JP3064272U - カメラにおけるキャップとアタッチメントの組合わせ及びキャップ - Google Patents

カメラにおけるキャップとアタッチメントの組合わせ及びキャップ

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JP3064272U JP1999003649U JP364999U JP3064272U JP 3064272 U JP3064272 U JP 3064272U JP 1999003649 U JP1999003649 U JP 1999003649U JP 364999 U JP364999 U JP 364999U JP 3064272 U JP3064272 U JP 3064272U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】交換レンズをアタッチメントを介してカメラ本
体に取付けるとき、アタッチメントをカメラ本体から容
易に取外せるようにする。 【解決手段】カメラ本体1に形成された取付開口部15
の取付係合方式が例えばバヨネット方式とされ、交換レ
ンズ2の取付係合方式が例えばスクリュ方式とされてい
る。フランジ部33を有するアタッチメント3は、取付
開口部15に対してバヨネット方式で取付けられ、スク
リュ方式で交換レンズ2が取付けられる。フランジ部3
3の外周縁部には、係合凹部としての複数の切欠34
が、周方向略等間隔に形成されている。取付開口部15
を施蓋するキャップ4は、バヨネット方式で取付開口部
15に取付けられる。キャップ4の本体部41表面に
は、上記切欠34に係合される係合凸部44が、周方向
略等間隔に形成されている。キャップ4の係合凸部44
をアタッチメント3の切欠34に係合させて、キャップ
4に係合解除方向の回転力を付与することにより、アタ
ッチメント3が取付開口部15から取外される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はカメラにおけるキャップとアタッチメントの組合わせ及びキャップに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カメラにおいては、カメラ本体に形成された取付開口部(レンズマウント部) に交換レンズが着脱自在に取付けられるようにして、用途に応じて交換レンズを 任意に交換できるようにしたものがある。この交換レンズを着脱自在に取付ける 方式、つまりカメラ本体や交換レンズに構成される取付係合方式としては、バヨ ネット方式やスクリュ方式がある。
【0003】 ところで、カメラ本体の仕様変更等により、その取付開口部の取付係合方式が 従来のものとは変更されたものがある。例えば、カメラ本体の取付開口部におけ る取付係合方式が従来はスクリュ方式であったものが(交換レンズもスクリュ方 式とされる)、バヨネット方式に変更されることがあり、カメラ本体の仕様変更 に伴って新たな交換レンズにおける取付係合方式もバヨネット方式に変更される 。
【0004】 ところで、使用者によっては、例えば、カメラ本体は仕様変更後の新しい形式 のものを用い、交換レンズとしては古い形式のものを用いることを希望する場合 があるが、取付係合部の方式が変更されている場合は、そのままでは古い形式の 交換レンズの使用は不可能である。このような事情を勘案して、取付係合方式の 相違するカメラ本体と交換レンズとを着脱自在に取付けることができるように、 種々のアタッチメントが提供されている。すなわち、アタッチメントは、カメラ 本体の取付係合方式に適合する本体側係合部と、交換レンズの取付係合方式に適 合するレンズ側係合部とを有するものとして構成されている。より具体的には、 アタッチメントは、カメラ本体に形成された取付開口部内に挿入される短い筒部 と、この筒部の一端部に形成されたフランジ部とを有して、上記本体側係合部お よびレンズ側係合部がこの筒部に形成される。そして、アタッチメントの取付開 口部に対する取付、取外しは、そのフランジ部を指先で把持して所定方向への回 動力を与えることにより行われ、このときフランジ部に指先が引っかかるように 、フランジ部の外周縁部にその周方向略等間隔に滑り止め用の切欠が形成されて いることが多い。
【0005】 一方、カメラ本体の取付開口部は、交換レンズを取付けない状態で長期間放置 しておく場合等において、塵埃等の異物侵入防止のためにキャップによって施蓋 される。このキャップは、取付開口部を覆う大きさとされた本体部を有して、こ の本体部の裏面側に、取付開口部に係脱自在に係合される本体側係合部が形成さ れる。そして、本体部の表面は、外部から目視したときに体裁のよい形状に形成 されている(通常は平坦面)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前述したアタッチメントが取付開口部に対してしっかりと係合されているとき 、アタッチメントが取付開口部から容易には取外せないという事態の発生が多々 生じていた。特に、アタッチメントのフランジ部は極めて薄いため、このフラン ジ部の外周縁部を指先で把持しても、フランジ部に十分な大きさの取外し用の回 動力を付与することが困難となる。
【0007】 本考案は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、アタッチ メントを容易にカメラ本体から取外することのできるようにしたカメラにおける キャップとアタッチメントの組合わせ及びキャップを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案にあっては、基本的に、キャップにアタッチ メント取外し用の治具の機能を持たせるようにしてある。より具体的には、カメ ラにおけるキャップとアタッチメントの組合わせにおいて、次のような解決手法 を採択してある。すなわち、実用新案登録請求の範囲の請求項1に記載のように 、 カメラ本体に形成された交換レンズ取付用の取付開口部に対して着脱自在に取 付けられると共に交換レンズが着脱自在に取付けられるアタッチメントと、前記 取付開口部に着脱自在に取付けられて該取付開口部を施蓋するキャップとの組み 合わせであって、 前記アタッチメントは、前記取付開口部内に挿入される短い筒部と、該筒部の 一端部に形成されて前記取付開口部に係脱可能に係合される第1係合部と、該筒 部の他端部に形成されたフランジ部と、該フランジ部に周方向に間隔をあけて複 数形成された係合凹部とを有し、 前記キャップは、前記前記取付開口部を覆う大きさとされた本体部と、該本体 部裏面側において形成されて該取付開口部に対して係脱自在に係合される第2係 合部と、前記本体部の表面側に形成されて前記係合凹部に対して係脱可能とされ た複数の係合凸部とを有する、 ようにしてある。上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲に おける請求項2〜請求項5に記載のとおりである。
【0009】 前記目的を達成するため、本考案におけるカメラのキャップにおいては、次の ような解決手法を採択してある。すなわち、実用新案登録請求の範囲の請求項6 に記載のように、 カメラ本体に形成された交換レンズ取付用の取付開口部に対して着脱自在に取 付けられて、該取付開口部を施蓋するカメラのキャップであって、 前記前記取付開口部を覆う大きさとされた本体部と、 前記本体部の裏面側において形成されて、前記取付開口部に対して係脱自在に 係合される係合部と、 前記本体部の表面側に、周方向に間隔をあけて複数形成された係合凸部と、 を備たものとしてある。上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の 範囲における請求項7以下に記載のとおりである。
【0010】
【考案の効果】
請求項1によれば、アタッチメントをカメラ本体の取付開口部から取外すとき 、キャップの表面側に形成されている係合凸部をアタッチメントに形成されてい る係合凹部に係合させた状態で、キャップを介してアタッチメントに取外し用の 大きな回転力を付与して、アタッチメントを容易にカメラ本体から取外すことが できる。特に、アタッチメントがカメラ本体の取付開口部に取付けられていると きは、カメラ本体からキャップが取外されているときであって、キャップをアタ ッチメント取外し用の治具として利用することになんら問題はなく、またキャッ プを全体的に手指でもって十分大きな力で把持できるので、取外し用の大きな回 転力をキャップからアタッチメントに伝達することができ、アタッチメントが強 固にカメラ本体に取付けられているときでも、容易にその取外しを行うことが可 能である。
【0011】 請求項2によれば、カメラ本体の取付開口部の取付係合方式がバヨネット方式 で交換レンズの取付係合方式がスクリュ方式であるときに、請求項1に対応した 効果を得ることができる。 請求項3によれば、カメラ本体の取付開口部の取付係合方式がスクリュ方式で 交換レンズの取付係合方式がバヨネット方式であるときに、請求項1に対応した 効果を得ることができる。 請求項4によれば、係合凹部が一般的な切欠形式である場合に、請求項1に対 応した効果を得ることができる。 請求項5によれば、ロック解除の操作を別途独立して行うことなく、キャップ を有効利用してアタッチメント取外しに必要なロック解除を合わせて行うことが できる。
【0012】 請求項6によれば、請求項1に対応した効果を得ることのできるキャップが提 供される。 請求項7によれば、カメラ本体の取付開口部の取付係合方式がバヨネット方式 の場合におけるキャップが提供される。 請求項8によれば、カメラ本体の取付開口部の取付係合方式がスクリュ方式で ある場合におけるキャップが提供される。 請求項9によれば、請求項5に対応した効果を得ることのできるキャップが提 供される。
【0013】
【考案の実施の形態】
図1において、1はカメラ本体、2は交換レンズ(交換レンズ装置)、3はア タッチメント、4はキャップである。カメラ本体1は、交換レンズ2の機能以外 の全ての機能を果たすもので、ボックス状とされてフィルムを収納する他、フィ ルム巻き上げレバー11、シャッタ12、シャッタ速度変更ダイアル13、ファ インダ14等を有する。このようなカメラ本体1の表面には、交換レンズ取付用 となる取付開口部15が形成されている。この取付開口部15における取付係合 方式は、後述するようにバヨネット方式とされ、このために、取付開口部15の 内奥部には、周方向略等間隔に複数(実施形態では4個)の爪部19形成されて いる。
【0014】 カメラ本体1には、図5、図6にも示すように、取付開口部15付近において 、ロック用突起部16が設けられており、このロック用突起部16は、スプリン グによってカメラ本体1の表面から突出する方向に付勢されている。そして、ロ ック用突起部16には、ロック解除用操作部17が一体化されて、この操作部1 7を手指によって押圧することにより、ロック用突起部17が引っ込むようにな っている。なお、操作部17には、後述するように、アタッチメント3を取付け るときに用いる基準位置を示す指標18が施されている。
【0015】 交換レンズ2は、実施形態では1つのみが示されるが、例えば広角用、望遠用 、接写用等複数種用意されて、その内の所望の1つが選択的にカメラ本体1に取 付けて使用されるものであり、そのいずれもが、カメラ本体1(の取付開口部1 5)に対する取付係合方式がスクリュ方式とされている。すなわち、交換レンズ 2の基端部に形成された取付筒部21の外周面に、スクリュとしての雄ねじ部2 2が形成されている。
【0016】 アタッチメント3は、その詳細が図2〜図4にも示されており、スクリュ方式 の交換レンズ2を、バヨネット方式のカメラ本体1に取付けるために用いられる 。このアタッチメント3は、短い筒部31と、筒部31の一端部外周に形成され た複数の爪部32と、筒部31の他端部に形成された薄いフランジ部33とを有 する。上記複数の爪部32は、バヨネット方式の係合部を構成するもので、実施 形態では、筒部31の周方向略等間隔に4個形成されて、後述するように取付開 口部15に対する取付係合用となる。
【0017】 上記フランジ部33は、薄く形成されて、使用される交換レンズ2の焦点がカ メラ本体1内のフィルム(フィルム面)に合致するような寸法設定とされている 。このフランジ部33には、その外周縁部において、周方向略等間隔に、係合凹 部としての切欠34が複数(実施形態では3個)形成されている。また、フラン ジ部33の外周縁部の所定位置には、ロック用係合凹部としての1つの切欠35 が形成されている。フランジ部33の内面には、そのほぼ全長に渡って、スクリ ュ方式の取付係合部を構成する雌ねじ部36が形成されている。この雌ねじ部3 6に、交換レンズ2の雄ねじ部22が螺合可能とされている。フランジ部33に はさらに、爪部32との所定相対位置関係において、前記指標18に対応した指 針37が施されている。
【0018】 キャップ4は、その詳細が図7〜図9に示されており、カメラ本体1の取付開 口部15を施蓋するような大きさの外周円形の本体部41を有する。本体部41 の裏面からは、短い外周円形の突起部42が突出されており、この突起部42の 外周には、周方向略等間隔に複数の(実施形態では4個)のバヨネット方式の取 付係合部を構成する爪部43が形成されている。上記突起部42はアタッチメン ト3の筒部31に相当するものであり、爪部43はアタッチメント3の爪部32 に相当するものである。
【0019】 キャップ4における本体部41の表面には、周方向略等間隔に複数(実施形態 では3個)の係合凸部44が形成されている。この各係合凸部44は、アタッチ メント3の各切欠34に係合可能とされている。また、本体部41の表面には、 アタッチメント3のロック用切欠34に対応した1つのロック解除用係合凸部4 5が形成されている。各係合凸部44、45の突出高さは、フランジ部33の厚 さよりも若干大きい程度(数mmで、2〜3mm)とされている。
【0020】 本体部41の外周面には、回転操作するときの滑り止め用の細かい凹凸が、周 方向全長に渡っての形成されており、また本体部41の厚さは、アタッチメント 3のフランジ部33の厚さよりも十分大きく形成されて、手指によって確実に把 持できるようにされている。また、本体部41の表面には、アタッチメント3に 設けられている指針37に対応する指針46が施されている。
【0021】 次に、図4〜図6を参照しつつ、交換レンズ2をアタッチメント3を介してカ メラ本体1に取付ける場合について説明する。まず、アタッチメント3の指針3 7をカメラ本体1の指標18に整合させつつ、その筒部31を取付開口部15内 に挿入する。このとき、取付開口部15側の爪部19とアタッチメント3の爪部 32とは干渉しない相対位置関係とされる(図5の状態)。フランジ部33が取 付開口部15の開口縁部に当接した密着状態では、アタッチメント3の爪部32 が取付開口部15の爪部19よりも奥まった位置とされる。なお、このとき、ロ ック用突起部16は、フランジ部33に押圧されて、何ら作用しない状態とされ る。
【0022】 図5の状態から、アタッチメント3をカメラ本体1に対して小さい所定角度回 転(例えば30度だけ図5時計方向回転)させると、アタッチメント3の爪部3 2が取付開口部15側の爪部19の背後に位置されて、アタッチメント3の取付 開口部15からの抜けが防止されて、係合完了状態となる(図4、図6参照)。 この係合完了状態では、アタッチメント3のロック用切欠35内に、カメラ本体 1のロック用突起部16が進入して、アタッチメント3の回転が規制される。な お、上記係合完了状態では、取付開口部15側に形成されたストッパ部(図示略 )に、アタッチメント3の爪部32の一部が周方向から当接してアタッチメント 3がそれ以上係合方向に回転できないようにされる。また、係合完了状態では、 アタッチメント3ががたつかないように、両爪部19と32とが大きな摩擦力で もって接触するようにされる。
【0023】 前述のようにしてカメラ本体1に取付けられたアタッチメント3の雌ねじ部3 6に対して、交換レンズ2の雄ねじ部22を螺合させることにより、交換レンズ 2のカメラ本体1に対する取付となる。
【0024】 交換レンズ2をカメラ本体1から取外すときは、アタッチメント3をカメラ本 体1に残したままとするには、交換レンズ2を単にアタッチメント3に対して螺 合解除方向に回転させればよい。交換レンズ2をアタッチメント3と共にカメラ 本体1から取外すときは、ロック解除用操作部17を押圧することによりロック 用突起部16がフランジ部33の切欠35から抜け出た状態として、アタッチメ ント3を取付開口部15に対する係合方向とは反対方向に回動させればよい。こ の回動は、フランジ部3に形成された切欠34に指先を引っかけて行えばよい。
【0025】 取付開口部15をキャップ4によって施蓋するときは、アタッチメント3の取 付開口部15に対する取付けと同じような要領で行えばよい。すなわち、本体部 41の指針47を指標18に合致させつつ、突起部42を取付開口部15内に挿 入し、その後、小さい所定角度だけ図7時計方向に回転させることにより、爪部 43を取付開口部15側の爪部19の背後に位置させるようにすればよい(図9 が係合完了状態)。なお、キャップ4は、実施形態では、アタッチメント3とは 異なり、取付開口部15に対する係合完了状態でも常時カメラ本体のロック用突 起部16を押圧していて、ロック作用を受けないようにされている。
【0026】 ここで、交換レンズ2が取付けられていない状態において、アタッチメント3 をカメラ本体1つまり取付開口部15から取外す場合、特にアタッチメント3を 直接手指で操作しても容易には取外せない場合を考える。アタッチメント3を取 外すときは、キャップ4の本体部41表面が、取付開口部15側を向くようにさ せて、その係合凸部44を、アタッチメント3の切欠34内に挿入させる。この とき、キャップ4のロック解除用係合凸部45が、アタッチメント3のロック用 切欠35内に位置して、カメラ本体1のロック用突起部16がロック解除位置へ と押圧される。このようなアタッチメント3に対するキャップ4の係合凸部44 、45の係合状態が、図10に示される。この状態で、キャップ4を、アタッチ メント3の取外し方向に回転させることにより、この回転力が、係合凸部44を 介してアタッチメント3に確実に伝達されて、アタッチメント3がカメラ本体つ まり取付開口部15から取外されることになる。とりわけ、キャップ4そのもの は手指によってしっかりと把持できるので、上記取外しのための回転力を十分に 与えることができる。
【0027】 以上実施形態について説明したが、本考案はこれに限らず、例えば次のような 場合をも含むものである。アタッチメント3は、カメラ本体側の取付係合部がス クリュ方式とされ、交換レンズ側の取付係合部がバヨネット方式であってもよい (この場合キャップ4におけるカメラ本体側の取付係合部は、スクリュ方式とさ れる)。アタッチメント3は、カメラ本体側の取付係合部と交換レンズ側の取付 係合部とが相違する方式に限らず、同一の方式ではあるが、その仕様が相違して 互いに係合不可能な場合をも含むものである(例えばバヨネット方式の場合で爪 部の数相違、あるいはスクリュ方式でねじピッチ相違)。
【0028】 キャップ4に、ロック解除用の係合凸部45を別途形成しないようにすること もできる。この場合は、ロック解除操作部17を押圧しつつ、キャップ4を利用 したアタッチメント3の取外しが行われることになる。キャップ4の係合凸部4 4が係合されるアタッチメント3に形成される係合凹部は、切欠34の形式では なく、フランジ部33の板面に形成された凹部あるいは孔の形式とすることもで きる(ロック用切欠35についても同じ)。カメラ本体1としては、実施形態で 示すレンジファインダ式に限らず、1眼レフ式のもの等適宜の形式のものとする ことができる。なお、交換レンズ2の基端部を施蓋するレンズ用キャップに、係 合凸部44に相当するものを形成することも考えらるが、レンズ用キャップは各 交換レンズ毎に設けられてその数も相当多くなることを勘案すれば、本考案のよ うにカメラ本体用のキャップ4に係合凸部44を設けることの利点が容易に理解 される。本考案の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは 利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態を示す簡略全体斜視図。
【図2】アタッチメントをその表面側から見た図。
【図3】図2の裏面図。
【図4】アタッチメントがカメラ本体の取付開口部に対
して係合完了した状態での側面断面図。
【図5】カメラ本体の取付開口部とアタッチメントとの
係合開始直後の状態を示す一部断面正面。
【図6】図5の状態からアタッチメントが回転されて、
係合完了された状態の要部正面図。
【図7】キャップをその表面側から見た図。
【図8】図7の裏面図。
【図9】キャップがカメラ本体の取付開口部に対して係
合完了した状態での側面断面図。
【図10】アタッチメントの係合凹部に対してキャップ
の係合凸部が係合された状態を示す正面図。
【符号の説明】
1:カメラ本体 2:交換レンズ 3:アタッチメント 4:キャップ 15:取付開口部 16:ロック用突起部 19:爪部(バヨネット式係合用) 22:雄ねじ部(スクリュ式係合用) 31:筒部 32:爪部(バヨネット式第1係合部) 33:フランジ部 34:切欠(係合凹部) 35:ロック用切欠 36:雌ねじ部(スクリュ式係合部) 41:本体部 43:爪部(バヨネット式第2係合部) 44:係合凸部 45:ロック解除用係合凸部

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ本体に形成された交換レンズ取付用
    の取付開口部に対して着脱自在に取付けられると共に交
    換レンズが着脱自在に取付けられるアタッチメントと、
    前記取付開口部に着脱自在に取付けられて該取付開口部
    を施蓋するキャップとの組み合わせであって、 前記アタッチメントは、前記取付開口部内に挿入される
    短い筒部と、該筒部の一端部に形成されて前記取付開口
    部に係脱可能に係合される第1係合部と、該筒部の他端
    部に形成されたフランジ部と、該フランジ部に周方向に
    間隔をあけて複数形成された係合凹部とを有し、 前記キャップは、前記取付開口部を覆う大きさとされた
    本体部と、該本体部裏面側において形成されて該取付開
    口部に対して係脱自在に係合される第2係合部と、前記
    本体部の表面側に形成されて前記係合凹部に対して係脱
    可能とされた複数の係合凸部とを有する、ことを特徴と
    するカメラにおけるキャップとアタッチメントの組合わ
    せ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記取付開口部に対する前記第1係合部および第2係合
    部の係合が、バヨネット方式でもって行われるように設
    定され、 前記アタッチメントに対する交換レンズの取付が、スク
    リュ方式でもって行われるように設定されている、 ことを特徴とするカメラにおけるキャップとアタッチメ
    ントの組合わせ。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記取付開口部に対する前記第1係合部および第2係合
    部の係合が、スクリュ方式でもって行われるように設定
    され、 前記アタッチメントに対する交換レンズの取付が、バヨ
    ネット方式でもって行われるように設定されている、 ことを特徴とするカメラにおけるキャップとアタッチメ
    ントの組合わせ。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれか1項に
    おいて、 前記係合凹部が、前記フランジ部の外周縁部に形成され
    た切欠きとして形成されている、ことを特徴とするカメ
    ラにおけるキャップとアタッチメントの組合わせ。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記カメラ本体が、前記取付開口部付近において、突出
    方向に付勢されたロック用凸部を有し、 前記フランジ部の外周縁部にロック用切欠が形成され
    て、前記アタッチメントの前記取付開口部に対する係合
    完了状態で該ロック用切欠内に前記ロック用凸部が進入
    されて、該アタッチメントの該取付開口部に対する係合
    解除が規制されるようにされ、 前記本体部の表面には、前記前記係合凸部を前記係合凹
    部に係合させたときに、前記ロック用切欠内に進入して
    前記ロック用凸部を押圧するためのロック解除用凸部が
    さらに形成されている、ことを特徴とするカメラにおけ
    るキャップとアタッチメントの組合わせ。
  6. 【請求項6】カメラ本体に形成された交換レンズ取付用
    の取付開口部に対して着脱自在に取付けられて、該取付
    開口部を施蓋するカメラのキャップであって、 前記前記取付開口部を覆う大きさとされた本体部と、 前記本体部の裏面側において形成されて、前記取付開口
    部に対して係脱自在に係合される係合部と、 前記本体部の表面側に、周方向に間隔をあけて複数形成
    された係合凸部と、を備えていることを特徴とするカメ
    ラにおけるキャップ。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記係合部がバヨネット方式とされている、ことを特徴
    とするカメラのキャップ。
  8. 【請求項8】請求項6において、 前記係合部がスクリュ方式とされている、ことを特徴と
    するカメラのキャップ。
  9. 【請求項9】請求項6ないし請求項8のいずれか1項に
    おいて、 前記本体部の表面に、前記複数の係合凸部とは別に、1
    つのロック解除用係合凸部が形成されている、ことを特
    徴とするカメラのキャップ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011197114A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Hoya Corp レンズ着脱構造
JP2020134737A (ja) * 2019-02-21 2020-08-31 株式会社コシナ マウントアダプタ用リアキャップ

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