JP3062284U - 中折れドアにおける把手の構造 - Google Patents

中折れドアにおける把手の構造

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JP3062284U
JP3062284U JP1999001641U JP164199U JP3062284U JP 3062284 U JP3062284 U JP 3062284U JP 1999001641 U JP1999001641 U JP 1999001641U JP 164199 U JP164199 U JP 164199U JP 3062284 U JP3062284 U JP 3062284U
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folding door
door
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JP1999001641U
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Inventor
文雄 斉藤
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Nippon Fruehauf Co Ltd
Original Assignee
Nippon Fruehauf Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアを閉める際に安全で、操作位置が低く、
より小さな操作力で容易に開閉操作の可能な把手を備え
た中折れドアを提供する。 【解決手段】 前方傾斜部12と、該前方傾斜部12の
下端に一体に設けた水平の握り部13よりなる把手を中
折れドアAの上パネル1の下部にその下端よりさらに下
方にオーバーハングさせて取付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、バン型車両等に於ける中折れドアの把手の構造に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
図8は中折れドアを取付けたバン型車両の斜視図である。バン型車両の後部に は一般に左右に開く観音開き式ドアが取付けられるが、図8の如く、上下に開閉 される中折れドアAも使用されている。中折れドアAは蝶番3で後部門口を構成 する上枠に取付けられる。中折れドアAは上パネル1と下パネル2とからなり、 中間位置で蝶番4(図9)で中折れ可能に連結されている。そして把手5を持ち、 下方に引張ることにより、図8のごとく閉じ、図示しないロック装置で閉止位置 を保持する。
【0003】 従来の中折れドアAの把手5は図9及び図10に示すように、上パネル1また は下パネル2の面に対し垂直に取り付けられていた。又、中折れドアAには両側 にガイドローラ6が取付けられ、これがガイド7に案内されて上下動する。そし て中折れドアAを開いた時の開口高さを保持するため、両側に設けたガイドロー ラ6にバランサー用ワイヤ8を連結しておき、中折れドアAの下パネル2に常時 上向の力が働くようにしている。また、水密性を保持させるために、ドア回りに は様々なガスケット類が取付けられているため、中折れドアAを閉めるためには 、ガスケットの抵抗やバランサーの力に打ち勝つだけの力が必要となる。
【0004】 下パネル2に把手5を取り付け、ドアを閉める時にはこの把手5を水平に押し てドアを押し込もうとすると、ドアは上方に向って動いてしまった。
【0005】 このため、図11の如く上パネル1に把手5を取り付けると、把手5を押す力 だけでは押し切れないため、更に上パネル1を手で押すことが必要となる。この 場合、出来るだけ力を少なくしたいため、上パネル1と下パネル2を連結してい る中間部の蝶番4の部分に手を当てるため、手を挟まれる等の危険が有った。
【0006】 また、上パネル1に把手5を付けた場合は握り位置が高くなり、特に下部に煽 を付けた中折れドアに於ては、操作位置が人間の肩より高くなるので、力を掛け 難く、小柄な女性操作者等には作業が不可能であった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、ドアを閉める際に安全で、操作位置が低く、より小さな操作力で容 易に開閉操作の可能な把手を備えた中折れドアを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前方傾斜部12と、該前方傾斜部12の下端に一体に設けられた水平握り部1 3よりなる把手を中折れドアAの上パネルの下部にその下端よりさらに下方にオ ーバーハングさせて取付けた。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1は本考案に係る把手を付けた中折れドアAを備えたバン型車両の斜視図で ある。中折れドアAは上パネル1と下パネル2が蝶番4(図2)で前方に凸に中 折れ可能に連結され、上部は後部門口を構成する上枠材9に蝶番3で取付けられ ている点は公知中折れドアと同じである。又下パネル2の両側下部にガイドロー ラ6を有し、これがガイド7で案内され、バランサー用ワイヤ8(図9)で中間 開放位置を保持できるようにした点も公知技術と同じである。
【0010】 さて、本考案はこれを操作する把手10に特徴を有するものである。図2で、 把手10は上パネル1の下部に取付けられている。そして把手は図2に示す如く 、中折れドアAの操作方向(矢印a)に向って押し下げ易いような形状をなし、 かつ中間連結部の蝶番4の上部にまで、即ち上パネル1の下端よりさらに下方に オーバーハングして取付けられている。
【0011】 図3を参照して把手10の2例について説明する。図3(a)の把手10aは取 付板11に溶接等で取付けられたもので、前方へ傾斜した前方傾斜部12と、前 方傾斜部12の下端から横に水平に折曲げた握り部13よりなっている。このよ うな構成にしたので、握り部13を持って下方に引張った場合、中折れドアAの 回転支点(図1で上部蝶番3)から最も離れた位置で操作できる。又握り部13 が上パネル1の下端よりさらに下方にオーバーハングしているので、握り部13 を持って押し下げるとき、操作し易く、かつ安全に操作できる。
【0012】 図3(b)は取付板11が横に長く、この両端に正面視U字形をした把手10b が溶接等で取付けられている。この把手10bも側方からみると、図3(a)の場 合と同様の形状となっている。この場合には前方傾斜部12が左右に対をなし、 これら前方傾斜部12の下端間に握り部13が一体に設けられている。
【0013】 図3(c)はC字形をした把手である。この例では取付部と前方傾斜部12及び 握り部13が一体かつ一本の板体等で形成されている。
【0014】 以上何れの例に於ても、前方傾斜部12の存在により、中折れドアAの上パネ ル1の面との間にdなる隙間ができ、これが丁度手が入る程度の隙間巾となって いるので、図1の如く中折れドアAが閉るときでも、手は握り部を握ったまゝで あっても挟まれることなく安全である。
【0015】 図4は把手10の取付けは図2の場合と同一であるが、下に煽14が設けられ ている場合である。
【0016】 図5,図6は以上と逆で、中折れドアを下で門口を構成する下枠材に取付けた 例である。この場合には把手10を上方に押し上げて閉じる構造である。
【0017】 図7は一枚戸の場合で、しかも煽と組合せた場合の例で、この場合でも把手1 0を引き下して煽14の上部と合せて閉じるとき、手がはさまれるようなことが ない。
【0018】
【考案の効果】
(1)中折れドアを構成する上パネルの下部に前方傾斜部12を有する把手10 を取付けたので、握り部13を持って閉じるとき、女性等でも容易に操作でき、 しかも安全操作が可能である。因みに従来構造では男性で約40kgf の力を要し ていたが、本考案によれば、10kgf 程度の力で操作できる。 (2)握り部13を持って操作するとき、力の方向とドアの動きが一致するので 、操作性が大巾に改善された。 (3)上パネルの下端よりさらに下方に握り部をオーバーハングさせたので、操 作位置が低くなり、力を入れ易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の把手を備えたバン型車両。
【図2】中折れドアの側面図。
【図3】把手の詳細を示し、(a)は第一例、(b)は第二
例、(c)は第三例、(d)は前方傾斜部と中折れドアの上
パネルとの関係を示す図。
【図4】中折れドアと煽との組合せ例。
【図5】上方閉鎖型中折れドア。
【図6】同じく上方閉鎖型中折れドア。
【図7】一枚板よりなるドアに本考案の把手をつけた
例。
【図8】公知把手を有する中折れドア付バン型車両。
【図9】公知把手をつけた中折れドアの斜視図。
【図10】公知把手をつけた中折れドアの斜視図。
【図11】把手を上パネルにつけた公知中折れドア。
【符号の説明】
1 上パネル 2 下パネル 3 蝶番 4 蝶番 5 把手 6 ガイドローラ 7 ガイド 8 バランサー用ワ
イヤ 9 上枠材 10 把手 11 取付板 12 前方傾斜部 13 握り部 14 煽

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方傾斜部(12)と、該前方傾斜部(12)の
    下端に一体に設けられた水平握り部(13)よりなる把手(1
    0)を中折れドアの上パネル(1)の下部にその下端よりさ
    らに下方にオーバーハングさせて取付けたことを特徴と
    する中折れドアにおける把手の構造。
  2. 【請求項2】 把手(10)が左右一対の前方傾斜部(12)を
    有し、これら左右の前方傾斜部(12)の下端を一体に結合
    して握り部(13)とした請求項1記載の中折れドアにおけ
    る把手の構造。
JP1999001641U 1999-03-18 1999-03-18 中折れドアにおける把手の構造 Expired - Lifetime JP3062284U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH056284U (ja) * 1991-07-10 1993-01-29 三菱樹脂株式会社 防食管継手
JP2017007518A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 有限会社 島本機工 バックドア開閉用補助グリップユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH056284U (ja) * 1991-07-10 1993-01-29 三菱樹脂株式会社 防食管継手
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