JP3063543B2 - 車輪とのなじみ性に優れた高強度レールおよびその製造方法 - Google Patents

車輪とのなじみ性に優れた高強度レールおよびその製造方法

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JP3063543B2 JP6256055A JP25605594A JP3063543B2 JP 3063543 B2 JP3063543 B2 JP 3063543B2 JP 6256055 A JP6256055 A JP 6256055A JP 25605594 A JP25605594 A JP 25605594A JP 3063543 B2 JP3063543 B2 JP 3063543B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐摩耗用の高強度レー
ルに関し、熱間圧延後オンラインで熱処理することによ
り、レールの使用初期における車輪とのなじみ性を改善
し、レール頭頂部の耐損傷性を向上させた高強度レール
及びその製造方法に関するのものである。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている耐摩耗用高強度
レールは、レール頭頂部とレールコーナー部及び頭側部
との間で、硬度が等しくなるように熱処理されている。
従って、材質面からはレール頭頂部と頭側部とでは摩耗
特性は同等となっている。
【0003】しかしながら、車輪とレールとの接触は複
雑であり、レール頭部の位置によって接触状態が異なっ
ている。高軸重鉄道の急曲線部では、ゲージコーナー部
及び頭側面に作用するすべりが大きく、従来の耐摩耗用
高強度レールではゲージコーナー部及び頭側部は頭頂部
よりも磨耗が促進される。従って、頭頂部は常にゲージ
コーナー部よりも摩耗が遅く進行し、車輪からの接触圧
力は摩耗が遅い頭頂部中央で最大となる。
【0004】レール頭部の摩耗特性が均一な従来の耐摩
耗用高強度レールは、前述したような車輪との接触状態
となるため、新品時の使用初期において車輪とのなじみ
が遅く、局所的な過大接触応力が長い時間存在し、疲労
性の欠陥、例えば亀裂等の欠陥が生じやすい。
【0005】このため、車輪とレールのなじみを図る目
的で、敷設後直ちにレール頭部表層の削正を行っている
鉄道会社もある。また、欠陥が発生した場合削正を行
い、疵を除去している。しかし、削正には時間と費用が
かさみ、負担が大きいという問題がある。
【0006】この対策として、レール頭頂部の硬度がコ
ーナー部及び頭側部の0.9以下であることを特徴とす
る高強度・耐損傷レールが開発されている(特開平6−
17193号公報)。このレールはなじみ性において問
題はないが、パーライト組織を熱処理することにより硬
度を変化させてているため、硬度の低い部分では疲労強
度が低下するという問題がある。
【0007】また、レール軸断面において、レールの頭
表面をベイナイト組織で被覆し、その他の部位がパーラ
イト組織を呈した二層構造を特徴とする耐表面損傷・高
寿命レールが開発されている(特開平6−17135号
公報)。しかし、このレールは本発明と同じ二層組織で
あるが、爆着圧延法、圧延クラッド法、鋳ぐるみ鋳造
法、積層分散鋳造法、複層連続鋳造法などの方法でブル
ームあるいはスラブを製造した後、通常の熱間成型圧延
法によってレールを製造している。
【0008】そのため、ベイナイト組織とパーライト組
織の境界が不連続であり、この界面で材料特性が極端に
異なるという問題がある。また、通常の連続鋳造、圧延
という工程に比べ時間とコストがかさむ。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】車輪とレールの繰り返
し接触により、レール頭部表面にころがり疲労損傷が発
生し、剥離損傷やレール頭表面から発生した疲労亀裂
が、レール頭部内部で分岐し、横裂損傷を引き起こす事
例がみられる。これらの損傷は、車輪とレールのなじみ
が遅く局所的な過大接触応力が長期にわたり作用するこ
とに起因している。しかし、このような区間では、上記
にような損傷の発生が顕在化しているにもかかわらず、
従来からパーライト組織を有する単一組織のレールが使
用されている。
【0010】本発明はこのような従来の問題に鑑みなさ
れたもので、熱間圧延後オンラインで熱処理することに
より高生産性を確保し、レールの金属組織をベイナイト
からパーライトに連続的に変化させ、使用初期における
車輪とのなじみ性を改善し、レール頭頂部の耐損傷性を
向上させた高強度レール及びその製造方法に関するもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1の発明
は、下記の特徴を備えた車輪とのなじみ性に優れたレー
ルを提供する(成分組成はwt%である)。 (a)主成分として、 C:0.6〜0.85%、Si:0.1〜0.8%、 Mn:1〜2%、 P:0.035%以下、 S:0.035%以下、 Cr:0.1〜0.8% を含有し、残部が実質的に鉄よりなるレールであって、 (b)前記レールの金属組織は、該レール頭部の表層部
が熱処理によりHv350以下のベイナイト組織となっ
ており、その他の部分における金属組織がパーライトで
あり、 (c)前記ベイナイト相の厚さは、レール表面から0.
3mm以上、1mm以下である。 (2)請求項2の発明は、下記の工程を備えた車輪との
なじみ性に優れたレールの製造方法(成分組成はwt%
である)。 (a)主成分として、 C:0.6〜0.85%、Si:0.1〜0.8%、 Mn:1〜2%、 P:0.035%以下、 S:0.035%以下、 Cr:0.1〜0.8% を含有し、残部が実質的に鉄よりなる鋼を用意し、 (b)前記鋼を熱間圧延の仕上温度が800〜1000
℃となるように熱間圧延してレールとし、 (c)ついで、前記レールを直ちにオンラインでベイナ
イト変態開始点以上の温度から400℃以下までを1〜
3℃/sec の冷却速度で冷却し、該レール頭部表面から
0.3mm以上、1mm以下の部分の金属組織をベイナ
イト組織とし、その他の部分における金属組織をパーラ
イト組織とする。
【0012】
【作用】本発明における化学成分、ミクロ組織について
の限定理由を述べる。成分組成 C:0.6〜0.85%とする。Cは共析鋼としての強
度確保のため0.6%以上必要であるが、0.85%を
超えると粒界に初析セメンタイトが生成し、材質の脆化
を引き起こすので好ましくない。従って、0.6〜0.
85%とした。
【0013】Si:0.1〜0.8%とする。Siは製
鋼時の脱酸のために0.1%以上必要であり、かつパー
ライト中のフェライトに固溶し高強度化に寄与する。し
かし0.8%を超えると強度上昇の割合が減少する。従
って、0.1〜0.8%とした。
【0014】Mn:1〜2%とする。Mnはパーライト
変態温度を低下させ、焼入性を高めることによりレール
の高強度化に寄与し、さらに表面にベイナイト組織を生
成し易くする元素である。しかし、1%未満ではベイナ
イト生成し難く、2%を超えると鋼のミクロ偏析による
マルテンサイト組織を生成し、熱処理時及び溶接時に硬
化や脆化を生じ材質劣化を来すので好ましくない。従っ
て、1〜2%とした。
【0015】P:0.035%以下とする。Pは靱性を
劣化させるので0.035%以下とした。
【0016】S:0.035%以下とする。Sは主に介
在物の形態で鋼中に存在するが、0.035%を超える
とこの介在物量が著しく増加し、材質の劣化を引き起こ
すので0.035%以下と限定した。
【0017】Cr:0.1〜0.8%とする。Crはパ
ーライトのラメラ間隔を狭くし高強度に寄与するが、
0.1%未満ではその効果が低く、0.8%を超えると
加速冷却時にマルテンサイトを混入させる恐れがあり好
ましくない。従って、0.1〜0.8%とした。
【0018】以上が、本発明に係るレールの主成分であ
るが、本発明の鋼組成を実質的に変更しない範囲におい
て、Ni,Mo,Nb,V等を少量含有させてもよい。
また、その他の不可避的不純物を含有しても本発明のレ
ールの性質を変更するものではない。
【0019】金属組織(ミクロ組織) ベイナイト組織は微細パーライト組織に比べ靱性は高い
が耐摩耗性が劣るといわれている。図1に鋼の硬度と摩
耗量の関係を示す。ベイナイト組織はパーライト組織に
比べ同じ硬さでも摩耗量が多いことがわかる。そこで、
レール頭頂表層部および頭部コーナー表層部をベイナイ
ト組織とすることにより、ベイナイト組織の摩耗促進効
果を利用し、使用初期における車輪とのなじみ性を改善
し、敷設後直ちにレール頭部表層の削正を行う手間を省
き、メンテナンス費用を低減することができる。
【0020】レールと車輪とのなじみ性については、実
際に敷設した場合の結果で評価することが最も望ましい
が、二円筒型のレール・車輪接触疲労試験装置(転動疲
労試験装置)を用いて、実敷設レールの車輪との接触条
件をシミュレートした試験より評価することが可能であ
る。この試験法を用いれば短期間でなじみ性を評価する
ことができる。
【0021】レールと車輪とのなじみ性を強制的に得る
ためのグラインディングの削正量は、1回につき最低
0.3mmである。敷設後直ちにレール頭部の削正を行
うことを考えた場合、少くとも表層から0.3mm深さ
までは摩耗が速く進行するベイナイト組織にしなけれ
ば、摩耗促進効果によるレールと車輪とのなじみ性の改
善効果が得られない。
【0022】すなわち、ベイナイト組織の厚さを0.3
mm未満にした場合、摩耗量が、グラインディング1回
分の削正量(0.3mm)に達する前にパーライト組織
が現れてしまうために、摩耗速度が速くなりベイナイト
相の摩耗促進効果によるレールと車輪とのなじみ性の改
善効果が得られない。
【0023】また、ベイナイト相が1mmより厚い場
合、レールと車輪がなじんだ後の耐摩耗性が現状のパー
ライト型レールより劣り、頭部が早期に摩耗してしま
う。ベイナイト相が必要以上に厚いとレールの寿命が短
くなる。そこでベイナイト相の厚さを0.3mm以上、
1mm以下とすることが望ましい。
【0024】製造方法 上記レールの製造方法は下記の通りである。前述の成分
組成を有する鋼、具体的には鋼片を熱間圧延し、仕上温
度が800〜1000℃となるようにしてレールとし、
ついで、前記レールを直ちにオンラインで、ベイナイト
変態開始点以上の温度から400℃以下までを1〜3℃
/secの冷却速度で冷却する。この様な冷却方法を適用
すると、レール頭部の表面のみがベイナイト組織とな
り、内部の組織はパーライト組織となる。この際、ベイ
ナイト相の厚さは冷却エアーの圧力を調整することによ
り行なう。
【0025】
【実施例】以下に本発明の具体的な実施例を示す。 実施例 1 表1 に示す成分を有する鋼を実験室で溶解し、得られた
鋼塊を圧延して得られた鋼板から、図2(a)に示すよ
うな外径120mm、幅12mm、表面の曲率(R)1
5mmの転動疲労試験片を採取した。試験片は、加熱後
全周方向からエアー冷却を施すことにより表層にベイナ
イト相を生成させた。
【0026】ベイナイト相の厚さはエアーの圧力を調整
することにより0〜3mmまで変化させた。車輪材とし
ては図2(b)に示すような外径120mm、幅12m
mの試験片を普通レールより加工し、熱処理により硬度
をHV350に調整したものを用いた。
【0027】試験条件は以下の通りである。 試験荷重 :2000kgf 試験速度 :590rpm 繰り返し回数 :最大摩耗量2mmまで 雰囲気 :乾燥(潤滑材なし) である。
【0028】
【表1】
【0029】表2に試験結果を示す。No.1のよう
に、A鋼種はMn量が本発明の成分範囲より少ないため
ベイナイトが生成せず、本発明の目的を満足しない。B
鋼種(No.2〜7)は本発明の成分を満足するが、N
o.2、3のようにベイナイト相の厚さが0.3mmよ
り少ない場合、摩耗速度が遅いために、摩耗量がグライ
ンディング1回分の削正量(0.3mm)と同程度にな
るまでにベイナイト相の厚さが0.3mmの時(No.
4)の2〜3倍の時間がかかり、レール使用初期におけ
る車輪とのなじみ性の改善効果が得られない。
【0030】また、No.7のようにベイナイト相が1
mmより厚い場合、摩耗量が2mmまでの繰り返し数を
比較すると、No.7(ベイナイト相厚さ2mm)はN
o.6(ベイナイト相厚さ1mm)の1/2になってお
り、レールと車輪がなじんだ後も摩耗が促進され頭部の
減耗が早期に進行する。
【0031】つまり、耐摩耗性が現状のパーライト型レ
ールより寿命が短くなる。C鋼種(No.8〜12)、
D鋼種(No.14〜19)についてもB鋼種と同様
に、0.3mmより少ない場合(No.8、9、15、
16)には、摩耗速度が遅いために、摩耗量がグライン
ディング1回分の削正量(0.3mm)と同程度になる
までにはベイナイト相の厚さが0.3mmの時(No.
10、16)の2〜3倍の時間がかかり、レール使用初
期における車輪とのなじみ性の改善効果が得られない。
【0032】また、ベイナイト相が1mmより厚い場合
(No.13、19)、摩耗量が2mmまでの繰り返し
数を比較すると、No.13、19(ベイナイト相厚さ
2mm)はNo.12、18(ベイナイト相厚さ1m
m)の1/2になっており、レールと車輪がなじんだ後
も摩耗が促進され頭部の減耗が早期に進行する。つま
り、耐摩耗性が現状のパーライト型レールより劣り寿命
が短くなる。
【0033】以上実施例で述べたとおり、ベイナイト相
の厚さがレール頭部表面から0.3mm以上、1mm以
下であるレールは削正作業を行なう必要がなく、レール
頭頂部の耐損傷性を向上させた高強度レールである。
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレール
は、頭部表面から0.3mm以上、1mm以下の金属組
織をベイナイトからパーライトに連続的に変化させたレ
ールであり、使用初期における車輪とのなじみ性を改善
し、レール頭頂部の耐損傷性を向上させた高強度レール
である。また、その製造方法は、レール圧延後、オンラ
インで熱処理することにより高生産性を確保を確保でき
る方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】レールの硬度とその磨耗量との関係を示す図で
ある。
【図2】磨耗試験における試験片の形状を示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−87719(JP,A) 特開 平1−139724(JP,A) 特開 平6−248347(JP,A) 特開 平6−17135(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21D 9/04,8/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の特徴を備えた車輪とのなじみ性に
    優れたレール(成分組成はwt%である)。 (a)主成分として、 C:0.6〜0.85%、Si:0.1〜0.8%、 Mn:1〜2%、 P:0.035%以下、 S:0.035%以下、 Cr:0.1〜0.8% を含有し、残部が実質的に鉄よりなるレールであって、 (b)前記レールの金属組織は、該レール頭部の表層部
    が熱処理によりHv350以下のベイナイト組織となっ
    ており、その他の部分における金属組織がパーライトで
    あり、 (c)前記ベイナイト相の厚さは、レール頭部表面から
    0.3mm以上、1mm以下である。
  2. 【請求項2】 下記の工程を備えた車輪とのなじみ性に
    優れたレールの製造方法(成分組成はwt%である)。 (a)主成分として、 C:0.6〜0.85%、Si:0.1〜0.8%、 Mn:1〜2%、 P:0.035%以下、 S:0.035%以下、 Cr:0.1〜0.8% を含有し、残部が実質的に鉄よりなる鋼を用意し、 (b)前記鋼を熱間圧延の仕上温度が800〜1000
    ℃となるように熱間圧延してレールとし、 (c)ついで、前記レールを直ちにオンラインで、ベイ
    ナイト変態開始点以上の温度から400℃以下までを1
    〜3℃/sec の冷却速度で冷却し、該レール頭部表面か
    ら0.3mm以上、1mm以下の部分の金属組織をベイ
    ナイト組織とし、その他の部分の金属組織をパーライト
    組織とする。
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