JP3063652B2 - テレビジョン受像機のチャネル選択方式 - Google Patents
テレビジョン受像機のチャネル選択方式Info
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- JP3063652B2 JP3063652B2 JP8325304A JP32530496A JP3063652B2 JP 3063652 B2 JP3063652 B2 JP 3063652B2 JP 8325304 A JP8325304 A JP 8325304A JP 32530496 A JP32530496 A JP 32530496A JP 3063652 B2 JP3063652 B2 JP 3063652B2
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はテレビジョン受像機
のチャネルを、視聴者がよく見ているチャネルに自動的
に設定するテレビジョン受像機のチャネル選択方式に関
するものである。
のチャネルを、視聴者がよく見ているチャネルに自動的
に設定するテレビジョン受像機のチャネル選択方式に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機(以下TV受像機と
称す)の電源スイッチをONにしたときのチャネル選択
方式としては、一般に、特定のチャネル(例えば1c
h)で毎回受像を開始する方式や、電源スイッチをOF
Fしたときに設定されていたチャネルで自動的に受像を
開始する方式が採用されている。
称す)の電源スイッチをONにしたときのチャネル選択
方式としては、一般に、特定のチャネル(例えば1c
h)で毎回受像を開始する方式や、電源スイッチをOF
Fしたときに設定されていたチャネルで自動的に受像を
開始する方式が採用されている。
【0003】このTV受像機のチャネルを、視聴者がよ
く見ているチャネルに自動的に設定する従来のTV受像
機のチャネル選択方式として、例えば特開平5−622
83号公報や、特開平2−252184号公報にその例
が記載されている。
く見ているチャネルに自動的に設定する従来のTV受像
機のチャネル選択方式として、例えば特開平5−622
83号公報や、特開平2−252184号公報にその例
が記載されている。
【0004】特開平5−62283号公報には、VTR
の録画予約忘れ対策のために、以前に何度が録画された
ことのある番組の放送時刻およびチャネル番号をメモリ
に記憶し、次に、その番組が放送される同じ曜日の同じ
時刻に、そのチャネルを視聴していない場合、または録
画予約していない場合に自動的に録画を開始する技術が
開示されている。
の録画予約忘れ対策のために、以前に何度が録画された
ことのある番組の放送時刻およびチャネル番号をメモリ
に記憶し、次に、その番組が放送される同じ曜日の同じ
時刻に、そのチャネルを視聴していない場合、または録
画予約していない場合に自動的に録画を開始する技術が
開示されている。
【0005】また、特開平2−252184号公報に
は、TV受像機の電源スイッチのON/OFF時刻、お
よび電源スイッチON時に選択されたチャネルを一週間
分記憶し、次の週からはその記憶した内容に従って自動
的にTV受像機の電源スイッチをON/OFFし、チャ
ネルを選択する技術が開示されている。
は、TV受像機の電源スイッチのON/OFF時刻、お
よび電源スイッチON時に選択されたチャネルを一週間
分記憶し、次の週からはその記憶した内容に従って自動
的にTV受像機の電源スイッチをON/OFFし、チャ
ネルを選択する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来のテレビジョン受像機のチャネル選択方式の
うち、特開平5−62283号公報に開示された技術で
は、録画したことがあるという情報からのみ自動的に録
画を開始するため、録画予約忘れを防止するという点に
のみ配慮した視聴者の意志を無視した方式であった。
ような従来のテレビジョン受像機のチャネル選択方式の
うち、特開平5−62283号公報に開示された技術で
は、録画したことがあるという情報からのみ自動的に録
画を開始するため、録画予約忘れを防止するという点に
のみ配慮した視聴者の意志を無視した方式であった。
【0007】一方、特開平2−252184号公報に開
示された技術では、一週間分の視聴者の行動を感熱記録
紙等の固定的なメモリに記憶し、その内容に従って次の
週からTV受像機の電源スイッチのON/OFFやチャ
ネルを自動的に選択するため、視聴者が不在の場合や視
聴者の嗜好が変わった場合に予約内容を変更するための
融通性に欠けるという問題があった。
示された技術では、一週間分の視聴者の行動を感熱記録
紙等の固定的なメモリに記憶し、その内容に従って次の
週からTV受像機の電源スイッチのON/OFFやチャ
ネルを自動的に選択するため、視聴者が不在の場合や視
聴者の嗜好が変わった場合に予約内容を変更するための
融通性に欠けるという問題があった。
【0008】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、視聴者
のよく見るチャネルに自動的に設定し、予約変更の融通
性を向上させたテレビジョン受像機のチャネル選択方式
を提供することを目的とする。
る問題点を解決するためになされたものであり、視聴者
のよく見るチャネルに自動的に設定し、予約変更の融通
性を向上させたテレビジョン受像機のチャネル選択方式
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のテレビジョン受像機のチャネル選択方式は、時
計、およびカレンダーを備えたテレビジョン受像機のチ
ャネルを、視聴者がよく見るチャネルに自動的に設定す
るテレビジョン受像機のチャネル選択方式であって、任
意の時間以上連続して視聴されたチャネルのチャネル番
号が、任意の単位時間毎に、直前の複数の週の各曜日毎
について、それぞれチャネル選択履歴として記録される
CH記録メモリと、週を識別するための週情報が記録さ
れる週管理メモリと、一つ前の週を除く他の過去の週の
同じ曜日の同じ時刻に選択されていたチャネルに切り替
えるためのスクロールKeyと、前記CH記録メモリに
前記チャネル選択履歴を記録し、前記週管理メモリに前
記週情報を記録し、前記チャネル選択履歴および前記週
情報に基づいて、一つ前の週の同じ曜日の同じ時刻に選
択されていたチャネルに自動的に設定し、 前記スクロー
ルKeyが入にされた場合は、該スクロールKeyが入
にされる度に、順次、一つ前の週を除く他の過去の週の
同じ曜日の同じ時刻に選択されていたチャネルに設定す
る処理装置と、を有する構成である。
本発明のテレビジョン受像機のチャネル選択方式は、時
計、およびカレンダーを備えたテレビジョン受像機のチ
ャネルを、視聴者がよく見るチャネルに自動的に設定す
るテレビジョン受像機のチャネル選択方式であって、任
意の時間以上連続して視聴されたチャネルのチャネル番
号が、任意の単位時間毎に、直前の複数の週の各曜日毎
について、それぞれチャネル選択履歴として記録される
CH記録メモリと、週を識別するための週情報が記録さ
れる週管理メモリと、一つ前の週を除く他の過去の週の
同じ曜日の同じ時刻に選択されていたチャネルに切り替
えるためのスクロールKeyと、前記CH記録メモリに
前記チャネル選択履歴を記録し、前記週管理メモリに前
記週情報を記録し、前記チャネル選択履歴および前記週
情報に基づいて、一つ前の週の同じ曜日の同じ時刻に選
択されていたチャネルに自動的に設定し、 前記スクロー
ルKeyが入にされた場合は、該スクロールKeyが入
にされる度に、順次、一つ前の週を除く他の過去の週の
同じ曜日の同じ時刻に選択されていたチャネルに設定す
る処理装置と、を有する構成である。
【0010】
【0011】このとき、手動でチャネルを選択するため
の通常選択Keyをさらに有し、前記処理装置は、前記
通常選択Keyが入にされると、前記通常選択Keyに
よるチャネルの選択を可能にしてもよい。
の通常選択Keyをさらに有し、前記処理装置は、前記
通常選択Keyが入にされると、前記通常選択Keyに
よるチャネルの選択を可能にしてもよい。
【0012】上記のように構成されたテレビジョン受像
機のチャネル選択方式は、CH記録メモリで直前の複数
の週のチャネル選択履歴を自動的に記録し、処理装置は
チャネル選択履歴に基づいて一つ前の週の同じ曜日の同
じ時刻に選択されたチャネルにテレビジョン受像機のチ
ャネルを自動的に設定する。TV番組は一般に同じ曜日
の同じ時刻に放送されるため、TV受像機の電源スイッ
チをONにすると視聴者がいつもその時間帯に見ている
チャネルに自動的に設定される。また、TV番組を視聴
中、視聴者がチャネルを変更しなくても番組が変わる時
刻になると自動的に一つ前の週に見ていたチャネルと同
じチャネルに設定される。
機のチャネル選択方式は、CH記録メモリで直前の複数
の週のチャネル選択履歴を自動的に記録し、処理装置は
チャネル選択履歴に基づいて一つ前の週の同じ曜日の同
じ時刻に選択されたチャネルにテレビジョン受像機のチ
ャネルを自動的に設定する。TV番組は一般に同じ曜日
の同じ時刻に放送されるため、TV受像機の電源スイッ
チをONにすると視聴者がいつもその時間帯に見ている
チャネルに自動的に設定される。また、TV番組を視聴
中、視聴者がチャネルを変更しなくても番組が変わる時
刻になると自動的に一つ前の週に見ていたチャネルと同
じチャネルに設定される。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0014】図1は本発明のテレビジョン受像機のチャ
ネル選択方式の構成を示すブロック図である。また、図
2は図1に示したCH記録メモリおよび週管理メモリの
記憶内容を示す図であり、同図(a)はCH記録メモリ
のテーブル図、同図(b)は週管理メモリのテーブル図
である。
ネル選択方式の構成を示すブロック図である。また、図
2は図1に示したCH記録メモリおよび週管理メモリの
記憶内容を示す図であり、同図(a)はCH記録メモリ
のテーブル図、同図(b)は週管理メモリのテーブル図
である。
【0015】図1において、本発明のテレビジョン受像
機のチャネル選択方式は、各チャネル毎のTV放送をそ
れぞれ受信して再生するTV受像部6から得られる視聴
チャネル、時刻、および曜日の情報が複数週間分記録さ
れるCH記録メモリ2と、週を識別するための週情報が
記録される週管理メモリ3と、一つ前の週を除く他の週
の同じ曜日の同じ時刻に視聴していたチャネルを選択す
るためのスクロールKey4と、視聴者が手動でチャネ
ルを選択するための通常選択Key5と、CH記録メモ
リ2と週管理メモリ3の管理、およびスクロールKey
4と通常選択Key5とによるチャネル選択の制御を行
い、CH記録メモリ2および週管理メモリ3に記録され
た視聴チャネル、時刻、および曜日の情報に基づいてT
V受像部6のチャネルを一つ前の週の同じ曜日の同じ時
刻に視聴していたチャネルに設定する処理装置1とによ
って構成されている。
機のチャネル選択方式は、各チャネル毎のTV放送をそ
れぞれ受信して再生するTV受像部6から得られる視聴
チャネル、時刻、および曜日の情報が複数週間分記録さ
れるCH記録メモリ2と、週を識別するための週情報が
記録される週管理メモリ3と、一つ前の週を除く他の週
の同じ曜日の同じ時刻に視聴していたチャネルを選択す
るためのスクロールKey4と、視聴者が手動でチャネ
ルを選択するための通常選択Key5と、CH記録メモ
リ2と週管理メモリ3の管理、およびスクロールKey
4と通常選択Key5とによるチャネル選択の制御を行
い、CH記録メモリ2および週管理メモリ3に記録され
た視聴チャネル、時刻、および曜日の情報に基づいてT
V受像部6のチャネルを一つ前の週の同じ曜日の同じ時
刻に視聴していたチャネルに設定する処理装置1とによ
って構成されている。
【0016】なお、処理装置1は、例えば、上記したC
H記録メモリ2と週管理メモリ3の管理、およびスクロ
ールKey4と通常選択Key5とによるチャネル選択
の制御を行う制御プログラムが記録された記憶装置と、
記憶装置に記録された制御プログラムに従って処理を行
うCPUとによって構成されている。
H記録メモリ2と週管理メモリ3の管理、およびスクロ
ールKey4と通常選択Key5とによるチャネル選択
の制御を行う制御プログラムが記録された記憶装置と、
記憶装置に記録された制御プログラムに従って処理を行
うCPUとによって構成されている。
【0017】このような構成において、次に本発明のT
V受像機のチャネル選択方式の動作について説明する。
V受像機のチャネル選択方式の動作について説明する。
【0018】なお、以下では、CH記録メモリ2、およ
び週管理メモリ3に何も記録されていない状態から、視
聴者がTV受像部6に内蔵された時計、およびカレンダ
ーを正しくセットした後、TV番組を視聴する場合を例
にして説明する。
び週管理メモリ3に何も記録されていない状態から、視
聴者がTV受像部6に内蔵された時計、およびカレンダ
ーを正しくセットした後、TV番組を視聴する場合を例
にして説明する。
【0019】また、CH記録メモリ2には、視聴してい
るチャネルの番号(以下CHデータと称す)を10分単
位毎に記録し、かつ3分以上同じチャネルが視聴されて
いるときのみ、そのチャネルのCHデータを記録する。
これらの時間は視聴者の習慣に合わせて最適な時間に設
定すればよく、10分単位、あるいは3分以上に限定す
る必要はない。
るチャネルの番号(以下CHデータと称す)を10分単
位毎に記録し、かつ3分以上同じチャネルが視聴されて
いるときのみ、そのチャネルのCHデータを記録する。
これらの時間は視聴者の習慣に合わせて最適な時間に設
定すればよく、10分単位、あるいは3分以上に限定す
る必要はない。
【0020】今、例として、水曜日(第一週)の午前
7:23頃、視聴者がTV受像機の電源スイッチをON
にしてチャネルを4chに設定した場合、処理装置1は
3分以上経過した時点で、CH記録メモリ2のその時刻
に対応する記憶領域にCHデータとして「4」を記録す
る(図2(a)参照)。
7:23頃、視聴者がTV受像機の電源スイッチをON
にしてチャネルを4chに設定した場合、処理装置1は
3分以上経過した時点で、CH記録メモリ2のその時刻
に対応する記憶領域にCHデータとして「4」を記録す
る(図2(a)参照)。
【0021】視聴者がそのまま4chを視聴している場
合、処理装置1は記録単位である10分毎に、CH記録
メモリ2のそれぞれの時刻に対応する記憶領域にCHデ
ータ「4」を記録する。
合、処理装置1は記録単位である10分毎に、CH記録
メモリ2のそれぞれの時刻に対応する記憶領域にCHデ
ータ「4」を記録する。
【0022】続いて、視聴者が午前8:01頃、チャネ
ルを6chに変更すると、処理装置1は、チャネルが変
更されて3分以上経過した時点で、CH記録メモリ2の
その時刻に対応する記憶領域にCHデータとして「6」
を記録する(図2(a)参照)。
ルを6chに変更すると、処理装置1は、チャネルが変
更されて3分以上経過した時点で、CH記録メモリ2の
その時刻に対応する記憶領域にCHデータとして「6」
を記録する(図2(a)参照)。
【0023】そして、視聴者がそのまま6chを視聴し
ている場合、処理装置1は、記録単位である10分毎に
CH記録メモリ2のそれぞれの時刻に対応する記憶領域
にCHデータ「6」を記録し、視聴者が午前8:28
頃、TV受像機の電源スイッチをOFFにすると、次に
電源スイッチがONにされるまでCHデータの記録を停
止する(図2(a)の「−」部)。
ている場合、処理装置1は、記録単位である10分毎に
CH記録メモリ2のそれぞれの時刻に対応する記憶領域
にCHデータ「6」を記録し、視聴者が午前8:28
頃、TV受像機の電源スイッチをOFFにすると、次に
電源スイッチがONにされるまでCHデータの記録を停
止する(図2(a)の「−」部)。
【0024】同様にして、同日中の他の時間帯について
も、処理装置1は視聴者がTV番組を見ている間、記録
単位である10分毎に視聴チャネルのCHデータをそれ
ぞれCH記録メモリ2に記録する。また、翌日の木曜日
から次の週の火曜日までのCHデータについても、各曜
日毎にそれぞれCH記録メモリ2に記録する。
も、処理装置1は視聴者がTV番組を見ている間、記録
単位である10分毎に視聴チャネルのCHデータをそれ
ぞれCH記録メモリ2に記録する。また、翌日の木曜日
から次の週の火曜日までのCHデータについても、各曜
日毎にそれぞれCH記録メモリ2に記録する。
【0025】次に、1週間後の水曜日の午前7:35
頃、視聴者がTV受像機の電源スイッチをONにする
と、処理装置1は、CH記録メモリ2に記録された一つ
前の週の水曜日の午前7:30のCHデータ(CH=
4)を読み出し、読み出したCHデータにしたがって、
チャネルを4chに設定する(図2(a)参照)。
頃、視聴者がTV受像機の電源スイッチをONにする
と、処理装置1は、CH記録メモリ2に記録された一つ
前の週の水曜日の午前7:30のCHデータ(CH=
4)を読み出し、読み出したCHデータにしたがって、
チャネルを4chに設定する(図2(a)参照)。
【0026】ここで、もし一つ前の週の水曜日の午前
7:30の時間帯に視聴者がTV番組を視聴していない
場合、処理装置1は、CHデータが無いため従来の技術
と同様に特定のチャネル、あるいは電源スイッチをOF
Fしたときに設定されていたチャネルで受像を開始す
る。
7:30の時間帯に視聴者がTV番組を視聴していない
場合、処理装置1は、CHデータが無いため従来の技術
と同様に特定のチャネル、あるいは電源スイッチをOF
Fしたときに設定されていたチャネルで受像を開始す
る。
【0027】処理装置1によって設定されたチャネルが
視聴者の嗜好に合わない場合、視聴者は2つの選択方法
によってチャネルを変更することができる。第1の選択
方法はスクロールKey4によってチャネルを選択する
方法である。スクロールKey4が押されて入になる
と、処理装置1は前々週の水曜日の同じ時刻に見ていた
チャネルに設定する。しかしながら、ここではCHデー
タが記録されていないためチャネルが切り替わらない。
したがって、視聴者は第2の方法である通常選択Key
5を用いて、自分の嗜好に合うチャネル、例えば6ch
を手動で選択する。
視聴者の嗜好に合わない場合、視聴者は2つの選択方法
によってチャネルを変更することができる。第1の選択
方法はスクロールKey4によってチャネルを選択する
方法である。スクロールKey4が押されて入になる
と、処理装置1は前々週の水曜日の同じ時刻に見ていた
チャネルに設定する。しかしながら、ここではCHデー
タが記録されていないためチャネルが切り替わらない。
したがって、視聴者は第2の方法である通常選択Key
5を用いて、自分の嗜好に合うチャネル、例えば6ch
を手動で選択する。
【0028】このとき、処理装置1は、通常選択Key
5が押された時点でチャネルの選択処理を停止し、6c
hが手動で選択されて3分以上経過した時点で、CH記
録メモリ2のその時刻に対応する記憶領域にCHデータ
として「6」を記録する(図2(a)参照)。
5が押された時点でチャネルの選択処理を停止し、6c
hが手動で選択されて3分以上経過した時点で、CH記
録メモリ2のその時刻に対応する記憶領域にCHデータ
として「6」を記録する(図2(a)参照)。
【0029】続いて視聴者がそのまま6chを視聴した
場合、処理装置1は記録単位である10分毎にCH記録
メモリ2のそれぞれの時刻に対応する記憶領域にCHデ
ータ「6」を記録する。
場合、処理装置1は記録単位である10分毎にCH記録
メモリ2のそれぞれの時刻に対応する記憶領域にCHデ
ータ「6」を記録する。
【0030】そして、午前8:08頃、視聴者がTV受
像機の電源スイッチをOFFにすると、処理装置1は次
に電源スイッチがONされるまでCHデータの記録を停
止する(図2(a)の「−」部)。
像機の電源スイッチをOFFにすると、処理装置1は次
に電源スイッチがONされるまでCHデータの記録を停
止する(図2(a)の「−」部)。
【0031】上記のような手順を繰返し、視聴者の4週
間分のチャネル選択の履歴をCHデータとしてCH記録
メモリ2に自動的に記録する。
間分のチャネル選択の履歴をCHデータとしてCH記録
メモリ2に自動的に記録する。
【0032】ここで、第一週〜第四週の識別は図2
(b)に示した週管理メモリ3を参照することで行う。
週管理メモリ3は1から4までを繰返し計数する無限カ
ウンタであり、カウント値が第何週に当たるかを示す。
なお、週管理メモリ3のカウント値は、TV受像部6が
内蔵している時計により、例えば毎週日曜日の午前0:
00にカウントアップする。
(b)に示した週管理メモリ3を参照することで行う。
週管理メモリ3は1から4までを繰返し計数する無限カ
ウンタであり、カウント値が第何週に当たるかを示す。
なお、週管理メモリ3のカウント値は、TV受像部6が
内蔵している時計により、例えば毎週日曜日の午前0:
00にカウントアップする。
【0033】また、チャネル選択の履歴は直前の4週間
分のCHデータを記録する。第五週目以降は第一週のC
Hデータを破棄し、それまで記録されていた第二週のC
Hデータを新たに第一週のCHデータとし、第三週のC
Hデータを新たに第二週のCHデータとし、第四週のデ
ータを新たに第三週のデータとしてそれぞれ記録する。
分のCHデータを記録する。第五週目以降は第一週のC
Hデータを破棄し、それまで記録されていた第二週のC
Hデータを新たに第一週のCHデータとし、第三週のC
Hデータを新たに第二週のCHデータとし、第四週のデ
ータを新たに第三週のデータとしてそれぞれ記録する。
【0034】次に、3週間分の視聴チャネルの選択履歴
が記録された状態で、第四週の水曜日の午前7:34
頃、視聴者がTV受像機の電源スイッチをONにする
と、処理装置1は、CH記録メモリ2から一つ前の週で
ある第三週の午前7:30のCHデータ(CH=4)を
読み出し、読み出したCHデータに従ってTV受像部6
のチャネルを4chに設定する。すなわち視聴者がいつ
も見ているチャネルで受像が開始される。
が記録された状態で、第四週の水曜日の午前7:34
頃、視聴者がTV受像機の電源スイッチをONにする
と、処理装置1は、CH記録メモリ2から一つ前の週で
ある第三週の午前7:30のCHデータ(CH=4)を
読み出し、読み出したCHデータに従ってTV受像部6
のチャネルを4chに設定する。すなわち視聴者がいつ
も見ているチャネルで受像が開始される。
【0035】続いて、7:40になると処理装置1はC
H記録メモリ2から第三週の午前7:40のCHデータ
(CH=8)を読み出し、読み出したCHデータに従っ
てチャネルを8chに設定する。
H記録メモリ2から第三週の午前7:40のCHデータ
(CH=8)を読み出し、読み出したCHデータに従っ
てチャネルを8chに設定する。
【0036】ここで、視聴している番組が嗜好に合わ
ず、視聴者がスクロールKey4を押すと、処理装置1
は前々週(第二週)の水曜日の同じ時刻に見ていたチャ
ネル(CH=6)に設定する。
ず、視聴者がスクロールKey4を押すと、処理装置1
は前々週(第二週)の水曜日の同じ時刻に見ていたチャ
ネル(CH=6)に設定する。
【0037】さらに、そのチャネルの番組も嗜好に合わ
ずにスクロールKey4を押すと、処理装置1はさらに
その前の週(第一週)の水曜日の同じ時刻に見ていたチ
ャネル(CH=4)に設定する。
ずにスクロールKey4を押すと、処理装置1はさらに
その前の週(第一週)の水曜日の同じ時刻に見ていたチ
ャネル(CH=4)に設定する。
【0038】また、視聴者がスクロールKey4ではな
く通常選択Key5を押すと、処理装置1はチャネルの
選択処理を停止する。この場合、通常選択Key5でチ
ャネルが選択され、処理装置1は選択されたチャネルが
3分以上視聴された時点で、そのチャネル番号をCH記
録メモリ2の対応する時刻の記憶領域に第四週のCHデ
ータとして記録する。
く通常選択Key5を押すと、処理装置1はチャネルの
選択処理を停止する。この場合、通常選択Key5でチ
ャネルが選択され、処理装置1は選択されたチャネルが
3分以上視聴された時点で、そのチャネル番号をCH記
録メモリ2の対応する時刻の記憶領域に第四週のCHデ
ータとして記録する。
【0039】ところで、TV番組は一般に同じ曜日の同
じ時刻に放送される。本発明のチャネル選択方式は、C
H記録メモリ2に直前の複数週間分のチャネルの選択履
歴を自動的に記録し、処理装置1は一つ前の週の同じ曜
日の同じ時刻のチャネルにTV受像部6のチャネルを設
定するため、TV受像機の電源スイッチをONにしたと
き、視聴者がいつもその時間帯に見ているチャネルに自
動的に設定される。
じ時刻に放送される。本発明のチャネル選択方式は、C
H記録メモリ2に直前の複数週間分のチャネルの選択履
歴を自動的に記録し、処理装置1は一つ前の週の同じ曜
日の同じ時刻のチャネルにTV受像部6のチャネルを設
定するため、TV受像機の電源スイッチをONにしたと
き、視聴者がいつもその時間帯に見ているチャネルに自
動的に設定される。
【0040】また、TV番組を視聴中、視聴者がチャネ
ルを変更しなくても番組が変わる時刻になると自動的に
一つ前の週に見ていたチャネルと同じチャネルに設定さ
れる。
ルを変更しなくても番組が変わる時刻になると自動的に
一つ前の週に見ていたチャネルと同じチャネルに設定さ
れる。
【0041】したがって、視聴者は繁雑な番組予約の操
作をすることなく、より簡単な操作で好きな番組を見る
ことができる。
作をすることなく、より簡単な操作で好きな番組を見る
ことができる。
【0042】さらに、CH記録メモリ2に記録されるC
Hデータは、直前の複数週間分のチャネルの選択履歴が
記録され、それらは手動で選択されたチャネルであって
も自動的に更新されるため、スクロールKey4で選択
されるチャネルは常に視聴者の最近の嗜好に合ったもの
になる。
Hデータは、直前の複数週間分のチャネルの選択履歴が
記録され、それらは手動で選択されたチャネルであって
も自動的に更新されるため、スクロールKey4で選択
されるチャネルは常に視聴者の最近の嗜好に合ったもの
になる。
【0043】そして、スクロールKey4と通常選択K
ey5とを併用することで、融通性に富んだチャネル選
択方式が提供される。
ey5とを併用することで、融通性に富んだチャネル選
択方式が提供される。
【0044】なお、本実施の形態では、CHデータを直
前の4週間分記憶する例で説明しているが、CHデータ
は4週間分に限定する必要はなく、CH記憶メモリ2の
記憶容量に応じた量だけ記録すればよい。
前の4週間分記憶する例で説明しているが、CHデータ
は4週間分に限定する必要はなく、CH記憶メモリ2の
記憶容量に応じた量だけ記録すればよい。
【0045】また、スクロールKey4および通常選択
Key5はTV受像機に直接設けるだけでなく、遠隔操
作装置(いわゆるワイヤレスリモコン)に設けてもよ
い。
Key5はTV受像機に直接設けるだけでなく、遠隔操
作装置(いわゆるワイヤレスリモコン)に設けてもよ
い。
【0046】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0047】TV受像機の電源スイッチをONにしたと
き、視聴者がいつもその時間帯に見ているチャネルに自
動的に設定され、TV番組を視聴中、視聴者がチャネル
を変更しなくても番組が変わる時刻になると自動的に一
つ前の週に見ていたチャネルと同じチャネルに設定され
る。したがって、視聴者は繁雑な番組予約の操作をする
ことなく、より簡単な操作で好きな番組を見ることがで
きる。
き、視聴者がいつもその時間帯に見ているチャネルに自
動的に設定され、TV番組を視聴中、視聴者がチャネル
を変更しなくても番組が変わる時刻になると自動的に一
つ前の週に見ていたチャネルと同じチャネルに設定され
る。したがって、視聴者は繁雑な番組予約の操作をする
ことなく、より簡単な操作で好きな番組を見ることがで
きる。
【0048】また、CH記録メモリには直前の複数の週
のチャネルの選択履歴が記録され、それらは手動で選択
されたチャネルであっても自動的に更新されるため、ス
クロールKeyで選択されるチャネルは常に視聴者の最
近の嗜好に合ったものになる。
のチャネルの選択履歴が記録され、それらは手動で選択
されたチャネルであっても自動的に更新されるため、ス
クロールKeyで選択されるチャネルは常に視聴者の最
近の嗜好に合ったものになる。
【0049】特に、スクロールKeyと通常選択Key
とを併用することで、融通性に富んだチャネル選択方式
が提供される。
とを併用することで、融通性に富んだチャネル選択方式
が提供される。
【図1】本発明のテレビジョン受像機のチャネル選択方
式の構成を示すブロック図である。
式の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したCH記録メモリおよび週管理メモ
リの記憶内容を示す図であり、同図(a)はCH記録メ
モリのテーブル図、同図(b)は週管理メモリのテーブ
ル図である。
リの記憶内容を示す図であり、同図(a)はCH記録メ
モリのテーブル図、同図(b)は週管理メモリのテーブ
ル図である。
1 処理装置 2 CH記録メモリ 3 週管理メモリ 4 スクロールKey 5 通常選択Key 6 TV受像部
Claims (2)
- 【請求項1】 時計、およびカレンダーを備えたテレビ
ジョン受像機のチャネルを、視聴者がよく見るチャネル
に自動的に設定するテレビジョン受像機のチャネル選択
方式であって、 任意の時間以上連続して視聴されたチャネルのチャネル
番号が、任意の単位時間毎に、直前の複数の週の各曜日
毎について、それぞれチャネル選択履歴として記録され
るCH記録メモリと、 週を識別するための週情報が記録される週管理メモリ
と、一つ前の週を除く他の過去の週の同じ曜日の同じ時刻に
選択されていたチャネルに切り替えるためのスクロール
Keyと、 前記CH記録メモリに前記チャネル選択履歴を記録し、
前記週管理メモリに前記週情報を記録し、前記チャネル
選択履歴および前記週情報に基づいて、一つ前の週の同
じ曜日の同じ時刻に選択されていたチャネルに自動的に
設定し、 前記スクロールKeyが入にされた場合は、該スクロー
ルKeyが入にされる度に、順次、一つ前の週を除く他
の過去の週の同じ曜日の同じ時刻に選択されていたチャ
ネルに設定する 処理装置と、 を有するテレビジョン受像機のチャネル選択方式。 - 【請求項2】 手動でチャネルを選択するための通常選
択Keyをさらに有し、 前記処理装置は、 前記通常選択Keyが入にされると、前記通常選択Ke
yによるチャネルの選択を可能にする請求項1記載のテ
レビジョン受像機のチャネル選択方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8325304A JP3063652B2 (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | テレビジョン受像機のチャネル選択方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8325304A JP3063652B2 (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | テレビジョン受像機のチャネル選択方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10174008A JPH10174008A (ja) | 1998-06-26 |
JP3063652B2 true JP3063652B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=18175330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8325304A Expired - Fee Related JP3063652B2 (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | テレビジョン受像機のチャネル選択方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063652B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006311249A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Nec Corp | 放送受信機、放送受信制御プログラム及び受信チャンネル切り替え方法 |
-
1996
- 1996-12-05 JP JP8325304A patent/JP3063652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10174008A (ja) | 1998-06-26 |
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Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512 Year of fee payment: 9 |
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