JP3062925B2 - カード用コネクタ - Google Patents
カード用コネクタInfo
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード用コネクタ
に関し、特に、小型情報端末に機能拡張のために使用さ
れるメモリカードやＰＣカード等のカード型電子機器に
設けられた相手側コネクタと嵌合接続されるカード用コ
ネクタに関するものである。
に関し、特に、小型情報端末に機能拡張のために使用さ
れるメモリカードやＰＣカード等のカード型電子機器に
設けられた相手側コネクタと嵌合接続されるカード用コ
ネクタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えばＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉ
ｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）やノート型パソコン
などの小型情報機器においては、メモリカードやＰＣカ
ードなどのカード型電子機器がその機能拡張のために一
般的に広く使用されている。そして、これらの可搬型機
器では、この種のカード型電子機器を脱着するためのイ
ジェクト機構を備えたカード用コネクタを、例えばプリ
ント基板等に半田付け等により実装して設ける構成とし
ている。このようなカード用コネクタとして、２つのカ
ード型電子機器を上下２段にそれぞれ収容する形式の例
を図５に示した。
ｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）やノート型パソコン
などの小型情報機器においては、メモリカードやＰＣカ
ードなどのカード型電子機器がその機能拡張のために一
般的に広く使用されている。そして、これらの可搬型機
器では、この種のカード型電子機器を脱着するためのイ
ジェクト機構を備えたカード用コネクタを、例えばプリ
ント基板等に半田付け等により実装して設ける構成とし
ている。このようなカード用コネクタとして、２つのカ
ード型電子機器を上下２段にそれぞれ収容する形式の例
を図５に示した。
【０００３】図５に示した従来のカード用コネクタは、
カード型電子機器をガイドおよび保持するフレーム１０
１、カード型電子機器に取付けられた相手側コネクタに
接続される多数のコンタクト部１０２、フレームの回動
軸１０１ａと１０１ｂに回動自在に取り付けられるレバ
ー１０４と１０５、フレーム１０１にそれぞれ取り付け
られ排出時においてフレーム１０１に装着されたカード
型電子機器を押出すイジェクトプレート１０６と１０
７、フレーム１０１の中央下側に取り付けられる固定部
材１０８、レバー１０４と１０５を回動軸１０１ａと１
０１ｂを中心に排出方向に回動させるイジェクトバー１
０９と１１０、イジェクトバー１０９，１１０の端部に
それぞれ取り付けられた押しボタン１１１と１１２、フ
レーム１０１の両側にそれぞれ装着された端子部材１１
３と１１４、などから構成される。
カード型電子機器をガイドおよび保持するフレーム１０
１、カード型電子機器に取付けられた相手側コネクタに
接続される多数のコンタクト部１０２、フレームの回動
軸１０１ａと１０１ｂに回動自在に取り付けられるレバ
ー１０４と１０５、フレーム１０１にそれぞれ取り付け
られ排出時においてフレーム１０１に装着されたカード
型電子機器を押出すイジェクトプレート１０６と１０
７、フレーム１０１の中央下側に取り付けられる固定部
材１０８、レバー１０４と１０５を回動軸１０１ａと１
０１ｂを中心に排出方向に回動させるイジェクトバー１
０９と１１０、イジェクトバー１０９，１１０の端部に
それぞれ取り付けられた押しボタン１１１と１１２、フ
レーム１０１の両側にそれぞれ装着された端子部材１１
３と１１４、などから構成される。
【０００４】なお、図５において、符号１１５はカード
用コネクタが実装されるプリント基板であり、同じく１
１６はプリント基板１１５上に実装された基板側コネク
タである。また、イジェクトプレート１０６と１０７
は、図示したようにコネクタ部１０３ないしフレーム１
０１の後方から組み込まれる。
用コネクタが実装されるプリント基板であり、同じく１
１６はプリント基板１１５上に実装された基板側コネク
タである。また、イジェクトプレート１０６と１０７
は、図示したようにコネクタ部１０３ないしフレーム１
０１の後方から組み込まれる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図５に示し
た従来のカード用コネクタでは、イジェクトプレートを
スライド方向に後方から組み込む構造であるため、後方
に突起物、例えばコネクタを基板上でスタンドオフさせ
るためのゲタ部を設けることができないといった、コネ
クタ構造上の制約がある。
た従来のカード用コネクタでは、イジェクトプレートを
スライド方向に後方から組み込む構造であるため、後方
に突起物、例えばコネクタを基板上でスタンドオフさせ
るためのゲタ部を設けることができないといった、コネ
クタ構造上の制約がある。
【０００６】本発明は、構造上の自由度が高いカード用
コネクタを提供することを目的とす る。
コネクタを提供することを目的とす る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のカード用コネク
タは、カード型電子機器が挿着されるフレームと、前記
フレームの前記挿着方向の端部に設けられて挿着された
カード型電子機器を押圧しない第１の位置と挿着された
カード型電子機器を押圧して排出させる第２の位置との
間でスライド自在なイジェクトプレートと、前記イジェ
クトプレートを前記第１の位置から前記第２の位置まで
移動させるイジェクタ部とを備えたカード用コネクタに
おいて、前記イジェクトプレートに、前記フレームの厚
さ方向に突出するガイド部と、前記フレームの排出方向
に延在するストッパ部とを設け、前記フレームの端部
に、前記ガイド部が前記フレームの厚さ方向から通過す
る切欠きと、前記ストッパ部が前記フレームの厚さ方向
に乗り越えることができるテーパ部とを形成したことを
特徴とする。
タは、カード型電子機器が挿着されるフレームと、前記
フレームの前記挿着方向の端部に設けられて挿着された
カード型電子機器を押圧しない第１の位置と挿着された
カード型電子機器を押圧して排出させる第２の位置との
間でスライド自在なイジェクトプレートと、前記イジェ
クトプレートを前記第１の位置から前記第２の位置まで
移動させるイジェクタ部とを備えたカード用コネクタに
おいて、前記イジェクトプレートに、前記フレームの厚
さ方向に突出するガイド部と、前記フレームの排出方向
に延在するストッパ部とを設け、前記フレームの端部
に、前記ガイド部が前記フレームの厚さ方向から通過す
る切欠きと、前記ストッパ部が前記フレームの厚さ方向
に乗り越えることができるテーパ部とを形成したことを
特徴とする。
【０００８】好適な実施の形態において、前記切欠き
は、前記ガイド部がスライドの際に保持される突起の間
に形成されている。また、前記第１の位置において、前
記ストッパ部は、前記テーパ部に連続して形成された凸
部により前記排出方向への移動が規制される。
は、前記ガイド部がスライドの際に保持される突起の間
に形成されている。また、前記第１の位置において、前
記ストッパ部は、前記テーパ部に連続して形成された凸
部により前記排出方向への移動が規制される。
【０００９】
【作用】本発明のカード用コネクタでは、イジェクトプ
レートの組み付けは、まずイジェクトプレートのガイド
部の位置をフレームのガイド部の切欠に合わせ、次いで
イジェクトプレートをその厚さ方向の上方からフレーム
に組み込み、最後にストッパ部をフレームのテーパ面に
沿って変形させてフレームに装着することにより行われ
る。このように、イジェクトプレートをフレームにその
厚さ方向から装着できるため、例えば、カード用コネク
タを基板からスタンドオフさせるためのゲタ部を後方に
配置することが可能となる。
レートの組み付けは、まずイジェクトプレートのガイド
部の位置をフレームのガイド部の切欠に合わせ、次いで
イジェクトプレートをその厚さ方向の上方からフレーム
に組み込み、最後にストッパ部をフレームのテーパ面に
沿って変形させてフレームに装着することにより行われ
る。このように、イジェクトプレートをフレームにその
厚さ方向から装着できるため、例えば、カード用コネク
タを基板からスタンドオフさせるためのゲタ部を後方に
配置することが可能となる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を２スロットタイ
プのカード用コネクタに適用した実施の形態を説明す
る。
プのカード用コネクタに適用した実施の形態を説明す
る。
【００１１】図１及び図２に、実施の形態のカード用コ
ネクタを示した。ここで、図１は同コネクタの斜視図
を、また図２はその分解図をそれぞれ示したものであ
る。このカード用コネクタは、フレーム１、コンタクト
部２、レバー４，５、イジェクトプレート６，７、固定
部材８、イジェクトバー９，１０、押しボタン１１，１
２、端子部材１３，１４などから構成される。なお、図
１、２には、その他、このカード用コネクタが実装され
るプリント基板１５、およびプリント基板１５上に実装
された基板側コネクタ１６が示されている。
ネクタを示した。ここで、図１は同コネクタの斜視図
を、また図２はその分解図をそれぞれ示したものであ
る。このカード用コネクタは、フレーム１、コンタクト
部２、レバー４，５、イジェクトプレート６，７、固定
部材８、イジェクトバー９，１０、押しボタン１１，１
２、端子部材１３，１４などから構成される。なお、図
１、２には、その他、このカード用コネクタが実装され
るプリント基板１５、およびプリント基板１５上に実装
された基板側コネクタ１６が示されている。
【００１２】フレーム１は、その一端が開口した略コの
字状の、電気絶縁性の熱可塑性樹脂で成形されたもので
あり、その開口と反対側の図１において奥側部分（カー
ド型電子機器の装着方向の端部）には、レバー４、５の
回転軸１ａ、１ｂを備えている。そして、回転軸１ａ、
１ｂにレバー４、５を取り付けた後に、この奥側部分に
は上下からイジェクトプレート６，７が図示したように
それぞれ装着される。また、フレーム１の奥側部分には
多数のコンタクトを備えたコンタクト部２が設けられ
る。そして、コンタクト装着後には固定部材８が取り付
けられる。さらに、フレーム１の両側には、カード型電
子機器が挿入される２段の溝が形成されたアーム部１
Ａ，１Ｂがそれぞれ設けられている。
字状の、電気絶縁性の熱可塑性樹脂で成形されたもので
あり、その開口と反対側の図１において奥側部分（カー
ド型電子機器の装着方向の端部）には、レバー４、５の
回転軸１ａ、１ｂを備えている。そして、回転軸１ａ、
１ｂにレバー４、５を取り付けた後に、この奥側部分に
は上下からイジェクトプレート６，７が図示したように
それぞれ装着される。また、フレーム１の奥側部分には
多数のコンタクトを備えたコンタクト部２が設けられ
る。そして、コンタクト装着後には固定部材８が取り付
けられる。さらに、フレーム１の両側には、カード型電
子機器が挿入される２段の溝が形成されたアーム部１
Ａ，１Ｂがそれぞれ設けられている。
【００１３】レバー４，５の一端がイジェクトバー９，
１０に、また他端がイジェクトプレート６，７にそれぞ
れ係合している。イジェクトプレートには、カードを排
出する爪が形成されている。
１０に、また他端がイジェクトプレート６，７にそれぞ
れ係合している。イジェクトプレートには、カードを排
出する爪が形成されている。
【００１４】イジェクトバー９，１０には、ガイド孔９
ａ，１０ａと係止用の凸部９ｂ，９ｃ，１０ｂ，１０ｃ
が設けられている。また、フレーム１のアーム部１Ａ，
１Ｂの側部には、上記のガイド孔９ａ，１０ａに係止さ
れるガイド突起１ｋ，１ｌと、上記の凸部９ｂ，９ｃ，
１０ｂ，１０ｃが係止される凹部１ｍ，１ｎ，１ｐ， １
ｑがそれぞれ形成されている。そして、イジェクトバー
９、１０は、上記のガイド孔９ａ，１０ａとガイド突起
１ｋ，１ｌとの係合、並びに凸部９ｂ，９ｃ，１０ｂ，
１０ｃと凹部１ｍ，１ｎ，１ｐ，１ｑとの係合により、
アーム部１Ａ，１Ｂの長手方向に摺動自在に保持され
る。
ａ，１０ａと係止用の凸部９ｂ，９ｃ，１０ｂ，１０ｃ
が設けられている。また、フレーム１のアーム部１Ａ，
１Ｂの側部には、上記のガイド孔９ａ，１０ａに係止さ
れるガイド突起１ｋ，１ｌと、上記の凸部９ｂ，９ｃ，
１０ｂ，１０ｃが係止される凹部１ｍ，１ｎ，１ｐ， １
ｑがそれぞれ形成されている。そして、イジェクトバー
９、１０は、上記のガイド孔９ａ，１０ａとガイド突起
１ｋ，１ｌとの係合、並びに凸部９ｂ，９ｃ，１０ｂ，
１０ｃと凹部１ｍ，１ｎ，１ｐ，１ｑとの係合により、
アーム部１Ａ，１Ｂの長手方向に摺動自在に保持され
る。
【００１５】また、イジェクトバー９，１０の先端には
押しボタン１１、１２が取り付けられる。そして、押し
ボタン１１，１２をフレーム１の側部に沿って摺動させ
ることで、イジェクトバー９，１０の先端がレバー４，
５を押して回動させ、これにより、フレーム１の内側の
溝に装着された図示しないカード型電子機器が押圧され
て排出される。これらイジェクトバー９，１０と押しボ
タン１１，１２により、イジェクトプレート６，７を操
作するためのイジェクタ部が構成される。
押しボタン１１、１２が取り付けられる。そして、押し
ボタン１１，１２をフレーム１の側部に沿って摺動させ
ることで、イジェクトバー９，１０の先端がレバー４，
５を押して回動させ、これにより、フレーム１の内側の
溝に装着された図示しないカード型電子機器が押圧され
て排出される。これらイジェクトバー９，１０と押しボ
タン１１，１２により、イジェクトプレート６，７を操
作するためのイジェクタ部が構成される。
【００１６】端子部材１３，１４には、カード型電子機
器の外面とカード用コネクタが実装される基板のグラン
ド部とを接続するための静電対策用端子部や、カード型
電子機器のグランド部と基板のグランド部とを導通する
ためのサージ用端子部などが形成されている。
器の外面とカード用コネクタが実装される基板のグラン
ド部とを接続するための静電対策用端子部や、カード型
電子機器のグランド部と基板のグランド部とを導通する
ためのサージ用端子部などが形成されている。
【００１７】次に、図３をさらに参照して、本実施の形
態のカード用コネクタにおけるフレーム１並びにイジェ
クトプレート６，７について詳しく説明する。図３にお
いて、フレーム１の上記の奥側部分の側面には、上段側
の突起１ｃ，１ｄと下段側の突起１ｇ，１ｈとがそれぞ
れ形成されている。そして、突起１ｃ，１ｄの間には切
欠き１ｅが、また突起１ｇ，１ｈの間には切欠き１ｉが
それぞれ形成されている。さらに、これら突起や切欠き
のカード排出方向には、凸部１ｒが形成されている。ま
た、凸部１ｒの上下側には、フレーム上面側ないし底面
側に漸次傾斜したテーパ面１ｆ，１ｊがそれぞれ形成さ
れている。
態のカード用コネクタにおけるフレーム１並びにイジェ
クトプレート６，７について詳しく説明する。図３にお
いて、フレーム１の上記の奥側部分の側面には、上段側
の突起１ｃ，１ｄと下段側の突起１ｇ，１ｈとがそれぞ
れ形成されている。そして、突起１ｃ，１ｄの間には切
欠き１ｅが、また突起１ｇ，１ｈの間には切欠き１ｉが
それぞれ形成されている。さらに、これら突起や切欠き
のカード排出方向には、凸部１ｒが形成されている。ま
た、凸部１ｒの上下側には、フレーム上面側ないし底面
側に漸次傾斜したテーパ面１ｆ，１ｊがそれぞれ形成さ
れている。
【００１８】また、イジェクトプレート６，７には、上
記の切欠き１ｅ，１ｉにフレーム１の厚さ方向から通過
することができるガイド部６ａ，７ａ、切欠き部６ｂ，
７ｂ、並びにフレームの排出方向に延在する舌片状のバ
ネ弾性のあるストッパ部６ｃ ，７ｃがそれぞれ形成され
ている。
記の切欠き１ｅ，１ｉにフレーム１の厚さ方向から通過
することができるガイド部６ａ，７ａ、切欠き部６ｂ，
７ｂ、並びにフレームの排出方向に延在する舌片状のバ
ネ弾性のあるストッパ部６ｃ ，７ｃがそれぞれ形成され
ている。
【００１９】このような構成において、イジェクトプレ
ート６，７のフレーム１への組み付けは次のように行わ
れる。すなわち、図３（ａ）のようにイジェクトプレー
ト６，７のガイド部６ａ．７ａをフレーム１の切欠き１
ｅ，１ｉにそれぞれ合わせ、次いでイジェクトプレート
６，７をフレーム１の厚さ方向に対して垂直に上方から
フレーム１に組み込む。この時、図３（ｂ）のように、
ストッパ部６ｃ，７ｃは、フレーム１のテーパ面１ｆ，
１ｊに沿って弾性変形してテーパ面１ｆ，１ｊを乗り越
え、凸部１ｒ上に保持される。その後、図３（ｃ）のよ
うにイジェクトプレート６，７をカード挿着方向にスラ
イドさせる。これにより、ストッパ部６ｃ，７ｃは凸部
１ｒの下面に移動し、凸部１ｒによりそのカード排出方
向への移動が規制された状態となる。
ート６，７のフレーム１への組み付けは次のように行わ
れる。すなわち、図３（ａ）のようにイジェクトプレー
ト６，７のガイド部６ａ．７ａをフレーム１の切欠き１
ｅ，１ｉにそれぞれ合わせ、次いでイジェクトプレート
６，７をフレーム１の厚さ方向に対して垂直に上方から
フレーム１に組み込む。この時、図３（ｂ）のように、
ストッパ部６ｃ，７ｃは、フレーム１のテーパ面１ｆ，
１ｊに沿って弾性変形してテーパ面１ｆ，１ｊを乗り越
え、凸部１ｒ上に保持される。その後、図３（ｃ）のよ
うにイジェクトプレート６，７をカード挿着方向にスラ
イドさせる。これにより、ストッパ部６ｃ，７ｃは凸部
１ｒの下面に移動し、凸部１ｒによりそのカード排出方
向への移動が規制された状態となる。
【００２０】そして、イジェクトプレート６，７は、Ｐ
Ｃカードなどのカード型電子機器が装着された状態で
は、カード装着方向に押圧されて図３（ｄ）のような位
置にスライドする。また、この状態において、上記のイ
ジェクタ部を駆動してカード排出操作した場合には、レ
バー４，５に押されて図３（ｃ）の状態となる。
Ｃカードなどのカード型電子機器が装着された状態で
は、カード装着方向に押圧されて図３（ｄ）のような位
置にスライドする。また、この状態において、上記のイ
ジェクタ部を駆動してカード排出操作した場合には、レ
バー４，５に押されて図３（ｃ）の状態となる。
【００２１】また、図４をさらに参照して、本実施の形
態のカード用コネクタにおけるフレーム１のアーム部１
Ａ，１Ｂにおけるイジェクトバー９，１０の仮保持など
について、詳しく説明する。なお、図示した実施の形態
において、フレーム１のアーム部１Ａには上段側のイジ
ェクトバー９が、またアーム部１Ｂには下段側のイジェ
クトバー１０がそれぞれスライド自在に仮保持される。
態のカード用コネクタにおけるフレーム１のアーム部１
Ａ，１Ｂにおけるイジェクトバー９，１０の仮保持など
について、詳しく説明する。なお、図示した実施の形態
において、フレーム１のアーム部１Ａには上段側のイジ
ェクトバー９が、またアーム部１Ｂには下段側のイジェ
クトバー１０がそれぞれスライド自在に仮保持される。
【００２２】各アーム部１Ａ，１Ｂには、図４（ｂ）に
示したように、上段側のイジェクトバー９のガイド孔９
ａが取り付けられて仮保持されるガイド突起１ｋと、下
段側のイジェクトバー１０のガイド孔１０ａが取り付け
られて仮保持されるガイド突起１ｌが、それぞれ形成さ
れている。
示したように、上段側のイジェクトバー９のガイド孔９
ａが取り付けられて仮保持されるガイド突起１ｋと、下
段側のイジェクトバー１０のガイド孔１０ａが取り付け
られて仮保持されるガイド突起１ｌが、それぞれ形成さ
れている。
【００２３】さらに、各アーム部１Ａ，１Ｂには、上段
側のイジェクトバー９の下側の凸部９ｃが係合される凹
部１ｍ（カード排出時に係合）と凹部１ｎ（カード装着
時に係合）、並びに下段側のイジェクトバー１０の上側
の凸部１０ｂが係合される凹部１ｐ（カード排出時に係
合）と１ｑ（カード装着時に係合）が、それぞれ形成さ
れている。図４（ａ）の上部には、上段側のイジェクト
バー９のカード排出時の状態を、また下部には同じくカ
ード装着時の状態を、それぞれ示した。また、図４
（ｃ）の上部には、下段側のイジェクトバー１０のカー
ド装着時の状態を、また下部には同じくカード排出時の
状態を、それぞれ示した。
側のイジェクトバー９の下側の凸部９ｃが係合される凹
部１ｍ（カード排出時に係合）と凹部１ｎ（カード装着
時に係合）、並びに下段側のイジェクトバー１０の上側
の凸部１０ｂが係合される凹部１ｐ（カード排出時に係
合）と１ｑ（カード装着時に係合）が、それぞれ形成さ
れている。図４（ａ）の上部には、上段側のイジェクト
バー９のカード排出時の状態を、また下部には同じくカ
ード装着時の状態を、それぞれ示した。また、図４
（ｃ）の上部には、下段側のイジェクトバー１０のカー
ド装着時の状態を、また下部には同じくカード排出時の
状態を、それぞれ示した。
【００２４】実際に組み立てられた状態では、各アーム
部には一方のイジェクトバーが、例えば、アーム部１Ａ
には上段側のイジェクトバー９が、またアーム部１Ｂに
は下段側のイジェクトバー１０が、取り付けられてスラ
イド自在に仮保持される。
部には一方のイジェクトバーが、例えば、アーム部１Ａ
には上段側のイジェクトバー９が、またアーム部１Ｂに
は下段側のイジェクトバー１０が、取り付けられてスラ
イド自在に仮保持される。
【００２５】ここで、イジェクトバー９，１０には、上
記のように、フレーム１の厚さ方向およびカード挿入方
向にそれぞれ位置をずらして２つの凸部９ｂ，９ｃない
し１０ｂ，１０ｃがそれぞれ設けられている。また、ア
ーム部１Ａ，１Ｂには、上記のように、カード挿着時お
よびカード排出時において上記の２つの凸部９ｂ，９ｃ
ないし１０ｂ，１０ｃの一方がそれぞれ係合しカード挿
着方向に離間した一対の凹部１ｍと１ｎないし１ｑと１
ｐが、フレーム１の厚さ方向にずらして２組ずつ設けら
れている。さらに、アーム部１Ａ，１Ｂには、２つのガ
イド突起１ｋと１ｌが、フレーム１の厚さ方向およびカ
ード挿入方向にずらして設けられている。
記のように、フレーム１の厚さ方向およびカード挿入方
向にそれぞれ位置をずらして２つの凸部９ｂ，９ｃない
し１０ｂ，１０ｃがそれぞれ設けられている。また、ア
ーム部１Ａ，１Ｂには、上記のように、カード挿着時お
よびカード排出時において上記の２つの凸部９ｂ，９ｃ
ないし１０ｂ，１０ｃの一方がそれぞれ係合しカード挿
着方向に離間した一対の凹部１ｍと１ｎないし１ｑと１
ｐが、フレーム１の厚さ方向にずらして２組ずつ設けら
れている。さらに、アーム部１Ａ，１Ｂには、２つのガ
イド突起１ｋと１ｌが、フレーム１の厚さ方向およびカ
ード挿入方向にずらして設けられている。
【００２６】以上の構成であるカード用コネクタにおけ
るカード排出操作は次のようにして行われる。まず、イ
ジェクトバー９，１０またはイジェクトバー９，１０の
先端に固定されている押しボタン１１，１２を押す。す
ると、イジェクトバー９，１０がレバー４，５の先端を
押して回転させる。これにより、レバー４，５の他端が
イジェクトプレート６，７を押し出す。この結果、イジ
ェクトプレートの爪が装着されたカード型電子機器を押
し出し、カード型電子機器が排出される。
るカード排出操作は次のようにして行われる。まず、イ
ジェクトバー９，１０またはイジェクトバー９，１０の
先端に固定されている押しボタン１１，１２を押す。す
ると、イジェクトバー９，１０がレバー４，５の先端を
押して回転させる。これにより、レバー４，５の他端が
イジェクトプレート６，７を押し出す。この結果、イジ
ェクトプレートの爪が装着されたカード型電子機器を押
し出し、カード型電子機器が排出される。
【００２７】
【発明の効果】以上の通り、本発明のカード用コネクタ
によれば、イジェクトプレートにフレームの厚さ方向に
突出するガイド部と、フレームの排出方向に延在するス
トッパ部とを設け、フレームの端部に、ガイド部がフレ
ームの厚さ方向から通過する切欠きと、ストッパ部がフ
レームの厚さ方向に乗り越えることができるテーパ部と
を形成したので、イジェクトプレートをフレームにその
厚さ方向から装着できるため、例えば、カード用コネク
タを基板からスタンドオフさせるためのゲタ部を後方に
配置することが可能となる。したがって、本発明のカー
ド用コネクタでは、構造上の自由度が高いカード用コネ
クタを提供することができる。
によれば、イジェクトプレートにフレームの厚さ方向に
突出するガイド部と、フレームの排出方向に延在するス
トッパ部とを設け、フレームの端部に、ガイド部がフレ
ームの厚さ方向から通過する切欠きと、ストッパ部がフ
レームの厚さ方向に乗り越えることができるテーパ部と
を形成したので、イジェクトプレートをフレームにその
厚さ方向から装着できるため、例えば、カード用コネク
タを基板からスタンドオフさせるためのゲタ部を後方に
配置することが可能となる。したがって、本発明のカー
ド用コネクタでは、構造上の自由度が高いカード用コネ
クタを提供することができる。
【図１】本発明のカード用コネクタの実施の形態の斜視
図である。
図である。
【図２】図１のカード用コネクタの分解斜視図である。
【図３】（ａ）〜（ｄ）はそれぞれ図１のカード用コネ
クタの要部説明図である。
クタの要部説明図である。
【図４】（ａ）〜（ｃ）はそれぞれ図１のカード用コネ
クタの要部説明図である。
クタの要部説明図である。
【図５】カード用コネクタの従来例の説明図である。
１ フレーム ４，５ レバー ６，７ イジェクトプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平７−114428（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−82407（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−17511（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−92399（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−20157（ＪＰ，Ｕ) 登録実用新案3015340（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 13/62 - 13/645 H01R 12/18 G06K 17/00
Claims (3)
- 【請求項１】 カード型電子機器が挿着されるフレーム
と、前記フレームの前記挿着方向の端部に設けられて挿
着されたカード型電子機器を押圧しない第１の位置と挿
着されたカード型電子機器を押圧して排出させる第２の
位置との間でスライド自在なイジェクトプレートと、前
記イジェクトプレートを前記第１の位置から前記第２の
位置まで移動させるイジェクタ部とを備えたカード用コ
ネクタにおいて、 前記イジェクトプレートに、前記フレームの厚さ方向に
突出するガイド部と、 前記フレームの排出方向に延在するストッパ部とを設
け、 前記フレームの端部に、前記ガイド部が前記フレームの
厚さ方向から通過する切欠きと、前記ストッパ部が前記
フレームの厚さ方向に乗り越えることができるテーパ部
とを形成したことを特徴とするカード用コネクタ。 - 【請求項２】 前記切欠きが、前記ガイド部がスライド
の際に保持される突起の間に形成されていることを特徴
とする請求項１記載のカード用コネクタ。 - 【請求項３】 前記第１の位置において、前記ストッパ
部が、前記テーパ部に連続して形成された凸部により前
記排出方向への移動が規制されることを特徴とする請求
項１または２記載のカード用コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7280521A JP3062925B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | カード用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7280521A JP3062925B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | カード用コネクタ |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000014770A Division JP2000150067A (ja) | 2000-01-01 | 2000-01-24 | カ―ド用コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09120863A JPH09120863A (ja) | 1997-05-06 |
| JP3062925B2 true JP3062925B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=17626270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7280521A Expired - Fee Related JP3062925B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | カード用コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3062925B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2887865B2 (ja) * | 1997-06-02 | 1999-05-10 | アルプス電気株式会社 | コネクタ装置 |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP7280521A patent/JP3062925B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09120863A (ja) | 1997-05-06 |
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