JP3063778U - 自動車の目 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課厘】車の先端部に取り付けた考案の自動車の目によ
って運転席にいながら往来左右の安全確認をしつつ狭い
道路から安心して往来へ発進ができ、合わせてこのよう
な道路条件下での事故防止に役立つために、この考案を
提供する。 【解決手段】自動車が往来へ出る際、安全確認のため種
々の凸面鏡を角等に取り付けているが、その煩わしさを
取り除くため、自動車の先端（前・後）部に考案の自動
車の目を取り付け安全と事故防止を計ることにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

車の先端部に取り付けた考案の〔自動車の目〕によって運転席にいながら往来の 左右同時の安全確認が出来、狭い路地から安心して往来へ発進出来る装置である 。

【０００２】

【従来の技術】

駐車場の表塀の角やＴ字路の対面の塀の所などに凸面鏡などを設置してそれを確 認しながら発進している。しかし、巷には凸面鏡の設置されていない道路は無数 にあり、設置の煩わしさもあって危険なのが分かっていながら手つかずであるの が現状である。 又、似たような装置でバスなどがバックする際、上方に着けたテレビカメラで 安全確認している装置もあるが、当考案の提起している課題とは異質のものであ る。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来設置されている凸面鏡を見て安全確認する程度の安全を自動車に取り込んだ 当考案装置によって、凸面鏡の設置されていない道路事情においても、その安全 の解決をみることができる。従って、これらの道路条件下での事故は、この装置 を着けることによつて著しく減少することが期待できる。 しかも、この装置は車の表に出る部分が、（長さ６０ｍ／ｍ・巾２０ｍ／ｍ・高 さ２０ｍ／ｍ）以内で超コンパクトにまとめてあるため、車のデザインを損ねる ことなく設置できるのが特徴である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

狭い路地や駐車場から、めくら同然で往来へ出なければならない不安を取り除く ため、目の役割をする装置を安全確保の手段として自動車に取り付けたものであ る。

【０００５】

【実施例】

図２、の（７）（８）の所に取り付けた例であるが全体の被写体の中の表面に現 れる装置の大きさは大体この程度の大きさである。 図３、の平面図の状態でテレビ画面には、図４、のように写っている。

【０００６】

【考案の効果】

狭い路地や駐車場などからめくら同然で不安にかられながら往来へ出なければな らない場所は全国に数限りなくあると思います。其処に一々凸面鏡を取り付ける 煩わしさの解消。 それよりもなによりも、この考案によって、こう云う場所での事故防止に計り知 れない程の効果をもたらすと確信しております。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の平面図・正面図・側面図とコウドによ
りテレビスクリーンとの継続図

【図２】本考案を車体に取り付けた時の参考位置と全体
との大きさの比較図である。

【図３】上から見た時の参考道路図である。

【図４】図３、の道路状況下がテレビ画面に写っている
状態図。

【符号の説明】

１ 小型広角レンズ ５ コード ２ ケース ６ カーナビ・テレビ兼用
画面装置 ３ 三角プリズム ７ 取り付け状況図。前部 ４ 超小型ＣＣＤカメラ ８ 取り付け状況図。後部

【手続補正書】

【提出日】平成１１年３月１８日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】 当考案は、先端部に広角レンズをはめ込
んだ筒状の小型広角レンズ（１）２ケと、一面にメッキ
加工を施した２ケの三角プリズムを一対にしたものと、
そのプリズムを通して入ってくる光をＣＣＤカメラの画
素面に取り入れて、その光を電気信号に変えるＣＣＤカ
メラ機構を一つのボックスに収めたものである。まず、
筒状の小型広角レンズ（径、約１２ｍｍ×長さ２０ｍ
ｍ）であるが、これは先端部から光を取り入れ、もう一
端の出口部で光の焦点が合うように作られている。これ
を２ケ用意する。次に、この２ケを隣り合わせに接しさ
せ、そのまま頭の方のみを扇状に広げて固定し、その左
右の両先端から取り込んだ光を出口部に集束させるよう
にする。次に一面にメッキ加工を施した２つの三角プリ
ズム（３）のメッキの付いた面を合わせるようにして一
対にし、それを筒状の広角レンズの光の出口部（扇の要
のような部分）に密着させて固定し、入って来た左右の
光を三角プリズムの底面の中心に左右別々の光として集
束させる。今度は、その光を漏らさないようにして、超
小型ＣＣＤカメラ（４）の画素面に当てて光を電気信号
に変え、コード（５）によってカーナビ、兼用テレビ
（６）に接続する。このような構成になっている。この
一連の構成品はボックス状の本体ケース（長さ約９０ｍ
ｍ、巾６０ｍｍ、高さ２０ｍｍ）に収め、自動車の先端
面の内側に取り付ける。ただ左右から光を取り入れる小
型広角レンズの部分は、自動車の先端面より突き出させ
て左右の状況確認の出来る状態にしてある為、それを壊
さないようにするのと、美観を考えて透明な台形状のケ
ースで覆い、ケース本体にビス等で取り付ける。車内に
いて往来の左右の安全確認が出来るようにする為に、そ
の機能をボックスに収めて、車の先端部に取り付けたも
のを、自動車の目としました。 ─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１１年５月３１日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 図１の小型広角レンズ（１）を往来左右
   安全確認に最適な角度でケース（２）に固定し、一面を
   メッキ加工した２個の三角プリズム（又は、光フアイバ
   ー使用）（３）で左右から入る光を一方向に集束して超
   小型ＣＣＤカメラ（４）で光の像を電気信号に変え、コ
   ウド（５）によって車内のカーナビ・テレビ兼用画面
   （６）に接続し往来の状況を写し出し、その映像を見な
   がら安全確認し狭い路地や駐車場から往来へ出る時の装
   置である。