JP3062000U

JP3062000U - 携帯電話器用ケ―ス

Info

Publication number: JP3062000U
Application number: JP1999001347U
Authority: JP
Inventors: 貴信谷山
Original assignee: シーオン株式会社
Priority date: 1999-03-09
Filing date: 1999-03-09
Publication date: 1999-09-28
Anticipated expiration: 2005-03-09

Abstract

(57)【要約】【課題】この考案は、携帯電話器用ケースの装飾を、
使用者が自由に選定できるようにすることを目的とした
ものである。【解決手段】電話器を収容する箱と、これに嵌装する
蓋とよりなるケースにおいて、箱のアンテナ孔又は接続
部に装飾体を取付けると共に、箱又は蓋の適所に装飾片
を着脱自在に貼着したことを特徴とする携帯電話器用ケ
ース。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、携帯電話器用ケースに形状・模様の異なるアクセサリーを着脱自在に取付け、多種多様のケース意匠を表現することを目的とした携帯電話器用ケースに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来携帯電話器用ケースに、キャラクターを表現したケースが知られていた（実用新案登録３０４１８２９号）。

【０００３】

【考案により解決しようとする課題】

前記従来のキャラクター付ケースは、キャラクターを替えることができないので、同一ケース（形状模様同一）を常時使用しなければならない問題点があった。

【０００４】然して前記キャラクターを着脱自在とすることにより、多種多様の意匠感を付与するのであるが、前記形状模様は与えられた形状模様であり、自己の好みにより多種、多様形状模様を作り、これを使用することに成功したのである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

この考案は、ケースの多様性と、アクセサリーの多様性を利用して多種多様の意匠の電話器用ケースを表現したものである。

【０００６】即ちこの考案は、電話器を収容する箱と、これに嵌装する蓋とよりなるケースにおいて、箱のアンテナ孔又は接続部に装飾体を取付けると共に、箱又は蓋の適所に装飾片を着脱自在に貼着したことを特徴とする携帯電話器用ケースであり、電話器を収容する箱と、これに嵌装する蓋とよりなるケースにおいて、蓋に、電話器のダイヤルキーを露出する為の窓を設け、該窓に開閉可能のカバーを取付け、該カバーに装飾片を着脱自在に貼着したことを特徴とする携帯電話器用ケースである。

【０００７】また他の考案は、電話器を収容する箱と、これに被冠する蓋板とからなるケースにおいて、前記ケースと箱と蓋板の一方又は両方に貼着し、又は取付けるアクセサリーとを組み合わせたことを特徴とする携帯電話器用ケースであり、電話器を収容する箱と、該箱を覆う蓋とよりなるケースにおいて、蓋に電話器のダイヤルキーを露出する為の窓を設け、該窓に開閉カバーを着脱自在に取付け、前記取付け用のカバーの複数個を、前記ケースに組み合わせたことを特徴とする携帯電話器用ケースである。更にアクセサリーの取付け手段を備えた電話器用ケースと、数種のアクセサリーセットとを組み合わせたことを特徴とする携帯電話器用ケースであり、アクセサリーの取付け手段を有し、形状・模様の異なる複数のケースに、複数のアクセサリーセットとを組み合わせたことを特徴とする携帯電話器用ケースである。

【０００８】また他の考案は、物品を取付ける為の取付手段を備えた電話器用ケースであって、前記物品は、アクセサリー、小物容器、袋その他の物としたことを特徴とする携帯電話器用ケースである。前記において、その他の物とは、例えばノートパソコン、計算器など、電話器より大きな物に取付ける場合にも使用する。

【０００９】前記各考案は、何れも多様性のあるケースの装飾を自ら決定し、多様性のある使用ができるようにしたものである。その為に、ケースの取替え、装飾片の着脱、ケースの一部着脱などが容易にできる構造（組合せ）を採用した。

【００１０】

【考案の実施の形態】

この考案は、箱と蓋とよりなる携帯電話器用ケースに、アクセサリーを着脱できるようにすることを基本とし、ケースの一部を着脱し、又はアクセサリーの類種をセットするなど、使用者の意志により異なる色彩、形状、模様のケースが構成できるようにしたものである。実用的には、使用者の好みによるが、服装によりケースのアクセサリーを替え、恰もケースが服飾の一部のような使い方もできる構造としたものである。

【００１１】

【実施例１】この考案の実施例を図１、２に基づいて説明する。携帯用の電話器１のアンテナ孔に接続する為にねじ管３（ベース）の基端部を、ケース２のねじ管孔４に挿通して固定し、前記ねじ管３に装飾体５、５ａ、５ｂなどを取付ける。

【００１２】またケース２の一側上部へ、環体６を取付け、環体６へフック７を介して、装飾物８（棒状、キャラクター、ビーズ条など）を取付けたものである。またケース２の箱２ａの裏面には、装飾片９、１０を貼着したものである。図中１８は窓、２３はケースの掛止条、２４はダイヤルキー孔、２５はスピーカー孔、２６はマイク孔である。

【００１３】前記実施例において、装飾体５、装飾物８及び装飾片９、１０は自由に取替えることができる。例えば図４のように、台紙１５へ装飾物８、装飾片９、１０、１１、１２などをセットしておいて、任意に剥して貼り替えるようにすることもできる。前記装飾物８、装飾片９、１０、１１、１２及び装飾体５、５ａ、５ｂ、５ｃ、５ｄ、５ｅなどを小物袋３０に入れ、ケース２とセットして販売し、又は装飾物８及び装飾片９、１０、１１、１２を使用者に選定させて個別販売することもできる（図５（ａ）、（ｂ））。

【００１４】次に図３の実施例は、ケース１３の蓋１３ａに、電話器のダイヤルキーを露出する為に窓１９を設けたものであって、装飾物８などの取付けは図１、２の実施例と同一である。

【００１５】

【実施例２】次に他の実施例を図６に基づいて説明する。図６はケース２０を、蓋２０ａと箱２０ｂの一側ピン１６で回転自在に取付け、蓋２０ａには、携帯用の電話器１の表示部１７と、ダイヤルキー１４に夫々対応して、窓１８を設け、窓１９にはカバー２１をピン２２により回転自在に取付け、前記カバー２１に装飾片１０を着脱自在に貼着したもので、図中２７は箱と蓋の掛止条、２８はアンテナ２９の保持部である。

【００１６】前記実施例において、ダイヤルキー１４を操作する場合には、前記カバーを開くようになっており、電話器１を使用しない場合には、カバーを閉じるので、装飾片２２がケースと一体的になっている。

【００１７】

【実施例３】この考案の他の実施例を図７に基づいて説明する。ケース２の一側へ取付けた環体６へ、フック７を介して小物袋３０を取付けたもので、小物袋３０内には、装飾体５、５ａ、５ｂ、５ｃ、５ｄ、５ｅ、装飾物８及び装飾片９、１０、１１、１２などが入れてあり、ファスナー３１を開いて内容物を取出すことができる。

【００１８】前記ケース２の環体６は、例えばノートパソコン、計算器（図示してない）などに取付ける際にも使用することができる。即ち小物袋３０などはフック７を介して取付け、電話器より大きい物品に対しては、電話器を取付けるように使用することもできる。前記以外の構造及び各部名称は実施例１と同一である。

【００１９】

【考案の効果】

この考案によれば、ケースへ装飾物、装飾片を着脱自在に取付け得るようにしたので、恰も電話器の意匠を変化させたような、異なる電話器のような外観となり、恰も服飾のように好みに従って選定し得る効果がある。またケース入り電話器を他の物品に取付けることもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の実施例の表面側からの斜視図。

【図２】同じく裏面側からの斜視図。

【図３】同じく他の実施例の斜視図。

【図４】同じく装飾片の実施例の説明図。

【図５】（ａ）同じく装飾体の実施例の斜視図。（ｂ）同じく装飾体の例示部品図。

【図６】同じくこの考案の他の実施例（電話器収容）の
ケースを開いた斜視図。

【図７】同じくケースに小物袋を取付けた実施例の斜視
図。

【符号の説明】

１電話器２、１３、２０ケース３ねじ管４ねじ管孔５、５ａ、５ｂ、５ｃ、５ｄ、５ｅ装飾体６環体７フック８、装飾物９、１０、１１、１２装飾片１３ａ、２０ａ蓋１４ダイヤルキー１５台紙１６、２２ピン１７表示部１８、１９窓２０ｂ箱２１カバー２３ケースの掛止条２４ダイヤルキー孔２５スピーカー孔２６マイク孔２７箱と蓋の掛止条２８保持部２９アンテナ３０小物袋３１ファスナー

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】電話器を収容する箱と、これに嵌装する
蓋とよりなるケースにおいて、箱のアンテナ孔又は接続
部に装飾体を取付けると共に、箱又は蓋の適所に装飾片
を着脱自在に貼着したことを特徴とする携帯電話器用ケ
ース。
【請求項２】電話器を収容する箱と、これに嵌装する
蓋とよりなるケースにおいて、蓋に、電話器のダイヤル
キーを露出する為の窓を設け、該窓に開閉可能のカバー
を取付け、該カバーに装飾片を着脱自在に貼着したこと
を特徴とする携帯電話器用ケース。
【請求項３】電話器を収容する箱と、これに被冠する
蓋板とからなるケースにおいて、前記ケースと箱と蓋板
の一方又は両方に貼着し、又は取付けるアクセサリーと
を組み合わせたことを特徴とする携帯電話器用ケース。
【請求項４】電話器を収容する箱と、該箱を覆う蓋と
よりなるケースにおいて、蓋に電話器のダイヤルキーを
露出する為の窓を設け、該窓に開閉カバーを着脱自在に
取付け、前記取付け用のカバーの複数個を、前記ケース
に組み合わせたことを特徴とする携帯電話器用ケース。
【請求項５】アクセサリーの取付け手段を備えた電話
器用ケースと、数種のアクセサリーセットとを組み合わ
せたことを特徴とする携帯電話器用ケース。
【請求項６】アクセサリーの取付け手段を有し、形状
・模様の異なる複数のケースに、複数のアクセサリーセ
ットとを組み合わせたことを特徴とする携帯電話器用ケ
ース。
【請求項７】物品を取付ける為の取付手段を備えた電
話器用ケースであって、前記物品は、アクセサリー、小
物容器、袋その他の物としたことを特徴とする携帯電話
器用ケース。