JP3064422U - カップ麺用温度表示機能付き蓋止め具 - Google Patents

カップ麺用温度表示機能付き蓋止め具

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JP3064422U
JP3064422U JP1999003784U JP378499U JP3064422U JP 3064422 U JP3064422 U JP 3064422U JP 1999003784 U JP1999003784 U JP 1999003784U JP 378499 U JP378499 U JP 378499U JP 3064422 U JP3064422 U JP 3064422U
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JP
Japan
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lid
container
noodles
peeled
edge
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Application number
JP1999003784U
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English (en)
Inventor
豊年 長田
Original Assignee
株式会社アイナック
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剥がした蓋の一部を確実に閉めるとともに、
食べ頃時間を容易に知り得るようにする。 【解決手段】 容器10内に麺を入れ、その容器開口に
蓋11を貼着して密封し、前記蓋11の一部11aを剥
がして容器10内に湯を注いで食するカップ麺の前記剥
がした蓋11の一部11aを容器10に固定する蓋止め
具である。容器10の縁に蓋上部を介在して嵌着されて
蓋上部を容器10に固定する係止部2と、その係止部2
に連続して形成され、容器10、蓋11から伝熱される
表示部3とから成り、その表示部3は、前記伝熱により
変色して上記麺の食する温度になったことを表示するも
のである。蓋11の介在による固定はワンタッチで行
え、手軽である。色変化の完了時間を食べる最適なもの
に設定すれば、その変化が完了した時点で蓋を剥がして
食すれば、常に美味しく食することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、カップ麺の食べ頃を表示し得る蓋止め具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カップ麺は、発泡スチロールなどの樹脂製容器に、調理済麺を乾燥して収納し 、その容器開口に蓋を貼着して密封したものであり、前記蓋の一部を剥がして容 器内に湯を注いで、一定時間後、例えば3分後に蓋を全て剥がして食するのが一 般的である。
【0003】 その食する場合、剥がした蓋の一部は、上記待ち時間の間は何らかの手段によ って容器の開口縁に密着させて熱気(湯気)が逃げないようにすることが好まし い。このため、従来では、その蓋の一部に何らかの「重し」をしたり、洗濯ばさ み等によりその蓋一部を容器開口縁に止めている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記「重し」や「洗濯ばさみ」などによる蓋の一部固定は煩わしく、また、従 来では、上記食するための一定時間は勘によっていた。このため、麺が硬かった り、伸びたりする不具合があった。
【0005】 この考案は、上記実情の下、蓋一部の固定と食する時間の確認を一つのもので 行い得るようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、この考案は、まず、剥がした蓋一部を介在して容 器の開口縁に嵌着することにより、その蓋一部の固定を行うようにしたのである 。この介在による固定はワンタッチで行え、手軽である。
【0007】 つぎに、この考案は、その固定する部分に熱で色変化する手段を設けたのであ る。その色変化の完了時間を食する最適なものに設定すれば、その変化が完了し た時点で蓋を剥がして食すれば、常に美味しく食することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
この考案の一実施形態としては、容器内に麺を入れ、その容器開口に蓋を貼着 して密封し、前記蓋の一部を剥がして容器内に湯を注いで食するカップ麺の前記 剥がした蓋の一部を容器に固定する蓋止め具であって、前記容器の縁に前記蓋上 部を介在して嵌着されて前記蓋上部を容器に固定する係止部と、その係止部に連 続して形成され、容器、蓋から伝熱される表示部とから成り、その表示部は、前 記伝熱により変色して上記麺の食する温度になったことを表示するものである構 成を採用し得る。
【0009】 この蓋止め具の材料としては、合成樹脂製が好ましく、その際には、感熱変色 顔料をその樹脂に添加して成形する。その具体的な構成としては、感熱変色顔料 を添加した樹脂成形の板状品から成り、その板状品は、容器の開口縁部に沿う縁 となる切欠が形成され、その切欠奥部に容器の開口縁が嵌入する係止孔が形成さ れて係止部とされている構成を採用し得る。
【0010】 このように、樹脂成形すれば、安価であり、板状とすればより安価となる。こ のとき、上記切欠の容器の開口面に沿う縁に蓋内に喰い込む尖状突起4を形成す れば、固定状態が安定する。
【0011】
【実施例】
図1乃至図3に一実施例を示し、この実施例の蓋止め具1は、麺を収納した容 器10の開口縁10aに嵌着されて蓋11を止じるものである。この蓋止め具1 は、感熱変色顔料を添加した樹脂成形品から成り、容器10内からの熱気により 、麺のでき上がり時間、例えば3分程で、例えば、赤色から黒色に変色する。
【0012】 蓋止め具1は、円板状物から一部を切欠いて容器10開口縁に嵌着される係止 孔2を有してこの部分が係止部となり、他の略々半円形が表示部分となっている 。表示部3の前記切欠5下縁には尖状突起4が形成されており、この突起4が蓋 11に突き刺さって蓋止め具1の嵌着状態(固定状態)が安定化される。
【0013】 この実施例は、図1鎖線に示すように、蓋11の一部11aを剥がして容器1 0内に湯を注いだ後、その剥がした蓋11の一部11aを容器10開口縁に重ね て、その開口縁10aに嵌め込んで取り付ける。この状態は、剥がした蓋11の 一部11aも密着状態となり、熱気及び湯気の放散が有効に防止され、徐々に色 変化が生じ、3分程経過すれば、全面(全体)が変色して、食べ頃になったこと を示す。
【0014】 図4、5には他の実施例を示し、この実施例は表示部3を係止部に対して水平 にしたものである。この場合、表示部3が容器10と蓋11に近づくため、変色 スピードも前記実施例のものに対し早くなる。このため、顔料は前記実施例より 熱変化度合の遅いものを使用する。熱伝導をよくするには、図6のようにすれば よい。なお、図5、図6の実施例では表示部3の下面に切欠5が観念される。
【0015】
【考案の効果】
この考案は以上のようにしたので、蓋シールと食べ頃までの時間経過を有効に 得ることができ、非常に有意義なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の使用状態斜視図
【図2】図1の要部断面図
【図3】同実施例の斜視図
【図4】他の実施例の使用状態斜視図
【図5】同実施例の斜視図
【図6】他の実施例の斜視図
【符号の説明】
1 蓋止め具 2 係止孔(係止部) 3 表示部 4 突起 5 切欠 10 容器 11 蓋 11a 蓋一部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器10内に麺を入れ、その容器開口に
    蓋11を貼着して密封し、前記蓋11の一部11aを剥
    がして容器10内に湯を注いで食するカップ麺の前記剥
    がした蓋11の一部11aを容器10に固定する蓋止め
    具1であって、 上記容器10の縁に上記蓋一部11aを介在して嵌着さ
    れて前記蓋一部11aを容器10に固定する係止部2
    と、その係止部2に連続して形成され、容器10、蓋1
    1から伝熱される表示部3とから成り、その表示部3
    は、前記伝熱により変色して上記麺の食する温度になっ
    たことを表示するものであることを特徴とするカップ麺
    用温度表示機能付き蓋止め具。
  2. 【請求項2】 感熱変色顔料を添加した樹脂成形の板状
    品から成り、その板状品は、容器10の開口縁部に沿う
    縁となる切欠5が形成され、その切欠5奥部に容器11
    の開口縁が嵌入する係止孔2が形成されて係止部とされ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のカップ麺用温
    度表示機能付き縁止め具。
  3. 【請求項3】 上記切欠5の容器10の開口面に沿う縁
    に蓋11内に喰い込む尖状突起4を形成したことを特徴
    とする請求項2に記載のカップ麺用温度表示機能付き蓋
    止め具。
JP1999003784U 1999-05-31 1999-05-31 カップ麺用温度表示機能付き蓋止め具 Expired - Lifetime JP3064422U (ja)

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