JP3063827B2 - ワサビおろし装置 - Google Patents
ワサビおろし装置Info
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- JP3063827B2 JP3063827B2 JP9072715A JP7271597A JP3063827B2 JP 3063827 B2 JP3063827 B2 JP 3063827B2 JP 9072715 A JP9072715 A JP 9072715A JP 7271597 A JP7271597 A JP 7271597A JP 3063827 B2 JP3063827 B2 JP 3063827B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人手を要さず職人
が本ワサビを手おろしたものと同当の味、風味、香り等
を持つおろしワサビの得られる自動ワサビおろし装置に
関する。
が本ワサビを手おろしたものと同当の味、風味、香り等
を持つおろしワサビの得られる自動ワサビおろし装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種々のおろしワサビがチューブ状
の容器に内包され販売されているが、種々の加工が加え
られ、手おろしした本ワサビとはその味、風味、香り等
が極端に相違する。
の容器に内包され販売されているが、種々の加工が加え
られ、手おろしした本ワサビとはその味、風味、香り等
が極端に相違する。
【0003】また本ワサビは、おろした直後が味、香
り、さらには栄養等が最も優れているため、すし屋、高
級和食料理屋等では職人が一々使用前に手おろししてい
る。
り、さらには栄養等が最も優れているため、すし屋、高
級和食料理屋等では職人が一々使用前に手おろししてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この本ワサビを人手を
使わず自動的におろす手法として、本ワサビに対して平
面的なおろし金を用いて自動的に往復動を行わせて本ワ
サビをおろした場合、おろし面を大きくとれず、おろし
金の同じ位置におろしワサビが溜まってしまい、おろし
金の機能が低下することになる。
使わず自動的におろす手法として、本ワサビに対して平
面的なおろし金を用いて自動的に往復動を行わせて本ワ
サビをおろした場合、おろし面を大きくとれず、おろし
金の同じ位置におろしワサビが溜まってしまい、おろし
金の機能が低下することになる。
【0005】本発明は、簡単な構造でおろし面を大きく
取れ、従来のおろし金に相当する部分のおろし機能を変
化させずに維持できるワサビおろし装置を提供すること
を目的とする。
取れ、従来のおろし金に相当する部分のおろし機能を変
化させずに維持できるワサビおろし装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のワサビおろし装置は、押圧装置を用いてお
ろしローラに対してワサビ片に所定の押圧力をかけると
ともに、このおろしローラを一方向に所定角度旋回回動
させ、次に反対方向に所定角度旋回回動させるようにし
て、おろしローラのおろし面でワサビをおろすようにし
たことを特徴としている。この特徴によれば、おろしロ
ーラのおろし面をローラの表面全部について利用できる
ことになり、小さな形状でありながら、おろし面を大き
く取れ、ワサビのおろし機能を維持できることになる。
さらに左右に交互に回転することにより、おろし面に歯
の進行方向表面と裏面とを利用でき、ワサビのおろし機
能が長期に維持できる。
に、本発明のワサビおろし装置は、押圧装置を用いてお
ろしローラに対してワサビ片に所定の押圧力をかけると
ともに、このおろしローラを一方向に所定角度旋回回動
させ、次に反対方向に所定角度旋回回動させるようにし
て、おろしローラのおろし面でワサビをおろすようにし
たことを特徴としている。この特徴によれば、おろしロ
ーラのおろし面をローラの表面全部について利用できる
ことになり、小さな形状でありながら、おろし面を大き
く取れ、ワサビのおろし機能を維持できることになる。
さらに左右に交互に回転することにより、おろし面に歯
の進行方向表面と裏面とを利用でき、ワサビのおろし機
能が長期に維持できる。
【0007】本発明のワサビおろし装置は、押圧装置が
おろしローラの上方部に設けられ、おろしローラの下方
部におろしワサビの集積落下部が設けられていることが
好ましい。このように、おろしローラの下方部におろし
ワサビの集積落下部を形成すれば、おろしワサビが落下
しやすくなり、おろしローラのおろし面に多量のおろし
ワサビが堆積することによって生じるおろし機能の低下
がない。
おろしローラの上方部に設けられ、おろしローラの下方
部におろしワサビの集積落下部が設けられていることが
好ましい。このように、おろしローラの下方部におろし
ワサビの集積落下部を形成すれば、おろしワサビが落下
しやすくなり、おろしローラのおろし面に多量のおろし
ワサビが堆積することによって生じるおろし機能の低下
がない。
【0008】本発明のワサビおろし装置は、前記集積落
下部は、おろしローラのおろし面に近接する剥離片を含
んでいることが好ましい。このようにすれば、この剥離
片を通過したおろしローラのおろし面からおろしワサビ
が剥き落とされ、おろし面の機能が長期に維持される。
下部は、おろしローラのおろし面に近接する剥離片を含
んでいることが好ましい。このようにすれば、この剥離
片を通過したおろしローラのおろし面からおろしワサビ
が剥き落とされ、おろし面の機能が長期に維持される。
【0009】本発明のワサビおろし装置は、前記集積落
下部は、剥離片の両側から中央に向けて傾斜する案内片
を含んでいることが好ましい。このようにすれば、剥離
片で剥き落とされたおろしワサビが中央に自動的に寄せ
られ、その重みで落下しやすくなるばかりか、下方の受
け皿等に正確に落下させることができる。
下部は、剥離片の両側から中央に向けて傾斜する案内片
を含んでいることが好ましい。このようにすれば、剥離
片で剥き落とされたおろしワサビが中央に自動的に寄せ
られ、その重みで落下しやすくなるばかりか、下方の受
け皿等に正確に落下させることができる。
【0010】本発明のワサビおろし装置は、おろしロー
ラとワサビ片との当接部と、集積落下部とがほぼ上下に
対向するように配置されており、おろしローラはその回
転軸心を中心に一方向に180゜以上回転し、再度逆方
向に180゜以上回転するようになっていることが好ま
しい。このようにすれば、おろされ、そしておろしロー
ラに付着したワサビは、確実に剥離片を通過することに
なり、剥離片によって効果的におろしワサビが落とさ
れ、おろしローラ面に古いおろしワサビが付着残留する
ことがない。
ラとワサビ片との当接部と、集積落下部とがほぼ上下に
対向するように配置されており、おろしローラはその回
転軸心を中心に一方向に180゜以上回転し、再度逆方
向に180゜以上回転するようになっていることが好ま
しい。このようにすれば、おろされ、そしておろしロー
ラに付着したワサビは、確実に剥離片を通過することに
なり、剥離片によって効果的におろしワサビが落とさ
れ、おろしローラ面に古いおろしワサビが付着残留する
ことがない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明すると、図1に示されるように自動ワサビ
おろし装置1は、その筐体2と透明の合成樹脂製の筒体
3とを有し、この筒体3は筒体支持具4によって筐体2
に着脱自在に装着されている。筒体3は上端にフランジ
5を有し、フランジ5にはほぼL字状のカギ溝6が形成
されている。
基づいて説明すると、図1に示されるように自動ワサビ
おろし装置1は、その筐体2と透明の合成樹脂製の筒体
3とを有し、この筒体3は筒体支持具4によって筐体2
に着脱自在に装着されている。筒体3は上端にフランジ
5を有し、フランジ5にはほぼL字状のカギ溝6が形成
されている。
【0011】また筒体3の下端は図2、図3に示される
ようにフレアー7が、おろしローラ8の筒状のおろし面
9を包み込むように下方に延設されている。また、この
フレアー7には1個以上の切込口10が開設されてい
る。このフレアー7の形成は、筒体3とは別体のものを
この筒体3に取付けることも可能であるが、単に筒体3
の下端をおろしローラ8のおろし面9に沿わせて弧状に
切込み、おろしローラ8に筒体3を近接させれば済む。
ようにフレアー7が、おろしローラ8の筒状のおろし面
9を包み込むように下方に延設されている。また、この
フレアー7には1個以上の切込口10が開設されてい
る。このフレアー7の形成は、筒体3とは別体のものを
この筒体3に取付けることも可能であるが、単に筒体3
の下端をおろしローラ8のおろし面9に沿わせて弧状に
切込み、おろしローラ8に筒体3を近接させれば済む。
【0012】前記筒体3は、その内径が種々のワサビ片
11(本ワサビ)が縦方向に挿入できるようにな寸法に
なっており、挿入されたワサビ片11を下方のおろしロ
ーラ8に押圧する押圧装置12がその上方に装着され
る。この押圧装置12にはキャップ13を有し、キャッ
プ13を貫通する押圧棒14が設けられ、押圧棒14の
先端には押圧ディスク15が固定されるとともに、キャ
ップ13と押圧ディスク15との間にはスプリング16
が介在されている。
11(本ワサビ)が縦方向に挿入できるようにな寸法に
なっており、挿入されたワサビ片11を下方のおろしロ
ーラ8に押圧する押圧装置12がその上方に装着され
る。この押圧装置12にはキャップ13を有し、キャッ
プ13を貫通する押圧棒14が設けられ、押圧棒14の
先端には押圧ディスク15が固定されるとともに、キャ
ップ13と押圧ディスク15との間にはスプリング16
が介在されている。
【0013】前記キャップ13の内側には係止ピン17
が延設されており、この係止ピン17が前記した筒体3
のフランジ5に形成されたカギ溝6に係止されることに
よって、ワサビ片11をおろしローラ8に押圧した状態
で筒体3にキャップ13を固定し、筒体3と押圧装置1
2とを固定できるようになっている。
が延設されており、この係止ピン17が前記した筒体3
のフランジ5に形成されたカギ溝6に係止されることに
よって、ワサビ片11をおろしローラ8に押圧した状態
で筒体3にキャップ13を固定し、筒体3と押圧装置1
2とを固定できるようになっている。
【0014】おろしローラ8は図1に示されているよう
に、その前後に端部フランジを有しており、これはコ字
状の枢着されている。この枢着ガイド20は図4に詳細
が示されており、両側片23、23には前記回転軸21
が挿入される枢着孔25、25を有し、その下方にはス
クレーパの役目をする剥離片26、さらにその下方に傾
め下方向に傾斜する案内面28を有する案内片27、2
7が設けられている。なお、枢着ガイド20に剥離片2
6や案内片27が設けられているが、格別この枢着ガイ
ド20にもうける必要はなく前記筐体2から延設しても
よい。
に、その前後に端部フランジを有しており、これはコ字
状の枢着されている。この枢着ガイド20は図4に詳細
が示されており、両側片23、23には前記回転軸21
が挿入される枢着孔25、25を有し、その下方にはス
クレーパの役目をする剥離片26、さらにその下方に傾
め下方向に傾斜する案内面28を有する案内片27、2
7が設けられている。なお、枢着ガイド20に剥離片2
6や案内片27が設けられているが、格別この枢着ガイ
ド20にもうける必要はなく前記筐体2から延設しても
よい。
【0015】図1の29は筐体2の下方に設けられた脚
体であり、枢着ガイド20の部分であるすりワサビの集
積落下部を所定高さに位置させて、その下方にすりワサ
ビを落下させる受け皿30の配置スペースを確保するも
のである。
体であり、枢着ガイド20の部分であるすりワサビの集
積落下部を所定高さに位置させて、その下方にすりワサ
ビを落下させる受け皿30の配置スペースを確保するも
のである。
【0016】次にこのワサビおろし装置1を使用する場
合の手順およびその作用について説明する。
合の手順およびその作用について説明する。
【0017】初めに図1のようにワサビおろし装置1の
前方下方に受け皿30を置き、筒体3の中に本ワサビで
あるワサビ片11を投入する。次に押圧装置12の押圧
ディスク15で投入されたワサビ片11を下方に押し込
むようにしてキャップ13をフランジ5まで到達させ、
キャップ13を回転させるようにして係止ピン17をフ
ランジ5のカギ溝6に嵌め込む。
前方下方に受け皿30を置き、筒体3の中に本ワサビで
あるワサビ片11を投入する。次に押圧装置12の押圧
ディスク15で投入されたワサビ片11を下方に押し込
むようにしてキャップ13をフランジ5まで到達させ、
キャップ13を回転させるようにして係止ピン17をフ
ランジ5のカギ溝6に嵌め込む。
【0018】この押込みにより、スプリング16が圧縮
されるとともに押圧棒14がキャップ13から飛出して
くる。この状態は、図2に示されており、ワサビ片11
は、押圧ディスク15でおろしローラ8のおろし面9に
押圧されることになり、これでワサビおろしの準備が完
了する。
されるとともに押圧棒14がキャップ13から飛出して
くる。この状態は、図2に示されており、ワサビ片11
は、押圧ディスク15でおろしローラ8のおろし面9に
押圧されることになり、これでワサビおろしの準備が完
了する。
【0019】このため、ワサビ片11は筒体2の側面に
よって完全に左右の移動を規制されるとともに、下方向
へは自由に進める状態になっている。
よって完全に左右の移動を規制されるとともに、下方向
へは自由に進める状態になっている。
【0020】この状態で所定の位置に設けられた操作ボ
タン31を押すことによって、筐体2内部に電動モータ
が駆動し、このおろしローラ8を正転、続いて逆転を交
互に繰り返しおろし面9でワサビ片11を先端からおろ
し始める。ここでおろしローラ8は少なくとも180゜
以上片方に回転し、これを繰り返すようにすると良い。
タン31を押すことによって、筐体2内部に電動モータ
が駆動し、このおろしローラ8を正転、続いて逆転を交
互に繰り返しおろし面9でワサビ片11を先端からおろ
し始める。ここでおろしローラ8は少なくとも180゜
以上片方に回転し、これを繰り返すようにすると良い。
【0021】おろしローラ8の回転によって次第におろ
しワサビWがおろし面9に付着し始め、所定の塊りを成
すようになる。図3にはおろしローラ8のおろし面9及
び円筒3の拡大図が示されており、特におろし面9近く
まで延びているフレアー7によってワサビ片11の先端
の左右への移動が規制されるとともに、ワサビ片11の
先端が円筒3とおろしローラ8間に挟まれてワサビおろ
し作動に障害を及ぼす事態を防止できるようになってい
る。
しワサビWがおろし面9に付着し始め、所定の塊りを成
すようになる。図3にはおろしローラ8のおろし面9及
び円筒3の拡大図が示されており、特におろし面9近く
まで延びているフレアー7によってワサビ片11の先端
の左右への移動が規制されるとともに、ワサビ片11の
先端が円筒3とおろしローラ8間に挟まれてワサビおろ
し作動に障害を及ぼす事態を防止できるようになってい
る。
【0022】このフレアー7は所定位置に切込口10が
形成されており、おろされたおろしワサビWがこの開口
を通しておろし面9とともに下方へと送られる。
形成されており、おろされたおろしワサビWがこの開口
を通しておろし面9とともに下方へと送られる。
【0023】また、おろしローラ8の下方には、図5に
示されるような剥離片26がおろしローラ8のおろし面
9に近接するように固定されているため、おろし面9上
に付着したおろしワサビW、はおろし面9がこの剥離片
26を通過することによって、ここで図に示されるよう
におろしワサビWが剥ぎ落とされるように落下する。
示されるような剥離片26がおろしローラ8のおろし面
9に近接するように固定されているため、おろし面9上
に付着したおろしワサビW、はおろし面9がこの剥離片
26を通過することによって、ここで図に示されるよう
におろしワサビWが剥ぎ落とされるように落下する。
【0024】さらに降下したおろしワサビWは案内片2
7の案内面28によって中央へと誘導され、受け皿へと
正確に落下する。なおこのおろしローラ8は正転、逆転
を繰り返すことによっておろし面9におろしワサビWが
多量に残留することがないため、おろし面9のおろし能
力が低下しない。
7の案内面28によって中央へと誘導され、受け皿へと
正確に落下する。なおこのおろしローラ8は正転、逆転
を繰り返すことによっておろし面9におろしワサビWが
多量に残留することがないため、おろし面9のおろし能
力が低下しない。
【0025】特に図6、図7に示されるようにおろしロ
ーラ8をほぼ180゜以上正転、さらに180゜以上逆
転させ、A0をA1まで、B0をB1までのように少くとも
ワサビ片11の位置から下方の剥離片20までを常時通
過させる。
ーラ8をほぼ180゜以上正転、さらに180゜以上逆
転させ、A0をA1まで、B0をB1までのように少くとも
ワサビ片11の位置から下方の剥離片20までを常時通
過させる。
【0026】このため、正転、逆転によるサイクルの間
におろし面9全周が必ず剥離片20を通過し、古いおろ
しワサビWがおろし面9に残留せず、常に新鮮なおろし
ワサビWを製造排出できる。
におろし面9全周が必ず剥離片20を通過し、古いおろ
しワサビWがおろし面9に残留せず、常に新鮮なおろし
ワサビWを製造排出できる。
【0028】以上、本発明の実施形態を図面により説明
してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られる
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における
変更や追加があっても本発明に含まれる。
してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られる
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における
変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0029】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0030】(a)請求項1の発明によれば、おろしロ
ーラのおろし面をローラの表面全部について利用できる
ことになり、小さな形状でありながら、おろし面を大き
く取れ、ワサビのおろし機能を維持できることになる。
さらに左右に交互に回転することにより、おろし面に歯
の進行方向表面と裏面とを利用でき、ワサビのおろし機
能が長期に維持できる。
ーラのおろし面をローラの表面全部について利用できる
ことになり、小さな形状でありながら、おろし面を大き
く取れ、ワサビのおろし機能を維持できることになる。
さらに左右に交互に回転することにより、おろし面に歯
の進行方向表面と裏面とを利用でき、ワサビのおろし機
能が長期に維持できる。
【0031】(b)請求項2の発明によれば、おろしロ
ーラの下方部におろしワサビの集積落下部を形成すれ
ば、おろしワサビが落下しやすくなり、おろしローラの
おろし面に多量のおろしワサビが堆積することによって
生じるおろし機能の低下がない。
ーラの下方部におろしワサビの集積落下部を形成すれ
ば、おろしワサビが落下しやすくなり、おろしローラの
おろし面に多量のおろしワサビが堆積することによって
生じるおろし機能の低下がない。
【0032】(c)請求項3の発明によれば、この剥離
片を通過したおろしローラのおろし面からおろしワサビ
が剥き落とされ、おろし面の機能が長期に維持される。
片を通過したおろしローラのおろし面からおろしワサビ
が剥き落とされ、おろし面の機能が長期に維持される。
【0033】(d)請求項4の発明によれば、剥離片で
剥き落とされたおろしワサビが中央に自動的に寄せら
れ、その重みで落下しやすくなるばかりか、下方の受け
皿等に正確に落下させることができる。
剥き落とされたおろしワサビが中央に自動的に寄せら
れ、その重みで落下しやすくなるばかりか、下方の受け
皿等に正確に落下させることができる。
【0034】(e)請求項5の発明によれば、おろさ
れ、そしておろしローラに付着したワサビは、確実に剥
離片を通過することになり、剥離片によって効果的にお
ろしワサビが落とされ、おろしローラ面に古いおろしワ
サビが付着残留することがない。
れ、そしておろしローラに付着したワサビは、確実に剥
離片を通過することになり、剥離片によって効果的にお
ろしワサビが落とされ、おろしローラ面に古いおろしワ
サビが付着残留することがない。
【0035】
【図1】本発明の自動ワサビおろし装置の分解斜視図で
ある。
ある。
【図2】わさび片のセットされた状態を示す部分断面図
である。
である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】枢着ガイドの斜視図である。
【図5】剥離片の近傍の斜視図である。
【図6】おろしローラの回転概略図である。
【図7】おろしローラの回転概略図である。
1 自動ワサビおろし装置 2 筐体 3 筐体 4 筒体支持具 5 フランジ 6 カギ溝 7 フレアー 8 おろしローラ 9 おろし面 10 切込口 11 ワサビ片 12 押圧装置 13 キャップ 14 押圧棒 15 押圧ディスク 16 スプリング 17 係止ピン 20 枢着ガイド 21 回転軸 22 ネジ 23 側片 25 枢着孔 26 剥離片 27 案内片 29 脚体 30 受皿 31 操作ボタン W おろしワサビ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−35267(JP,A) 特開 平4−236194(JP,A) 特開 平10−248730(JP,A) 実開 昭59−13253(JP,U) 実公 昭37−21283(JP,Y1) 実公 昭14−13002(JP,Y1) 実公 昭36−17985(JP,Y1) 実公 昭29−5889(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 43/25 A47J 43/04
Claims (5)
- 【請求項1】 押圧装置を用いておろしローラに対して
ワサビ片に所定の押圧力をかけるとともに、このおろし
ローラを一方向に所定角度旋回回動させ、次に反対方向
に所定角度旋回回動させるようにして、ローラのおろし
面でワサビをおろすようにしたワサビおろし装置。 - 【請求項2】 押圧装置がおろしローラの上方部に設け
られ、おろしローラの下方部におろしワサビの集積落下
部が設けられている請求項1に記載のワサビおろし装
置。 - 【請求項3】 前記集積落下部は、おろしローラのおろ
し面に近接する剥離片を含んでいる請求項2に記載のワ
サビおろし装置。 - 【請求項4】 前記集積落下部は、剥離片の両側から中
央に向けて傾斜する案内片を含んでいる請求項3に記載
のワサビおろし装置。 - 【請求項5】 おろしローラとワサビ片との当接部と、
集積落下部とがほぼ上下に対向するように配置されてお
り、おろしローラはその回転軸心を中心に一方向に18
0゜以上回転し、再度逆方向に180゜以上回転するよ
うになっている請求項3又は4に記載のワサビおろし装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9072715A JP3063827B2 (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | ワサビおろし装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9072715A JP3063827B2 (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | ワサビおろし装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10248729A JPH10248729A (ja) | 1998-09-22 |
JP3063827B2 true JP3063827B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=13497337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9072715A Expired - Fee Related JP3063827B2 (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | ワサビおろし装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063827B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102073937B1 (ko) * | 2019-07-05 | 2020-02-05 | 차재필 | 핸디형 식품 그라인더 |
CN110524586B (zh) * | 2019-09-03 | 2023-12-19 | 西安石油大学 | 一种电动切菜机 |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP9072715A patent/JP3063827B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10248729A (ja) | 1998-09-22 |
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