JP3061958U - 内燃機関の点火コイルを点火プラグに接続する高圧ジョイント - Google Patents

内燃機関の点火コイルを点火プラグに接続する高圧ジョイント

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JP3061958U
JP3061958U JP1999001297U JP129799U JP3061958U JP 3061958 U JP3061958 U JP 3061958U JP 1999001297 U JP1999001297 U JP 1999001297U JP 129799 U JP129799 U JP 129799U JP 3061958 U JP3061958 U JP 3061958U
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plug
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ignition coil
plug hole
combustion engine
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Inventor
正郎 谷脇
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阪神エレクトリック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】プラグホール内の内圧が高まったときは、空気
を外に放出し、常時はプラグホールを閉じ、水がプラグ
ホールに逆入するのを防止する内燃機関の点火コイルを
点火プラグに接続する高圧ジョイントを提供する。 【解決手段】点火プラグ12を取り付けたプラグホール
14の上端部内周に弾力的に突入すると共に、点火コイ
ル10の高圧端子5を有する高圧筒部4を内周に弾力的
に保持する中空筒部23と、前記プラグホールの上端開
口の回りに弾力的に接触して上端開口を密閉するシール
鍔25とを一体に備えた上部ソケット22であって、該
上部ソケットのシール鍔にはプラグホールの内部を外気
に連通する通気孔29が開設された内燃機関の点火コイ
ルを点火プラグに接続する高圧ジョイントを構成し、上
記通気孔に常時は閉じ、プラグホール内の内圧が高まる
と内圧の高まりによって開き、プラグホール内の空気を
外に放出する逆止弁30を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、自動車のエンジン等の内燃機関の気筒毎に設けられたプラグホー ルの底の点火プラグに、該プラグホールの上端開口部に固定した点火コイルから 、高電圧を供給し、点火プラグに火花放電を生じさせるために点火コイルと点火 プラグを電気的に接続する高圧ジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平6−58237号公報には、底に点火プラグを取り付けた内燃機関のプ ラグホールの上端部内周に弾力的に突入すると共に、点火コイルの高圧端子を有 する高圧筒部を内周に弾力的に保持する中空筒部と、該中空筒部の回りから張出 し、前記プラグホールの開口の回りに弾力的に接触して上記プラグホールの上端 開口を密閉するシール鍔とを一体に備えた上部ソケット、前記プラグホールの底 に取付けられた点火プラグの頂部端子を有する上部に弾力的に被さる下部ソケッ ト、前記上部ソケットと下部ソケットとを連結する中継筒からなる絶縁外装材と 、該絶縁外装材中に上下方向に支持され、点火コイルの高圧端子と点火プラグの 頂部端子とを電気的に接続する導電部材とからなる内燃機関の点火コイルを点火 プラグに接続する高圧ジョイントが開示されている。この公知の高圧ジョイント は、中空筒部の回りから張出し、プラグホールの上端開口の回りに弾力的に接触 してプラグホールの上端開口を密閉するシール鍔に上下方向に通気孔を貫通して 開設し、プラグホール内の空気の内圧上昇時に、プラグホール内の余剰空気を上 記通気孔を経て外部に排出するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記シール鍔に上下方向に開設された通気孔の上端は常時開放しているため、 水がエンジンルームの中に侵入し、水位が通気孔の上端よりも上になると、水が 通気孔に上端から逆入してプラグホール内に侵入し、これにより点火プラグの点 火不良が生じ、エンジンの性能を低下させる虞れがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述した問題点を解消するために開発されたもので、底に点火プラ グを取り付けた内燃機関のプラグホールの上端部内周に弾力的に突入すると共に 、点火コイルの高圧端子を有する高圧筒部を内周に弾力的に保持する中空筒部と 、該中空筒部の回りから張出し、前記プラグホールの上端開口の回りに弾力的に 接触して上記プラグホールの上端開口を密閉するシール鍔とを一体に有する上部 ソケット、及び前記プラグホールの底に取付けられた点火プラグの頂部端子を有 する上部に弾力的に被さる下部ソケットを備えた絶縁外装材と、該絶縁外装材中 に上下方向に支持され、点火コイルの高圧端子と点火プラグの頂部端子とを電気 的に接続する導電部材とからなり、前記上部ソケットのシール鍔にはプラグホー ルの内部を外気に連通する通気孔が開設された内燃機関の点火コイルを点火プラ グに接続する高圧ジョイントにおいて、上記通気孔に、常時は閉じ、プラグホー ル内の内圧が高まると、内圧の高まりによって開き、プラグホール内の空気を外 に放出する逆止弁を設けたことを特徴とする。
【0005】 上記逆止弁は、通気孔に設けられた下部の小径孔部、及びそれよりも上の大径 孔部と、該小径孔部と大径孔部の境界に形成された弁座と、直径が前記小径孔部 よりは大、大径孔部よりは小で、上記弁座の上に自重で受止められ、プラグホー ル内の内圧の高まりによって弁座から上に離される弁体で構成することができる 。叉、逆止弁は、通気孔の上端を塞ぐ弾性片と、該弾性片に形成されて常時は閉 じ、プラグホール内の内圧の高まりによって開く切れ目とで構成してもよい。
【0006】
【考案の実施の形態】
図示の各実施形態において、10は点火コイルで、1は1次コイル、2は上記 1次コイルと同心状に嵌合した2次コイル、3は合成樹脂などで形成した有底の 絶縁ケースを示し、ケースは底に1次コイルのボビンの一端部で塞がれる開口を 有する。絶縁ケースの一方の側壁からは高圧筒部4が突出し、筒内には高圧端子 5が取付けてある。又、側壁の他方には1次端子座6を設け、ここに1次端子7 が取付けてある。同心状に嵌合している1次コイルと2次コイルを絶縁ケース内 の底の上に立て、内側の1次コイルのボビンの一端部で底の開口を塞ぎ、2次コ イルの巻線の巻終り端部を高圧端子に、1次コイルの巻線を1次端子7に夫々接 続し、絶縁ケース内に熱硬化性絶縁樹脂、例えばエポキシ樹脂を真空注型して充 填し、その固化した絶縁樹脂層8により絶縁ケース内に1次、2次両コイルを、 高圧筒部4内に高圧端子5を夫々固定すると共に、2次コイルに派生する高電圧 を絶縁する。そして、コ字形、J形等の閉磁路を構成する一対の鉄心9、9の内 部脚を1次コイルのボビンの内周に各端部から挿入して当接状態に接着などで固 定すると共に、両鉄心の外側脚9a,9aを絶縁ケースの外で直接突き合わせる か、永久磁石を介して突き合わせ、接着、溶接などで固定し、こうして図示の点 火コイル10は組立てられる。
【0007】 内燃機関のシリンダヘッド11には、各気筒ごとに底に点火プラグ12を取付 けたプラグホール14が気筒毎に設けてある。そして、上記図示の点火コイル1 0は絶縁ケースの外に対の鉄心9,9の各端部9’,9’が突出するので、これ を利用してプラグホールの直上に点火コイルを固定するため、シリンダヘッドに はプラグホールの上端開口の左右に支持台15,15が立設してある。従って、 点火コイルの高圧筒部を下に向けてプラグホールの上端部の中心に浅く突入させ 、鉄心の各端部9’,9’を支持台15,15に載せ、各端部から支持台15に かけて上からねじ16,16をねじ込んで鉄心の端部上に締付けることにより点 火コイル10をプラグホールの直上に固定することができる。尚、鉄心の各端部 9’とは鉄心の外側脚と内側脚との連結部である。
【0008】 20は点火コイルの1次コイルに流れる電流を遮断したときに2次コイルを介 して高圧端子5に発生する高電圧をプラグホールの奥に取付けられた点火プラグ 12の頂部端子13に導く高圧ジョイントで、プラグホール14の上部内周に弾 力的に突入すると共に、点火コイルの高圧筒部4を内周に弾力的に保持する中空 筒部23と、該中空筒部の回りから張出し、プラグホールの上端開口の回りのシ リンダーヘッドの周縁部に弾力的に接触してプラグホールの上端開口を密閉する シール鍔25とを一体に備えた上部ソケット22、プラグホールの底に取付けら れた点火プラグの頂部端子13を有する上部に弾力的に被さる下部ソケット26 、上記上部ソケット22と下部ソケット26とを連結する中継筒27からなる絶 縁外装材21と、上記外装材中に上下方向に支持され、点火コイルの高圧端子5 と、点火プラグの頂部端子13とを電気的に接続する導電部材28、例えば金属 コイルスプリングとから構成されている。
【0009】 上部ソケット22,下部ソケット26は合成ゴム、弾性に富む合成樹脂で成形 し、中継筒27は通常の合成樹脂で成形する。そして、中継筒の上下の各端部は 、上部ソケット及び下部ソケットの内周に嵌めた後、内周の外に同心状に設けた 環状溝に挿入し、接着などにより固定し、高圧ジョイントを組立てる。尚、プラ グホールが浅い場合は中継筒を省略し、上部ソケットと下部ソケットとを一体に 成形して絶縁外装材にすることもある。
【0010】 上部ソケットの中空筒部23の外周には上下方向の縦溝を下に、その上に縦溝 と連通した孔を設け、中空筒部をプラグホールの上端部に上から弾力的に突入さ せたとき、上記縦溝と孔によってプラグホールの上端部内周との間に上下方向の 間隙24が形成されるようにする。そして、シール鍔25には上記間隙24と連 通する上下方向に貫通した通気孔29を開設し、この通気孔29に常時は閉じ、 プラグホール14の内圧が高まると、内圧の高まりによって開き、プラグホール 内の空気を外に放出する逆止弁30を設ける。
【0011】 従って、高圧ジョイント20の上部ソケット22を点火コイルの高圧筒部に嵌 めて導電部材28の上端を高圧端子5に接続させて高圧ジョイントを点火コイル に取付け、下部ソケット26からプラグホールに上から挿入し、下部ソケットを 点火プラグの上部に弾性的に被せて点火プラグの頂部端子13に高圧ジョイント の導電部材28の下端部を接触させる際に上部ソケットの中空筒部23をプラグ ホールの上端部内周に押し込み、且つシール鍔25をプラグホールの上端開口の 回りに接触させてプラグホールの上端開口を密閉するときにプラグホール内の空 気は圧縮されて内圧を高め、余剰の空気は間隙24から通気孔29に下から入り 、逆止弁30を押し開いてシール鍔25の上方の外に排出する。叉、内燃機関の 運転によりプラグホール内の空気が熱膨張して内圧が高まると、同様に空気は間 隙24から通気孔29に下から入り、逆止弁30を押し開いてシール鍔25の上 方の外に逃出する。それから点火コイル10を支持台15、15上にねじで固定 する。
【0012】 プラグホール内の内圧が高くないとき、逆止弁30は常時、閉じているので、 内燃機関が水に浸り、水位がシール鍔25の通気孔29の上端より上になっても 、逆止弁30で阻止されて水はプラグホール内に侵入しない。従って、点火プラ グの点火不良は生じない。
【0013】 図1の実施形態の逆止弁30は、通気孔29に設けられた下部の小径孔部29 a、及びそれよりも上の大径孔部29bと、該小径孔部と大径孔部の境界に形成 された弁座31と、直径が前記小径孔部29aよりは大、大径孔部29bよりは 小で、上記弁座31の上に自重で受止められて小径孔部29aを閉じ、プラグホ ール内の内圧の高まりによって弁座から上に離れ、小径孔部を開く弁体32とか らなる。弁体32は図示するように球形でもよいが、小径孔部29aより細く、 小径孔部中に上から浅く突入する下向きの中心脚を一体に備えたキノコ形でもよ い。又、弁体32が大径孔部29bの上端から外に脱出するのを防ぐため、大径 孔部の上端部内周には弁体の脱出を阻止する筒形ストッパ33を取付けておくこ とが好ましい。
【0014】 上記逆止弁30によりプラグホール内の内圧が高まると、空気は弁体32を弁 座31から上に離し、弁座31から弁体32の外周と通気孔の大径部29bの内 周との間の隙間を通って通気孔の上端から外に逃出する(図1の(B))。プラ グホール内の圧力が大気圧に等しくなると、弁体32は弁座31の上に落下して 弁座を上から防ぎ、プラグホール内への水の侵入を阻止する(図1の(A))。 通気孔29の上端は上部ソケットの上面に盛り上げた半球ドーム形の部分22’ の中央に開口させ、水が通気孔に逆入するのをなるべく防止することが好ましい 。
【0015】 図2の実施形態の逆止弁30は、通気孔29の上端を塞ぐ弾性片34と、該弾 性片に形成されて常時は閉じ、プラグホール内の内圧の高まりによって空気で押 し開かれる切れ目35とからなる。 弾性片34は上部ソケットと一体に形成してもよいし、別体に成形して通気孔 の上端を塞ぐように上部ソケットの上面に接着などで固定してもよい。又、切れ 目35は十字形に形成すると水の重さで下向きに開く可能性があるので、図示の ように、通気孔の直径方向の一文字形に形成することが好ましい。
【0016】 上記逆止弁30によりプラグホール内の内圧が高まると、空気は弾性片34を 押し上げ、これによって切れ目35は開くので、開いた切れ目35を通って外に 逃出する(図2の(C))。プラグホール内の圧力が大気圧に等しくなると、弾 性片34は弾性復元し、これに伴い切れ目は閉じ、プラグホール内への水の侵入 を阻止する(図2の(A))。この実施形態の場合も通気孔の上端の弾性片34 は半球状のドーム形にして上部ソケットの上面から盛り上げ、水が外から切れ目 35を開きにくくし、プラグホール内への水の逆入を防止することが好ましい。
【0017】 以上、本考案を図示の実施形態を参照して説明したが、本考案はこれらの実施 形態に限定されるものではない。例えば、特開平10−223463号公報に開 示されているように、点火コイルは、環状などの無端鉄心と、該無端鉄心が囲む 内部を直径方向に横切って両端を無端鉄心に接続した中央鉄心とからなる閉磁路 鉄心と、上記閉磁路鉄心を水平に収め、底からは高圧端子を内周に取付けた高圧 筒部が下向きに突出し、内部に熱硬化性絶縁樹脂が注型、充填された絶縁ケース とを備え、エンジンのシリンダヘッドのプラグホール上に位置して固定されたロ ッカーカバーの凹部の内部に、上記高圧筒部を下に向けて支持されるものでもよ いと共に、高圧ジョイントの上部ソケットは、上記下向きの高圧筒部を内周に弾 力的に保持すると共に、エンジンのプラグホールに上から連通するロッカーカバ ーの環状の底の回りから突出する下向きの環状筒部の内周に接触する中空筒部と 、該中空筒部の回りから張り出し、ロッカーカバーの環状の底の回りから隆起す る環状隆起部に上から接触してロッカーカバーの環状の底を密閉するシール鍔と を備えたものであってもよく、いずれにしても本考案の実用新案登録請求の範囲 に記載された技術思想に則った枠内で設計を変えて実施することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上で明らかなように、本考案によれば高圧ジョイントの、プラグホールの上 端開口を密閉するシール鍔にプラグホールの内部を外気に連通する通気孔を開設 し、この通気孔に、常時は閉じ、プラグホール内の内圧が高まると、内圧の高ま りによって開き、プラグホール内の空気を外に放出する逆止弁を設けてあるので 、高圧ジョイントをプラグホール内に挿入する際に、プラグホール内の空気が圧 縮されて内圧が高まった際や、内燃機関の運転に伴うプラグホール内の空気の熱 膨張により内圧が高まった際は逆止弁が開き、プラグホール内の余剰の空気を外 に放出できる。そして、逆止弁は常時は閉じているので、水は通気孔から逆入し ようとしても、逆止弁で阻止される。従って、プラグホール内に水が侵入して点 火プラグが点火不良を起す虞を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案の高圧ジョイントの一例の要部
を拡大して示した使用状態の一例を示す断面図、(B)
は同上の逆止弁が開いた状態を示す拡大断面図。
【図2】(A)は本考案の高圧ジョイントの他の一例
の、要部を拡大して示した使用状態の一例を示す断面
図、(B)は同上のシール鍔の平面図、(C)は同上の
逆止弁が開いた状態を示す拡大断面図。
【符号の説明】
10 点火コイル 11 シリンダヘッド 12 点火プラグ 13 点火プラグの頂部端子 14 プラグホール 20 高圧ジョイント 21 高圧ジョイントの絶縁外装材 22 絶縁外装材の上部ソケット 23 上部ソケットの中空筒部 24 プラグホールと中空筒部との間隙 25 上部ソケットのシール鍔 26 絶縁外装材の下部ソケット 28 高圧ジョイントの導電部材 29 シール鍔の通気孔 30 通気孔に設けた逆止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01F 31/00 501P 501G

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底に点火プラグを取り付けた内燃機関の
    プラグホールの上端部内周に弾力的に突入すると共に、
    点火コイルの高圧端子を有する高圧筒部を内周に弾力的
    に保持する中空筒部と、該中空筒部の回りから張出し、
    前記プラグホールの上端開口の回りに弾力的に接触して
    上記プラグホールの上端開口を密閉するシール鍔とを一
    体に有する上部ソケット、及び前記プラグホールの底に
    取付けられた点火プラグの頂部端子を有する上部に弾力
    的に被さる下部ソケットを備えた絶縁外装材と、該絶縁
    外装材中に上下方向に支持され、点火コイルの高圧端子
    と点火プラグの頂部端子とを電気的に接続する導電部材
    とからなり、前記上部ソケットのシール鍔にはプラグホ
    ールの内部を外気に連通する通気孔が開設された内燃機
    関の点火コイルを点火プラグに接続する高圧ジョイント
    において、上記通気孔に、常時は閉じ、プラグホール内
    の内圧が高まると、内圧の高まりによって開き、プラグ
    ホール内の空気を外に放出する逆止弁を設けたことを特
    徴とする内燃機関の点火コイルを点火プラグに接続する
    高圧ジョイント。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の内燃機関の点火コイル
    を点火プラグに接続する高圧ジョイントにおいて、逆止
    弁は、通気孔に設けられた下部の小径孔部、及びそれよ
    りも上の大径孔部と、該小径孔部と大径孔部の境界に形
    成された弁座と、直径が前記小径孔部よりは大、大径孔
    部よりは小で、上記弁座の上に自重で受止められ、プラ
    グホール内の内圧の高まりによって弁座から上に離され
    る弁体とからなることを特徴とする内燃機関の点火コイ
    ルを点火プラグに接続する高圧ジョイント。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の内燃機関の点火コイル
    を点火プラグに接続する高圧ジョイントにおいて、逆止
    弁は、通気孔の上端を塞ぐ弾性片と、該弾性片に形成さ
    れて常時は閉じ、プラグホール内の内圧の高まりによっ
    て開く切れ目とからなることを特徴とする内燃機関の点
    火コイルを点火プラグに接続する高圧ジョイント。
JP1999001297U 1999-03-08 1999-03-08 内燃機関の点火コイルを点火プラグに接続する高圧ジョイント Expired - Lifetime JP3061958U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0545733U (ja) * 1991-11-20 1993-06-18 カシオ電子工業株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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