JP3062277U - バランスウエイトの製造装置 - Google Patents

バランスウエイトの製造装置

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JP3062277U
JP3062277U JP1999001634U JP163499U JP3062277U JP 3062277 U JP3062277 U JP 3062277U JP 1999001634 U JP1999001634 U JP 1999001634U JP 163499 U JP163499 U JP 163499U JP 3062277 U JP3062277 U JP 3062277U
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JP1999001634U
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田 光 次 増
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MARUEMU CO., LTD.
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MARUEMU CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バランスウエイトを形成する長尺な板状の帯
体を用意しておくだけで、必要に応じ所定重さのバラン
スウエイトが製造できる製造装置を提供する。 【解決手段】 バランスウエイトを形成する長尺な板状
の帯体を給送する帯体給送手段と、該帯体の長さを計測
でき、かつその計測長が設定値になったのを検知して出
力する検知手段と、該帯体を該検知手段の出力により前
記設定長に切断する切断手段とを具備することを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、バランスウエイトを形成する板状で長尺の帯体から設定長を切断し 、所定重さの板状のバランスウエイトを自動的に製造する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のホイール、ゴルフのクラブ、模型飛行機、釣り具、その他のバランス の修正を必要とする被バランス修正物には、バランスウエイトを取り付けること によって修正している。
【0003】 従来、この種のバランスウエイトとしては、図3(a)に示すようなウエイト 21にフック状の取付金具22が設けられたもので、これを同図(b)に示すよ うに車輪23のホイール24のフランジ25に取付けて使用するもの、図4に示 すように裏面に接着剤(粘着剤)32が塗布された所定重量の板状のウエイト3 1が、剥離紙33の上に列設されたもの及び図5に示すように長尺な板状のウエ イト材41の、一側面に単位重さ毎の区画溝43が形成され、他側面に粘着用テ ープ42が貼られたもの、等がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記図3に示すものは車輪のホイールに取り付けて使用する専用タイプである ため、ホイールしか使用できず汎用性に欠けるし、重量の異なるものを種々用意 しなければならないので不経済であるし、コスト高になる、等の不具合がある。
【0005】 図5に示すものは区画溝43に沿って所定の重さに切断して使用するものであ るが、単位重さ毎の区画溝43の異なるものを種々用意しなければならないばか りでなく、使用に際し金切り鋏などで切断しなければならない不都合がある。ま た、金切り鋏などで切断すると、その切断部が湾曲し、平らに修正しなければな らない、という問題もある。
【0006】 図4に示すものは1つ1つが所定の単位重さに区切られているので使用には便 利であるが、この場合も単位重さの異なるものを種々用意しなければならないの で、不経済であるしコスト高になる問題がある。
【0007】 本考案は、このような従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、 バランスウエイトを形成する長尺な板状の帯体を用意しておくだけで、必要に応 じ所定重さのバランスウエイトに切断して使用することができるバランスウエイ トの製造装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案の請求項1に係るバランスウエイトの製造装 置は、バランスウエイトを形成する長尺な板状の帯体を給送する帯体給送手段と 、該帯体の長さを計測でき、かつその計測長が設定値になったのを検知して出力 する検知手段と、該帯体を該検知手段の出力により前記設定長に切断する切断手 段と、を具備することを特徴とする。
【0009】 また、本考案の請求項2に係るバランスウエイトの製造装置はバランスウエイ トを形成する長尺な板状の帯体を、設定長だけ給送する帯体給送手段と、前記帯 体が設定長だけ送出されたことを検知して出力する検知手段と、該帯体を該検知 手段の出力により前記設定長に切断する切断手段と、を具備することを特徴とす る。
【0010】 また、本考案の請求項3に係るバランスウエイトの製造装置は、前記帯体給送 手段が、帯体の長さを計測し設定長になったのを検知する前記検知手段の出力で 停止し、前記切断手段の切断終了で再起動する制御手段を具備することを特徴と する。
【0011】 また、本考案の請求項4に係るバランスウエイトの製造装置は、前記検知手段 が、前記帯体給送手段側に設けられ、帯体給送手段の動きから帯体の長さを計測 し設定長になったのを検知することを特徴とする。
【0012】 また、本考案の請求項5に係るバランスウエイトの製造装置は、前記検知手段 が、帯体の移動量から帯体の長さを計測するように設けられ、帯体が設定長にな ったのを検知することを特徴とする。
【0013】 さらに、本考案の請求項6に係るバランスウエイトの製造装置は、前記バラン スウエイトを形成する板状の帯体が、渦巻状に巻回されており、これが帯体給送 手段により送り出されることを特徴とする。
【0014】
【考案の実施の形態】
(実施の形態1) 図1は本実施の形態1を示す正面図である。同図において、1はバランスウエ イトを形成する長尺な板状の帯体を示し、ロール状にコイリング(巻回)されて おり、繰り出機2に取り付けられて順次繰り出されるようになっている。この繰 り出機2は図1に示すような横載置式でも縦載置式でもよい。この帯体1は、鉛 などのバランスウエイトを形成する材料で形成される。
【0015】 また、機台3上には、帯体1を給送する帯体給送手段4、帯体1の長さを計測 でき、かつその計測長が設定値になったのを検知して出力する検知手段5、該検 知手段5の出力により前記設定長に切断する切断手段6が設けられる。
【0016】 前記帯体給送手段4は、本実施の形態ではモータ(図示せず)で駆動する対の 送りロール7、7で形成され、帯体1は対の送りロール7、7間を通過する際、 互に反対方向に回転する送りロール7、7で給送される。対の送りロール7、7 は、1対だけでなく複数であってもよい。本例では2対で示されている。 この帯体給送手段4は、帯体1の長さを計測し設定長になったのを検知する前 記検知手段5の出力で停止し、前記切断手段6の切断終了の信号で再起動する制 御手段(図示せず)を具備する。この繰り返しは、バランスウエイトを製造する 設定数だけ行われる。
【0017】 前記検知手段5は、帯体1の長さ(移動量)を計測でき、かつその計測長が設 定値になったのを検知して出力するもので、従来公知の手段が採用される。一例 としてセンサやロータリーエンコーダを挙げることができる。センサの場合は、 帯体1に凹凸や塗料などで所定間隔の識別子を設け、これをセンサで検知して計 測する方法である。この識別子は、一定間隔に設けてセンサで設定値に達する移 動量を測定しても、予め設定値に相当する個所に識別子を設け、これをセンサで 検知するようにしてもよい。ロータリーエンコーダの場合は、送りロールの回転 軸に設けたり、計測するローラの回転軸に設け、回転数から長さを計測するもの である。
【0018】 前記切断手段6は、前記検知手段5の設定長になった検知出力で作動し、帯体 1から設定長を切断するものである。
【0019】 前記帯体給送手段4、検知手段5および切断手段6には、従来公知の制御手段 が採用され、設定された入力情報に従って検知手段5が、帯体1の計測長が設定 値になったのを検知して出力し、この出力に基づいて帯体給送手段4の停止及び 切断手段6の作動を制御し、切断終了により再起動するように制御する。
【0020】 (実施の形態2) 図2は本実施の形態2を示す正面図であり、図1と同一符号は同一構成要素を 示すので、重複する説明は省略する。 本例は、帯体給送手段4が、帯体1を押えて押し出す構成である。この構成で は、帯体1の押し出す長さを設定長として押し出し、所定のバランスウエイトに 切断できる。また、本例によれば帯体の設定長の計測は、帯体1の移動量だけで なく帯体1の押し出し部材8の移動量からも検出できる。この押し出し部材8の 駆動は、モータやシリンダを例示できる。 なお、図2における符号9は、ガイドローラである。
【0021】 しかして、帯体1は厚さと幅が一定であるので、入力情報で切断する長さだけ 指示すれば、所望するウエイトのバランスウエイトを自由に製造できる。しかも 、前記入力情報は予めプログラムして制御手段に設定入力することができるので 、スイッチ1つで必要とするバランスウエイトが自動的に製造できる。
【0022】 なお、バランスウエイトを形成する長尺な板状の帯体は、裏面に接着剤(粘着 剤)、クッション材および剥離紙などを積層したものでもよい。
【0023】
【考案の効果】
以上詳細に説明した通り、本考案は、バランスウエイトを形成する長尺な板状 の帯体を給送する帯体給送手段と、該帯体の長さを計測でき、かつその計測長が 設定値になったのを検知して出力する検知手段または帯体が設定長だけ送出され たことを検知して出力する検知手段と、該帯体を該検知手段の出力により前記設 定長に切断する切断手段とを具備するので、バランスウエイトを形成する長尺な 板状の帯体を用意しておくだけで、必要に応じ所定重さのバランスウエイトを自 動的に製造することができる。 従って、従来のように単位重さの異なるものを種々用意する必要もなく経済的 であるし、低コストとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態1を示す正面図である。
【図2】本考案の実施の形態2を示す正面図である。
【図3】従来例を示し、(a)は斜視図、(b)は使用
状態を示す斜視図である。
【図4】他の従来例を示す斜視図である。
【図5】さらに他の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 バランスウエイトを形成する長尺な板状の帯体 2 繰り出機 4 帯体給送手段 5 検知手段 6 切断手段 7 押し出し部材

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バランスウエイトを形成する長尺な板状
    の帯体を給送する帯体給送手段と、該帯体の長さを計測
    でき、かつその計測長が設定値になったのを検知して出
    力する検知手段と、該帯体を該検知手段の出力により前
    記設定長に切断する切断手段と、を具備することを特徴
    とするバランスウエイトの製造装置。
  2. 【請求項2】 バランスウエイトを形成する長尺な板状
    の帯体を、設定長だけ給送する帯体給送手段と、前記帯
    体が設定長だけ送出されたことを検知して出力する検知
    手段と、該帯体を該検知手段の出力により前記設定長に
    切断する切断手段と、を具備することを特徴とするバラ
    ンスウエイトの製造装置。
  3. 【請求項3】 前記帯体給送手段は、帯体の長さを計測
    し設定長になったのを検知する前記検知手段の出力で停
    止し、前記切断手段の切断終了で再起動する制御手段を
    具備することを特徴とする請求項1または2に記載のバ
    ランスウエイトの製造装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、前記帯体給送手段側に
    設けられ、帯体給送手段の動きから帯体の長さを計測し
    設定長になったのを検知することを特徴とする請求項1
    または2に記載のバランスウエイトの製造装置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段は、帯体の移動量から帯体
    の長さを計測するように設けられ、帯体が設定長になっ
    たのを検知することを特徴とする請求項1または2に記
    載のバランスウエイトの製造装置
  6. 【請求項6】 前記バランスウエイトを形成する板状の
    帯体は、渦巻状に巻回されており、これが帯体給送手段
    により送り出されることを特徴とする請求項1、2、3
    または4に記載のバランスウエイトの製造装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010520971A (ja) * 2007-02-19 2010-06-17 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 車両安定化ウエイトを供給するための装置及び方法
US8807663B2 (en) 2011-03-08 2014-08-19 Plombco Inc. Overmolded wheel-balancing weight
JP2017501935A (ja) * 2014-01-08 2017-01-19 ヴェークマン アウトモーティブ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトWEGMANN automotive GmbH & Co. KG 手動操作されるバランスウェイトディスペンサ
US10288147B2 (en) 2002-07-15 2019-05-14 Plombco Inc. Vehicle wheel balance weights
JP2019528388A (ja) * 2016-07-29 2019-10-10 ソレタンシュ フレシネSoletanche Freyssinet バラストウエイトを製造するための改良された方法

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