JP3503371B2 - マッサージ機 - Google Patents
マッサージ機Info
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Description
施療子の上下方向の動き成分が異なる2種のもみマッサ
ージが可能な施療子を具備しているマッサージ機に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】人体に対して行うマッサージは、体の悪
い部分をマッサージすることで血管を通して血液を心臓
へ流すように行うことが東洋医学において好ましいもの
とされている。一方、もみマッサージを行わせることが
できるマッサージにおいて、人体に接する施療子に上下
方向の動き成分が逆となる2種のもみマッサージを選択
的に行わせることができるものが特開平2−12098
号公報などに示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】人体に対して上方へ向
かう力を加えることになる「もみ上げ」のもみマッサー
ジと、下方へ向かう力を加えることになる「もみ下げ」
のもみマッサージとを選択的に行わせることができる上
記公報に示されたものでは、人体のどの部分をマッサー
ジするかによって、上記両種のもみマッサージを切り換
えることで、血管を通して血液を心臓へ流す方向に力を
加えることになるマッサージを得ることができるが、従
来のものは施療子の人体上下方向における位置に応じ
て、使用者が上記両種のもみマッサージを切り換える操
作をしなくてはならず、操作が煩わしい上に、誤って効
果的とされるマッサージではない方のマッサージを選択
してしまうことがあって、効果的なマッサージを確実に
且つ簡便に得ることができるものではなかった。 【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは操作の煩わしさがない
上に常に効果的なマッサージを得ることができるマッサ
ージ機を提供するにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】しかして本発明は、施療
子の上下方向の動き成分が異なる2種のもみマッサージ
が可能な施療子を具備するとともに該施療子の人体に対
する上下方向の相対位置を変更する移動機構を備えたマ
ッサージ機において、施療子の人体に対する上下方向位
置を検出する検出部材を備えるとともに、人体の心臓該
当位置を境とする上方側と下方側とにおいて上記2種の
もみマッサージの各一方について制限する動作制限手段
を備えていることに特徴を有している。心臓該当位置の
上方側と下方側では夫々効果的なもみマッサージしか行
えないようにしたものである。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て説明する。なお、マッサージ機としては、椅子の背も
たれやベッド内などに組み込まれて人体の上下方向に施
療子を移動させることで施療箇所を変えることができる
とともに、施療子に上下方向の動き成分が異なる2種の
もみマッサージを行わせることができるものであれば、
どのようなものであってもよく、たとえば上記公報に示
されているものなどを用いることができるために、ここ
では説明を省略するが、施療子に上下方向の動き成分が
異なる「もみ上げ」と「もみ下げ」の2種のもみマッサ
ージを行わせることが駆動用のモータの回転方向の切り
換えで行うことができるものを好適に用いることができ
る。また施療子の人体に対する上下方向位置を検出する
検出部材については、施療子の人体に対する上下方向の
相対位置を変更する移動機構に設けたエンコーダを好適
に用いることができる。図2はこのようなマッサージ機
のブロック図を示しており、図中1は施療子、2は施療
子駆動機構、3は移動機構、4は検出部材、5は施療子
駆動機構2や移動機構3の動作を制御するマイクロコン
ピュータからなる動作制御回路、6は動作指示を与える
ための操作器である。 【0007】ここにおける動作制御回路5は、検出部材
4によって検出される施療子1の上下方向位置が心臓該
当位置(図1においては左端の0〜36で示す位置にお
ける15の位置)よりも下であるならば、「もみ下げ」
のもみマッサージができないように、好ましくは「もみ
下げ」のマッサージの指示入力があっても「もみ上げ」
のマッサージを開始するように構成されており、また検
出部材4による施療子1の上下方向位置が心臓該当位置
よりも上であるならば、「もみ上げ」のもみマッサージ
ができないように、好ましくは「もみ上げ」のマッサー
ジの指示入力があっても「もみ下げ」のマッサージを開
始するように構成されている。 【0008】図1は予め設定されたプログラム通りに各
種マッサージ動作を施療子1に順次実行させていく自動
コース機能が組み込まれている上記動作制御回路5が、
この自動コース機能を実行する時の施療子1の動きを示
しており、0〜36で示す数字は上述のように検出部材
4での施療子1の検出位置を示している。なお、ここに
おける施療子1としては、輪状もしくはコロの形態を持
ち、移動機構3による上下移動によって人体背面をさす
っていく「背筋のばし動作」、駆動機構2によるもみ動
作を並行させて行う「もみ背筋のばし動作」、そして
「もみ上げ」、「もみ下げ」の動きを行わせることがで
きるものとなっている。 【0009】電源を入れて自動コース機能を開始させた
ならば、動作制御回路5はまず移動機構3を作動させて
「背筋のばし動作」を施療子1に行わせる。この「背筋
のばし動作」は、検出部材4で検出される上下端におい
て移動方向を反転させて数回行い(図中イ)、人体に対
してマッサージについての準備信号を与えて、以降の刺
激マッサージに対する態勢を人体にとらせる。 【0010】次いで動作制御回路5は、人体のほぼ首筋
に該当する上端から心臓該当位置よりも少し上のところ
までの範囲で「もみ背筋のばし動作」を行って(図中
ロ)、次のもみマッサージについての前準備を人体に行
わせ、その後、人体のほぼ首筋に該当する上端から心臓
該当位置よりも少し上のところまでの範囲内で、「もみ
下げ」のもみマッサージを位置を少しずつ変更しながら
施療子1に行わせる(図中ハ)。なお、「もみ下げ」の
マッサージを行う位置は、心臓方向に向かうようにずら
していき、上端に戻る途中ではもみマッサージを行わせ
ない。 【0011】このように上部において「もみ下げ」のも
みマッサージを行わせることで人体をもみほぐしたなら
ば、施療子1を人体に強く押し当てた状態での「背筋の
ばし動作」(図中ニ)を全身に与えることで全身に強い
刺激マッサージを与える。その後、心臓から下方の位置
をマッサージする準備として、「もみ背筋のばし」(図
中ホ)を上端から下端を経て心臓該当位置までの間で行
わせた後、心臓該当位置から下端までの範囲内で、「も
み上げ」のもみマッサージを心臓から腰に向かって位置
を少しずつ下方側へ変更しながら施療子1に行わせる
(図中ヘ)。次いで、腰から心臓までのほぐれた部分に
強い「背筋のばし動作」を行わせて(図中ト)強い刺激
マッサージを与える。 【0012】最後に人体を整えるために、上端から下端
までの範囲で「もみ背筋のばし動作」(図中チ)、弱い
「背筋のばし動作」(図中リ)を行わせて自動コースの
マッサージを終了する。 【0013】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、心臓該当
位置よりも上方に位置する時のもみマッサージは「もみ
下げ」となり、心臓該当位置よりも下方に位置する時の
もみマッサージは「もみ上げ」となるために、操作の煩
わしさも操作間違いも招くことがなく、常に心臓に向か
って血液を流すという効果的なマッサージを得ることが
できるものである。
る。 【図2】同上のブロック回路図である。 【符号の説明】 1 施療子 2 駆動機構 3 移動機構 4 検出部材 5 動作制御回路
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 施療子の上下方向の動き成分が異なる2
種のもみマッサージが可能な施療子を具備するとともに
該施療子の人体に対する上下方向の相対位置を変更する
移動機構を備えたマッサージ機において、施療子の人体
に対する上下方向位置を検出する検出部材を備えるとと
もに、人体の心臓該当位置を境とする上方側と下方側と
において上記2種のもみマッサージの各一方について制
限する動作制限手段を備えていることを特徴とするマッ
サージ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31436996A JP3503371B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | マッサージ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31436996A JP3503371B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | マッサージ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10151164A JPH10151164A (ja) | 1998-06-09 |
JP3503371B2 true JP3503371B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=18052515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31436996A Expired - Fee Related JP3503371B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | マッサージ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3503371B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP6913116B2 (ja) * | 2018-04-12 | 2021-08-04 | 株式会社フジ医療器 | マッサージ機 |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP31436996A patent/JP3503371B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10151164A (ja) | 1998-06-09 |
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