JP3062596U - 面状発熱ヒ―タ―の省電力化通電装置 - Google Patents

面状発熱ヒ―タ―の省電力化通電装置

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JP3062596U
JP3062596U JP1999003039U JP303999U JP3062596U JP 3062596 U JP3062596 U JP 3062596U JP 1999003039 U JP1999003039 U JP 1999003039U JP 303999 U JP303999 U JP 303999U JP 3062596 U JP3062596 U JP 3062596U
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JP
Japan
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heating
energizing
heating heater
planar heating
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JP1999003039U
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English (en)
Inventor
哲男 小熊
Original Assignee
哲男 小熊
株式会社ワイビ−プランニング
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面状発熱ヒーターは、床、天井、壁暖房
等に使われているがいずれも立上り時の電力消費が大き
い為専用回線を必要とし、発熱部分の選択が出来ず不必
要な場所でも敷設面全体が加温されてしまうので省力化
出来ない。 【解決手段】 敷設した面状発熱ヒーター全部に同時に
通電加温しないで時差通電する事により既設配線にも接
続出来る様にし、暖房部分の選択通電をする事により不
要部分に通電しないで省電力化を計る。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、面状発熱ヒーターの省電力化装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の面状発熱ヒーターは、敷設した枚数全部を接続し同時に通電発熱させる 構造であり希望する加温部分を選択する事が出来なかった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
面状発熱ヒーターは、設定温度迄温度が上がると非常に消費電力が少なくなる 事を特徴としているが、敷設ヒーター全体に一括して通電加温する構造なので設 定温度迄立上げる消費電力が大きい為専用の回線を配線しなければ接続出来ない 。 発熱部分の選択が出来ず不必要な場所でも敷設面全体が加温されてしまうので 省力化出来ない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
従来は、敷設した数枚から１０数枚の面状発熱ヒーター（５）全部を同時に通 電加温しているが、実祭の利用上は部屋の床（又は天井、壁）を全部同時に暖め る必要はなく、利用者が最初に暖房を必要とする床部分を先ず通電加温し必要度 合いに合わせて各床部分を通電加温すれば済むので、時差通電装置（３）を設け る事により初期立上り時の大消費電力を必要としなくなり専用回線を配線しなく ても既設屋内配線にも接続出来る様にした。
【０００５】 暖房中に不必要な部分の通電加温をしないで済む様に、敷設ヒーター毎の選択 スイッチ盤（４）を設けて省電力化を計った。
【０００６】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施の形態を図面に従って説明する。
【０００７】 第１図に示すものは、既設屋内配線（１）に結線しコントロールボックス（２ ）により全体の入力電量の加減又は抵抗値の増減により温度をコントロールする 構造と、次に時差通電装置（３）により必要とする部分から順次通電する。この 場合の通電順位は利用者の希望通りの順に結線する。
【０００８】 時差通電装置（３）は初期入力時は面状発熱ヒーター（５）１枚の設定温度迄 加温される時間１〜３分の時差を設けて順次通電しその後は継続して通電する。
【０００９】 次に選択スイッチ盤（４）に入り、暖房すべき部屋に多勢の人が居る場合と１ 〜２人しか居ない場合が有るので、必要な場所だけを選択してスイッチを入れ通 電加温し不必要な部分はスイッチを切っておき通電させない事が出来る様にした 。
【００１０】 第２図に示すものは、暖房が必要であるどうかに関係なく全体に通電加温する 従来のものに比べて省電力化され（１０）、又初期に全体を同時に暖めなくても １０〜１５分の間に順次加温して全体を暖めれば良いので、初期の大電力（８） が必要とならない事により専用回線の必要も無くなり初期立上り時の大電力消費 を省力化した（１０）。
【００１１】
【考案の効果】
一般家庭に於いて面状発熱ヒーターを敷設して床、天井、壁暖房を施工しよう とする場合、既設の配線に接続するとその配線に取付けられている安全遮断器（ ブレーカー）が同配線、同ブレーカーに結線されている他の電機器具と併用した 場合、面状発熱ヒーターの初期立上り電力が大きいので安全遮断器の許容を越え てしまいブレーカーが作動して通電しなくなってしまうので専用回線を配線する 必要があったが、本考案により時差で通電する事により初期立上り大容量電力を 小さくし更に暖房の必要な部分の選択通電加温する事が出来る様にしたので専用 回線が不要となり省電力化が計れる事となった。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の面状発熱ヒーターの省電力化通電装置
の実施図である。
【図２】本考案の面状発熱ヒーターの省電力化通電装置
を使用した時と使用しなかった時の消費電力を表した図
である。
【符号の説明】
１ 既設屋内配線 ２ コントロールボックス ３ 時差通電装置 ４ 選択スイッチ盤 ５ 面状発熱ヒーター ６ 消費電力レンジ ７ 時間 ８ 本考案未使用の立上り消費電力曲線 ９ 本考案未使用の設定温度まで立上がった後の消費電
力曲線 １０ 本考案を使用した場合の立上り消費電力曲線 １１ 本考案を使用した場合の設定温度まで立上がった
後の消費電力曲線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 敷設した面状発熱ヒーターに時差式初期
    入力手段を設ける事により立上り消費電力の省電力化を
    行う事を特徴とする面状発熱ヒーターの省電力化通電装
    置。
  2. 【請求項２】 暖房場所の選択通電手段を設ける事によ
    り省電力化を行う事を特徴とする面状発熱ヒーターの省
    電力化通電装置。
JP1999003039U 1999-03-30 1999-03-30 面状発熱ヒ―タ―の省電力化通電装置 Expired - Lifetime JP3062596U (ja)

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