JP3063264B2 - 分離ストッパー装置 - Google Patents
分離ストッパー装置Info
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- JP3063264B2 JP3063264B2 JP3217469A JP21746991A JP3063264B2 JP 3063264 B2 JP3063264 B2 JP 3063264B2 JP 3217469 A JP3217469 A JP 3217469A JP 21746991 A JP21746991 A JP 21746991A JP 3063264 B2 JP3063264 B2 JP 3063264B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- stopper
- lever
- separation
- stopper device
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- Control Of Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続して搬送する2つ
以上の容器の分離ストッパー装置に関するものである。
以上の容器の分離ストッパー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の分離ストッパー装置につい
て説明する。
て説明する。
【0003】図5は従来の分離ストッパー装置を示すも
のである。図5において、1は前方容器、2は後方容器
で前方容器1と後方容器2は周囲に段差部を有し連続し
て搬送される。3は搬送体で前方容器1と後方容器2を
搬送させる。4はストッパーシリンダである。5はスト
ッパーローラで、ストッパーシリンダ4により容器の搬
送方向に対して垂直に上下させられる。
のである。図5において、1は前方容器、2は後方容器
で前方容器1と後方容器2は周囲に段差部を有し連続し
て搬送される。3は搬送体で前方容器1と後方容器2を
搬送させる。4はストッパーシリンダである。5はスト
ッパーローラで、ストッパーシリンダ4により容器の搬
送方向に対して垂直に上下させられる。
【0004】以上のように構成された分離ストッパー装
置について、以下その動作について説明する。ストッパ
ーローラ5により搬送を阻止されている前方容器1と後
方容器2は、ストッパーシリンダ4がストッパーローラ
5を押し下げることにより搬送可能となる。前方容器1
がストッパーローラ5上にさしかかるとストッパーシリ
ンダ4はストッパーローラ5を押し上げようとする。と
ころが前方容器1の自重のためストッパーローラ5は押
し下げられたままである。前方容器1がストッパーロー
ラ5上を通過した瞬間にストッパーローラ5は上昇し、
前方容器1と後方容器2の段差部に挿入する。すると、
後方容器2は搬送を阻止され、前方容器1と後方容器2
は分離される。
置について、以下その動作について説明する。ストッパ
ーローラ5により搬送を阻止されている前方容器1と後
方容器2は、ストッパーシリンダ4がストッパーローラ
5を押し下げることにより搬送可能となる。前方容器1
がストッパーローラ5上にさしかかるとストッパーシリ
ンダ4はストッパーローラ5を押し上げようとする。と
ころが前方容器1の自重のためストッパーローラ5は押
し下げられたままである。前方容器1がストッパーロー
ラ5上を通過した瞬間にストッパーローラ5は上昇し、
前方容器1と後方容器2の段差部に挿入する。すると、
後方容器2は搬送を阻止され、前方容器1と後方容器2
は分離される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、ストッパーローラを垂直に押し下げるた
めに容器に重荷重を要する。さらにストッパーローラを
強制的に押し下げるストッパーシリンダが必要となり装
置自体が高価になるという問題点を有していた。
来の構成では、ストッパーローラを垂直に押し下げるた
めに容器に重荷重を要する。さらにストッパーローラを
強制的に押し下げるストッパーシリンダが必要となり装
置自体が高価になるという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するため
のもので、最小限の容器の自重を利用して分離でき、さ
らにストッパーシリンダを取除き安価にした分離ストッ
パー装置を提供することを目的としている。
のもので、最小限の容器の自重を利用して分離でき、さ
らにストッパーシリンダを取除き安価にした分離ストッ
パー装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の分離ストッパー装置は、連続して搬送する2
つ以上の容器を正方向と逆方向に搬送可能な搬送体と、
2つの容器の当接部に存在する凹部に挿入し、前記搬送
体による後方容器の逆方向搬送に対し前方容器の逆方向
搬送を阻止するアンチバックとを備え、前記前方容器と
後方容器とを分離することを特徴とする。 また、本発明
の分離ストッパー装置は上記構成において、搬送体によ
り搬送された容器を上昇させる昇降体と、前記昇降体が
下降当接することにより支点を中心に回転可能なフック
レバーと、前記フックレバーと同じ支点を有し、昇降体
が下降当接する前記フックレバーと連動して回転し、搬
送体より没入することにより後続の容器との係合を解除
し、この容器の昇降部への進入を可能にするストッパー
レバーで構成されている。
に本発明の分離ストッパー装置は、連続して搬送する2
つ以上の容器を正方向と逆方向に搬送可能な搬送体と、
2つの容器の当接部に存在する凹部に挿入し、前記搬送
体による後方容器の逆方向搬送に対し前方容器の逆方向
搬送を阻止するアンチバックとを備え、前記前方容器と
後方容器とを分離することを特徴とする。 また、本発明
の分離ストッパー装置は上記構成において、搬送体によ
り搬送された容器を上昇させる昇降体と、前記昇降体が
下降当接することにより支点を中心に回転可能なフック
レバーと、前記フックレバーと同じ支点を有し、昇降体
が下降当接する前記フックレバーと連動して回転し、搬
送体より没入することにより後続の容器との係合を解除
し、この容器の昇降部への進入を可能にするストッパー
レバーで構成されている。
【0008】
【作用】この構成によって、連続して搬送される前方容
器と後方容器の間の凹部にアンチバックを挿入させ、前
方容器の逆送を不可にして後方容器のみを逆送させるこ
とにより容器を分離することができる。さらに昇降体の
下降時にフックレバーを押し下げストッパーレバーを解
除することにより容器の搬送を可能にし、昇降体上昇時
には、ストッパーレバーにより容器の搬送をストップす
ることができる。
器と後方容器の間の凹部にアンチバックを挿入させ、前
方容器の逆送を不可にして後方容器のみを逆送させるこ
とにより容器を分離することができる。さらに昇降体の
下降時にフックレバーを押し下げストッパーレバーを解
除することにより容器の搬送を可能にし、昇降体上昇時
には、ストッパーレバーにより容器の搬送をストップす
ることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0010】図1は、本発明における分離ストッパーの
側面図である。図2は、平面図である。図3は、連続し
て搬送される容器を分離する様子を示した側面図であ
る。図4は、後方容器が昇降部への進入を阻止される様
子を示した側面図である。
側面図である。図2は、平面図である。図3は、連続し
て搬送される容器を分離する様子を示した側面図であ
る。図4は、後方容器が昇降部への進入を阻止される様
子を示した側面図である。
【0011】図1,図2において、11は前方容器、1
2は後方容器で、前方容器11の後方に当接して搬送さ
れる。13は搬送体で前方容器11と後方容器12を正
方向と逆方向へ搬送することができる。14はアンチバ
ック、15は昇降体、16はフックレバー、17はスト
ッパーレバーで、両レバーは同じ支点を有しその支点を
中心に回転可能である。
2は後方容器で、前方容器11の後方に当接して搬送さ
れる。13は搬送体で前方容器11と後方容器12を正
方向と逆方向へ搬送することができる。14はアンチバ
ック、15は昇降体、16はフックレバー、17はスト
ッパーレバーで、両レバーは同じ支点を有しその支点を
中心に回転可能である。
【0012】以上のように構成された分離ストッパー装
置について、図3,図4を用いてその動作を説明する。
まず、図3に示すように、前方容器11はアンチバック
14を押し下げて搬送する。つぎに図3bに示すよう
に、前方容器11が昇降部に到着した時点で前方容器1
1と後方容器12の当接部に存在する凹部にアンチバッ
ク14が挿入され、搬送体13は容器を一旦停止させ
る。さらに図3cに示すように、搬送体13は逆転し容
器を逆送させようとする。ところが前方容器11は、ア
ンチバック14によって逆送を阻止され、後方容器のみ
が逆送する。このようにして、前方容器11と後方容器
12は分離される。つぎに図4bに示すように、昇降体
15が前方容器11を上昇させると、昇降体15に押し
下げられていたフックレバー16が元の状態にもどる。
さらにフックレバー16と同じ回転支点をもつストッパ
ーレバー17もそれに伴い元にもどり後方容器12の進
行を阻止する。
置について、図3,図4を用いてその動作を説明する。
まず、図3に示すように、前方容器11はアンチバック
14を押し下げて搬送する。つぎに図3bに示すよう
に、前方容器11が昇降部に到着した時点で前方容器1
1と後方容器12の当接部に存在する凹部にアンチバッ
ク14が挿入され、搬送体13は容器を一旦停止させ
る。さらに図3cに示すように、搬送体13は逆転し容
器を逆送させようとする。ところが前方容器11は、ア
ンチバック14によって逆送を阻止され、後方容器のみ
が逆送する。このようにして、前方容器11と後方容器
12は分離される。つぎに図4bに示すように、昇降体
15が前方容器11を上昇させると、昇降体15に押し
下げられていたフックレバー16が元の状態にもどる。
さらにフックレバー16と同じ回転支点をもつストッパ
ーレバー17もそれに伴い元にもどり後方容器12の進
行を阻止する。
【0013】以上のように、本実施例によれば、アンチ
バック,正方向,逆方向に搬送可能な搬送体を設けるこ
とにより、前方容器の逆送を不可にし、後方容器のみを
逆送させ、両容器を分離することができる。さらに昇降
体が下降時に押し下げるフックレバーと、同じ回転支点
をもつストッパーレバーを設けることにより、昇降体が
下降時のみ容器の搬送を可能にし、上昇時にはストッパ
ーレバーにより容器の搬送を阻止することができる。
バック,正方向,逆方向に搬送可能な搬送体を設けるこ
とにより、前方容器の逆送を不可にし、後方容器のみを
逆送させ、両容器を分離することができる。さらに昇降
体が下降時に押し下げるフックレバーと、同じ回転支点
をもつストッパーレバーを設けることにより、昇降体が
下降時のみ容器の搬送を可能にし、上昇時にはストッパ
ーレバーにより容器の搬送を阻止することができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明は、正方向と逆方
向に搬送可能な搬送体とアンチバック、さらに昇降体と
その昇降体に押し下げられるフックレバーとそのフック
レバーと同じ回転支点をもつストッパーレバーを備える
ことにより、連続して搬送される低重量の容器を分離ス
トップし、しかも安価に製作することのできる優れた分
離ストッパー装置を実現できるものである。さらに、後
方容器を逆方向に搬送することにより、昇降位置に到達
している前方容器との間に所定の距離を確保しているた
め、これらの容器が連続して搬送されてくる場合におい
ても、後方容器を前方容器から確実に分離して、その状
態を所定時間維持することができる。また、その結果と
して前方容器が上昇開始時、ストッパーレバー17が後
方容器を停止させるに十分な位置まで回転復帰していな
い場合でも後方容器が停止位置まで正方向にもどってく
るまでの時間が確保されているため、その間にストッパ
ーレバーは所定の位置まで復帰することができ、後方容
器は完全に停止させられるため昇降位置まで流れ込んで
昇降体と干渉することが防止できるという効果を奏す
る。
向に搬送可能な搬送体とアンチバック、さらに昇降体と
その昇降体に押し下げられるフックレバーとそのフック
レバーと同じ回転支点をもつストッパーレバーを備える
ことにより、連続して搬送される低重量の容器を分離ス
トップし、しかも安価に製作することのできる優れた分
離ストッパー装置を実現できるものである。さらに、後
方容器を逆方向に搬送することにより、昇降位置に到達
している前方容器との間に所定の距離を確保しているた
め、これらの容器が連続して搬送されてくる場合におい
ても、後方容器を前方容器から確実に分離して、その状
態を所定時間維持することができる。また、その結果と
して前方容器が上昇開始時、ストッパーレバー17が後
方容器を停止させるに十分な位置まで回転復帰していな
い場合でも後方容器が停止位置まで正方向にもどってく
るまでの時間が確保されているため、その間にストッパ
ーレバーは所定の位置まで復帰することができ、後方容
器は完全に停止させられるため昇降位置まで流れ込んで
昇降体と干渉することが防止できるという効果を奏す
る。
【図1】本発明の一実施例における分離ストッパーの側
面図
面図
【図2】本発明の一実施例における分離ストッパーの部
分平面図
分平面図
【図3】本発明の実施例における分離の動作説明のため
の側面図
の側面図
【図4】本発明の実施例におけるストッパーの動作説明
のための側面図
のための側面図
【図5】従来の分離ストッパーの側面図
1 前方容器 2 後方容器 3 搬送体 4 ストッパーシリンダ 5 ストッパーローラ 11 前方容器 12 後方容器 13 搬送体 14 アンチバック 15 昇降体 16 フックレバー 17 ストッパーレバー
Claims (2)
- 【請求項1】 連続して搬送する2つ以上の容器を正方
向と逆方向に搬送可能な搬送体と、2つの容器の当接部
に存在する凹部に挿入し、前記搬送体による後方容器の
逆方向搬送に対し前方容器の逆方向搬送を阻止するアン
チバックとを備え、前記前方容器と後方容器とを分離す
ることを特徴とする容器の分離ストッパー装置。 - 【請求項2】 搬送体により搬送された容器を上昇させ
る昇降体と、前記昇降体が下降当接することにより支点
を中心に回転可能なフックレバーと、前記フックレバー
と同じ支点を有し、昇降体が下降当接する前記フックレ
バーと連動して回転し、搬送体より没入することにより
後続の容器との係合を解除し、この容器の昇降部への進
入を可能にするストッパーレバーを備えた請求項1記載
の容器の分離ストッパー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3217469A JP3063264B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 分離ストッパー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3217469A JP3063264B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 分離ストッパー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0558446A JPH0558446A (ja) | 1993-03-09 |
JP3063264B2 true JP3063264B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=16704724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3217469A Expired - Fee Related JP3063264B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 分離ストッパー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063264B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104555336A (zh) * | 2014-07-17 | 2015-04-29 | 上海大众祥源动力供应有限公司 | 一种上煤输送带止回装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4270708B2 (ja) | 1999-04-23 | 2009-06-03 | 富士通株式会社 | ケイ素含有ポリマ、その製造方法、それを用いたレジスト組成物、パターン形成方法および電子デバイスの製造方法 |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP3217469A patent/JP3063264B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104555336A (zh) * | 2014-07-17 | 2015-04-29 | 上海大众祥源动力供应有限公司 | 一种上煤输送带止回装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0558446A (ja) | 1993-03-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |