JP3061807U - 化粧コ―ナ―保護材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物内部及び外部の９０度のコーナー部分、
ドア枠、窓枠、家具等の９０度の壁のコーナー部分等に
ついて、シリコン樹脂ないし塩化ビニール製の半円の棒
の内側を９０度に削った掘削部（１）を、接着剤によっ
て、コーナー部分に取り付けることによって、コーナー
部分を保護し、シリコン樹脂ないし塩化ビニール製の素
材を生かした半円部（２）によって美観を保持できるよ
うにする。 【構成】 建物内部及び外部の９０度のコーナー部分、
ドア枠、窓枠、家具等の９０度のコーナー部分等につい
て、シリコン樹脂ないし塩化ビニール製の半円の棒の内
側を９０度に削り、その掘削部（１）を接着剤によっ
て、コーナー部分に取り付けることによって、コーナー
部分を保護し、シリコン樹脂ないし塩化ビニール製の素
材を生かした半円部（２）の模様等により化粧を施し美
観を保持する建築資材

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が解決しようとする課題】

従来、建物内部及び外部の、９０度の壁のコーナー部分、ドア枠、窓枠、家具 等の９０度のコーナー部分等について、Ｌ字型のアルミニュームや塩化ビニール 製の資材を、クギ、ネジクギ、接着剤等によってとりつける建築方法がとられて いたが、これらは、人や物がぶっかることによって、容易に破損するという問題 点があった。

【０００２】 とりわけ、建物内装において、９０度の壁のコーナー部分について、従来製の Ｌ字型のアルミニュームや塩化ビニール等によるコーナー処理によっては、人や 物の衝突によって、容易に破損して、醜い様相を呈したり、破損した部材や、ク ギ等が出て来て、通行する人の服を破るなどの欠陥が問題となっていた。

【０００３】

【従来の技術】

従来製のＬ字型のアルミニュームや塩化ビニール等によるコーナー部材につい ては、主として、クギ、ネジクギ、接着剤によって、固定するという方法がとら れていたが、クギやネジクギがゆるんで出てきたり、また、もともと、衝撃に弱 い薄いＬ字型であるため、人や物の衝突によって、容易に破損したり、コーナー 自体を保護するについて充分ではない。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

シリコン樹脂ないし塩化ビニール製の半円の棒の内側を９０度に削って、掘削 部（１）を接着剤によって、コーナー部分に取り付ける化粧コーナー保護材を用 いることによって、万一、人や物がぶっかっても破損することが少なく、クギ、 ネジクギがゆるんで出てきたり、素材が薄いため接着剤が容易に剥がれる欠点を 除去し、また、シリコン樹脂ないし塩化ビニール製であるため、素材を生かして 半円部（２）に木目などの模様もつけることも可能であり、さらに、素材の柔軟 性から、一応９０度とはいえ、８０度から１００度程度の微妙なコーナー角度に もなじみ、美観を保持して、容易にコーナー保護材の目的を達成できるようにし た。

【０００５】

【考案の効果】

建物の内部・外部の９０度のコーナー部分、ドア枠、窓枠、家具等の９０度の コーナー部分に掘削部（１）を接着剤でとりつけることにより、人や物の衝突等 からコーナー部分を保護することができる。

【０００６】 また、とりつけた後、従来のコーナー部材の、クギ、ネジクギが緩んでくると か、素材が薄いため接着剤が剥がれやすいといった、欠陥を除去できる。

【０００７】 さらに、本件化粧コーナー保護材の半円部（２）は、シリコン樹脂ないし塩化 ビニールを素材に用いることによって、木目などの模様が出しやすく、建物内部 ・外部の９０度のコーナー部分、ドア枠、窓枠、家具等の９０度のコーナー部分 の美観を保った仕上がりを保持することが、可能となる。

【０００８】 なお、掘削部（１）は、９０度であるが、シリコン樹脂ないし塩化ビニール製 であるため、実際には、８０度から１００度程度までのコーナーの曲がりにも十 分対応できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】化粧コーナー保護材の斜視図

【図２】化粧コーナー保護材の底面図

【図３】化粧コーナー保護材の側面図

【図４】化粧コーナー保護材をとりつけた実施図

【符号の説明】

１ 掘削部 ２ 半円部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 建物内部及び外部の９０度の壁のコーナ
   ー部分、あるいは、ドア枠、窓枠、家具等の９０度のコ
   ーナー部分について、シリコン樹脂ないし塩化ビニール
   製の半円の棒の内側を９０度に削り、接着剤によって、
   コーナー部分に取り付けることによって、コーナー部分
   を保護し、美観を保持する建築資材