JP3063990B2 - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP3063990B2
JP3063990B2 JP2017169A JP1716990A JP3063990B2 JP 3063990 B2 JP3063990 B2 JP 3063990B2 JP 2017169 A JP2017169 A JP 2017169A JP 1716990 A JP1716990 A JP 1716990A JP 3063990 B2 JP3063990 B2 JP 3063990B2
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waist
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幸三 河井
彦芳 原
新平 大塚
康幸 高木
昌通 宮口
和己 大川
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、施療子の動作モードや動作位置、動作回数
もしくは動作時間といった施療動作に関する動作パラメ
ータを、多数のステップ毎に記憶保持し、各ステップの
動作パラメータに基づく動作をステップ順に実行するよ
うにしたプログラム式のマッサージ機に関するものであ
る。
【従来の技術】
施療子の動作スピードを変化させることができるよう
に構成されたマッサージ機が、例えば実開昭52−145989
号や実開昭58−121949号に開示されているが、前者は一
定の周期でスピードを切り替えるものであり、後者は手
動でスピードを可変にするものであって、いずれも施療
子の動作の種類や動作位置などの変化とは関係なく同一
周期でスピードを変化させるものであった。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、マッサージを行うにあたり、施療対象部位
が首部であるか肩部であるか、背・腰部であるかによっ
て、夫々好ましいスピードがある。たとえば、もみマッ
サージの場合を例にとれば、そのスピードが遅いとじっ
くり丁寧にもむ感じとなり、速いと軽快でリズミカルな
ものとなる上に、対象部位が首である時に速いスピード
でもむと、挟まれる感じが強く、また首が前に出て施療
子がこする感じが強くなると同時に頭が前後に揺さぶら
れるために不快なものとなる。そして背部は非常に痛み
を感じやすいために、速すぎると痛く感じられるが、遅
すぎてもまどろっこしく感じてしまう。 腰部は椅子の背もたれに施療子が配されているものの
場合、速いと腰がずれて逃げてしまい、遅すぎると背部
と同様にまどろっこしくなってしまう。 肩部については、他の部位と比較してスピードが速い
時に問題となるようなことがなく、肩たたきのように、
速くリズミカルにもむ方が爽快感が得られる。 また、快感と感じられるスピードは、施療子の形態や
その動作モードによっても異なってくる。 しかるに、上記従来例に示されたものでは、施療子の
動作モードによって決定される「さすり(ローリン
グ)」、「もみ」といった施療方法や、首、肩などの施
療部位に適したスピードの配分を行うことができず、こ
のために心地良いマッサージを得ることができなかっ
た。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは、動作スピードも施療部位に適し
た値となっているために、きわめて心地良いマッサージ
を得ることができるマッサージ機を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、上記プログラム式のマッサージ機
において、動作パラメータの一つとして施療スピードを
保持しているとともに、この動作スピードは、動作位置
が背・腰部である時、首部より速く、肩部より遅く設定
されていることに特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、首部や肩部、背・腰部の夫々に適し
た動作スピードで施療動作がなされるものである。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
こで示したマッサージ機は、マイクロコンピュータにて
形成された制御記憶回路Cによる制御を受けて、一対の
施療子1(第1図では一方のみを示している)が人体の
首から腰に該当する範囲内を移動し且つマッサージ動作
を行うものであって、施療子1はたとえばローラによっ
て形成される。今、回転駆動される駆動軸に取り付けら
れた偏心且つ傾斜した一対の円盤に遊転自在な外輪を設
けて、この外輪から突出させたアームの先端に上記ロー
ラを取り付けるとともにアームが動く範囲に規制を加え
れば、駆動軸の回転によりもみマッサージ動作を、それ
も駆動軸の回転方向に応じて「もみ上げ」と「もみ下
げ」との2種のもみマッサージ動作を行わせることがで
き、駆動軸とともに上下動を行わせれば、背中をさする
ローリングマッサージを行わせることができ、そして上
記アームと外輪を円盤のまわりに揺動させればたたきマ
ッサージを、上下動とともにこの動作を行わせればたた
きローリングマッサージを行わせることができる。更
に、円盤のまわりのアームの位置を変化させたならば、
マッサージの強弱の調整を行うことができ、駆動軸の軸
方向に円盤をスライドさせることができるようにしてお
けば、一対の施療子1の幅位置を変更することができ
る。このような動作が可能となっている施療子1はすで
に公知であることから、詳細な説明は省略する。 第1図において、図中6はどのような動作を行わせる
かの指示を与えるための操作器であり、ここでは所要の
マッサージを順に行わせることができるものとして、上
半身をくまなくマッサージする上半身コースを指定する
ためのスイッチSW5と、首・肩を重点的にマッサージす
る首・肩コースを指定するためのスイッチSW6、そして
腰を重点的にマッサージする腰コースを指定するための
SW7を備えており、このほか、もみ上げ、もみ下げ、た
たき、ローリング、部分ローリング、たたきローリン
グ、部分たたきローリングの各施療方法選択用スイッチ
群SW1、施療子1を移動させるためのスイッチ群SW2、そ
して施療子1の動作スピードを調整するためのスイッチ
群SW3を備えている。スイッチ群SW3における「1/f」の
スイッチは、動作速度を連続的に自動変化させるもので
ある。 制御記憶回路Cは、上記操作器6から与えられる指令
に基づいて、モータやクラッチ制御用ソレノイド等を指
示回路81と施療子駆動回路82とを通じて制御すること
で、指定された動作を施療子1に行わせるもので、ロー
タリーエンコーダやフォトセンサ等で形成されて施療子
1の強弱位置と幅位置と上下位置、そして上記円盤の偏
心方向によるところの施療子1の突出量とを夫々検出す
る位置検出回路84と、施療子1の現在の強弱位置、幅位
置、上下位置並びに突出量のデータを納めるレジスタ85
〜88とからなる位置検出部83が接続されている。 ここにおける位置検出部83は、その位置検出回路84に
より、施療子1の現在位置を、上下位置に関して上限1
から下限Yまでの複数段階で、幅位置に関して最内端1
から最外端Xまでの複数段階で、強弱に関して最弱1か
ら最強Zまでの複数段階で検出される位置情報をそれぞ
れの位置レジスタ85,86,87を通じて制御記憶回路Cにお
ける比較判別回路C1に送るものであり、また突出量につ
いては突出量レジスタ88を通じて指示回路81に送る。 そして、制御記憶回路Cは、位置検出部83側の各位置
レジスタ85,86,87に対応して比較判別回路C1に接続され
た目標位置レジスタ91,92,93と、指示回路81に接続され
た施療回数/時間カウンタ94及び施療方法レジスタ95と
施療スピードレジスタ96とを備えるとともに、操作器6
のスイッチSW5〜SW7に対応する上半身コースと首・肩コ
ースと腰コースの各コースマッサージのための3種のテ
ーブルT1,T2,T3と、これらテーブル中の各ステップに付
されたアドレス1〜Nを指し示すテーブルポインタPと
を備えている。 ここにおけるテーブルT1,T2,T3は、施療子1にどの種
類のマッサージ動作を行わせるかの動作方法(動作モー
ド)、その動作位置(動作範囲)、動作回数もしくは動
作時間といった施療動作に関するパラメータと、動作ス
ピードパラメータとを多数のステップ毎に記憶保持して
いるもので、たとえば上半身コースのためのテーブルT1
には、表1のようなパラメータが格納されている。 尚、表1における施療子1の位置に関するパラメータ
は、位置検出回路83によって得られる情報に対応するよ
うにしてある。また、動作スピードに関するパラメータ
は、4bitで16段階の値を持つものとしている。また、施
療子1の動作スピードを変えることは、モータ5の回転
速度を変えることで行っている。動作スピードパラメー
タと、施療子1によるもみマッサージの1分間あたりの
もみ回数との対応を示すと、ここでは表2のように設定
して、スピードパラメータが8の時に、標準設定のスピ
ードが得られるようにしている。 今、操作器6において上半身コースを指定するスイッ
チSW5を操作したならば、制御記憶回路Cはテーブルポ
インタPをテーブルT1の先頭アドレスにセットして、こ
の先頭アドレスのステップの各パラメータを読み出して
これら情報を各レジスタやカウンタ91〜96にセットし、
その位置情報と、位置検出部83から得られる現在位置情
報とを比較判別回路C1において比較して、両者が一致す
るように指示回路81及び施療子駆動回路82を通じて施療
子1の位置を変更し、その後、テーブルT1に記された施
療方法の動作を、同じくテーブルT1に記載されている動
作スピードで実行させるものであり、またこの施療動作
がテーブルT1に記された動作回数(動作時間)だけ行わ
れたならば、テーブルポインタPを次のアドレスのステ
ップにセットし、このステップの各パラメータを読み出
して、次のマッサージに移る。第2図にこの動作のフロ
ーチャートを示す。こうして最終ステップに至れば、施
療子1を所定の収納位置に移す収納動作を行った後、停
止して動作を完了する。 なお動作回数/時間は、ローリングマッサージ及びた
たきローリングについては上限下限での反転回数、もみ
上げ乃至もみ下げのマッサージについては突出量最大も
しくは最小の検出回数、たたきについてはタイマーによ
っている。 さて、このように予め設定されたマッサージが順にな
されていくわけであるが、この時のもみマッサージは、
上下位置がパラメータが1〜3で示される首部について
は、その動作スピードパラメータを4に、上下位置パラ
メータが5で示される肩部については、動作スピードパ
ラメータを12に、上下位置パラメータが6〜Yで示され
る背・腰部については、動作スピードパラメータを8に
セットしてある。 つまり、首部にもみマッサージする時の動作スピード
は遅く、肩部にもみマッサージする時の動作スピードは
速く、背・腰部にもみマッサージする時の動作スピード
は普通の速度となるようにしてある。前述のマッサージ
される部位に応じた好ましい値がセットされており、従
って、いずれの部位にマッサージされる時も、使用者は
心地良いマッサージを得ることができるものである。 また、ここではコースマッサージを始めた時、まずロ
ーリングマッサージが最も弱い状態で実行され、ついで
たたきローリングマッサージが同じく最も弱い状態で実
行され、その後、もみマッサージが強い状態である実行
されるようにしているとともに、最後もたたきローリン
グマッサージとローリングマッサージで終了するように
しているわけであるが、当初に実行されるたたきローリ
ングマッサージについては、その動作スピードパラメー
タを5に、つまり通常の速度(パラメータ8)よりも遅
い値(パラメータ5)に設定して、そのたたき動作と上
下移動動作とがゆっくりとなされるようにしてある。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、動作パラメータの一
つとして施療スピードを保持しているとともに、この動
作スピードは、動作位置が背・腰部である時、首部より
速く、肩部より遅く設定されていることから、これら各
部に対してマッサージがなされる時、各部について痛み
や不満足感を生じることがない適切なスピードでマッサ
ージがなされるものであって、いずれの部位においても
心地良く且つ効果的なマッサージを得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例のブロック回路図、第2図は同
上の動作のフローチャートであって、1は施療子、Cは
制御記憶回路を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 康幸 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 宮口 昌通 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 大川 和己 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−125348(JP,A) 特開 昭61−247456(JP,A) 特開 平1−236053(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 7/00 323 A61H 15/00 370

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】施療子の動作モードや動作位置、動作回数
    もしくは動作時間といった施療動作に関する動作パラメ
    ータを、多数のステップ毎に記憶保持し、各ステップの
    動作パラメータに基づく動作をステップ順に実行するよ
    うにしたプログラム式のマッサージ機において、動作パ
    ラメータの一つとして施療スピードを保持しているとと
    もに、この動作スピードは、動作位置が背・腰部である
    時、首部より速く、肩部より遅く設定されていることを
    特徴とするマッサージ機。
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