JP3063599U - タイマ―を内蔵するゆで笊 - Google Patents

タイマ―を内蔵するゆで笊

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JP3063599U
JP3063599U JP1998010415U JP1041598U JP3063599U JP 3063599 U JP3063599 U JP 3063599U JP 1998010415 U JP1998010415 U JP 1998010415U JP 1041598 U JP1041598 U JP 1041598U JP 3063599 U JP3063599 U JP 3063599U
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time
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timer
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JP1998010415U
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Inventor
孝 岩地
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孝 岩地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のゆで笊とほぼ同じ形状で,特別な時計
をゆで笊とは別に配置することなく,正確にゆで時間を
調理人に知らせることのできるタイマー内蔵のゆで笊で
あって,水がかかっても大丈夫な防水対策に配慮をした
タイマー内蔵のゆで笊を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明のゆで笊は,調理素材を入れるた
めの笊容器と,該笊容器を一方の先端部で固定する柄と
を有する。柄はその内部に空間を有し,その空間内に
は,設定された計時時間を計時したときに出力信号を発
生するタイマー回路と,計時時間を可変設定する時間設
定ダイヤルと,タイマー回路の出力信号に応答して警報
信号を発生する警報装置と,前記タイマー回路と前記警
報装置に電力を供給する電源部と,前記電源部と前記タ
イマー回路と前記警報装置との間の電源供給路を開閉す
るためのスイッチとを収納している。該スイッチは防水
性の操作部を有し,該操作部が前記柄の前記爪容器を固
定した先端と反対側の他方の先端部に配置されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は,麺類を始めとする調理素材を茹でるための厨房で使用するゆで笊に 関し,特に,ゆで時間を自動的に調理人に知らせることのできるタイマーを内蔵 したゆで笊に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のゆで笊は,調理素材を入れるステンレス等の針金で形成された笊と,笊 を先端部で固定した手持ちの柄で作られている。職業調理師や,経験を積んだ調 理人はゆで釜の湯の沸き具合で湯の温度を推測し,調理する材料の種類や量に応 じた適切なゆで時間を経験的に会得していて,ゆで笊に調理材料を入れてゆで釜 の湯に入れてゆで,ころあいを見計らってゆで笊を釜から引き上げて調理してい る。
【0003】 ラーメン,うどん,そば,スパゲッティなどの麺類を茹で上げる場合は,経験 を積んだ調理人でも,茹でている途中で何回か湯の中の麺を菜箸などですくい上 げ,手の指で押し潰すようにつまんで麺のゆで具合を確かめている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のゆで笊は,笊と柄だけの簡素な構造で,ゆで時間はもっぱら調理人の勘 だよりであって,アルバイトの調理者や経験のない作業者にとって,ゆで笊での 麺のゆで作業は相当むずかしかった。また,時計を調理場に置いて,それを気に しながら作業していると,湯をゆでこぼしてしまったり,また差し水をしたりす る作業の妨げになり,めんどうであった。さらに,経験者であっても,調理作業 に忙殺されている場合にはゆで時間を間違えたり,笊を釜から引き上げるタイミ ングを失したりすることが度々起こり得た。
【0005】 また,調理場は往々にして狭くて,時計を置くためのスペースがなかったり, 一度に複数のゆで笊でいくつもの麺をゆでる場合には,ゆで笊の数分だけ時計を いくつも近くに配置する必要があり,実際上そのようなことは不可能であった。
【0006】 本発明は,従来のゆで笊とほぼ同じ形状で,特別な時計をゆで笊とは別に配置 することなく,正確にゆで時間を調理人に知らせることのできるタイマー内蔵の ゆで笊を提供することを目的とする。
【0007】 本発明の他の目的は,水がかかっても大丈夫な防水対策に配慮をしたタイマー 内蔵のゆで笊を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のゆで笊は,調理素材を入れるための笊容器と,該笊容器を一方の先端 部で固定する柄とを有する。柄はその内部に空間を有し,その空間内には,設定 された計時時間を計時したときに出力信号を発生するタイマー回路と,計時時間 を可変設定する時間設定ダイヤルと,タイマー回路の出力信号に応答して警報信 号を発生する警報装置と,前記タイマー回路と前記警報装置に電力を供給する電 源部と,前記電源部と前記タイマー回路と前記警報装置との間の電源供給路を開 閉するためのスイッチとを収納する。スイッチは防水性の操作部を有し,該操作 部が前記柄の前記笊容器を固定した先端と反対側の他方の先端部に配置されてい る。
【0009】
【作用】
ゆで笊の柄に内蔵したタイマー回路が設定時間を計時すると自動的に警報を調 理人に知らせる。防水性のスイッチを笊とは反対側の柄の先端部に配置したこと で防水対策がなされた。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1は,本発明 の実施例のタイマー内蔵ゆで笊の外観図である。図1において,参照番号1で示 すものは,調理人が手で持つ柄の部分であり,2はステンレスの針金等で形成さ れた網籠状の笊である。笊2は柄1の先端部と結合固定するためのステー3を有 する。ステー3には湯釜4の縁にゆで笊を引っかけておくためのフック5が取り 付けられる。
【0011】 例えば麺のような素材を茹でる場合には,図1で示すように,笊2の中に麺を 入れ,笊2を湯6の中に浸し,フック5で釜4に固定しておく。こうすれば調理 人が柄1を持ちつづける必要がない。
【0012】 柄1の笊2とは反対側の先端部には突起状の電源スイッチ7が設置されている 。スイッチ7は防水型の押しボタンスイッチあるいは手で操作可能な他の形式の スイッチでよい。先端部は柄1の軸を回転軸として回転可能な時間設定ダイヤル 8を有する。時間設定ダイヤル8を回転することにより,後で説明するタイマー の時間を可変範囲内で任意に設定できる。柄1の本体側には時間目盛り9が刻ま れており,時間設定ダイヤル8の印10が設定時間を示す。スイッチ7を押すこ とによりタイマーが計時を開始する。
【0013】 図2は,柄1の内部構造を示す断面図である。柄1の内部にはタイマー回路や 電源部を収納するための空間が設けられている。スイッチ7の操作部の下はスイ ッチの本体11が小さな基板12の上に固定されている。基板12にはLED( 発光ダイオード)13も取り付けられている。基板12を覆うドーム状の時間設 定ダイヤル8は,柄1の本体に対して回転可能なようになっている。時間設定ダ イヤル8の材質はLED13の光を透過する透明なプラスチックが好ましい。ス イッチ7も時間設定ダイヤル8もいずれも防水構造とする。従ってスイッチ7の 先端の操作部はやわらかな可とう性のゴムやウレタンのような材料で覆うことが 望ましい。また時間設定ダイヤル8の柄1本体との回転慴動部分は図2で示すよ うに防水のためのシール構造とする。
【0014】 時間設定ダイヤル8が柄1の軸に関して回転すると,時間設定ダイヤル8とレ バー14を介して回転軸が結合されたボリューム(可変抵抗器)15が連動して 回転するようになっている。ボリューム15の端子は,タイマー回路を搭載する 回路基板16に接続している。
【0015】 参照番号17で示すものは乾電池であり,回路基板14へ電力を供給する。電 池17の下方にはさらにブザー18が配置され,回路基板14と電線で結ばれて いる。電池17は交換可能なようになっている。
【0016】 調理者は最初に時間設定ダイヤル8を回して,茹でる調理材料の種類と量に応 じた適切なゆで時間を設定する。次に,材料を笊2に入れて,笊2を湯の中に浸 し,フック5で釜の縁に掛ける。次に,指で電源スイッチ7を押すと,タイマー 回路が時間をカウント開始する。設定時間を計時すると,LED13が点灯し, 同時のブザー18が鳴って,光と音との両方で材料が湯で上がった時間の到来を 調理者に確実に知らせる。LED13の光は点滅でも連続点灯でもよい。なお、 場合によってはLED13とブザー18のどちから一方だけを備えても構わない 。
【0017】 次に,図3に回路基板16に実装されるタイマー回路(A)と電源回路(B) の実施例の回路図を示す。時間設定ダイヤル8の回転に連動するボリューム15 の抵抗値によりタイマーの設定時間が調整される。設定時間になるとIC19は 信号を発生して電源VCCからLED13に電流を流して点灯させる。同時にブ ザ18の駆動回路20を付勢する信号を発生して,ブザー18に電源電源VCC から電流を流して警報音を発生せしめる。
【0018】 図3の(B)で示す電源回路は,電池17の端子からの電流供給路の配置され たスイッチ11とフィルタ回路21とからなる。スイッチ7の操作部を押すとス イッチ本体17が接点を閉じて出力VCCを発生する。 なお,本発明は以上説明した実施例のものに限るものではなく,実施例の開示 にもとづき様々な変更や改良が当業者であれば可能であることは自明であろう。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば,ゆでる材料の種類と量とに応じた時間を設定するだけで,誰 にでもゆで上がりの時間を光と音とで簡単に確実に知る事ができる。しかもスイ ッチが柄の先端部にあり防水性となっているので,取扱やすく耐久性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例によるタイマー内蔵ゆで笊の
外観図である。
【図2】 本発明の実施例によるタイマー内蔵ゆで笊の
柄の部分の断面図である。
【図3】 本発明の実施例によるタイマー内蔵ゆで笊の
タイマー回路と電源回路の回路図である。
【符号の説明】
1 柄 2 笊 3 ステー 4 湯釜 5 フック 6 湯 7 スイッチ(操作部) 8 時間設定ダイヤル 9 時間目盛り 10 目印 11 スイッチ本体 12 基板 13 LED 14 レバー 15 ボリューム 16 回路基板 17 電池 18 ブザー 19 IC 20 ブザー駆動回路 21 フィルタ回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G08B 5/36 G08B 5/36 J

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理素材を入れるための笊容器と,該笊
    容器を一方の先端部で固定する柄とを有するゆで笊であ
    って,該柄はその内部に空間を有し,該空間には,設定
    された計時時間を計時したときに出力信号を発生するタ
    イマー回路と,前記計時時間を可変設定する時間設定ダ
    イヤルと,前記タイマー回路の出力信号に応答して警報
    信号を発生する警報装置と,前記タイマー回路と前記警
    報装置に電力を供給する電源部と,前記電源部と前記タ
    イマー回路と前記警報装置との間の電源供給路を開閉す
    るためのスイッチとが収納され,前記スイッチは防水性
    の操作部を有し,該操作部が前記柄の前記笊容器を固定
    した先端と反対側の他方の先端部に配置されていること
    を特徴とするゆで笊。
  2. 【請求項2】 前記他方の先端部が回転可能となってい
    て,該先端部の回転に連動して前記時間設定ダイヤルが
    動いて前記計時時間が設定され,該他方の先端部が防水
    性であることを特徴とする請求項1記載のゆで笊。
  3. 【請求項3】 前記警報装置は,前記出力信号に応答し
    て発光するLED素子と,前記出力信号に応答して音声
    を発生するブザーとの少なくとも一方を含むことを特徴
    とする請求項1記載のゆで笊。
JP1998010415U 1998-11-20 1998-11-20 タイマ―を内蔵するゆで笊 Expired - Lifetime JP3063599U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021225014A1 (ja) * 2020-05-08 2021-11-11 株式会社ステップ・ケイ・スリー 麺ゆで上げ支援器具、及びそれを備えた麺ゆで笊

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WO2021225014A1 (ja) * 2020-05-08 2021-11-11 株式会社ステップ・ケイ・スリー 麺ゆで上げ支援器具、及びそれを備えた麺ゆで笊

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