JP3062694U - 改ざん防止複写帳票 - Google Patents

改ざん防止複写帳票

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JP3062694U JP1999002112U JP211299U JP3062694U JP 3062694 U JP3062694 U JP 3062694U JP 1999002112 U JP1999002112 U JP 1999002112U JP 211299 U JP211299 U JP 211299U JP 3062694 U JP3062694 U JP 3062694U
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秀造 岡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帳票の改ざんを防止する改ざん防止複写帳票
を提供するようにする。 【解決手段】 上票10は、基紙11の下面に後述する
自己発色剤層12と、この自己発色剤層12の下面にお
いて、現品数欄101に該当する箇所にカーボンインキ
層13とを有している。自己発色剤層12は、発色剤を
含有する染料カプセルからなる発色剤層と、発色剤を発
色させる顕色剤からなる顕色剤層を有している。中票2
0は、基紙21の上面に顕色剤層22を有しているとと
もに、基紙21の下面において上述したような自己発色
剤層23を有しており、さらに、この自己発色剤層23
の下面において、現品数欄101に該当する箇所にカー
ボンインキ層24を有している。下票30は、基紙31
の上面に上述した顕色剤層32を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、改ざん防止複写帳票に関し、特に自己発色剤層を有する複写帳票の 改ざんを容易に判るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写帳票1、例えば図7に示すように、現品数欄101,部品名称欄1 02,部品番号欄103等が記載された棚卸報告票1は、図8に示すように、上 票10と,中票20および下票30とが一側端部において糊40,41で糊止め されており、しかも、上票10,中票20および下票30が糊止めされた箇所の 付近に、それぞれ切取り用のミシン目15,25,35が設けられている。
【0003】 上票10は、基紙11の下面に例えばロイコ染料を包んでいるカプセルを有す る発色剤が塗布された発色剤層12を有している。中票20は、基紙21の上面 に顕色剤が塗布された顕色剤層22を有しているとともに、基紙21の下面に上 述した発色剤層23を有している。下票30は、基紙31の上面に上述した顕色 剤層32を有している。
【0004】 このような従来の複写帳票としての棚卸報告票1は、タイプライタ、インパク トプリンター、ボールペン等を用いて、上票10の基紙11に文字,記号等が記 入されると、その筆圧により、上票10の発色剤層12および中票20の発色剤 層23中に有する染料カプセルが破壊し、染料が、それぞれ中票20の顕色剤層 22と下票30の顕色剤層32に転移し、顕色剤と発色反応することで、中票2 0と下票30に上票10に記述した同一な文字,記号等が複写されるようになっ ている。
【0005】 なお、上述したように、顕色剤層22,32で発色反応するため、上票10お よび中票20の下面には文字,記号等が表示されない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の複写帳票としての棚卸報告票1には、改ざんを防止するような 構成を有していなかった。
【0007】 ここで、従来の複写帳票を改ざんする例として、上述した棚卸報告票1でもっ て説明する。
【0008】 いま、図9に示すように、上票10現品数欄101に“123”の数字を記入 するに際し、現品数欄101の一部を紙50で覆い、この紙50の部分に“1” の数字を記入し、現品数欄101に“23”の数字を記入すると、図10(a) に示すように、上票10の現品数欄101には、“23”の文字が表示されるが 、図10(b)に示すように、中票20および下票30の部品番号欄101には 、“123”の文字が表示される。
【0009】 よって、上票10と中票20および下票30とが異なった文字が記述されるが 、上票10,中票20および下票30を棚卸報告票1の切取りミシン目15,2 5,35から切り離したのちでは、帳票を改ざんしたことが判らなくなり、容易 に帳票を改ざんすることができるという問題点があった。
【0010】 本考案は上述した問題点に鑑み、帳票の改ざんを防止する改ざん防止複写帳票 を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、請求項1記載の考案は、上票と下票を有する改 ざん防止複写帳票において、 上記上票が、基紙の下面に発色剤を含有する染料カプセルからなる発色剤層と 、上記発色剤を発色させる顕色剤からなる顕色剤層を有する自己発色剤層と、こ の自己発色剤層の下面にカーボンインキ層とを有しており、 上記下票が、基紙の上面に顕色剤層を有するようにする。
【0012】 請求項2記載の考案において、上票と中票および下票を有する改ざん防止複写 帳票において、 上記上票が、基紙の下面に発色剤を含有する染料カプセルからなる発色剤層と 、上記発色剤を発色させる顕色剤からなる顕色剤層を有する自己発色剤層と、こ の自己発色剤層の下面にカーボンインキ層とを有しており、 上記中票が、基紙の上面に顕色剤層、下面に発色剤を含有する染料カプセルか らなる発色剤層と、上記発色剤を発色させる顕色剤からなる顕色剤層を有する自 己発色剤層と、この自己発色剤層の下面にカーボンインキ層とを有しており、 上記下票が、基紙の上面に顕色剤層を有するようにする。
【0013】 請求項3記載の考案は、請求項1または2記載の考案において、上記カーボン インキ層が、赤色のカーボンインキからなるようにする。
【0014】 請求項4記載の考案は、請求項1または2記載の考案において、上記カーボン インキ層は、金額,数量等の数字記入欄に該当する箇所に設けられているように する。
【0015】 本考案によれば、上票に自己発色剤層を有するので、ボールペン等で上票の上 面に文字,記号等が記入されると、上票の下面に、上票にボールペン等で記入さ れた文字,記号等が逆向に表示される。
【0016】 従って、上述したように、紙を覆って文字等を記入して帳票の改ざんを行って も、上票の下面に文字等が逆向きに表示されるので、帳票が改ざんされたことを 容易に知ることができる。
【0017】 また本考案によれば、上票の該当する箇所にボールペン等により文字,数字等 が記入されると、ボールペンの筆圧により、上票のカーボンインキ層から剥離し た赤色と、染料が顕色剤層と反応して発色した青色とが混色し、中票、下票の下 面の該当箇所に上票にボールペン等で記入された文字,記号等が紫色に表示され る。
【0018】 従って、帳票を改ざんしようとした者が、このことを知らないで帳票の各票を 糊止め部より分離させたのちに、市販で出回っている一般のカーボン紙又は赤カ ーボンインキのスポット印刷されたスポットカーボン紙を使用して、中票または 下票の上に置いて他の枚目と異なった文字、記号等を記入する方法で帳票を改ざ んすると、本来表示されるべき色との相違により、帳票が改ざんされたことを一 層容易に知ることができる。
【0019】
【考案の実施の形態】
次に、本考案に係る改ざん防止複写帳票の実施形態を図面に基づき説明する。
【0020】 以下、本考案に係る改ざん防止複写帳票として棚卸報告票を例にとり説明する 。
【0021】 図1は改ざん防止複写帳票としての棚卸報告票の平面図であり、図2は図1中 のA−A線分断面図である。
【0022】 この実施形態の改ざん防止複写帳票としての棚卸報告票1は、現品数欄101 ,部品名称102,部品名称欄103,年月日欄104等が設けられており、上 票10と中票20および下票30とを有している。
【0023】 そして、この棚卸報告票1は、上票10と中票20とが一側端部において糊4 0で糊止めされ、また、中票20と下票30とが糊41で糊止めされている。
【0024】 しかも、この棚卸報告票1は、上票10,中票20および下票30が糊止めさ れた箇所の付近に、それぞれ切取り用のミシン目15,25,35を有している 。
【0025】 この実施形態の棚卸報告票1は、図3に示すように、例えばボールペン60を 用いて基紙11の現品数欄101に数字が記入されると、ボールペン60の筆圧 により、上票10,中票20および下票30が次のように複写される。
【0026】 上票10は、発色剤層12aの染料カプセルが破壊され、染料と、顕色剤層1 2bの顕色剤とが反応し、基紙11の下面に上票10の現品欄101に記入した 数字が青色に逆向きに表示される。
【0027】 このとき、カーボンインキ層13は、ボールペン60の筆圧により剥離し、中 票20の顕色剤層22に付着する。
【0028】 中票20上面は、上票10から剥離して付着した赤色と、上票10の発色剤層 12aの染料が顕色剤層22と反応して発色した青色とが混色し、上票10の現 品欄101に記入した数字が表面の現金欄101に紫色で表示される。
【0029】 また、中票20下面は、発色剤層23aの染料カプセルが破壊し、染料と顕色 剤層23bの顕色剤とが反応し、基紙21の下面に上票10の現品欄101に記 入した数字が青色に逆向きに表示される。このとき、カーボンインキ層24は、 ボールペン60の筆圧により剥離し、下票30の顕色剤層32に付着する。
【0030】 下票30は、ボールペン60の筆圧により、中票20から剥離して付着したカ ーボンインキ層13の赤色と、中票20の発色剤層23aの染料が顕色剤層32 と反応して発色した青色とが混色し、上票10の現品欄101に記入した数字が 表面の現金欄101に紫色で表示される。なお、この複写については、中票20 と同様であるので、図示せず。
【0031】 次に、この実施形態の棚卸報告票1は、図4に示すように、ボールペン60を 用いて、年月日欄104に年月日が記入されると、ボールペンの筆圧により、上 票10,中票20および下票30が次のように複写される。
【0032】 上票10は、自己発色剤層12の染料カプセルが破壊され、染料と顕色剤が反 応し、基紙11の下面に上票10の年月日欄104に記入した年月日が青色に逆 向きに表示される。
【0033】 中票20は、上票10の年月日欄104の箇所にカーボンインキ層13を有し ていないので、上述したように混色することがないが、ボールペン60の筆圧に より、上票10の自己発色剤層12の染料カプセルが破壊され、染料と顕色剤が 反応して発色した青色の年月日が中票20の表面の年月日欄104に表示される 。
【0034】 また、中票20は、自己発色剤層23の染料カプセルが破壊され、染料と顕色 剤層が反応し、基紙21の下面に上票10の年月日欄104に記入した年月日が 青色で逆向きに表示される。
【0035】 下票30は、ボールペン60の筆圧により、中票20の自己発色剤層23の染 料カプセルが破壊され、染料と顕色剤が反応して発色した青色の年月日が下票3 0の表面の年月日欄104に該当する箇所に表示される。
【0036】 上述したような実施形態の改ざん防止複写帳票としての棚卸報告票1では、上 票10および中票20の下面にそれぞれ自己発色剤層12,23を有しているの で、以下のようにして帳票が改ざんされてもその改ざん内容を容易に知ることが でき、その結果、帳票の改ざんを防止することができる。
【0037】 すなわち、いま、上票10の現品数欄101に“123”の文字を記入するに 際し、例えば図5(a)に示すように、部品番号欄101の一部を紙50で覆い 、この紙50の部分に“1”の文字を記入し、基紙11の部品番号欄101に“ 23”の文字を記入するという帳票の改ざんを行った場合には、次のような文字 が各票10,20,30に複写される。
【0038】 上票10の基紙11の現品数欄101には、図5(b)に示すように、紙50 で覆われた部分に記入された“1”が表示されず、“23”が表示されるのみで あるが、上票10および中票20の下面の現品数欄101に該当する箇所には、 青色で“123”が逆向きに表示される。
【0039】 すなわち、棚卸報告票1の切取り用ミシン目15および切取り用ミシン目25 それぞれ上票10および中票20を切取り、これらをひっくりかえした上票10 および中票20では、図6(a)に示すように、青色で逆向きの“123”が表 示される。
【0040】 従って、上述したように、現品数欄101に“123”と記入すべきところ、 上票10に紙50を覆い、“23”と記入するという帳票の改ざんを行っても、 上票10の下面に青色で“123”が逆向きに表示されるので、上票のみを他の 枚目と異なった数で表示する方法で帳票を改ざんしたことを容易に知ることがで きる。
【0041】 また、同様な方法で中票の現品数欄の一部を紙で覆い、中票のみを他の枚目と 異なった数で表示しようとした場合も同じことで中票の表裏の数字の違いにより 改ざんを容易に知ることができる。
【0042】 また、上述したような実施形態の改ざん防止複写帳票としての棚卸報告票1で は、図6(b)に示すように、中票20の基紙21および下票30の基紙31の 部品番号欄101には、紫色で“123”が表示されるので、帳票を改ざんしよ うとした者が、このことを知らないで帳票の各票を糊止め部より分離させたのち に、市販で出回っている一般のカーボン紙又は赤カーボンインキのスポット印刷 されたスポットカーボン紙を使用して、中票または下票の上に置いて他の枚目と 異なった文字、記号等を記入する方法で帳票を改ざんしても、本来表示されるべ き色の表示された色との違いにより、帳票が改ざんされたことが容易に知ること ができる。
【0043】 さらに、この実施形態の改ざん防止複写帳票としての棚卸報告票1では、その 改ざんを知るために、上票10の下面および中票20の下面に安価な赤カーボン インキの層13,24を設けたので、特殊なノーカーボンインキを使用した場合 に比べ、棚卸報告票自体を安価に作成することができる。
【0044】 特に、カーボンインキ層13,24が、金額,数量等の数字記入欄、例えば現 品欄101に設けられるようにすることで、無駄なカーボンインキ層を有しない ようにしたので、一層作成コストを押さえることができる。
【0045】
【考案の効果】
以上本考案によれば、次のような効果を有する。
【0046】 請求項1記載の考案によれば、上票の下面に自己発色剤層を有することにより 、ボールペン等で上票の上面に文字,記号等が記入されると、上票の下面に、上 票にボールペン等で記入された文字,記号等が逆向きに表示されるので、上票の 一部を紙で覆って文字等を記入して帳票の改ざんを行っても、上票の下面に文字 等が逆向きに表示されるので、帳票が改ざんされたことを容易に知ることができ 、強いては帳票の改ざんを防止することができる。
【0047】 また、上票には自己発色剤層の下面にカーボンインキ層を有し、また、下票に は顕色剤層を有することにより、下票は、上票の該当箇所にボールペン等により 文字,記号等が記入されると、ボールペンの筆圧により、上票のカーボンインキ 層から剥離した赤色と、上票の染料と顕色剤層が反応して発色した青色とが混色 し、上票に記入した文字等が紫色で表示される。
【0048】 従って、帳票を改ざんしようとする者が、このことを知らないで帳票の各票を 糊止め部より分離させたのちに、市販で出回っている一般のカーボン紙又は赤カ ーボンインキのスポット印刷されたスポットカーボン紙を使用して、下票の上に 置いて他の枚目と異なった文字、記号等を記入する方法で帳票を改ざんすると、 本来表示されるべき色との相違により、帳票が改ざんされたことを容易に知るこ とができる。
【0049】 請求項2記載の考案によれば、上票の下面に自己発色剤層を有するばかりでな く、中票の下面に自己発色剤層を有することにより、上票および中票の下面に、 上票にボールペン等で記入された文字,記号等が逆向に表示されるので、紙を覆 って文字等を記入して帳票の改ざんを行っても、上票および中票の下面に筆圧が 加わった文字等が逆向きに表示されるので、一層帳票が改ざんされたことを容易 に知ることができ、強いては帳票の改ざんを防止することができる。
【0050】 また、上票および中票には自己発色剤層の下面にカーボンインキ層を有し、ま た、中票および下票上面に顕色剤層を有することにより、中票および下票は、上 票の該当箇所にボールペン等により文字,記号等が記入されると、ボールペンの 筆圧により、上票および下票のカーボンインキ層から剥離した赤カーボンインキ の赤色と、上票および中票の自己発色剤層の染料が顕色剤層とが反応して発色し た青色とが混色し、上票に記入した文字等が中票および下票に紫色で表示される 。
【0051】 従って、帳票を改ざんしようとする者が、このことを知らないで帳票を改ざん すると、表示された色の相違により、帳票が改ざんされたことを容易に知ること ができる。
【0052】 なお、中票は1枚のみに限らず、2枚以上であっても差支えないものは勿論で ある。
【0053】 請求項3記載の考案によれば、カーボンインキ層は、安価な赤色のカーボンイ ンキからなるので、特殊なノーカーボンインキを使用した場合に比べ、帳票を安 価に作成することができる。
【0054】 請求項4記載の考案によれば、カーボンインキ層は、金額,数量等の数字記入 欄に該当する箇所に設けられ、無駄なカーボンインキ層を有しないようにしたの で、一層作成コストを押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る改ざん防止複写帳票としての棚卸
報告票の平面図。
【図2】図1中のA−A線分断面図。
【図3】この実施形態の棚卸報告票の赤色カーボンイン
キ層を有する箇所をボールペンで記入した際の各票の複
写内容を説明する図。
【図4】この実施形態の棚卸報告票の赤色カーボンイン
キ層を有しない箇所をボールペンで記入した際の各票の
複写内容を説明する図。
【図5】(a)はこの実施形態の棚卸報告票を紙で覆い
帳票を改ざんした例を示す図。(b)はこの実施形態の
棚卸報告票を紙で覆い帳票を改ざんした場合の上票の基
紙の上面に表示される表示内容を示す図。
【図6】(a)はこの実施形態の棚卸報告票を紙で覆い
帳票を改ざんした場合における上票の下面に表示される
表示内容を示す図。(b)はこの実施形態の棚卸報告票
を紙で覆い帳票を改ざんした場合における中票の上面と
下票の上面に表示される表示内容を示す図。
【図7】従来の複写帳票の棚卸報告票の内容を示す図。
【図8】従来の複写帳票の棚卸報告票の構成を説明する
図。
【図9】従来の複写帳票の棚卸報告票を紙で覆い帳票を
改ざんした例を示す図。
【図10】(a)従来の複写帳票の棚卸報告票を紙で覆
い帳票を改ざんした場合の上票の基紙の上面に表示され
る表示内容を示す図。 (b)従来の複写帳票の棚卸報告票を紙で覆い帳票を改
ざんした場合における中票の上面と下票の上面に表示さ
れる表示内容を示す図。
【符号の説明】
1 棚卸報告票 10 上票 11 基紙 12 自己発色剤層 12a 発色剤層 12b 顕色剤層 13 カーボンインキ層 15 切取り用ミシン目 20 中票 21 基紙 22 顕色剤層 23 自己発色剤層 23a 発色剤層 23b 顕色剤層 24 カーボンインキ層 25 切取り用ミシン目 30 下票 31 基紙 32 顕色剤層 101 現品数欄 102 部品名称欄 103 部品番号欄 104 年月日欄

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上票と下票を有する改ざん防止複写帳票
    において、 上記上票は、 基紙の下面に発色剤を含有する染料カプセルからなる発
    色剤層と、上記発色剤を発色させる顕色剤からなる顕色
    剤層を有する自己発色剤層と、 この自己発色剤層の下面にカーボンインキ層とを有して
    おり、 上記下票は、 基紙の上面に顕色剤層を有することを特徴とする改ざん
    防止複写帳票。
  2. 【請求項2】 上票と中票および下票を有する改ざん防
    止複写帳票において、 上記上票は、 基紙の下面に発色剤を含有する染料カプセルからなる発
    色剤層と、上記発色剤を発色させる顕色剤からなる顕色
    剤層を有する自己発色剤層と、 この自己発色剤層の下面にカーボンインキ層とを有して
    おり、 上記中票は、 基紙の上面に顕色剤層、下面に発色剤を含有する染料カ
    プセルからなる発色剤層と、上記発色剤を発色させる顕
    色剤からなる顕色剤層を有する自己発色剤層と、 この自己発色剤層の下面にカーボンインキ層とを有して
    おり、 上記下票は、基紙の上面に顕色剤層を有することを特徴
    とする改ざん防止複写帳票。
  3. 【請求項3】 上記カーボンインキ層は、赤色のカーボ
    ンインキからなることを特徴とする請求項1または2記
    載の改ざん防止複写帳票。
  4. 【請求項4】 上記カーボンインキ層は、金額,数量等
    の数字記入欄に該当する箇所に設けられていることを特
    徴とする請求項1または2記載の改ざん防止複写帳票。
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