JP3062901U - ディスクブレ―キ用ク―リングフィン - Google Patents

ディスクブレ―キ用ク―リングフィン

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JP3062901U
JP3062901U JP1999003399U JP339999U JP3062901U JP 3062901 U JP3062901 U JP 3062901U JP 1999003399 U JP1999003399 U JP 1999003399U JP 339999 U JP339999 U JP 339999U JP 3062901 U JP3062901 U JP 3062901U
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JP
Japan
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brake
cooling fin
disc brake
disc
disk brake
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Application number
JP1999003399U
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English (en)
Inventor
哲郎 横内
茂実 神林
Original Assignee
株式会社チューテツプロダクト
茂実 神林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスクブレーキに取付け、ディスクブレーキ
の熱の放出を極めて効率よく、しかも確実に行うための
クーリングフィンを提供する。 【解決手段】外周縁部に多数の同形状の放熱フィン15
が形成され、ディスクブレーキ20と同軸で回転する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車のディスクブレーキに装着し、ディスクブレーキを構成して いるブレーキディスク等の放熱を促すクーリングフィンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(考案の背景) 一般に、ブレーキ装置、例えば自動車のブレーキ装置は、回転している車輪に 対して摩擦材を押しつけ、回転のエネルギーを熱エネルギーに変換して制動力を 発生させるが、ブレーキ装置が安全に作動するためには、次のような条件が求め られる。 制動が確実に行われること; 車輪の制動が規定値以上に効くこと; 装置に耐久力があり、かつ調整や整備が簡単であること;
【0003】 (従来技術) 近年、自動車の高性能化や高速道路の整備にともないブレーキ性能のよいディ スクブレーキ(disc brake)が多用されている。
【0004】 図1の構成概略図に示されるように、自動車のブレーキ装置(brake s ystem)は、一例として、ブレーキホース40、ブレーキパイプ41、NP バルブ42、ブレーキペダル43、マスタバック44、マスタシリンダ45、ド ラムブレーキ50、パーキングブレーキ51、パーキングブレーキケーブル52 を具備して構成されている。
【0005】 従来のディスクブレーキ20は、図2に示されるように、回転する鋳鉄性のブ レーキデイスク(brake disc)21と、これを両側から挟むように跨 がった二又形のキャリパ(caliper)22と、ブレーキディスク21とキ ャリパ22の間にあって制動作用をするセミメタリック製(石綿を主原料とした ものに金属粉を添加して形成)のブレーキパッド(brake pad)23か ら構成されている。符号26はシリンダ、27はピストンである。
【0006】 また、従来のディスクブレーキのうち多用されているキャリパ浮動式ディスク ブレーキ(caliper floating type disc brak e)にあっては、図3、図4に示されるように、ブレーキディスク21の片側に ピストン25を設け、ピストン25がブレーキパッド23をブレーキディスク2 1に押しつける反力を利用してキャリパ22全体をブレーキディスク21側に移 動させ、反対側のブレーキパッドをブレーキディスク21に圧着して両面でブレ ーキ作用を生じさせており、ブレーキディスクが露出しているため放熱性をある 程度望め、また片効きしにくい等安定した性能を持っているが、反面、セルフエ ナージング作用がないため、ブレーキペダルの操作力が大きく、強度の強い部品 構成が必要となる。符号28はピストンシールである。
【0007】 従って、本考案の目的は、ディスクブレーキに取付け、ディスクブレーキの熱 の放出を極めて効率よく、しかも確実に行うためのクーリングフィンを提供する ことにある。
【0008】 本考案の他の目的は、自動車走行時にアルミホイールのすき間から見える空間 をカラー空間として演出できるクーリングフィンを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に係る考案は、外周縁部に多数の同形状の放熱フィンが形成さ れ、ディスクブレーキと同軸で回転するディスクブレーキ用クーリングフィンで ある。
【0010】 本願の請求項2に係る考案は、ディスクブレーキのピンに挿通するピン挿通孔 が穿設され、かつ外周縁部に多数の同形状の放熱フィンが形成され、ディスクブ レーキと同軸で回転するディスクブレーキ用クーリングフィンである。
【0011】 本願の請求項3に係る考案は、ディスクブレーキのピンに挿通するピン挿通孔 を備え、切曲して形成した多数の同形状の放熱フィンを外周縁部に有し、ディス クブレーキと同軸で回転するデイスクブレーキ用クーリングフィンである。
【0012】 本願の請求項4に係る考案は、上記放熱フィンの近傍に放熱を促進する通風孔 が更に形成されているデイスクブレーキ用クーリングフィンである。
【0013】
【発明の実施の形態】
ディスクブレーキ用クーリングフィンは、外周縁部に多数の同形状の放熱フィ ンが形成され、ディスクブレーキと同軸で回転する。また、放熱フィンの近傍に 放熱を促進する通風孔を形成するとよい。
【0014】
【実施例】
本考案に係るディスクブレーキ用クーリングディスクについて具体的に説明す る。 図5は本考案に係るディスクブレーキ用クーリングフィンと、クーリングフィ ンを取付けるディスクブレーキと、アルミホイールとを分離した状態を示す斜視 図、図6は本考案に係るディスクブレーキ用クーリングフィンの斜視図、図7は クーリングフィンを装着した状態を示す自動車タイヤの斜視図、図8(a)はク ーリングフィンの外周縁部に形成した放熱フィンの拡大断面略図、図8(b)は 放熱フィンを通じ放熱が行われることを示す概念図である。
【0015】 図5乃至図8において、クーリングフィン10はアルミニウム等放熱効果の良 好な素材によりディスク状に形成され、ディスクブレーキ20を構成するブレー キディスク21のピン29に挿通するピン挿通孔11を略中央に備え、切曲して 形成した多数の同形状の放熱フィン15を外周縁部に具備し、更に、前記放熱フ ィン15の近傍に放熱を促進する通風孔16が形成されている。そして、このク ーリングフィン10は、ディスクブレーキ20のブレーキディスク21と同軸で 回転する。
【0016】 このクーリングフィン10をディスクブレーキ20に取付ける(装着する)場 合は、ディスクブレーキ20のピン29をクーリングフィン10のピン挿通孔1 1に挿通させ、更にアルミホイール30の中央に形成した貫通孔31にディスク ブレーキ20のピン29を挿通させボルト32により固定する。かくして、クー リングフィン10はアルミホイール30とディスクブレーキ20間に保持される (図7)。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成され本考案によれば次の効果を奏する。 本考案に係るクーリングフィンはディスクブレーキに簡単に取付けることが でき、ディスクブレーキの熱の放出を極めて効率よく、しかも確実に行うこ とが可能となる。 自動車走行時にアルミホイールのすき間から見える空間をカラー空間として 演出でき、たとえば、アルミホイールのすき間から見える空間に車体と同色 の色、あるいは異なった色等ドライバの好みの色を配色することが可能とな る。
【図面の簡単な説明】
【図 1】自動車のブレーキ装置の構成概略図である。
【図 2】従来のディスクブレーキを示す斜視図であ
る。
【図 3】従来のキャリパ浮動式ディスクブレーキの要
部を示す斜視図である。
【図 4】図3に示すキャリパ浮動式ディスクブレーキ
の要部を示す正面略図である。
【図 5】本考案に係るディスクブレーキ用クーリング
フィンと、クーリングフィンを取付けるディスクブレー
キと、アルミホイールとを分離した状態を示す斜視図で
ある。
【図 6】本考案に係るディスクブレーキ用クーリング
フィンの斜視図である。
【図 7】クーリングフィンを装着した状態を示す自動
車タイヤの斜視図である。
【図 8】図8(a)はクーリングフィンの外周縁部に
形成した放熱フィンの拡大断面略図を、図8(b)は放
熱フィンを通じ放熱が行われることを示す概念図であ
る。
【符号の説明】
10 クーリングディスク 11 ピン挿通孔 15 放熱フィン 16 通風孔 20 ディスクブレーキ 21 ブレーキディスク 29 ピン 30 アルミホイール

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周縁部に多数の同形状の放熱フィンが形
    成され、ディスクブレーキと同軸で回転するディスクブ
    レーキ用クーリングフィン。
  2. 【請求項2】ディスクブレーキのピンに挿通するピン挿
    通孔が穿設され、かつ外周縁部に多数の同形状の放熱フ
    ィンが形成され、ディスクブレーキと同軸で回転するデ
    ィスクブレーキ用クーリングフィン。
  3. 【請求項3】ディスクブレーキのピンに挿通するピン挿
    通孔を備え、かつ切曲して形成した多数の同形状の放熱
    フィンを外周縁部に有し、ディスクブレーキと同軸で回
    転するデイスクブレーキ用クーリングフィン。
  4. 【請求項4】前記放熱フィンの近傍に放熱を促進する通
    風孔が更に形成されている請求項1乃至3のいずれか一
    項に記載のデイスクブレーキ用クーリングフィン。
JP1999003399U 1999-04-07 1999-04-07 ディスクブレ―キ用ク―リングフィン Expired - Lifetime JP3062901U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012041001A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Bridgestone Corp タイヤガード、ホイール、及びタイヤ・ホイール組立体
JP2019085078A (ja) * 2017-11-10 2019-06-06 宗次 森泉 ホイールファン、ホイールファン組み立てキット及びホイールファンの形成方法

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