JP3061983U - オゾン循環式殺菌装置 - Google Patents
オゾン循環式殺菌装置Info
- Publication number
- JP3061983U JP3061983U JP1999002440U JP244099U JP3061983U JP 3061983 U JP3061983 U JP 3061983U JP 1999002440 U JP1999002440 U JP 1999002440U JP 244099 U JP244099 U JP 244099U JP 3061983 U JP3061983 U JP 3061983U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ozone
- hand
- cylinder
- circulation type
- type sterilizer
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この考案はオゾンを密閉された容器内で循環
させることによって、手に付着している微生物を殺菌す
るオゾン循環式殺菌装置に関するものである。 【解決手段】 筒（１）（密閉された容器）の内部に、
オゾン発生器（２）及び送風機（８）を設けることによ
りオゾンを循環させ、開口部より挿入した手の微生物を
殺菌する。
させることによって、手に付着している微生物を殺菌す
るオゾン循環式殺菌装置に関するものである。 【解決手段】 筒（１）（密閉された容器）の内部に、
オゾン発生器（２）及び送風機（８）を設けることによ
りオゾンを循環させ、開口部より挿入した手の微生物を
殺菌する。
Description
【０００１】
この考案は、オゾンが循環している筒中へ手を差し入れることにより、手に付着 している微生物を殺菌する装置に関するものである。
【０００２】
従来のオゾン殺菌装置による手の殺菌方法は、大気中に設置されたオゾン発生器 により、放出されるオゾンを手に直接吹き付けるものであった。しかしこの方法 は、手に吹き付け接触する以外のオゾンは、全て空気中へ発散させるものである 。一般的にオゾンは０．６ｐｐｍ以上空気中に存在すると、人体の健康を害する ものとされている。従ってこの方式は健康を著しく害する恐れがある。一方、吹 き付けるオゾンの濃度を、空気中でのオゾンの作業環境基準である０．１ｐｐｍ に設定すると、殺菌効果が減少する欠点がある。またオゾンを用いた殺菌方法と して、作業現場ではオゾン水に手を浸漬させた後、ティッシュでふき取るという 方法も採用されているが、作業員が多い場合、乾燥の為の場所を要すること、テ ィッシュの無駄が多いという問題点があった。
【０００３】
本考案はその欠点を除いて、健康に害がなくかつティッシュ使用の無駄のないオ ゾン殺菌装置を開発しようとするものである。すなわち密閉状又は開放状の筒中 において、オゾンを循環させその循環しているオゾンガス雰囲気の中へ、手を差 し入れることにより、手に付着している微生物を殺菌するものである。
【０００４】
筒（１）内へオゾン発生器（２〉及び送風機（３）を設置する。場合によっては オゾンセンサー（４）、塵埃除去フィルター（５）及び紫外線ランプ〈７）を同 じ筒内へ設置する。オゾン発生器は通常の市販の機能を有する機種（１００Ｖ、 １５Ｗ、オゾン発生量０．５ｇ程度／時間）で十分である。送風機は風速１〜２ ｍ／秒程度のものでよい。オゾンセンサーは筒内を循環するオゾンを、適正な濃 度に保持するための測定装置である。このオゾンセンサーによりオゾン濃度が一 定となるように、制御装置を組み込んだオゾン発生器と連動している。塵埃除去 フィルターは手を筒内へ差し入れた時、ゴミ等を濾過するためのものである。
【０００５】 開口部に設けたひさし（６）はオゾンが筒内を循環する場合、外 部へ漏れることを防ぐためのものである。すなわち手を挿入する近辺のオゾンは 、送風器により筒上部へ風圧が掛かっているため、オゾンが筒外へ漏れることは 少ないが、このひさしを設けることにより、この漏れをさらに減少せしめるもの である。紫外線ランプ（７〉は、オゾンを循環しない休憩時に点灯しておくもの である。
【０００６】次に図２において説明する。このオゾン殺菌装置は、図１に示した オゾンの一部を、触媒を通して大気中へ開放するものである。
【０００７】 まず図１に示した筒の上部へ触媒含有フィルター（８〉を設ける 。この触媒含有フィルターは、オゾンを分解する二酸化マンガン、白金黒粉末等 を含むものである。
【０００８】 排気口（９）は（８）触媒含有フィルターにより分解されたオゾ ンを、大気中へ放出する口である。
【０００９】 また塵挨除去フィルターを付帯した吸気口（１０）の空気吸い込 み口を設ける。図２の殺菌装置は、以上の機能を備えているため図１に示した殺 菌装置よりも、吸気口（１０）の設置により呼気の積極的な導入を図っているこ とから、オゾンの高い濃度のものが得られる特徴がある。
【００１０】
本考案は以上の機能を備えるため、開口部へ手を挿入することにより、送風機よ り送られるオゾンで、手に付着している有害微生物を殺菌することができる。さ らに送風機（３）が除湿機能を備えたものであれば、手が濡れていた場合に、乾 燥することができるので一層有効的である。
【００１１】 なお本考案の実施に当たって次の如きことができる。 開口部を筒の周囲に広げることにより、複数の人が手を差し入れることができる ことから、二人以上の手の殺菌が同時にできる。
【００１２】
本考案は以上のような構成であるので、筒の開口部に手を差し入れることにより 、筒外へオゾンを発散させることなく、効果的に殺菌することができる。さらに 外気へオゾンが漏れないため、効果的な高濃度のオゾン量を循環させることがで きる。
【図１】本考案の密閉状のオゾン循環式殺菌装置の側面
図
図
【図２】本考案の開放状のオゾン殺菌装置の側面図
【符号の説明】 （１）筒 （２）オゾン発生器 （３）送風機 （４）オゾンセンサ （５）塵埃除去フィルター （６）ひさし （７）紫外線ランプ （８）触媒含有フィルター （９）排気口 （１０）吸気口
Claims (2)
- 【請求項１】開口部を設けた密閉状又は開放状の筒の、
内部にオゾン発生器及び送風機を設けたオゾン循環式殺
菌装置。 - 【請求項２】開口部にひさしを設けた実用新案登録請求
の範囲第１項記載のオゾン循環式殺菌装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1999002440U JP3061983U (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | オゾン循環式殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1999002440U JP3061983U (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | オゾン循環式殺菌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3061983U true JP3061983U (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=43195738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1999002440U Expired - Lifetime JP3061983U (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | オゾン循環式殺菌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3061983U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011147718A (ja) * | 2010-01-25 | 2011-08-04 | Uehara-Otec Kenkyusho:Kk | 洗浄装置 |
| JP2012517867A (ja) * | 2009-02-17 | 2012-08-09 | マックス プランク ゲゼルシャフト ツゥアー フェデルゥン デル ヴィッセンシャフテン エー フォー | 非熱プラズマで患者の身体部分を治療するための装置 |
-
1999
- 1999-03-08 JP JP1999002440U patent/JP3061983U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012517867A (ja) * | 2009-02-17 | 2012-08-09 | マックス プランク ゲゼルシャフト ツゥアー フェデルゥン デル ヴィッセンシャフテン エー フォー | 非熱プラズマで患者の身体部分を治療するための装置 |
| JP2011147718A (ja) * | 2010-01-25 | 2011-08-04 | Uehara-Otec Kenkyusho:Kk | 洗浄装置 |
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