JP3064108U - 昇降機 - Google Patents
昇降機Info
- Publication number
- JP3064108U JP3064108U JP1999003451U JP345199U JP3064108U JP 3064108 U JP3064108 U JP 3064108U JP 1999003451 U JP1999003451 U JP 1999003451U JP 345199 U JP345199 U JP 345199U JP 3064108 U JP3064108 U JP 3064108U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- pallet table
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- pallet
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- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フォークリフトを動力源となし、これと支柱
とを組合わせた構成にして、適宜高さの棚段に対し安全
で適確な荷体の積み上げ、積み降ろしを可能とした昇降
機の提供。 【解決手段】 1m〜1.5mの巾間隔で対向する内面
側に案内溝を形成した一対の鉄鋼製支柱を、適宜棚段の
前面側へ立設させると共に、上記巾間隔で且つ案内溝内
に誘導されるガイドローラを備えた方形パレット台を支
柱の前面側でフォークリフトのフォーク操作で昇降さ
せ、該パレット台を介し荷体を棚段へ積み込んだり、棚
段から積み降ろし使用可能に構成する。
とを組合わせた構成にして、適宜高さの棚段に対し安全
で適確な荷体の積み上げ、積み降ろしを可能とした昇降
機の提供。 【解決手段】 1m〜1.5mの巾間隔で対向する内面
側に案内溝を形成した一対の鉄鋼製支柱を、適宜棚段の
前面側へ立設させると共に、上記巾間隔で且つ案内溝内
に誘導されるガイドローラを備えた方形パレット台を支
柱の前面側でフォークリフトのフォーク操作で昇降さ
せ、該パレット台を介し荷体を棚段へ積み込んだり、棚
段から積み降ろし使用可能に構成する。
Description
【0001】
本考案はフォークリフトを動力に使用した昇降機に関する。
【0002】
従来、昇降機は電動機の運転によりワイヤーとウインチ或いは歯車などの回動 を介して箱体を対向する支柱間内で昇降させるのであり、このためには安全対策 を含め色々と設備費の嵩むものとなている。
【0003】
本考案は動力駆動源を別設することなく、即ち一般の荷役作業用として汎用さ れているフォークリフトを動力源となし、且つこれと支柱とを組合わせた簡便で 安価な構成により、適宜高さの棚段に対し安全且つ迅速な荷体の積み上げ及び積 み降ろしを可能ならしめんとするものである。
【0004】
本考案は1m〜1.5mの巾間隔で対向する内面側に案内溝を形成した一対の 鉄鋼製支柱を、適宜棚段の前面側へ立設させると共に、上記巾間隔で且つ案内溝 内に誘導されるガイドローラを備えた方形パレット台を支柱の前面側でフォーク リフトのフォーク操作で昇降させ、該パレット台を介し荷体を棚段へ積み込んだ り、棚段から積み降ろし使用可能に構成したものとなす。 このさい、上記のパレット台を上方側へ二つ折り可能に構成しておくと、不使 用時に於いて床面使用の邪魔にならないものとすることができる。 また、支柱側面に沿ってパレット台の上昇距離に比例して下降する錘を設け、 且つ該錘と支柱に取付けた標識の相関関係でパレット台の上昇位置を認識するも のとなした構成にすると、フォークリフト作業者に対する適確な作業支持の与え られるものとなって、作業性の向上に寄与するものとなる。
【0005】
図1は本考案装置の側面図、図2は同正面図、図3は使用状態説明図である。 1は床面、2,2’は床面上の一定高さ位置に配設させてなる棚段である。該棚 段はフォークリフトの上昇限の範囲で、1段或いは3段などの構成とすることが できる。
【0006】 3,3’は棚段2の前面側の適宜箇所に立設させた高さ3m程度までの一対の C型或いはH型鋼の支柱であって、後述するフォークリフトのパレット台に相当 する1m〜1.5mの巾間隔で対向立設させた構成となされる。このさい、C型 或いはH型の溝部kが対向する状態に配設してあり、且つ各支柱はその適所を棚 段2に対し、適宜な係止金具wを使用して不動の状態に取付けてある。
【0007】 4は巾寸法Sを凡そ1m〜1.5mとなした方形のパレット台であって、その 奥側の左右側面箇所に上記支柱3,3’溝部k内に嵌入されて誘導の行われるよ うにするためのローラm付案内板5.5’が取付けてある。
【0008】 而して、上記パレット台4は下面側にフォークリフト6のフォーク7を挿入し 、フォークリフト6の駆動源でフォーク7を上昇させるようになすのであり、こ のさい、パレット台4の下面へ挿入するフォーク7先端がパレット台4の奥側を 突抜けたりしないよう、支柱2間の奥側にはストッパー8が設けてある。該スト ッパー8は支柱3,3’の基台間を繋ぐように板材を設けても良いが、パレット 台の奥側壁面で代用させるようにしても良い。
【0009】 一方、パレット台4はその台上面が奥側寄りで支柱側へ向けて折り倒されるよ うになっており、即ち図1の一点鎖線で示す通り蝶番9を使用して支柱3,3’ 方向へ折り倒されるようになっている。これは、不使用時に床面上をパレット台 4が不用に占有したりすることのないようにする上で優れる。
【0010】 他方、上記パレット台4のローラ付案内板5の1つには一定長のロープ10を 取付けしめると共に、該ロープ10は支柱3の上端に設けた滑車11に掛け渡し 、且つその先端には錘12を取付けて支柱3の反対側面側へ垂設させるようにな すのであり、このさい13a,13bは支柱3側面の適所に取付けた標識である 。 なお、図面で14は一対の支柱3,3’の背面側を繋いで取付けた補強材であ る。
【0011】 本考案は上記の如き構成であって、次に使用について説明する。初め荷体を棚 段2上へ積み込むためには床面上でパレット台4を降下させた状態で行う。 而して、この状態でフォークリフトを移動してそのフォークをパレット台4の 底面に対して差し込み、次に上方へ向け持ち上げるようになさしめるのであり、 パレット台4の上昇と共に錘り12が片側支柱の側辺を降下してくることから、 フォークリフトの作業者はこれを見ながら、錘12が特定標識と一致することに よってその上昇駆動を停止させる。即ち、図示例で標識13aは棚段2に対する 停止位置を、これに対し標識13bは棚段2’に対する停止位置を示すものとな してあり、当該位置による停止でフォークリフト上のパレット4と各棚段の床面 とが同一高さ水平面となるようになっている。従って、該状態で荷体と当該棚段 床面へ向けて移動させて積み込みを行うのである。
【0012】 上記は棚段2,2’・・・に対する積み込みの例であるが、各棚段に対する荷 体の取出しには空のパレット台4を必要棚段位置へ上昇させることにより同様に 行うのである。
【0013】
本考案は以上の通り構成するものであって、パレット台4は支柱3,3’の案 内溝に沿って垂直方向へ適確な昇降動作の行われるものとなるのであり、従って 昇降中の荷体崩れなどを発生したりすることのないものとなるのであり、将又パ レット台を積み降ろしを行わしめんとする希望の棚段位置へ適正に停止させるこ とができ、安全で且つ迅速な作業の行われるものとなるのである。 又、パレット台をその奥側で上方に向け二つ折り可能としたものは、不使用時 はパレット台を支柱へ向けて折り上げておくことにより、床面上で邪魔にならな いようにして床面の有効利用の図れるものとなるのである。 なお、支柱の移動や増設が簡便に行えると共に、昇降のための駆動源を工場で 汎用機として多用されているフォークリフトを兼用できることから、設備費が安 価で且つ昇降駆動源として運転コストも安価なものとなるである。
【図1】本考案装置の側面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】使用状態説明図である。
1 床面 2,2’ 棚段 3,3’ 支柱 4 パレット台 5 ローラ付案内板 6 フォークリフト 7 フォーク 8 ストッパー部材 9 蝶番 10 ロープ 11 滑車 12 錘
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B66F 17/00 B66F 17/00 C
Claims (4)
- 【請求項1】 1m〜1.5mの巾間隔で対向する内面
側に案内溝を形成した一対の鉄鋼製支柱を、適宜棚段の
前面側へ立設させると共に、上記巾間隔で且つ案内溝内
に誘導されるガイドローラを備えた方形パレット台を支
柱の前面側でフォークリフトのフォーク操作で昇降さ
せ、該パレット台を介し荷体を棚段へ積み込んだり、棚
段から積み降ろし使用可能に構成したことを特徴とする
昇降機。 - 【請求項2】 パレット台を上方側へ二つ折り可能に構
成したことを特徴とする請求項1記載の昇降機。 - 【請求項3】 支柱側面に沿ってパレット台の上昇距離
に比例して下降する錘を設け、且つ該錘と支柱に取付け
た標識の相関関係でパレット台の上昇位置を認識するも
のとなしたことを特徴とする請求項1又は2記載の昇降
機。 - 【請求項4】 パレット台の奥側にフォークの差し込み
過ぎ防止用ストッパーが取付けてあることを特徴とする
請求項1,2又は3記載の昇降機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999003451U JP3064108U (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 昇降機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999003451U JP3064108U (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 昇降機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3064108U true JP3064108U (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=43197776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999003451U Expired - Lifetime JP3064108U (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 昇降機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064108U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117432257A (zh) * | 2023-10-25 | 2024-01-23 | 中建二局第二建筑工程有限公司 | 一种高层立体工业厂房 |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP1999003451U patent/JP3064108U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117432257A (zh) * | 2023-10-25 | 2024-01-23 | 中建二局第二建筑工程有限公司 | 一种高层立体工业厂房 |
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