JP3061404U - 遮音性乾式二重床構造 - Google Patents
遮音性乾式二重床構造Info
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- JP3061404U JP3061404U JP1999000610U JP61099U JP3061404U JP 3061404 U JP3061404 U JP 3061404U JP 1999000610 U JP1999000610 U JP 1999000610U JP 61099 U JP61099 U JP 61099U JP 3061404 U JP3061404 U JP 3061404U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案は、遮音材として軽量かつ耐火性に優
れた石膏ボードを使用した遮音性乾式二重床構造を提供
することを目的とするものである。 【解決手段】 本考案は、基礎床1上に立設された支持
台2によって複数のフロアーパネル3を所定の高さレベ
ルに支持して二重床を形成する床構造において、該フロ
アーパネル3上に石膏ボード8を介して床仕上材9を敷
設した構造とする。
れた石膏ボードを使用した遮音性乾式二重床構造を提供
することを目的とするものである。 【解決手段】 本考案は、基礎床1上に立設された支持
台2によって複数のフロアーパネル3を所定の高さレベ
ルに支持して二重床を形成する床構造において、該フロ
アーパネル3上に石膏ボード8を介して床仕上材9を敷
設した構造とする。
Description
【0001】
本考案は集合住宅等の各種建物において既存の基礎床面との間に空間を形成し て二重床を構築する遮音性乾式二重床構造に関するものである。
【0002】
従来より乾式二重床構造は図3に示すように、基礎床a上に一定間隔毎に立設 された支持台b上にフロアーパネルcを敷き詰めて施工されている。
【0003】 この場合施工後に床上で発生する衝撃音が基礎床aとフロアーパネルc間での 共鳴(太鼓現象)を防ぐために、フロアーパネルcと仕上材dとの間に遮音材と してのゴムアスファルトシート材eを介装した構造とされているのが殆どである 。
【0004】
しかしながら上記遮音材としてのゴムアスファルトシート材やアスファルトシ ート材の場合では、火災時に延焼して猛毒ガスが発生するなどの問題がある。 そこで本考案では上記問題点を解消するために、遮音材として軽量かつ耐火性 に優れた石膏ボードを使用した遮音性乾式二重床構造を提供することを目的とす るものである。
【0005】
本考案の上記目的は次の如き床構造によって達成できる。即ちその要旨は基礎 床上に立設された支持台によって複数のフロアーパネルを所定の高さレベルに支 持して二重床を形成する床構造において、該フロアーパネル上に石膏ボードを介 して床仕上材を敷設したことを特徴とする遮音性乾式二重床構造である。
【0006】
【考案の実施の形態】 以下本考案に係る実施の形態を、その実施例を示す図面を参酌しながら詳述す る。 図1および図2に示すように、基礎床1上に一定間隔ごとに支持台2が立設さ れ、同支持台2間にフロアーパネル3を渡設するものである。
【0007】 そこで上記支持台2は防振ゴムからなる基台4と同基台4上に立設される金属 ボルト5と、同金属ボルト5上部に螺合されるフロアーパネル支持板6とから構 成されるものである。従って上記フロアーパネル支持板6を左右に回動させて高 さ調整を行い、フロアーパネル支持板6上でフロアーパネル3、3端を突き合わ せた状態でフロアーパネル3を敷き詰めるものである。
【0008】 そしてフロアーパネル3と支持台2のフロアーパネル支持板6とを釘7によっ て固着し、更に上記フロアーパネル3上に石膏ボード8を敷き詰め、その上に床 仕上材9を敷設して釘7によってフロアーパネル3上に石膏ボード8を介装した 状態で固着するものである。
【0009】 以上の構成よりなる本考案では、石膏ボード8によって床衝撃音の伝播を効果 的に抑えることができる。 又上記石膏ボード8は耐火性であるために、火災などの不測の事態が発生した 場合にも有毒ガスが発生することがなく、人身事故を防ぐことができる。
【0010】
以上述べて来た如く本考案によれば、遮音材として石膏ボードを使用すること により従来のゴムアスファルトシート材やアスファルトシート材と同等の遮音効 果を奏し、かつ耐火性に優れた、低コストで施工が可能な遮音性床構造を提供す ることが可能となる。
【図1】本考案の概要を示す説明図である。
【図2】本考案の要部拡大断面説明図である。
【図3】従来の説明図である。
1 基礎床 2 支持台 3 フロアーパネル 4 基台 5 金属ボルト 6 フロアーパネル支持板 7 釘 8 石膏ボード 9 床仕上材
Claims (1)
- 【請求項1】 基礎床上に立設された支持台によって複
数のフロアーパネルを所定の高さレベルに支持して二重
床を形成する床構造において、該フロアーパネル上に石
膏ボードを介して床仕上材を敷設したことを特徴とする
遮音性乾式二重床構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999000610U JP3061404U (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 遮音性乾式二重床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999000610U JP3061404U (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 遮音性乾式二重床構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3061404U true JP3061404U (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=43195180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999000610U Expired - Lifetime JP3061404U (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 遮音性乾式二重床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061404U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008274680A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | Sanyo Industries Ltd | 床構造 |
JP2011102532A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-05-26 | Yoshino Gypsum Co Ltd | 二重床構造体 |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP1999000610U patent/JP3061404U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008274680A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | Sanyo Industries Ltd | 床構造 |
JP2011102532A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-05-26 | Yoshino Gypsum Co Ltd | 二重床構造体 |
JP2016118096A (ja) * | 2009-10-13 | 2016-06-30 | 吉野石膏株式会社 | 二重床構造体 |
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