軸支
される略コの字状の提げてを備え、前記本体の両側面か
ら本体後方上面にわたり前記提げての収納部を形成し、
前記提げての後方部は前記本体後面側に位置すると共
に、前記提げての後方中央部に握り部を形成し、この握
り部の下方と本体との間に隙間が形成されるように前記
握り部の幅を小さくした電気掃除機。 - 【請求項２】 提げての側面部は前方から後方に向かう
にしたがって上方に傾斜するように、握り部の収納位置
より前記提げてを軸支する軸支部を下方に設けた請求項
1記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3207860A JP3064535B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3207860A JP3064535B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 電気掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0542092A JPH0542092A (ja) | 1993-02-23 |
| JP3064535B2 true JP3064535B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=16546740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3207860A Expired - Lifetime JP3064535B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3064535B2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP3207860A patent/JP3064535B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0542092A (ja) | 1993-02-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512 Year of fee payment: 11 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512 Year of fee payment: 12 |